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2010年2月12日金曜日

香港戦の苦戦の原因はミスなのか、采配なのか

East Asian Football Championship Matchday 4 Japan 3-0 Hong Kong @ National Stadium
Japan:Tamada 41,82,Tulio Tanaka 65

Netherlands 1/6 Cameroon 10/11 Denmark 6/5 Japan 9/4(William Hill)

William Hillによるグループステージ突破のオッズ。日本は最下位と考えられている。日本にベットすれば2倍以上になって返ってくる。

香港戦後 岡田監督会見
東アジアサッカー選手権2010 決勝大会
(スポーツナビ)

今日の試合に関しては自分たちのサッカー、テンポよくパスを回すサッカーをやろう、自分たちのリズムを取り戻そうとしたんですけど、前半はミスも多く、ゴールを取りにいくという肝心なところで意識が薄かった。後半の途中から遠藤を前めに出してから少しリズムが出始めたかなと。結果的にあと2点くらいは取りたかったんですけど。選手たちは最後まで点を取るために頑張っていたと思います。この2試合、ベネズエラ戦を含めて3試合、いろんな選手を試せて、次の韓国戦ではその中でもベストだと思えるメンバーで臨みたいと思っています。

――後半は稲本が入ってからサッカーの質が向上したと思うが

稲本を入れた時点でワンボランチにして遠藤を前に上げました。その意味で(リズムが出てきたのは)、わたしの言っていることと同じタイミングだと思います。

――ハーフタイムでどのような指示をしたのか? 平山を入れたことでどのような戦術変更をしたのか

前半、相手がしっかりと組織を作っている外側に、ストッパー2人、ボランチ2人、両サイドバック、というふうに6枚が相手の組織の外にいて、そこから中に(ボールを)入れてもどうしても前の人数が足りないと。もっと勇気をもって中へ入っていかないといけない。もっと前で人を動かせないといけない。要するに、ゴールを取りたいと思ったら前に行くだろう。パスを回すためにやっているんではない、パスを回すのは手段であると。もっとゴールを取りたいという気持ちをもってプレーしてほしい。一番大きなことは、そういうことだと言いました。

平山に関しては、前の人数を増やしたい、攻撃的な人数を増やしたいところで、今、前線、中盤では一番平山が組み合わせで適任かなということで、平山を入れました。


岡田さんに危機感はないようだ。中盤にはパサーばかりを並べて、点をとるのはFWの仕事というのはあまりにも無責任だろう。大久保も中村憲剛もクラブではあれほどゴールに絡む動きをするのに日本代表だとまったくよさが見えてこない。遠藤中心のチームにしたために、誰もが遠藤に遠慮しているように見える。遠藤だってオシムのときにはゴールに向かって走っていたのだ。その遠藤はほとんど動かず、天皇杯で見せたゴールに絡む動きも見られなかった。岡田さんにそのことを指摘する人も誰もいない。

――ゴールを取りにいく気持ちを闘莉王が前面に出していたが、センターバックがそういうプレーをするというのは得策だと思うか?

前半のような展開のときに、メンバーを変えずに点を取りたいと考えたときに、わたしのシミュレーションにもあったんですが、今野をストッパーにして闘莉王を上げてワンボランチにする方が、得点する可能性は高かったかもしれません。しかし今回は、われわれのサッカーをやるということで、そういう手は打たなかったということがひとつ。闘莉王にそれだけ得点能力があるということは、誰もが認めるところだと思います。彼が攻撃参加することについて、わたしは「ブラジルのルシオのようなプレーをしてほしい」と。攻撃に参加するのは彼の特徴です。しかしそのリスク(を考え)、(ディフェンスラインに)帰るときには全力で帰ってきてほしい。そういうことを理解した上で、少し(前に)行き過ぎていたかもしれませんが、当然彼も、相手のレベルやバランスを考えていたと思っています。

――ゴール前の迫力ということを繰り返して言っていたが、今日の前半はゴールへの意識が薄かった。そのあたりでジレンマを感じているか?

チームを作っていくのはジレンマの連続です。よく言うのが、横への揺れと縦への揺れがあると。横への揺れというのは、パスをつなごうとするとゴールへの迫力がなくなる。ゴールへの迫力を出そうとすると、前へ早くなる。ただ、この揺れというのは必ず必要なことで、その揺れというのが徐々に小さくなるのがチーム作りで、一気に小さくすると両方失う可能性があります。それと縦への揺れということでは、選手もそうですけど、チームというのはずっと右肩上がりにはできません。必ず波があって、それで全体として上がっていく。上に上がっていかない場合は、もう一段上に上がるためのステップだと。そこは指導者の我慢のしどころで、ジレンマというものはチーム作りの中で当然起こることだと思っています。


岡田さんの言っていることは意味不明だ。ゴール前の迫力というのはFWの力強さなのか、人数なのかわからないし、横への揺れと縦への揺れという意味もわからない。抽象的なことを言って煙に巻こうというつもりはないのだろうが、岡田さんの中でどういうサッカーをしたいのかがこなれていないような気がする。

パスをつないでいてもゴールへの迫力があるチームはたくさんある。パスで崩してゴールを奪おうという意識が選手にあるからだ。日本代表がパスをつなぐときに迫力がなくなるのはゴールに向かう意識がないからだろう。パスが崩しのパスになっていないのだ。ただ、ポゼッションのためのパスならいくらでも相手は持たせてくれる。一発のパスで乱すことしか頭の中にないから、こういうわかりにくい表現しかできないのだろう。

試合後 香港代表キム監督会見
東アジアサッカー選手権2010 決勝大会
(スポーツナビ)

ベストを尽くしたが今回も得点できなかった。香港の市民におわびしたい。今回は若い選手に経験を積ませようと思った。組織的には良かったが、セットプレーにはまだまだ弱い。ただ、チームにとっては非常に良い経験になったと思う。

――韓国と日本、両チームと戦ってみて違いをどう考えるか?(韓国人記者)

韓国はボールを奪ったらすぐにシュートに結び付ける動きをする。日本はボールを取ったらビルドアップする傾向がある。ただし、そうした違いがあっても、両チームとも非常に質が高かった。特にセットプレーはどちらも強かった。

――昨年から日本と対戦して、0-6、0-4、そして今回は0-3だった。失点の違い以外にパフォーマンスが向上した部分はあるか?

失点は減ったが、まだまだ日本とは実力的な開きがある。個人的には、前回の香港での試合の方が良かったと思う。あの時はきちんとサッカーができたが、今回は守ってばかりで、ボールを奪ったと思ったらすぐに失うという場面が多かった。

――次の中国戦に向けて、さらなる改善は望めそうか?(香港記者)

守備的な面では、韓国戦よりも今日の試合の方が良かった。中国戦では何とかこちらもゴールを決めたい。

――天候はパフォーマンスに影響を与えたか?

