2011年4月6日水曜日

日本代表は苦渋の選択でコパ・アメリカを辞退!!

ザックJAPAN、南米選手権を辞退(デイリースポーツ)

日本サッカー協会の小倉純二会長(72)は4日、パラグアイ・アスンシオンの南米連盟でニコラス・レオス会長と会談。日本代表が招待された南米選手権(7月・アルゼンチン)について「日本の状況を話し、7月に日本代表を送るのは難しいと説明した」と辞退を申し出て了承された。国際連盟、南米連盟も発表した。

震災に出場を阻まれた。Jリーグは中止分の試合を7月に組み込んだため、主力の招集が難しくなった。また、招待出場のため拘束力はなく、欧州組の招集も確定的ではなかった。U‐22など若手起用も含め複数のチーム編成案を模索したが、最終的に断念した。

9月のW杯アジア3次予選に向けて、敵地で南米勢とのガチンコ勝負という格好の強化機会を失った。代替案としてイタリア代表、スペイン代表との対戦を視野に入れた短期間の欧州遠征案が上がっている。


二度目のコパ・アメリカ出場は夢と消えた。未曾有の災害をもたらした東北地方太平洋沖地震の影響もあり、Jリーグは夏場の7月に試合を組み込み、代表チームを派遣することが難しくなった。代表強化の絶好の機会だったがJリーグが優先なのは間違いない。そして、今は復活のための雌伏のとき。強くなった日本を見せるために、応援してくれる世界のサッカーに恩返しするために頑張ってほしい。

日本の出場辞退再考促す、南米選手権(日刊スポーツ)

アルゼンチン・サッカー協会は5日、東日本大震災の影響で南米選手権(7月・アルゼンチン)の出場辞退を申し入れた日本に対し、再考するよう促したことを明らかにした。再考期間は10日間としている。

5日、日本協会の小倉純二会長が大会開催国の理解を得るため、アルゼンチン協会のグロンドーナ会長と会談した。

小倉会長は4日、7月のJリーグ開催で代表チーム編成が困難になったことなどから、大会を主催する南米サッカー連盟のレオス会長に辞退を伝え、了承されている。

日本が辞退した場合にはコスタリカが代替出場することが有力視されているほか、昨年のW杯南アフリカ大会覇者のスペインも招待を受けたことを明らかにしている。


コパ・アメリカは日本代表の替わりにエジプト代表が招待されることになっているが、現在もオフィシャルは日本代表が出場することになっている。アルゼンチンサッカー協会は日本と縁が深いこともあり、日本の出場を望んでいるようだ。できれば出場したいが、苦渋の選択で辞退を決めた。Jリーグの日程も遅れ、そして、国力も失った。応援してくれるのは嬉しいが、まずは立て直しから。しっかりがんばりたい。

2 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

苦渋の決断で辞退・・・のはずでしたが、どうやら出場を再検討するみたいですね。
グロンドーナAFA会長が再考してくれと言ったからなのでしょうが、アンタ数日前にスペインに出場要請したんじゃないのかと(苦笑)

しかし、再検討するとは言っても、10日程度でJのクラブを説得できるのでしょうか。
海外のクラブも今回はそう簡単に選手を送り出すとも思えませんし。

「日本サッカーの基盤はJリーグ」。
小倉会長のこの言葉に嘘はないと信じております。

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

出場に向けて目処が立ってきたみたいですね。
FIFAの会長が出場に特例をと言い出したら、考えないわけにはいかないでしょうけど。
マスターズで松山選手に拍手が起こったように、日本代表がコパ・アメリカに参加すれば歓迎されるでしょうね。
10日で環境が変わったことはびっくりです。
Jリーグが基盤ですが、海外から選手が確保できるなら、負担も軽くなりますし、出場がいいかもしれません。

スペインは選手の確保が難しいと断ったんでしたね。