2010年3月6日土曜日

名古屋は初優勝に向けて準備万端!!

J League Division 1 Matchday 1 Gamba Osaka vs. Nagoya @ Osaka Expo '70 Stadium

Gamba Osaka 3/4 deaw 23/10 Nagoya 3/1(William Hill)

ピクシー、勝利を捧げトヨタに勇気を(中日スポーツ)

名古屋グランパスは5日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで6日のG大阪との開幕戦(19時・万博)へ最終調整した。就任3年目を迎えるドラガン・ストイコビッチ監督(45)は「豊田章男社長に白星を捧(ささ)げ、勇気を与えたい」とリコール問題に揺れるスポンサー、トヨタ自動車に開幕勝利を贈ることを約束した。

突然だった。誰に話を振られたわけでもない。練習後の囲み取材中、ストイコビッチ監督が切り出した。

「美しいサッカーを続け、見ている人々に勇気を与えたい。例えば今、豊田章男社長は難しい状況に置かれている。(TOYOTAのロゴが入った)赤いユニホームを着て戦い、強い名古屋を見せたい。あすの勝利を彼に捧げたい」

チームスポンサーであるトヨタ自動車の苦境に、ピクシーが立ち上がった。同社の豊田章男社長(53)は昨年の就任以来、度々グランパスのホーム戦に訪れ、昨年末の天皇杯も準決勝、決勝と観戦に駆けつけた。決勝後にはチーム納会にも出席したほどだ。実は今季も2人が会う予定があったが、リコール騒動でそれどころではなくなってしまった。指揮官は「私も豊田社長も、今はしっかりと戦い、働かなければいけない。最後まであきらめず、犠牲心を持って戦う」と力説する。

今オフはDF闘莉王、MF金崎ら即戦力を次々に獲得し、戦力充実度はリーグ屈指となった。この豪華補強も、スポンサーの存在があればこそ。熱いサポートに応えるためにも、勝利の報告を届ける。

これも因縁か。G大阪は1月1日の天皇杯決勝で対戦したばかり。1-4で敗れ、あと一歩でタイトルを阻まれた。「リベンジのチャンス。天皇杯ではわれわれが決めていれば結果を逆転できる内容だった。あすだけではないが、いい結果を出したい」。早くも訪れた再戦で宿敵をたたく。Vロードはそこから始まる。

「準備はできた。ここ1カ月間、われわれは厳しく取り組んできた。それが報われるように結果を出したい。強いグランパスをお見せする」

ピクシーにとっても、勝負の3年目。飛躍の08年、苦闘の09年を経て集大成の年へ。悲願のJリーグ初制覇に向け、高らかに進軍ラッパを鳴らした。 (塚田陽一郎)


TOYOTAのリコール問題は経営陣の判断ミスだが、チームスポンサーが今逆境にあることは確か。TOYOTAの経営陣は伝統的に「いい話よりも悪い話のほうを喜ぶ」というものがあったのだが、その精神が失われ、今回の問題につながった。

しかし、グランパスに関しては問題点をほぼなくし、あとは勝つだけという状況になっている。これだけのメンバーを揃えて結果がでなければ指揮官の技量が問われることになる。

ストイコヴィッチにしても、腕の振るい甲斐があるだろう。その結果、TOYOTAのイメージアップにつながるなら最大の恩返しになる。

開幕戦は天皇杯ファイナルの相手であるG大阪。あのときにAFC Champions Leagueへの出場権を断たれた雪辱をまずすること。初優勝に向けてきっちりと発進したい。

2 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

今のところ、前半を終えて1-1ですね。
試合は観られないので、ネットで情報をチェックしています(苦笑)

ピクシーが監督になって、明らかにトヨタもグラに対するサポートが良くなっているので(そうでなきゃGMに久米さんを呼んだりしない)、そういう恩みたいなものをピクシーも感じているのでしょうね。
昔と違って、うまくいけば世界の舞台にTOYOTAのロゴが入ったグラのユニホームが登場する可能性もありますし。

残り45分、勝ち越して白星発進といきたいところです。

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

ケネディのゴールで勝ち越しましたね。
最後はCB3枚で逃げ切りましたけど。
後半は勝ち越す気力でいっぱいでした。

ストイコヴィッチに対するサポートは素晴らしいですね。
TOYOTAのロゴが入ったグランパスのユニフォームを世界のどこかで見られるというのは嬉しいことですね。
旧ユーゴスラビアではヨーロッパのビッグクラブで活躍する選手に混じったピクシーの写真が名古屋のユニフォームでこれはどこのチームと言われていたくらいですから。