われわれにとって今日のような天候は厳しい。雨が降って、風も強くて、気温も低かった。もう少し天候が良ければ、もっといいパフォーマンスになっていたと思う。


香港は若手を試すだけの余裕があったということだ。チーム作りを常に考えているのだろう。ここにも岡田さんとの差が見える。岡田さんは香港相手でもベストメンバーに近かった。

本戦まで4カ月を切っているからメンバーを固める時期だというエクスキューズは通用しない。岡田さんはずっとベストメンバーで戦ってきたのだ。バックアップメンバーは多くのポジションで不安がある。内田、長友、駒野、徳永と枚数が揃っている両サイドのフルバックはともかく、中澤、闘莉王に続くCBはほとんどテストしていないし、中盤のサイドアタッカーは試してもいない。攻撃のかたちは常に中央突破で、サイドアタックはライトバックとレフトバックに丸投げ状態なのだから。

こんないびつな状態では本戦のグループリーグ突破の確率も最下位扱いされても仕方がない。

「コンセプト度外視」という発見 (1/2)
東アジア選手権 日本代表 3-0 香港代表
(スポーツナビ)

何となく面倒くさいけれど、優勝できないと悔しい。東アジア選手権とは、端的にいえばそういう大会なのだと思う。ワールドカップ(W杯)イヤーの今年、わざわざ本大会に出場しない中国や香港と対戦することに、果たしてどれだけのメリットがあるのか。だったらカメルーンやデンマークにタイプが近い国を招いて親善試合を行う方が、よっぽど代表の強化につながるのではないか。大会前、そう思っていた人は少なくないと思う。私自身、当初はそう考えていた。少なくとも中国戦が終わるまでは。

周知の通り、日本は6日に行われた初戦で中国と0-0で引き分けた。2日のベネズエラ戦に続くスコアレスドロー。オフ明けでコンディションが整っていないとはいえ、4カ月後の本大会に向けて大いに不安を残す結果であった。試合後はささくれ立ったブーイングに包まれ、ネット上では「岡田武史監督の去就」をめぐる議論があちこちで見られるようになった。チームを率いて2年。これまでにも何度か世論の逆風を受けている岡田監督だが、今回ほど激しいものはなかったはずだ。一方でスタンドの空席は、もはや隠しようがないくらいに目立つようになり(2試合続けて3万人を割り込んだ)、この厳しい事態に関係者の誰もが危機感を募らせることとなった。

そんな中、東アジア選手権は思わぬ盛り上がりを見せる。何と中国が、韓国に3-0で勝ってしまったのだ。1978年の初対戦以来、これまで中国は韓国に対して25試合未勝利(FIFA=国際サッカー連盟の公式サイトによると0勝8分け17敗)で「恐韓病」という言葉があったくらいだ。その中国が、韓国に圧勝してしまったのである。確かに初戦の中国は、2年前と比べて新世代が台頭し、非常に高いモチベーションとディシプリンにあふれたチームであった。対する韓国は、決してベストメンバーではなかったとはいえ、どこかに相手に対する侮りがあったのかもしれない。はっきり言えることは、中国の予想外の躍進によって「面倒くさい」大会は、いつしか「優勝しなければならない」大会へと変ぼうしていった、という事実である。

いずれにせよ、これで中国が決して弱い相手ではなかったことは証明された。そして韓国は、日本との最終戦に是が非でも勝利しなければならなくなった。そうして考えると、ランキングに関係なく、常に全力で競い合う隣国同士による公式戦は、これはこれでW杯本大会に向けた立派なシミュレーションであると言えるのかもしれない。


中国が韓国に3-0で勝利したことで、日本にとって韓国戦は「絶対に負けられない戦い」になったことは確かだ。もし負けるようなことがあれば、ファンによる岡田解任要求は大きな声となって日本サッカー協会に押し寄せるだろう。中国に引き分けただけであれだけブーイング。香港戦でもブーイング。韓国戦で負ければ、怒号が飛び交ってもおかしくない。

そんな岡田監督だが、当初はこの大会で「できるだけ多くの選手を試したい」と語っていた。もしかしたらこの香港戦で、センターバックのバックアッパーである岩政大樹を加えた守備陣の連係をチェックすることも考えていたかもしれない(キャップ数ひとケタのセンターバックを、ぶっつけ本番で起用するリスクなど誰も冒したくないはずだ)。だが、先の中国戦が引き分けに終わったことで、こうしたプランは一挙に吹き飛んでしまう。かくして、この日のスターティングメンバーは、このようになった。
 
GK楢崎正剛。DFは右から内田篤人、中澤佑二、田中マルクス闘莉王、駒野友一。MFはボランチに遠藤保仁と今野泰幸、右に中村憲剛、左に小笠原満男、トップ下に大久保嘉人。そしてワントップに玉田圭司。初戦の中国戦からは3人の選手が変わったが、岡崎慎司は右ひざの痛み、長友佑都は体調不良で、いずれもベンチ外。よって、小笠原が稲本潤一に代わって入った以外は、ほぼ「いつものメンバー」となった。
 
おそらくこの「いつものメンバー」は、岡田監督にとって、最も安定感があり、最も計算しやすい11人なのだろう。だが見る者にとっては意外性に乏しく、いささか食傷気味な顔ぶれであることも事実だ。昨年、代表戦に10試合出場して1ゴールを挙げただけの玉田、そして08年11月13日のシリア戦以来、ずっとゴールに恵まれていない大久保。指揮官はなぜ、そんな彼らをこれほどまでに重用するのか。逆に、やや茫洋(ぼうよう)としているものの、それでも何かをやってくれそうな平山相太を、なぜスタートから使おうとしないのだろうか。「W杯ベスト4」という壮大な目標を掲げながら、そのくせ選手起用はいつも常識的で小ぢんまりとしている。こうしたイメージと現実の乖離(かいり)は、このまま本大会まで続いていくような気がしてならない。


そう、いつものメンバーなのだ。このいつものメンバーではいつものサッカーしかできず、そしてファンから面白くないとそっぽを向かれている。それが理解できない岡田さんはどんな相手でもいつものメンバーを並べ、いつものサッカーをしようとする。そして、強い相手には負けて、弱い相手にしか勝てない。

こう考えると岡田さんは小心者で臆病じゃないのかとしか思えなくなる。責任問題を持ち出しながら中国とゴールレスで引き分けるとあっさりその言葉を撤回した。小心者ここに極まれりである。

ボールポゼッションでは、日本65・7%に対して香港34・3%。シュート数では日本22本に対して香港1本。これだけ相手を圧倒しながら、スコアが3-0というのは、いささか寂しい気がしないでもない。とはいえ、まずは久々に勝利したこと、そして形はどうあれスコアレスのトンネルから脱したことは評価してよいだろう。それともうひとつ、あまり新味のない顔ぶれの中で、効果的な攻撃のオプションが見られたことも「発見」のひとつに挙げてよい。それは闘莉王の強引な攻撃参加であり、(得点にこそ結びつかなかったが)平山の飽くなきゴールへのチャレンジである。

このうち闘莉王について岡田監督は、その得点能力は認めながらも「(ディフェンスラインに)帰るときには全力で帰ってきてほしい。そういうことを理解した上で、少し(前に)行き過ぎていたかもしれない」とくぎを刺すことを忘れなかった。実際、ポジショニングについては、ブラジル代表DFの「ルシオを見習うように」とも語っていたようである。しかし当の闘莉王は、指揮官の意思は尊重するものの「僕は自分のやり方を磨くだけ」と、あくまでも自分の考えを曲げるつもりはない様子。実際、この日のプレーからは、ある種の確信犯的な決意が強く感じられた。コーナーキックからの2点目は、まさに不退転の決意から生まれたものである。確かに、戦術面での整合性からは逸脱するプレーだったかもしれない。が、今の代表にはこれくらいの貪欲(どんよく)さがあってよい――そんな感情を抱かせる、まさに魂のこもったゴールであった。

平山については、闘莉王ほど確信的ではなく、むしろ「無我夢中」という言葉の方が適切だったような気がする。それでも彼の投入後は、日本の攻撃がいい意味でシンプルになった。後半、攻撃的なポジションから何度もチャンスを演出した遠藤も「キッカーからすると、大きい選手がいると狙いやすい」と語っている。これまた、岡田監督が目指すサッカーからはかけ離れた、単なるオプションでしかない。それでも、平山投入が攻撃陣の活性化を促したことは衆目の一致するところであろう。

いやむしろ、従来のコンセプトに拘泥していた中国戦や香港戦の前半の戦いぶりに、どれだけ本大会での成果をイメージすることができただろうか。平山がスターティングメンバーに名を連ねないのは、指揮官の「コンセプト」のこだわりに起因するところが大であったと思われる。しかしながら、今回の香港戦に関しては「コンセプト度外視」のプレーや選手起用が、結果として停滞していたチーム状態を活性化させている。その意味で岡田監督には、決して素直に喜べない皮肉な結果であったのではないか。


