2011年6月30日木曜日

ユベントスに本田圭佑のポジションは存在しない

Honda quiet over Juve(Sky Sport)

According to reports in the Far East, the Serie A giants have contacted CSKA Moscow to enquire about the availability of the 25 year-old.

A ?10 million transfer fee is being mooted to bring Honda to Italy but the talented midfielder admitted he knows little about the rumour.

"Nothing has been confirmed at this stage. As for the news about Juventus, I'd like you to fill me in about it," he was quoted as saying on sanspo.com.

With Liverpool and Arsenal also on his trail, Honda is flattered to be linked with another one of Europe's top clubs, but he is happy to remain at CSKA for the time being.

"I know the Russian League is not the best, but it is certainly not bad either. I still want to compete at a higher level one day, but the urge can wait."

Meanwhile, Honda's agent Kees Ploegsma has downplayed the link.

"I'm not surprised (Juventus) are interested in him since he has been playing well but I have not received any calls relating to this," he told Tuttomercatoweb.


“ユベントス本田”地元イタリア各紙も一斉報道(スポーツニッポン)

CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(25)が今夏の移籍市場でセリエAのユベントスに移籍することが有力となったことを受け、地元イタリア各紙は29日付で大々的に報じた。

日本が16強入りしたW杯南アフリカ大会での活躍を含め、本田の実力を高く評価。さらに来季から就任するアントニオ・コンテ新監督(41)の描くチーム構想に合致する人材と伝えた。

名門ユベントスが本田獲得へ――。地元イタリアでの反応は、世界的なスター選手並みに大きかった。29日付のトゥットスポルトは、移籍問題に揺れるサントスのブラジル代表FWネイマールとともに「ビアンコネーリ(ユベントスの愛称)が本田に興味」と1面で報じた。

また、コリエレ・デロ・スポルト紙はユベントスで強化部門の責任者を務めるマロッタGMが、日本と強いつながりを持っていることを強調。同GMはベネチア時代にMF名波浩、サンプドリア時代にFW柳沢敦(現仙台)をセリエAに移籍させた実績があり、チェゼーナ時代のDF長友佑都(現インテル・ミラノ)の獲得にも動いていた。日本人選手の特長やプレースタイルを熟知していることが、本田の高い評価につながっているとみられる。

ロシアリーグの中断期間を利用して28日に帰国した本田は28、29日と宮城県など被災地をプライベートで訪問した。「率直にビッグクラブが僕の噂をしてくれるのは悪いことじゃない」と報道を歓迎していた本田。地元イタリアで“ユベントス本田”の注目度はさらに高まりそうだ。


本田圭佑ユベントス移籍には海外と日本では温度差がある。海外ではCSKAモスクワの本田圭佑がコンテの4-2-4システムにフィット出来ないと言われているのに対し、日本ではその話はまったく出ていない。中盤センターの枠はふたり。ピルロとパツィエンツァで埋まる。マルキジオと移籍の噂が出ているラス・ディアラなどレジスタとインコントリスタ、インクルソーレとインコントリスタの組み合わせとなる。本田圭佑はフリーマンタイプで守備には積極的ではない。同じ1000万ユーロを払うならリバプールのアクイラーニを買ったほうが戦力はあがるのだ。

なにより、本田圭佑にはユーティリティ性は低い。サイドでプレーすることは難しく、中盤に吸収される1トップも含めて中盤センターでプレーしたがる。さらに、窮屈になればサイドに逃げる悪癖もある。

ユーベはコンビネーションでゴールを奪うシステムを取っている。密集でもボールを繋げるテクニックが必要だ。長友はサイドアタックを主戦場とする選手で瞬く間にフィットしたが、本田圭佑がユベントスにフィットするには時間がかかるだろう。ジエゴの二の舞となる可能性は高い。

スカパー!は日本人選手が在籍すると無条件で放送するので、その点は有利だが、しかし、だからといってユーベが弱体化しては意味がない。

マロッタにはしっかりと考えて欲しい。

なにより誤解して欲しくないのだが、ユーベは本田圭佑よりもアグエロ、ヴチニッチ、マルコ・マリンの獲得を目指している。本田圭佑の獲得があるとしてもEU圏外枠が2人に広がってからの話になるだろう。

2 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

今週になって、本田のユベントス移籍が噂になっていますが、元々はスポニチが報道し、それをイタリアのマスコミが報道。
そして、スポニチが「イタリアでも報道されている」と報道。
ということで、結局はスポニチ発の情報なんですよね。
CSKAモスクワのGMは「誰かが作り上げた勝手な憶測だ」と激怒しているとか・・・。

最近はCSKAでも出番を増やし、活躍もしていますし、今季はCLにも出られるので、移籍するかどうかは慎重に考えて欲しいですね。

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

本田の移籍が話題になっているのは日本だけなんですね。
外国のプレスの記事は日本の新聞社から引用ですね。
スポニチとかサンスポとか。

スポニチはユベントスの幹部に取材したみたいですが、誰かによりますよね。
日本のメディアならリップサービスもありますし。

CSKAモスクワも本田の代理人も否定していますし、実際はオファーはないのでしょうね。
CLに出られることを考えれば、残留もありですね。