2009年12月7日月曜日

日本は確実に勝ち点3が計算できる相手と見られているらしい

カメルーン国内で盛り上がる“打倒、ニッポン”熱 (1/2)
グループEのライバルの反応は?(1)
(スポーツナビ)

実際、抽選会直後に現地の国営放送CRTV(カメルーンラジオテレビ)で行われた討論会で、元代表のウジェーヌ・エケケは「日本と引き分け? そんなことになったら大惨事だ」とまで言った。

「カメルーンの初戦は日本戦だ。つまり、この試合にうまく対処し、勝つことが非常に重要なポイントとなる。この試合の後に、われわれのW杯の運命が定められるのだ」

また、2000年シドニー五輪優勝チームの監督だったジャン・ポール・アコノも「日本戦がカメルーンの行方を分ける試合となるだろうことは、誰もが知っている。勝利は必須だ」と強調した。ここで司会者が、「日本をやや過小評価しているのではないですか?」と突っ込むと、アコノ氏は「そんなことはない! この試合が第1戦だから、われわれは絶対に勝たねばならない、と言っているのだ。別に日本を見下しているわけじゃない!」とつばを飛ばして大反論。

続けて「どのW杯でも、上まで勝ち上がることを目指すチームは、初戦で勝って弾みをつけなければならない。だからカメルーンはすべての切り札をつぎ込んで、日本との初戦に勝たねばならないのだ。こうは言っても、日本がW杯の新参者だなどとは思っていない!」と、またまたつばを飛ばして力説したのだった。


カメルーンは初戦で日本と対戦する。ランキング的にもカメルーンは11位、日本は43位で彼らにしてみれば格下の相手との一戦となる。勝てると思いこんではならないが負けたら大惨事というのは当然の反応だろう。

日本としてはカメルーンのこの思惑をひっくり返さなければならないが、カメルーンはホームアドバンテージもあり、厳しいのは確か。世界を驚かす一歩だが、その逆になる可能性もある。

デンマーク国民が抱く日本代表像
グループEのライバルの反応は?(2)
(スポーツナビ)

それでは、デンマーク代表選手たちの日本に対する印象はどうか。MFクリスティアン・ポウルセンとマルティン・ヨルゲンセンは、「あまりよく知らない」と正直にコメント。一方のFWヨン・ダール・トマソンは「とても勤勉にプレーをするチームとして知られている」と警戒心をあらわにした。一方、GKトーマス・ソーレンセンは「全チームに突破の可能性がある」としながらも、「おそらく日本が一番弱い」とコメントしている。

このソーレンセンのコメントを代弁しているのが、『エクストラ・ブラデット』が行なっている読者アンケートだ。「グループ1位になるのはどの国か」という質問に対し、日本を選択したのは全体のわずか2%。最も投票を集めたのはオランダで全体の62%。以下、デンマークが30%、カメルーンが5%と続いている。

サッカー専門のウェブサイト『bold.dk』では、抽選後の読者コメントが紹介されているが、ここでも日本に対する評価は低い。「(5月27日の)親善試合でチリに4-0で勝利した。侮ってはならない」と警戒する声も見られるが、日本を「勝たなければならない相手」と格下扱いする声が圧倒的に多い。中には、「日本(笑)。寿司イーター(食べる人)。彼らは何もできない」のような書き込みもある。

なお、岡田武史監督がベスト4進出を目標として掲げていることはデンマークのメディアでも紹介されているが、『ユランス・ポステン』紙と発行部数を争っている日刊紙『ポリチーケン』は「(2002年の)自国開催以外のW杯では未勝利にもかかわらず、(日本は)楽観的だ」としている。


デンマークも日本に対しては勝てると考えている。いや、勝たなければならない相手と思っている。つまり、彼らにとっては勝ち点3が計算できる相手であり、負けることは許されないのだ。

実際に日本は出場32カ国中ランキングで言えば下から5番目。下には韓国ニュージーランド、北朝鮮、南アフリカしかいない。

最下層のテーブルにつき、ホームアドバンテージのない日本に負ければグループステージ突破は厳しくなる。アジアではトップクラスの日本も本戦では最下位グループなのだ。

オランダ人記者が予想「日本は最下位」 (1/2)
グループEのライバルの反応は?(3)
(スポーツナビ)