昨日の香港戦で日本代表の試合で常にゴールに向かう意識を持っていたのが、闘莉王と平山だった。闘莉王の思い切りのよさは香港のゴールを脅かしたし、平山はなまくら刀ではあったけれども必死にボールに向かっていた。だが、遠藤、小笠原、中村憲剛といった中盤の選手たちはシュートを撃つという姿勢はみられなかった。FWは決める人、MFはパスを出す人というコンセプトを忠実に守っていたように見える。

だか、そのために攻撃陣が空回りしていたのは事実だ。玉田の2ゴールは相手ミスとポジショニングの妙だったが、それ以外に玉田に決定機が訪れることはなかった。平山、闘莉王には決定機が多くあったが、そのパスを出したのは中盤ではなく、彼らの動きだったのだ。

最後に、この日の入場者数について言及しておきたい。

日本代表戦では、いつも後半の途中に、その日の入場者数を発表している。ただし発表には2通りあって、満員御礼だと「たくさんのご来場、まことにありがとうございました!」と高らかなアナウンスで数字を読み上げるのだが、そうでない場合は電光掲示板に数字を表示するだけでアナウンスはなし、というのが恒例となっている。実際、ここ2試合は3万人を下回る数字だったこともあり、アナウンスはなかった。とはいえ、さすがに気温3・6度、氷雨が降り続く屋根なしスタジアムに訪れた観客に対して、無言で済ませるわけにはいかなかったのだろう。この日は久々に「ご来場、まことにありがとうございました!」のアナウンスを耳にした(もちろん「たくさんの」という表現はなかったが)。

ちなみにこの日の入場者数は1万6368人。国立競技場での代表戦の入場者数としては、Jリーグ開幕以来の最低の数字である。それでも今は、これほどの劣悪なコンディションの中、1万6368人もの観客がスタンドに集い、代表に声援を送ったことをむしろ重視すべきであろう。その意味で、不本意な数字を発表した上で、きちんと感謝の言葉を伝える判断をしたことは純粋に評価したい。代表人気は、もはや疑いようもなく凋落(ちょうらく)傾向にある。ここから盛り返すためには、この日スタンドに来てくれたコアなファンの思いをくみ取るところから、まずは始めるべきだろう。前回のコラムでは「ライト層を大切に」と書いたが、だからといって、こうしたコア層をないがしろにしてよいわけではもちろんない。今後はライトとコア、それぞれに対するケアが求められよう。

いずれにせよ、ライトであれコアであれ、ファンが最も渇望するのは勝利であり、タイトルである。その意味でも、日曜日の対韓国戦は、とことん結果にこだわってほしい。今回の東アジア選手権は、これまで以上に「結果が求められる」大会である。


それなりにリーズナブルな値段になったとはいえ、相手が香港、中国戦での低パフォーマンスのあとでは見に行く気は失せる。それでも1万人を超える観客がいたことには驚きである。ヨーロッパ列強ではこんなに入らないだろう。

5万人の半分も集まったというのはすごいことでもあり、そして、日本代表を応援するコアなファンはどんな試合を見せられても平気なのかという気持ちがしないでもない。

もしかして、岡田さんにブーイングをするためだけに集まったのかという勘ぐりもできるわけだ。

3発じゃ足りない!お寒い日本にまたブーイング(スポーツニッポン)

岡田ジャパンがまたブーイングを浴びた。東アジア選手権に出場している日本代表はFW玉田圭司(29)の2得点などで香港代表に3―0で勝利。勝ち点4とし、中国代表と並んで首位に立った。しかし、格下相手に不満の残る内容で、試合後には観客席からブーイングが起こった。日本代表は14日に韓国代表と対戦する。

もう当たり前の光景になった。試合後の岡田監督のインタビュー。直後にサポーターからブーイングがわき起こった。勝って当然の格下香港を相手にホームで3―0。相手のミスから奪った1点とセットプレーからの2点。流れの中で相手を崩したゴールはなかった。冷たい雨の中、集まったサポーターが不満を爆発させるのも当然だった。

「日本らしいサッカーを取り戻そうとしたが、前半はイージーなミスが多く、ゴールへの意識が足りなかった。ただ後半途中に遠藤を(攻撃的MFに)上げてからリズムが出てきた。あと2点は取りたかったが…。選手は頑張ってくれた」

岡田監督は淡々と振り返ったが、状況に臨機応変に対応できない選手だけが問題ではない。格下相手なのに先発ボランチは守備が持ち味の今野。攻めあぐんだ原因は選手起用にもあった。

指揮官はハーフタイムに「ゴールを取りにいくなら前に行くだろう。パスを回すのは手段。ゴールをとりたいという意識を持て」とゲキを飛ばした。それでも、チームは機能しなかった。後半17分に稲本を投入して1ボランチに変更。やっと良いテンポでボールが回るようになった。

DF闘莉王やMF今野の決定的ヘディングシュートがクロスバーを越えるなどフィニッシュの精度も低かった。昨年の対戦時には6―0、4―0で大勝したが、当時のようなゴールラッシュにはほど遠い。場内に響くのは歓声より失笑、ため息、怒声ばかりだった。

首位に浮上したものの、14日の韓国戦で大量得点を取って勝たなければ初優勝は厳しい状況。負ければ指揮官の進退問題が浮上しかねない。「チームは右肩上がりに(調子が)上がっていかない。必ず波がある。指導者として我慢のしどころ」と厳しい表情で話した岡田監督が、正念場を迎えた。


もしかして、W杯フランス大会に初出場したときの気持ちを忘れているのかもしれない。あのときは本戦に出場できるだけで嬉しかった。3連敗後には一部のファンが成田空港で城彰二に清涼飲料水をかけるということもあったが、多くのファンは出られただけでも喜んでいた。

それからわずか12年後。日本はベスト4にならなければおかしいという状態になりつつある。マスコミの解説者は誰も否定しない。可能性はあるというだけだ。岡田さんのサッカーを否定せず、選手に問題があるように喋る。

一方、ファンはもっと現実的だ。このままでは3連敗もありうるとして、岡田更迭を求めている。サッカーの質は岡田さんに責任があるというわけだ。

この乖離が大きいということが問題なのではないか。

2010年2月11日木曜日

日本は香港相手にフラストレーションが溜まる試合で3ー0の勝利!!

East Asian Football Championship Matchday 4 Japan 3-0 Hong Kong @ National Stadium
Japan:Tamada 41,82,Tulio Tanaka 65

Japan 1.05 draw 10.00 Hong Kong 21.00(bwin)



FIFA Anthemにのって両国国旗、フェアプレー旗の入場。香港は中華人民共和国国歌「義勇軍進行曲」、日本国歌「君が代」の演奏。

日本は白、青、白のセカンドジャージ。システムは4-2-2-2。

Japan (East Asian Football Championship Matchday 4)

OkuboTamada
OgasawaraKengo Nakamura
EndōKonno
KomanoUchida
Tulio TanakaNakazawa
 Narazaki 



ベンチメンバーはGK川島永嗣、GK西川周作、岩政大樹、徳永悠平、阿部勇樹、稲本潤一、香川真司、金崎夢生、佐藤寿人、平山相太。

香港は赤一色のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Hongkong (East Asian Football Championship Matchday 4)

 Chao Pengfei 
 Au Yeung Yiu Chung 
Kwok Kin PongXu Deshuai
Leung Chun PongBai He
Wong Chin HungLee Chi Ho
Chan Wai HoNg Wai Chiu
 Yapp Hung Fai 



