89th Emperor's Cup Semi-finals Shimizu 1-1(Penalty shootout 3-5) Nagoya @ Ecopa
Shimizu:Okazaki 16
Nagoya:Tamada 56(r)
Penalty shootout
Shimizu:Ichikawa ×,Kodama ○,Hara ○,Okazaki ○
Nagoya:Kennedy ○,Alessandro Santos ○,Tamada ○,Ogawa ○,Sugimoto ○
縦に速くの清水とパスをつないでワイドアタックの名古屋。クロスの質が悪くケネディになかなか合わない名古屋に対し、清水は本田拓也からの一発のパスで抜けだした岡崎がGK楢崎をワンタッチで抜いてゴールを決める。
名古屋は三都主、中村直志を中心に組み立て、4-1-2-3にシステムを以降させてケネディに合わせようとするが清水はことごとく跳ね返す。三都主、ブルザノビッチ、小川とつないでのビッグチャンスもあったが小川はボールをコントロールできなかった。
後半に入り、名古屋は簡単にケネディに合わせるようになり、三都主のクロスにケネディが児玉に倒されてPK。これを玉田がきっちり決めて同点に追いつく。
その後は清水の縦への突破とヨンセンを起点にした岡崎のアタックが効くようになり、名古屋はカウンターに構えながらもワイドに振っていく。ホームの清水がセットプレーでチャンスを多く作るが名古屋はGK楢崎を中心に体を張って守りきる。
延長に入ってもペースは清水。ヨンセンのヘッドは山口慶が跳ね返し、岡崎の決定的なシュートを二度に渡ってビッグセーブで止めた楢崎の守りもあって延長を守りきった名古屋はカウンターからチャンスを作りながらも決めきれずペナルティシュートアウトへ。
清水の市川がバーに当てて失敗したのに対し、名古屋はケネディ、三都主、玉田、小川がきっちり決めてリードをたもつ。清水の岡崎が決めて、名古屋は最後の杉本が決めればというところで杉本のシュートはクロスバー。しかし、跳ね返ったボールは同方向に飛んでいたGK山本海人の体に当たってゴールに吸いこまれてゴール。名古屋が3-5で清水を振りきり、10大会ぶりの決勝進出を決めた。山本海人が「まじかよ」と呟いていたがその気持ちはよくわかる。同点だったはずなのにみずからアシストしてしまったかたちだから。あれは一連のプレーだからね。
決勝は仙台を2-1で破ったG大阪。連覇を狙うG大阪と元日決戦となった。
今季限りの山口慶も国立霞ヶ丘競技場のピッチでファンにお別れということになる。
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2 件のコメント:
楢崎の好守がなかったら確実に負けていただろう試合でしたが、とにかく決勝に進出できて良かったです。
PKの場面は、クロスバーが両チームの運命を分けましたね。
市川がバーに当てて外したのに対し、杉本のシュートはバーに当たったものの、はね返りが山本に当たってゴールに吸い込まれました。
先ほどテレビで、ミドルシュートがバー直撃→GKの後頭部に当たってゴールという動画が紹介されてましたが、あんなこともあるんですね。
慶は途中出場でしたが、ヨンセンのシュートをクリアするなど、きっちり仕事を果たしていたと思います。
早く新しい所属先が決まってくれると良いのですけど・・・。
>どらぐらさん
楢崎は神のようなビッグセーブ連発でしたね。
彼がいなければ負けていたかもしれないくらい攻め込まれていましたし。
元日のお楽しみができてよかったです。
確かにPKは明暗を分けましたね。
杉本は本当にラッキーを持ってきてくれます。
山口はまだ若いし、名古屋で十分に働けると思っているのですが。
早く次の所属先が決まってほしいですね。
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