マリーケ・ファン・デル・フォールはかつて地元紙でユトレヒトを追い続け、藤田俊哉が所属したときにはジュビロ磐田サポーター兼藤田マニアの日本人とも交流していた記者だ。今はフリーペーパー紙のメトロにステップアップし、アヤックスを中心にAZ、ユトレヒトなどを担当する。彼女の予想は1位オランダ、2位デンマーク、3位カメルーン、4位日本というもの。
「オランダはチームとして4カ国で1番のクオリティー。個々を見ても経験とクリエーティビティーがうまく混ざっている。日本はフィジカルでカメルーンに劣るし、サッカーの質でオランダとデンマークに劣る。となると2位はデンマークかカメルーンだけと、わたしはチーム力を比較してデンマークを推す」

次に『アルヘメーン・ダッハブラット』紙のマールテン・ワイフェルス記者。彼はビレムIIのユース育成システムで育つも、プロを目前にしてジャーナリストを志望し、これまでアヤックス、フェイエノールト、AZ、オランダ代表などを担当している。いわば『アルヘメーン・ダッハブラット』紙のエース格の記者と言えよう。小野伸二の浦和レッズ復帰をスクープしたのは彼だ。マールテンは1位オランダ、2位カメルーン、3位デンマーク、4位日本と予想する。

「オランダが大本命。初戦をベース基地のあるヨハネスブルクで戦えるのも大きい。フィジカルの強いカメルーンはガーナ、コートジボワールと並びアフリカのベスト3の力を持つ。この2つが2強で決勝トーナメント進出を果たす。3戦目でデンマークが日本を下し、3位になるだろう。日本のサッカーは見ていて楽しいし、テクニックもある。だけどゴールを奪えないようじゃね」

NOSの人気スポーツラジオ番組『ラングス・デ・ライン』のリポーターを務めるロナルド・ファン・デル・ヘールは間違いなくワーカーホーリックかつフットボールジャンキーだ。いつでもどこかのスタジアムでマイクを片手に話している。しかし看護士のガールフレンドも勤務時間が不規則でとても忙しいので、ロナルドの仕事に対する理解も深いという。それはさておき予想はこうなる。1位デンマーク、2位オランダ、3位カメルーン、4位日本。

「日本人の君にはごめんね。でもこれが現実だ。抽選が終わってオランダには『簡単なグループだ』と楽観論が広がっている。確かに、この4カ国の中で1番強いのはオランダだろう。しかしサッカーはロジカル通りに事が運ぶスポーツじゃないんだ。オランダ人はときに高慢すぎるところがある。それでちょっとうぬぼれて、サッカーで大事な激しく戦うということを忘れがちだ。オランダはそこをデンマークに突かれてしまうだろう。それでもオランダがグループリーグ突破するのは間違いないけれどね」

このところ頻繁に記者席で隣に座る記者がいる。それがフリーペーパー紙の記者、サンダー・スホーマーカーだが、実は彼とはユトレヒト対アヤックス戦で初めてあいさつした。さあ、サンダー、早速だけどちょっとグループリーグを予想してみてよ! 1位オランダ、2位日本、3位カメルーン、4位デンマーク。ここまで顔見知りの記者3人が日本の最下位と決めつけた後、初対面に近いサンダーが日本を2位に持ってきた!
「日本は2010年W杯のサプライズになるだろう。オランダ戦の日本はなかなか良かった。特に前半はね。後半、失点を重ねて結果的には0-3と大差がついたが、それは試合内容を反映していない。わたしは日本が勝つ可能性もあった試合だったと思っているんだ」


オランダでは日本が最下位になるという予想が圧倒的だ。最後のひとりはおそらくリップサービスだろう。

日本というごちそうをおいしく食べたあとで残る難敵からいかに勝ち点をとるか。それが指揮官が考えることだろう。それくらい日本にとっては難しいグループに入ったのだ。

岡ちゃん屈辱「日本の監督だれ?」「オレだよ」(スポーツニッポン)