ベンチメンバーはGKホ・クウォチュエン、GKツァン・チュンフイ、アンバサ・ガイ、リー・ワイルン、プーン・イウチェウ、リー・ハイチャン、レン・ツチュン、マン・ペイタ、リー・ホンリン、チャン・シウキ、リー・ワイリン、チェン・ライヒン。

前半。日本のキックオフ。

3分、香港。左サイド遠目からのFK。ツー・デシュアイが狙っていくがゴール右に外れる。

香港のセットプレー。ツー・デシュアイがゴール前にあわせたボールはそのまま抜けて右に外れていく。

15分、日本。遠藤のCK。ニアに飛びこんだ闘莉王がヘッドをあわせるがわずかにゴール右に外れる。

遠藤のキックにどんぴしゃりだったが闘莉王のヘッドは右に外れる。

15分、日本。大久保が左サイドの玉田に振ってのクロス。大久保がゴール前でヘッドをあわせるが枠をとらえられず。

大久保が玉田に振って、玉田が左サイドを上がってのクロス。大久保がヘッドをあわせるが枠には飛ばず。

19分、日本。右サイド遠目からのFK。小笠原が放り込んだボールが跳ね返されてゴール前にこぼれたところ、中村憲剛のミドル。GKヤ・フンファイが横っ飛びでセーブ。

小笠原のFK。エリア内で跳ね返されるがこぼれ球を拾った中村憲剛のミドル。香港DFに当たってコースが変わるがヤ・フンファイがビッグセーブ。

21分、日本。右サイドでボールを受けた遠藤からのアーリークロス。ファーで闘莉王がヘッドをあわせるがGKヤ・フンファイが横っ飛びでキャッチ。

遠藤のアーリークロスに上がっていた闘莉王があわせるがヤ・フンファイがキャッチ。

27分、日本。遠藤のCK。ファーまで抜けたボールは今野のところにこぼれるが今野のヘッドは枠をとらえられず。

遠藤のCKはファーまで抜け、今野が慎重にヘッドで押し込んだがゴール右に外れる。

31分、日本。今野、大久保とつなぎ、玉田がポストになって小笠原のシュート。GKヤ・フンファイがセーブ。

今野からのパスを起点に中央突破を仕掛け、小笠原のシュートまでつなぐがヤ・フンファイの守備範囲。

31分、香港。玉田へのファールでチャン・ワイホにイエローカード。

玉田を肘打ちで倒したチャン・ワイホにイエロー。

33分、日本。ゴール正面右からのFK。玉田が直接狙うがクロスバーの上。

時間をかけて玉田が狙うが枠には飛ばず。

36分、日本。右サイドエリア角付近からのFK。遠藤のキックをファーで中澤が落とし、小笠原がシュート。ゴール左に外れる。

ファーで競った中澤が落としたボール。小笠原が思いきってシュートを撃つが枠に飛ばせず。

38分、香港。左サイドエリア角付近からのFK。ツー・デシュアイが放り込んでくるがGK楢崎がキャッチ。

ツー・デシュアイのボールは精度がなく楢崎がきっちりキャッチ。

40分、日本先制。香港のクリアを玉田がブロック。エリア内にこぼれたところをチャン・ワイホがクリアしたが、玉田へのプレゼントパス。玉田が角度のないところから左足で無人のゴールに流しこみ先制。1-0。

香港はエリア内でDFふたりとGKヤ・フンファイがお見合い。チャン・ワイホがクリアするが玉田へのプレゼントパスで玉田が無人のゴールに流しこんでゴール。

42分、日本。右サイド高い位置からのFK。玉田のボールにニアで闘莉王がヘッドをあわせるがブロックが入ってゴールキックに。

玉田が高い位置からストレートに中に放り込み、闘莉王が飛びこむが、ヘッドはブロックされる。

43分、日本。クウォ・キンポンへのファールで大久保にイエローカード。

クウォ・キンポンに後ろからのファールで大久保にイエロー。

アディショナルタイムは1分。

前半はこのまま終了。1-0と日本リードで折り返し。

45分、日本。今野に代えて平山を投入。

今野はボールハンターとして安定していた。日本は大久保を左サイドに入れての4-2-2-2。

後半。香港のキックオフ。

49分、香港。左サイドエリア角付近からのFK。ツー・デシュアイが直接狙ってくるがGK楢崎がセーブ。

ツー・デシュアイが直接狙ってきたが楢崎の正面。

50分、日本。遠藤が左サイドを深くえぐって駒野に戻してのクロス。中村憲剛が狙うがGKヤ・フンファイがビッグセーブ。

中村憲剛のシュートは抑えていいコースに行ったがヤ・フンファイがセーブ。

54分、日本。レン・チュンポンへのファールで小笠原にイエローカード。

レン・チュンポンへのファールで小笠原にイエロー。

57分、日本。遠藤から闘莉王、内田と右サイドに振ってのディープクロス。ニアに平山が飛びこむがGKヤ・フンファイがきっちりセーブ。

闘莉王から内田に振ってのクロス。平山がヘッドをあわせるがヤ・フンファイがブロック気味にセーブ。

60分、日本。小笠原がエリア内に放り込んだボール。大久保がポストになり、玉田が左足でゴールに蹴り込むが大久保のハンドがあり、ノーゴール。

大久保のポストから玉田がゴールを決めるが大久保のハンドがあってノーゴール。

このところフジテレビの森昭一郎アナウンサーは香港のことをずっと韓国と呼んでいる。そういう願望なのか。

61分、日本。小笠原に代えて稲本を投入。

小笠原のパスワークは安定していたが真ん中に偏っていた。だが、交代させるなら遠藤ではなかったか。

63分、日本。右サイドの内田からのアーリークロス。エリア内で闘莉王がポストで落とし、平山が無人のゴールに向かってボレー。しかし、枠をとらえられず。

平山は無人のゴールに蹴り込むだけでよかったのだが枠をとらえられず。

64分、日本追加点。遠藤のCK。真ん中で競り勝った闘莉王がヘッドで押し込みゴール。2-0。

遠藤のCKから闘莉王が真ん中でヘッドをあわせてゴールに突き刺した。

67分、香港。クウォ・キンポンに代えてリー・ワイリンを投入。

クウォ・キンポンはほとんど存在感なし。

70分、日本。遠藤のCKショートコーナーから駒野のクロス。ファーで平山がヘッドをあわせるがゴール左に外れる。

駒野のクロスに平山がぶつけるようにヘッドをあわせるが枠をとらえられず。

74分、香港。ン・ワイチウに代えてアンバサ・ガイを投入。

ン・ワイチウの負傷による交代。

75分、日本。大久保に代えて香川を投入。

大久保はチャンスに絡んだもののゴールは決められず。

77分、日本。エリア前で平山と香港DFの競り合いからこぼれたところ。玉田が狙うがGKヤ・フンファイが横っ飛びでセーブ。

玉田にまたもプレゼントボールがこぼれたが決めることができなかった。

82分、日本追加点。遠藤のCK。ファーで闘莉王が落とし、中澤のシュート。ブロックされたところを平山が狙い、こぼれたところを中澤が流して玉田が右足で蹴り込んでゴール。3-0。

遠藤のCKからゴール前の混戦。二度、三度とシュートを撃ち込み、玉田が蹴り込んでゴール。

89分、日本。遠藤から左サイドの駒野へ振ってのクロス。平山がニアで飛びこむがジャストミートできず。

駒野からのクロスに平山がニアに飛びこむがジャストミートできず。

アディショナルタイムは3分。

ゲームはこのままタイムアップ。3-0で日本の勝利。

まあ、勝って当然のゲームだしね。ただ、ワクワクするよりはフラストレーションが溜まる試合だった。サイドアタックは相変わらずフルバックの攻撃参加が中心。玉田のクロスなどがあったが、中村憲剛、小笠原がサイドでアタックを仕掛ける状況はほとんどなかった。中央突破では香港相手なら通じても世界の列強には通じない。今日も結局力で押し込んだだけ。力が通じない相手にどう戦うのかまったく見えてこない。説明責任があるはずの岡田さんも何も言えない。優勝してもしなくても解任しかないのではないか。

