2011年5月29日日曜日

UEFA Champions League Final 28th May 2011

UEFA Champions League Final

Barcelona 3-1 Manchester United @ Wembley Stadium - London
Barcelona:Pedro Rodríguez 27,Messi 54,Villa 69
Manchester United:Rooney 34

Barça crowned as Messi and Villa see off United(uefa.com)

バルセロナはブラウグラナのファーストジャージ。システムは4-1-2-3。



ベンチメンバーはGKオラサバル、プジョル、ボーヤン、ケイタ、アフェライ、アドリアーノ、チアゴ。

マンチェスター・ユナイテッドは白、黒、白のセカンドジャージ。システムは4-4-1-1。



ベンチメンバーはGKクシチャク、オーウェン、アンデルソン、スモーリング、ナニ、スコールズ、フレッチャー。

ボールポゼッションはバルセロナ63%、マンチェスター・ユナイテッド37%、ショッツオンゴールはバルセロナ12、マンチェスター・ユナイテッド1、ショッツワイドはバルセロナ4、マンチェスター・ユナイテッド2。

最初の10分はほぼ互角。マンチェスター・ユナイテッドは積極的にプレスをかけてショートカウンターを狙いにいく。しかし、徐々に硬さがとれ、パスが回り始めたバルセロナはユナイテッド陣内でパスのポゼッションを始め、崩しの局面から積極的に狙っていく。そして、27分、シャビからのパスを受けたペドロがGKファン・デル・サールの読みを外してゴール。待望の先制点を奪う。ユナイテッドもその7分後、34分にスローインからルーニー、ギグス、ルーニーと繋いで豪快に叩き込み同点に追いつく。前半はバルセロナペースながらも1-1の同点で折り返す。後半に入り、バルセロナはポゼッションで完全にユナイテッドを圧倒。ポゼッションの高さに加え、守備の予測の高さでユナイテッドのパスを繋がせず、ロングボールも通らさせない完璧なサッカーでユナイテッドにサッカーをさせない。CKですらまともに蹴らずショートから崩しを使うバルセロナ。ユナイテッドはボールを奪うことができず、カウンターに繋げることもできない。54分にはユナイテッドボール奪ってのポゼッションからシャビ、メッシと繋いでのミドルが決まり勝ち越し。69分には右サイドからメッシが切り込み、こぼれをブスケッツが戻してビジャがミドル。ファン・デル・サールにはノーチャンスでこれでゲームは決まった。ポゼッションの差があっても勝つ方法はあるが、バルセロナのようにパスカットの予測が著しく高いとパスを3本つなぐのも難しい。一発勝負でショッツオンゴールがルーニーのゴール1本だけ。ビクトル・バルデスのセーブは0という現実ではバルセロナと他のクラブの差は大きいと言わざるをえない。バルセロナを倒すにはバルセロナ以上に完成度の高いポゼッションとプレッシングとパスカット能力を備えたチームを作るか、モウリーニョがやったように徹底的にバルセロナのサッカーを壊すしかないのではないか。どちらも恐ろしく難しく、バルセロナはその上をいく。スターティングメンバー11人のうち、ビジャ、ダニエウ・アウベス、アビダル、マスチェラーノ以外は全員カンテラ育ちのバルセロナは完成度が非常に高く、共通理解が出来ている。以前のバルセロナはポカがあったものだが、それがなくなり、完璧なチームに近づいた。もちろん、他のクラブが独走を赦すわけもなく。来季が非常に楽しみなシーズンとなった。

2 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

メッシのゴールには驚きました。
思わず大きな声が出るぐらいに。
訳あって録画して観たのですが、リアルタイムで観ていたら、「こんな時間に何大声出してんだ」と家族に怒られていたでしょう(苦笑)

バルセロナが勝つにしても拮抗した戦いになると思ってましたが、予想以上にユナイテッドを圧倒しましたね。

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

リアルタイムで見てました。
英語実況でもなんてゴールだって言っていましたね。
たしかに早朝に大声出していたら、家族に叱られるでしょうねー。

バルセロナとユナイテッドの差がありましたね。
今シーズン、勝つチャンスがあったのはアーセナルだけではって思ってしまいます。