2008年6月27日金曜日

アッズーリ、新監督にリッピを招聘!!



窮地に追いつめられると過去の栄光にすがりたくなるというのは古今東西どこの国でも同じらしい。イタリアはドナドーニを解任し、W杯ドイツ大会優勝監督のリッピを呼び戻した。

ドナドーニもEURO2008予選でフランスに惨敗という最悪の状態からきっちり1位通過まで建て直したが、最後となったスペイン戦でカテナチオとしか言えないサッカーを展開し、ペナルティシュートアウトで破れ、EURO2008からの早すぎる撤退でファンの期待を裏切った。

攻め合いならもっと守ればと、守り一辺倒なら攻撃しろとうるさいファンが多くを占めるなか、結果が求められるのは厳しいことだが、前任者が結果を残しているだけに言い訳はできない。

辞任はしないということだったのだが、イタリアはトラパットーニで失敗した教訓を生かして、すばやく監督の交代を決めた。

Ufficiale: l'Italia è di Lippi
"Sono felice e motivato"
La Gazzetta dello Sportより)

W杯南アフリカ大会に向けてチャンピオンの称号を取り戻すべく、リッピの招聘を決めたとLa Gazzetta dello Sportは書いている。

"Sono molto, molto, molto felice.
E sono molto motivato.
Alla prossima settimana".


本当にうれしく、モチベーションが高まっている。という言葉はいったい何に向けられたものなのか。

まだ確定というわけではななさそうだが、リッピがW杯ドイツ大会で見せつつあった攻撃サッカーへの変換という部分を見届けたいという気はする。

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