岡田は責任問題の前言をひっくり返す

East Asian Football Championship Matchday 4 Japan vs. Hong Kong @ National Stadium 11th February 2010

Japan 1.05 draw 10.00 Hong Kong 21.00(bwin)

岡田監督、結果出せなくても辞めない!?(サンケイスポーツ)

日本代表合宿(10日、千葉県内)岡田監督は負けても辞めない?! ベネズエラ戦の翌3日に「結果に対して責任を取らないといけない」と話し、東アジア選手権の結果に進退をかける意気込みを示したかに思えたが、その真意について公式会見で説明。「メンバーをW杯のために試したから(負けた)とか、そういう言い訳はできないという意味。進退については、そのために技術委員長や会長がいらっしゃる」とあくまで“クビ”は上層部の判断に委ねる考えだ。


岡田監督「結果に言い訳できないだけ」(日刊スポーツ)

日本代表岡田武史監督(53)が10日、前日会見で「責任」について説明した。大会前に「勝たないといけない。結果に対して責任を取らないと」と話していたが、この日は「皆さんは進退のことを聞きたがっているのでしょうけど、私は結果に対してテストだとか言い訳はできないと言っただけ。そういうことは(犬飼)会長や(原)技術委員長に任せてある」と少し不機嫌そうに話した。原技術委員長は「W杯は岡田監督で行くのは、当たり前でしょ。全面バックアップする」とあらためて明言した。


岡田さんの『責任問題』は本人が吐いた唾を飲み込んだことで、早くもなあなあになりかけている。ベネズエラ、中国に対してゴールレスドロー、中国が香港に勝てば日本代表は大量点での勝利が必要となる。韓国が中国に敗れたことで、日本の優勝条件は連勝+大量得点となってしまったわけだが、そのことで怖じ気づいたとしたら一国の代表を預かる監督としてあまりにも情けない。

岡田監督クビ覚悟!東ア厳選23戦士発表 (1/2ページ)(サンケイスポーツ)

日本代表は3日、東アジア選手権(6日開幕、東京)に向けて大分発の航空機で移動。大会登録枠に入った23選手が、千葉県内で合宿をスタートさせた。前日のベネズエラ戦で0-0ドローに終わった岡田武史監督(53)は「結果に責任を取らないといけない」と宣言。東アジア王者のタイトルへ、“クビ覚悟”と受け取れる背水の姿勢を明確にした。

見せ場なく終わったW杯イヤー国内初戦から13時間。岡田監督は、伊予灘を眼下にする大分空港で笑顔なく言い切った。

「当然ホームでやる東アジアは勝たないといけない。結果に対して責任を取らないといけない」

プロ監督の「責任」といえば、連想するのはクビをかけること。6日開幕の東アジア選手権へ、背水の陣とも取れる表現で、日本初の東アジア・タイトル獲りを誓った。

前日のベネズエラ戦は始動間もなかったとはいえ、低調な内容。MF小笠原の復帰で期待された中盤も、中央からの攻めを得意とするタイプが並んだ影響で、相手の堅守に対応できなかった。試合後に「言うことないよ。こんな試合」と怒りをみせた日本サッカー協会・犬飼基昭会長はこの日、はなをすする記者に「試合が寒かったから?」とブラックジョークを披露したほどだ。

そんな中、大会メンバーからの落選者3人も発表。左ふくらはぎ違和感のMF石川を除くMF乾、FW興梠の2人に対して、「まだまだ(南アW杯で戦う)オランダなどの強い相手とやるには少し物足りない。厳しさが足りない」と珍しく公の場で厳しい言葉も口にした。今度はタイトルのかかる公式戦。自らは退路を断ち、選手にも厳しさを求める姿に、熱いメッセージをチームに送る意図が感じられた。

「この時期のキャンプやテストマッチは非常にありがたい。欧州のチームには無理なので、この時間を無駄にしないようにしたい」

試合後にはスタッフと会議も開き、移動直後の3日夕には早速、雪のちらつく千葉県内で練習を再開させた。世界4強を目指す指揮官に、東アジアでつまずくつもりなどない。(志田健)


たしかに、「責任をとらなければならない」と言っただけで、辞任するということは一言もないのだが、ではどう責任をとるというのだろう。W杯南アフリカ大会に対して改善したチームを作るということか、それとも、このまま突き進むということか。

マスコミはこの発言のときに、責任のとりかたをしっかり追及しておくべきだった。だから、岡田がのらりくらりとかわしてなあなあという関係になってしまう。この状態がまずいことくらいは分かっているはずなのだが、日本のマスコミはそれができない。

岡田日本、テストしてる場合じゃない!超格下・香港にベスト布陣!(スポーツ報知)

◆東アジア選手権 日本―香港(11日・国立競技場) 日本代表の岡田武史監督(53)が11日の第2戦・香港戦をベスト布陣で臨む方針であることが10日、分かった。大会前は香港戦をテストの場と位置づけていたが、ベネズエラ戦、中国戦と2試合連続0点という結果に加え、東アジア選手権優勝を大命題としており、予定を変更した。

なりふり構っていられない。岡田監督は香港戦をベスト布陣で臨む決断をした。日本代表関係者によると、非公開で行われた前日のハーフコートでの紅白戦は、ほぼベストな陣容で主力組が構成されたという。平山ら新戦力を試す試合と位置づけていたが、前言も撤回する事態は、内容と結果の両方で圧倒したい願望が込められた。

「チームは去年、あれだけ成熟していたので、オフ明けでも、もう少し早く成熟するかなと思っていたけど、違った。今は我々のリズムを取り戻す事を考えている。何人かの入れ替えはあり得る」。2日のベネズエラ戦、6日の中国戦を国内組の主力メンバーで臨むも、2試合連続無得点。中国戦はゲーム感覚を取り戻した上で、勝利する予定だったはず。だが、急きょ中大との練習試合を9日に行い応急処置を施すほど仕上がりが遅れている。

何人かの入れ替えは、負傷や体調不良者が出たことによるところが大きい。エースの岡崎は右ひざの痛みを訴え、この日は別メニュー調整。左サイドDF長友も風邪のため、隔離されている。そのため、大久保をFWにあげ、小笠原をボランチではなく、攻撃的MFとして出場させる見込みで、駒野が長友の代役を務める。ボランチには2戦連続で出場した稲本にかわり、今野が起用される模様。

香港戦から、優勝がかかる14日の韓国戦まで中2日。FIFAランク137位で、昨年2連勝している香港にベスト布陣で戦うつもりはなかった。「コンディションが悪いとか、メンバーを試すとかという言い訳は許されない。(進退については)代表担当技術委員もいますし、会長もいます。そういう方々に決めていただくしかない。それは一貫した姿勢です」。優勝を絶対条件と自らに課している指揮官は、決意の必勝布陣で香港戦に臨む。


岡田さんの日本代表がいつ成熟していたというのだろう。ワクワクした試合はひとつもなかったはずだ。相手は格下か2軍相手。ガーナ戦は逆転したが相手は疲れきっており、オランダ戦は完敗だった。

ワクワクするサッカーができないのは岡田さんのサッカーが世界基準とは違うことにある。世界基準ばかり追いかけていても追いつけないのは事実だが、世界がストロングポイントにしているところをおざなりにした中央突破では、弱点を攻められて終わってしまう。中国戦でも真ん中を固められるだけでほとんど何もできなかった。

