2011年10月20日木曜日

UEFA Champions League 2011/12 Group Stage Matchday 3 19th October 2011

UEFA Champions League 2011/12 Group Stage Matchday 3

Group E

Leverkusen 2-1 Valencia @ BayArena, Leverkusen (GER)
Leverkusen:Schürrle 52,Sam 56
Valencia:Jonas 24

Leverkusen fight back to defeat Valencia(uefa.com)

ポゼッションを支配しても勝てない。バレンシアは今季悪いスパイラルに入っている。バネガの突破から左サイドのソルダードに振ってのクロスをジョナスが決めたまではよかった。しかし後半、左サイドのカドレツの突破からのクロスをシュールレが決めて同点にすると、バラックのフィードをサムが持ち込んでそのままゴールで逆転。バレンシアは試合を決めきれず痛い敗戦を喫した。

Chelsea 5-0 Genk @ Stamford Bridge, London (ENG)
Chelsea:Raul Meireles 8,Torres 11,27,Ivanović 42,Kalou 72

Torres double helps Chelsea cruise past Genk(uefa.com)

大人と子どもの試合という印象。チェルシーのパスサッカーをゲンクはまったく止められず、決定機を簡単に作らせてゴールを奪われていくという連鎖で、ゲンクは大敗。チェルシーはようやくトーレスを中心とする攻撃が固まってきたようで、トーレスはダブル。ヴィラス・ボラスのサッカーが浸透しつつあるということか。

Group F

Marseille 0-1 Arsenal @ Stade Vélodrome, Marseille (FRA)rsenal Stadium, London (ENG)
Arsenal:Ramsey 90+2

Late Ramsey goal takes Arsenal top(uefa.com)

アーセナルがアディショナルタイムのラムジーのゴールでマルセイユを突き放し、2連勝のマルセイユに土を付けてかわして首位に立った。国内では低調なアーセナルもヨーロッパでは無敗。決して褒められた内容ではなかったがポゼッションで優位に立ち、決定機を作ってマルセイユから勝ち点を奪った。マルセイユはホームで主導権を渡してはどうしようもなく2位に転落した。

Olympiacos 3-1 Dortmund @ Georgios Karaiskakis Stadium, Piraeus (GRE)
Olympiacos:Holebas 8,Djebbour 40,Modesto 78
Dortmund:Lewandowski 26

Defeat of Dortmund has Olympiacos on the rise(uefa.com)

ドルトムントが苦しんでいる。オリンピアコス相手にポゼッションで有利に立ちながら、決定機をことごとく決められ敗戦。レヴァンドフスキのゴールでいったんは追いついたもののその後突き放され、昨シーズンの躍動感を見せることもなく、力尽きた。ドルトムントは最下位に沈み、クロップは見せ場を作れないまま。オリンピアコスは勝利で2位圏内が見えてきた。

Group G

Shakhtar Donetsk 2-2 Zenit @ Stadium: Donbass Arena, Donetsk (UKR)
Shakhtar Donetsk:Willian 15,Luiz Adriano 45+1
Zenit:Shirokov 33,Fayzulin 60

Shakhtar and Zenit produce four-goal draw(uefa.com)

シャフタール・ドネツクが先行すればゼニトが追いつく展開で、互角の撃ち合い。4つのゴールが生まれたゲームは2-2のドローで勝ち点1を分け合った。昨シーズン、バルセロナを苦しめたシャフタールが最下位だが首位アポエルとの差はわずか勝ち点3。どこが勝ち上がってもおかしくないグループは混戦模様になってきた。

Porto 1-1 APOEL @ Stadium: Estádio do Dragão, Porto (POR)
Porto:Hulk 13
APOEL:Aílton 19

Porto draw keeps APOEL on top(uefa.com)

圧倒的にポルトにゲームを支配されながら、アポエルが勝負強さを見せて勝ち点1をもぎ取り首位をキープ。ポルトはフッキのゴールで先制したものの、その6分後にアイウトンがゴールを奪って同点。ポルトは猛攻実らず、首位奪還はならず。3位で前半戦を折り返した。

Group H

Milan 2-0 BATE @ Stadio Giuseppe Meazza, Milan (ITA)
Milan:Ibrahimović 33,Boateng 70

Assured Milan breeze past BATE(uefa.com)

ミラン相手にBATEも果敢に攻めたがGKアッビアーティのビッグセーブもあり、ゴールを奪えず。逆にミランがイブラヒモビッチとボアテングのゴールでBATEを突き放して勝利。3位以下に大きな差をつける前半戦となった。BATEは決定力の問題で先制していればわからなかったが、安定を取り戻しつつあるミラン相手に善戦するに留まった。

Barcelona 2-0 Plzeň @ Camp Nou, Barcelona (ESP)
Barcelona:Iniesta 10,Villa 82

Barcelona flex muscles without overwhelming Plzeň(uefa.com)

バルセロナの前にプルゼニは何もできず。ワイドアタック、前線へのロングフィードと工夫は見られたがことごとく跳ね返され、バルセロナのアタックに2ゴールを許してしまった。バルセロナは格下相手でもサッカースタイルを変えることなく攻撃を緩めず圧倒。勝ち点7でトップに立っている。

2 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

リーグ戦では苦しんでいるアーセナルですが、CLの方ではまずまずですね。
特に、グループステージの難関と思われたアウェーでのマルセイユ戦に勝ったのは大きいです。
ラムジーも怪我に悩まされてきましたが、今回のゴールで自信を深め、移籍したセスクの穴を埋めて欲しいです。

逆に、ドルトムントはCLでかなり苦しんでいます。
もう後がないと言っても過言ではないですね。
昨日のケルン戦で香川が久々にゴールを決めましたが、やはり彼の活躍なしに、昨季のドイツ王者の巻き返しは考えにくいです。

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

アーセナルは来季の出場は優勝しない限り無理ではという順位ですからね。
とはいえヨーロッパでは強いです。
ラムジーもムラがなくなれば大丈夫なのかもしれないですが。

ドルトムントは国内でようやく調子を揚げてきましたが、ヨーロッパでは苦しんでいますね。
クロップもこんなはずではと言っていますし。
香川はずいぶん叩かれたみたいですね。