Livorno 13/5 deaw 11/5 Juventus EVS(William Hill)
Juventus (Serie A Matchday 23 Preview)
Amauri | Del Piero | ||
Diego | |||
De Ceglie | Caceres | ||
Candreva | Felipe Melo | ||
Chiellini | Cannavaro | ||
Legrottaglie | |||
Buffon |
La Gazzetta dello Sportが予想しているユベントスのリボルノ戦のフォーメーション。
よりにもよって3-4-1-2だ。90年代に流行ったシステムで超守備的。サイドアタックが効きにくく、下手をすれば5バックになる。攻撃はヂエゴ、アマウリ、デル・ピエロの3人によるカウンター頼みになり、得点力はさらに落ちていくだろう。ユベントスが90年代の栄光から2000年代になって凋落した原因でもある。プレスがかけづらくモダンサッカーとは対局の位置にある。このシステムで戦うこと自体が信じがたい。
ラツィオ戦で使った4-3-1-2でもサイドの数的不利をインサイドハーフが何とかカバー、両サイドのフルバックの攻撃参加もあって、攻撃ではいい形を作っていた。アマウリに当てて落としたところを狙うというやり方はラツィオに読まれて対応されていたものの、デル・ピエロにボールを集めてシュートを撃っていく姿勢はフェラーラの修正がようやく上手くいったように見えた。
しかし、新システムは駄目だ。4-4-2に戻したほうがはるかにまし。3センターが組めないわけではない。ポウルセン、マルキジオが怪我で離脱、シソコはサスペンションだが、フェリペ・メロ、カンドレーヴァ、デ・チェリエで組むことができる。あるいは、グロッソをレフトバックに、グリゲラがサスペンションの右にはゼビナをライトバックにして、1列上にジョビンコ、カセレスと攻撃的なサイドアタッカーを置いてもいい。カンドレーヴァは両サイドのアタッカーができる。
3バックが駄目なわけではない。中盤をダイアモンド型に組むウイングを置くタイプの3-4-3ならモダンサッカーの許容範囲だが、3-4-1-2だけは駄目だ。あまりにも守備的すぎて攻撃の形がつくれない。
今すぐにでもザッケローニを解任して、ジェンティーレに頼むべきだ。取り返しがつかないところまで墜ちてしまってはまったく意味がないのだから。
2 件のコメント:
ラツィオ戦では、就任間もないということで4-3-1-2でしたが、果たして次の試合では予想されているシステムで臨むのでしょうか。
3バック自体はセリエAのクラブで採用しているところもあるようですが、3-4-1-2というのは一昔前のシステムという印象ですよね。
J1でも3バックと言えば広島が有名ですが、あそこは3-6-1ですし・・・。
>どらぐらさん
このシステムで臨んだなら、ネガティブキャンペーンを張るしかないですね。
Jリーグではトルシエの影響で3-4-1-2全盛となり、ジーコがドイツで敗北するまで残っていましたけど、今はほとんど見られないですね。
広島は3-4-2-1だと思います。
これはクリスマスツリーと呼ばれる形で、世界でもあまり見かけないシステムです。
やはりザッケローニは一昔前の監督なのか。
という想いと、ユース年代ではいい監督がいるけれども、結果至上主義では起用されないのかという思いがありますね。
コメントを投稿