勝ち方を知らない監督を据えていてもドイツの痛みを繰り返すだけ。勝てないと分かっているコンペティションほどつまらないものはない。

せめて、最終戦に勝てばノックアウトラウンド進出が決まるような望みを持てるように、勝てる監督を連れてくるべき判断するべきではないか。

犬飼会長、原技術委員長に強く現状認識を望みたい。

2010年2月9日火曜日

遠藤の叛乱は実を結ぶのだろうか

East Asian Football Championship Matchday 4 Japan vs. Hong Kong @ National Stadium 11th February 2010

Japan 1.05 draw 10.00 Hong Kong 21.00(bwin)

イレブンが岡田指令無視?自主性か造反か…(スポーツニッポン)

日本代表は8日、千葉県内で東アジア選手権第2戦・香港戦(11日、国立)に向けて練習を再開した。2戦連続のスコアレスドローに終わった6日の中国戦を受け、MF遠藤保仁(30=G大阪)はチームコンセプトにとらわれず自由な発想でプレーすることの重要性を強調。得点力不足解消へ、選手が自主性を発揮し始めた。

2戦連続無得点の危機的状況打破に向け、遠藤は「決められたことだけやってもダメ。あまりコンセプトを考えずにやらないと。自由に楽しくやればいい。窮屈にやっても仕方ない」と訴えた。

岡田監督は練習前のミーティングで中国戦と、昨年11月18日の香港戦(4―0)のDVDを選手に見せた。主に良かったシーンを編集した約30分の映像で「素晴らしい試合をしている」と力説した。だが、お粗末な試合が続いていることは明白。練習後は「まだ頭で考えてサッカーをしている。ぎごちなくやっている。もうちょっとしたら(ぎごちなさが)取れてくる」と試合数をこなせば機能することを約束したが、手詰まりの感は否めない。そうした指揮官の対応にしびれを切らし、選手たちが自主的に解決策を模索し始めた形だ。

闘莉王は「ゴールできるように後ろからガンガン上がる。リスクを冒してやる」と状況次第ではバランスを崩して攻撃参加することを宣言。岡崎も「現状維持ではダメ」と語気を強めた。選手が指示に縛られずプレーすることはチームが成長している証だが、指揮官との距離が広がっているともいえる。大会前に岡田監督は「結果に対して責任を取る」と明言した。優勝を逃せば去就問題に発展する可能性もある。結束を保つ上でも香港戦では結果が求められる。


トルシエのときには宮本恒靖が、ジーコのときには中田英寿がリーダーシップを発揮してチームの改革を叫んだわけだが。

宮本の場合は成功し、中田の場合は失敗に終わった。宮本ときにはベースとなるトルシエのサッカーがあり、ジーコのときにはベースとなるものは何もなかったという違いはあるわけだが。

今回は遠藤が音頭をとってチームの改革をしようとしている。これが吉と出るか凶とでるか。

岡田さんのままでは駄目なのは分かっている。下手をすれば3連敗もありうる。W杯ドイツ大会ではオーストラリアには楽勝と言っていた脳天気なファンも今回はいない。誰もが学習しているわけだ。楽観的なのはマスコミくらい。それは視聴率や新聞の販売数の問題で、本音はファンと同じだろう。

といって、遠藤は世界のサッカーを知らない。彼の国際経験は日本代表での試合とACLとクラブワールドカップだけ。ヨーロッパのクラブと本気で戦ったのはマンチェスター・ユナイテッド戦しかない。

中村俊輔がレッジーナで適応できず苦しんだように、日本のプチブラジルサッカーに慣れてしまうと真ん中のポジションだけが重要になってくる。その他の経験をしていない選手が改革を叫ぶことは難しい。

宮本の場合はトルシエの強引とも言える手法で時代遅れながらもヨーロッパスタイルを継承し、コパ・アメリカやフランス戦、スペイン戦を経験、コンフェデレーションズカップでも準優勝という結果を残した。

中田の場合はプレーエリアを理解できず、プランデッリと激突してフィオレンティーナを放逐されたほどの戦術音痴。彼がサイドでプレーすることを見せればともかく、真ん中にこだわるかぎり、選手は変わりようがなかった。

遠藤も同じ。彼もヨーロッパスタイルをしらない。オシムのときにも肝炎で離脱の期間が大きかった。人間は経験していないことを実行するのは難しい。

岡田さんの指示通りに動かないということは成功する可能性もある一方で、失敗することも大きいということになる。

リスクを負わなければ勝利をつかむのは難しいが、そのリスクのとりかたが問題だ。いっそのこと、日本サッカー協会に岡田さんでは戦えないと直訴するほうが現実味がある。選手としてはできないかもしれないが。

怒りも焦りも見られず…W杯4強あきらめた(スポーツニッポン)

わたしだったらサジを投げる。つまり、あきらめる。

W杯4強という目標を。

簡単な目標ではないということぐらい、誰でもわかっているはずだ。日本は、日本以外でのW杯で一度も勝ったことがない。唯一の勝利を経験した日韓大会でも、ベスト16に進むのが精いっぱいだった。そんなチームが、南アフリカでベスト4を目指す。簡単なことではない。いままでと同じことをやっていたのでは到底たどりつける目標ではない。

だから、あきらめる。

いくらシーズン開幕前の時期だからとはいえ、日本の出来はお粗末の極みだった。オランダで痛感したはずだった「暑さ」はすっかり喉元(のどもと)をすぎ、DFたちの感覚は再び国内モードに逆戻りしてしまっていた。暑さを忘れていないというのであれば、前半8分、ベネズエラに許した決定機は、闘莉王か長友、どちらかがきっちり身体を寄せていなければならなかった。

南アフリカでベスト4に入るためには何をなすべきか。目標から逆算していけば、失礼ながらベネズエラごときに苦戦している場合ではない。本来、ベネズエラは必ずしも日本にとって格下とは言い難い相手だが、何しろ、目標はW杯ベスト4なのである。南米予選で本大会出場を決めた5カ国に一度も勝てなかった国に手こずっているようではお話にならない。

だが、日本は手こずった。押し込みはしたものの、ベネズエラにもたっぷりと余力は残されていた。W杯における日本の目標を彼らが聞いたら、鼻で笑われても仕方のない試合だった。

おまけに、怒るファンもほとんどいなかった。岡田監督はどうやら本気らしい。もしかすると選手の何割かも、心底ベスト4を狙っているのかもしれない。だが、少なくともファンの大多数はベスト4進出を信じていない。信じていないから、目標からの逆算をしないから、目の前の凡戦を許すことができたのだろう。

だから、わたしはあきらめた。

ゆえに、驚いた。

試合後、岡田監督の表情に怒りはなかった。焦りもなかった。ベスト4がどれほど遠い目標か知らないはずがないのに、平然としているように見えた。選手もまた同様だった。

外からはわからない、自信と根拠があるのだろうか。

あってほしい。あるのならば、東アジア選手権でその片鱗(へんりん)でいいから見せてほしい。どこかで劇的な変化なり成長なりが見られない限り、日本代表が南アフリカで4強に入る可能性、わたしの見立てはゼロである。(スポーツライター)


ベネズエラ戦での凡戦は中国戦で変わると期待していたファンもいたのだろう。中国戦でのゴールレスドローの後はものすごいブーイングだった。空席が目立っていたにもかかわらず。ファンはブーイングで岡田監督と選手たちにNOを突きつけた。

つまり、ブーイングをしたファンはまだW杯に対して期待していたことになる。ドイツでの痛みを今度は味わわなくても済むと考えていたファンがブーイングしたわけだ。ベスト4とは言わないまでも、ノックアウトラウンドには残って、満足いく負けかたで帰国するというイメージがあったのだろう。

だが、それは無惨に打ち砕かれた。

金子達仁さんのように諦めてしまう手もひとつだ。興味を持たなければ痛みを感じることもない。

だが、サッカー好きはそう簡単に諦めることはできない。ベスト4が無理なのは分かっている。日本は優勝候補ではない。優勝のチャンスは0ではないにしても、限りなく薄いことも分かっている。それでも、1勝、そしてノックアウトラウンドで強豪と戦うゲームを観たい。

それが望みのはずだ。しかし、岡田さんは十年一日のように同じサッカーをしている。戦術理論に詳しくても今のヨーロッパとは乖離している。

彼では無理なのだ。それをきちんと追及していくこと。それがファンにできることではないか。

2010年2月3日水曜日

東アジア選手権に向けて日本代表23名を招集!!