「オランダの監督さんとずっと話していたんだけど、僕が日本代表の監督と分かってなかったみたい。ところで日本の監督は誰なの?って。“オレだよっ”って言ったんだけど忘れていたね。“あーっ、そうか”って言われた。9月の試合前に握手もしているのにね。その程度にしか思われてないんだよ」

同じ予選E組のオランダ・ファンマルバイク監督から、その存在を忘れられていたのだ。世界的には無名の岡田監督とはいえ、オランダとは9月に対戦したばかり。敵将は誰と思って話していたんでしょうね?と問われると「知らん!失礼な話?いや、そんなことはございませんよ」とふてくされぎみに話した。

この“屈辱”は本大会で晴らすしかない。岡田監督は、予選E組すべての国から勝ち点を奪うことを宣言した。「3引き分けで予選突破は無理。どこかは勝たないといけない。すべてに勝ちにいきます。特に初戦のカメルーン戦が大事。オランダ相手だって、引き分けなんて考えない」。最低でも勝ち点5を上げ、予選突破の2位以内に食い込む算段を立てた。


これがファンマルバイクの心理作戦だったとしたら、岡田は見事に引っかかったことになる。こんなときは「岡田っていう天才的な戦略家らしいよ」とでも笑って応えておけばいいのだ。そんなことができないところに余裕のなさが現れている。

もう戦いは始まっているのだから、こんなことで脱落してくれるならありがたいものだ。

本当に忘れられていたという可能性もあるが、心理作戦ということもある。

それに反応していたのでは平常心で戦うことは難しいだろう。

4 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

カメルーン、オランダ、デンマーク共に、日本からは確実に勝ち点3を計算していますよね。
逆に言えば、日本に勝てなければこのグループを勝ち抜くのは厳しいわけです。
確かにドイツW杯で日本と引き分けたクロアチアは決勝トーナメントに進出できませんでしたから。

特に初戦で戦うカメルーンは、相当気合いを入れてくるでしょうね。
アコノ氏の言うとおり、上位に進出しようと思ったら、初戦で躓くわけにはいきませんから。
この気合いが空回りしてくれたら、日本にとっては嬉しいのですけどね。

ファンマルバイクのコメントは、ジョークか心理作戦でしょうね。
そこをジョークで返せるようになれば、少しは見直すのですが・・・。

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

日本は完全に格下と見られていますね。
勝ち点3をとらなければまずいと。

カメルーンは集中力が続かないからじらすとチャンスがあると奥大介氏はコラムに書いていましたが、ヨーロッパでプレーする選手が多くなってそんな頼りない情報に頼っていていいのかと思いますけど。

岡田は素直に反応しすぎですよね。
ここは前任者のオシムのような切り返しがほしかったところです。

真弓 さんのコメント...

いやいやー!!

この組み合わせについては、1晩中語りたいですね~

ちなみに、挑発された岡田ですが、・・・

痛いですね(苦笑)

チャンスは無くはないでしょうけど、欧州レベルのDF陣からゴールを奪う方法、奪える選手がいない中、相当な運が勝ちぬけには必要になるでしょうね。

苦戦必至は免れないでしょうね。

ルグエン監督というのは俊輔にとってはやり易い相手のような気もしてますけど^^;

byサッカー狂

kiri220 さんのコメント...

>真弓さん

一瞬誰かと思いましたよ。
スパムがついたのかと。。。

この組み合わせは本番までに一度は話したいですね。
東京に行く機会があれば、がっつり話しましょう。

岡田はジョークで切り返せればいいのですが、あれではファンマルバイクに上手くいったと思われているかもしれません。

本戦でも「何でこんなところにいるの? スタッフなの?」と挑発されそうです。

ノーチャンスではないですが、確実に勝ち点3を計算できるわけでもなく。

どうするのか見守るしかないですね。

個人的にはそれどころではなく、ユーベの敗退にショックで寝込みそうなのですけど。