East Asian Football Championship Matchday 1 Japan vs. China PR @ Ajinomoto Stadium 6th February 2010

East Asian Football Championship Matchday 2 Korea Republic vs. Hong Kong @ National Stadium 7th February 2010 10th February 2010

East Asian Football Championship Matchday 3 China PR vs. Korea Republic @ Ajinomoto Stadium 10th February 2010

East Asian Football Championship Matchday 4 Japan vs. Hong Kong @ National Stadium 11th February 2010

East Asian Football Championship Matchday 5 Hong Kong vs. China PR @ National Stadium 14th February 2010

East Asian Football Championship Matchday 5 Japan vs. Korea Republic @ National Stadium 14th February 2010

テレビ放送(予定)
日本 : フジテレビ系列
韓国 : KBS・MBC
中国 : 上海テレビ他

SAMURAI BLUE(日本代表) 東アジアサッカー選手権2010決勝大会
メンバー
(日本サッカー協会)

GK
1 楢崎 正剛 NARAZAKI Seigo 
1976.04.15 187cm 80kg 名古屋グランパス 70 67

18 川島 永嗣 KAWASHIMA Eiji 
1983.03.20 185cm 80kg 川崎フロンターレ 8 6

23 西川 周作 NISHIKAWA Shusaku 
1986.06.18 183cm 79kg サンフレッチェ広島 1 0

DF
22 中澤 佑二 NAKAZAWA Yuji 
1978.02.25 187cm 78kg 横浜F・マリノス 97 17

4 田中 マルクス 闘莉王 TANAKA Marcus Tulio  
1981.04.24 185cm 82kg 名古屋グランパス 33 6

3 駒野 友一 KOMANO Yuichi 
1981.07.25 172cm 76kg ジュビロ磐田 50 0

12 岩政 大樹 IWAMASA Daiki 
1982.01.30 187cm 85kg 鹿島アントラーズ 1 0

15 今野 泰幸 KONNO Yasuyuki 
1983.01.25 178cm 73kg FC東京 33 0

21 徳永 悠平 TOKUNAGA Yuhei 
1983.09.25 180cm 76kg FC東京 6 0

5 長友 佑都 NAGATOMO Yuto 
1986.09.12 170cm 65kg FC東京 19 3

6 内田 篤人 UCHIDA Atsuto 
1988.03.27 176cm 62kg 鹿島アントラーズ 27 1

MF
25 小笠原 満男 OGASAWARA Mitsuo 
1979.04.05 173cm 72kg 鹿島アントラーズ 54 7

8 稲本 潤一 INAMOTO Junichi 
1979.09.18 181 cm 75 kg 川崎フロンターレ 75 5

7 遠藤 保仁 ENDO Yasuhito 
1980.01.28 178cm 75kg ガンバ大阪 86 7

14 中村 憲剛 NAKAMURA Kengo 
1980.10.31 175cm 67kg 川崎フロンターレ 42 5

2 阿部 勇樹 ABE Yuki 
1981.09.06 177cm 77kg 浦和レッズ 41 3

16 大久保 嘉人 OKUBO Yoshito 
1982.06.09 170cm 73kg ヴィッセル神戸 43 5

26 金崎 夢生 KANAZAKI Mu 
1989.02.16 180cm 70kg 名古屋グランパス 3 0

17 香川 真司 KAGAWA Shinji 
1989.03.17 172cm 63kg セレッソ大阪 11 2

FW
11 玉田 圭司 TAMADA Keiji 
1980.04.11 173cm 67kg 名古屋グランパス 63 14

13 佐藤 寿人 SATO Hisato 
1982.03.12 170cm 68kg サンフレッチェ広島 29 4

20 平山 相太 HIRAYAMA Sota 
1985.06.06 190cm 85kg FC東京 2 3

9 岡崎 慎司 OKAZAKI Shinji 
1986.04.16 173cm 70kg 清水エスパルス 21 15


指宿合宿の27名から村松大輔、石川直宏、乾貴士、興梠慎三の4人が振るい落とされ、東アジア選手権に向けて23名が発表された。

ドリブラー、サイドアタッカーもいるがレギュラーとして使われる可能性は非常に低い。岡田さんはサイドに起点をつくってという話をしていたが、中盤は真ん中でプレーしたがる選手ばかりがピッチに送りだされる。

これでは中盤でサイドに起点ができるわけがないのだが、そのあたりはわかっていないのかもしれない。

東アジア選手権は最下位になっても、日本、韓国、中国は自動的にシードされるようなので、負けてもいいコンペティションであることは確か。冒険ができる最後の公式戦ということになる。

ここで圧倒的な力で、面白いサッカーをしなければ本大会では通用しない。

面白いサッカーというのはFWが簡単にゴールを決められるチャンスがたくさん作れるかどうかに懸かっている。真ん中でショートパスをつないで無理筋のスルーパスだけを狙うようなサッカーでは面白くない。

ということを期待しているのだが。岡田さんには無理だろうな。

2009年11月19日木曜日

香港戦は苦戦も岡田さんは納得とのこと

Asian Cup 2011 Qatar Qualifying Stage Group A Matchday 4 Hongkong 0-4 Japan @ Hong Kong Stadium
Japan:Hasebe 32,Hisato Sato 74,Shunsuke Nakamura 84,Okazaki 90+1(r)

香港戦後 岡田監督会見 (1/2)
AFCアジアカップ2011カタール予選
(スポーツナビ)

今日はわれわれは立ち上がりから、決して悪くないプレーをしていたと思いますが、しかしそれ以上に香港が素晴らしいプレーをしていた、ファイトしてきてくれたと思っています。シュートを決めること以外は、われわれも決して悪くなかった。そんな中、こういう展開で、得てして1本のピンチでやられることがあるところを、全員が慌てたり焦れることなくしっかりプレーをして、攻め急ぐこともなく、最後まで攻め続けてくれました。そういう意味でわたしにとっては第1戦の6-0よりもずっといい試合だったと思っています。今年最後の試合を本当に内容の濃い試合で終わることができてものすごく満足しています。これも香港チームの素晴らしいファイトのおかげだと思っています。

――南アではコンセプトができたところは6~7割だったそうだが、香港戦についてはどうだったか? そして足りないものがあるとすれば具体的に何か?

最初に言いましたように、今日の試合を通してコンセプトの面からは非常によくできていたと思います。7~8割までいっていたと思います。ただ最後のシュートを決めるところ、それとラストパスの精度というかタイミングですね。無理なタイミングでのごり押し、というのが少しあったかなと。それとやはり、焦れていないといいつつも、無理なサイドチェンジをひっかけられるというのが何本かあったと。そういうのはどうしても何本か試合の中ではあると思うんですけど、これからもっと精度を上げていければ。ただ南ア戦と比べて、プレッシャーもすべての面でワンランク上のプレーをしてくれたと思っています。

――前半20分くらいに内田から早いクロスが上がって岡崎がワントラップしてシュートを決められなかったシーンがあったが、「シュートを決められない」というのはそういうことか?

あれだけではなくて、ゴールの中からかき出されたのが3回くらいあったんですけど、要するに決定的な形になった時に、GKのファインセーブというのは当然ありますが、それを打ち破っていかないといけない。そのへんの感覚というのは練習しかないので。選手には今日のシーンを(ビデオで)編集して送るので、練習してほしいと。同じシーンを練習してほしいと伝えています。


結果的には4得点で勝ったわけだが、岡田さんのサッカーでは香港相手でもプレッシングをかけられると受け身になってピンチを招いてしまうということがはっきりしたゲームだった。これが強豪同士の戦いなら攻守の切り替えが頻繁になるのだが、日本はそういう戦い方になれていない。一方的に攻めるか、一方的に攻められるかということばかりだ。

香港相手でも前半の序盤、後半の序盤は香港ペースで攻撃に移ったときの判断力の遅さばかりが目についた。

これは決定力不足というよりも、チャンスメイク不足と言うべき。中盤にいい選手が揃っているのなら、触れば入るというボールを供給する仕事ができていないということになる。

そして、それは相手がどんなレベルでも同じように戦ってしまうところからくる悪癖なのだろうと思う。

――コンセプトにこだわり過ぎるのでは、という指摘に対して「今の段階ではこれでいい」と言っていたことがあった。今日は前半は低いクロスにこだわり過ぎていたようだが、40分過ぎに闘莉王がヘディングしたときのように、もっとバリエーションがあっても良かったのではないか?

コンセプトということで、この間言ったのは、早いクロスにこだわり過ぎたのではという質問があったので「今はそれででいい」と申し上げたんですが、今日はあれが一番相手が嫌だったと思いますし、怖かったと思います。それを防がれたときに(選手が)自分たちで考えて、違うプレーを選択したと。これは素晴らしいことだと思います。これをもっと「ニアじゃないところでやれ」と僕が命令して、そしたら次の試合は「もっとニアに蹴れ」と言わなければならなくなる。これは彼らがつかみ取ることで、今日の試合でも非常にいいチャンスだったんじゃないかと思っています。


このコメントで、日本代表はまだ選手自身で判断してプレーしていないことがわかる。日本人の特性というか、言われたことだけは上手くこなすが応用ができないということ。とっさの判断力でゴールに結びつけられるといいのだが、そういうレベルには達していないのだろう。

この発言で岡田は何をしていたのかということになるのだが。

ただ、選手たちも自主性にまかせると何もできないというレベルからまったく成長していないということになる。それは日本のサッカーにとって悲劇でしかない。

――佐藤寿人の評価について

彼はJを見ていてもゴール前で非凡な才能を、背が高いわけでもないし、足が速いわけでもないんですけど、これだけは絶対に教えられないなという感覚みたいな動きをするんですよね。で、今回は絶対に(メンバーに)入れたいということで入れて、練習でも「あ、こいつはやっぱり持っているな」と感じていたんですが、それを結果につなげてくれたというのは、ものすごくわたしとしてもうれしいことです。彼はほかの人にないものを持っているなと、あらためて感じています。


佐藤寿人については大久保よりも上だろう。チャンスが少ない中で結果を出した佐藤寿人に対し、何度も決定機を外した大久保は失格の烙印をおされてもおかしくはない。

それでも大久保を使うというのなら理由を説明してもらいたいものだが、監督の好みということになるのだろうか。

キム監督 日本にはおめでとうと言いたい。今日の日本は非常にいいパフォーマンスだった。われわれもベストのプレーをしたが、フィジカルとオーガナイズ、そして集中力が(日本と比べて)欠けていた。この結果について、香港市民に申し訳なく思う。

(アウエーでの日本戦に比べれば)今日は良いゲームだった。いい結果ではなかったが、先月よりも良い戦いだったと思う。ただし、われわれは今後強くなるためには、まだまだ改善の余地はある。


香港はいいファイトをした。このままチーム強化を続ければ間違いなくいいチームになるだろう。集中力の欠如は大きいが、トレーニングが補ってくれるはずだ。国内リーグで経験を積み、さらに国際試合で経験値をあげれば日本にとって強敵になるだろう。

香港戦と「世界」との間に (1/2)
宇都宮徹壱の南ア・香港日記
(スポーツナビ)

日本がアジアカップ予選を戦うことになったのは、言うまでもなく2年前の本大会で3位に入れなかったためだ。アジアカップ予選免除の権利が得られなかったのは(結果論を承知でいえば)前任者イビチャ・オシムによる唯一の「負の遺産」と言えるだろう。オシムが日本代表にもたらした良質な部分は、そのほとんどが忘れ去られて久しいが、この「負の遺産」だけは2年後の今も日本に重くのしかかっている状況は何とも皮肉である。今年の代表は、オフシーズンを早々に切り上げて合宿に入り、シーズン中もたびたびスケジュールの調整を強いられることとなった。今回の香港戦にしても、もしかしたらイタリアとの親善試合になっていたかもしれないのである。


宇都宮徹壱さんの強烈な皮肉だろうか。アジアカップ予選を戦わなければならなくなったのは間違いなくオシムの遺産だが、岡田さんになって良質な部分はほとんどなくなってしまった。このことは事実だ。

オシムは人もボールも動くサッカーを目指すとは一言も言っていないにも関わらず(結果として人もボールもよく動いたと言ったことはある)、その言葉がひとり歩きしてしまった。今ではサッカー雑誌は世界のサッカーに対しても人もボールもよく動くというキイワードでくくりたがる。

よいサッカーは結果的に人もボールもよく動くのであって、そのことを目的としているわけではない。サッカーの目的は相手ゴールをこじあけることであり、相手の攻撃を断ち切ることである。その戦術を考えるのが監督の仕事であるのだが、勘違いしているということなのだろう。

戦前の岡田監督のプランを想像すると、こんな感じになるのではないか。とりあえず、南ア戦での4-3-3から、オーソドックスな4-4-2に戻す。そこから先は、試合の流れによって2つのプランを用意する。すなわちプランAは、早々に試合の主導権を握った場合。そうなれば、再び稲本をアンカーで使ってみたり、あるいは本田と中村俊との共存を図ったりすることができる。そしてプランBは、試合がきっ抗した場合。それでも勝ち点3はほしいから、攻撃のテコ入れとして佐藤と徳永を使い、逃げ切り要員として阿部か今野をピッチに送り出すこともできる。

おそらく岡田監督の理想はプランAだったと思われるが、実際には香港が思わぬ反発力を見せたために、プランBを選択。結果、稲本と本田に出番はなかった。


プランAとプランBでは攻撃の幅に違いができないところがいかにも岡田さんらしい。通常戦い方のプランを変えるなら攻撃のオプションを増やすことを考える。FWを増やしたり、サイドアタッカーを強化したり、高い位置でボールを奪える選手を入れたり。

そういうことをまったくしないプラン変更というのは、疲れた選手を入れ替えるだけというのとどう違うのだろう。このプランでは稲本、本田圭佑は日本代表が有利なときしか出られないことになる。つまり、安全策ということで信頼はされていないということか。

もちろん、この記事は宇都宮徹壱さんの言葉だが、サッカージャーナリストにこの程度の判断しかされないサッカーを岡田さんはやっているということになる。

とはいえ、岡田監督の次の発言については、いささか違和感を覚えた。

「この1年で考えると、かなり地力がついてきたかなと。6~7割のコンセプトでも危なげなくアウエーで引き分けてくる。そして今日も、あれだけ戦ってくる相手に対してあわてることなく結果を出してくる。(中略)私としては非常に満足しています」

「非常に満足している」――ということは、この香港戦の向こう側に、今の代表が目標とする「W杯ベスト4」が見えた、ということなのだろうか。申し訳ないが、私にはいささかイメージの飛躍のように思えてならない。ついでに言えば、先の南ア戦と比較して「すべての面でワンランク上のプレーをしてくれた」というのも、対戦相手との力関係を考えるならば、かなり甘い評価であるように思えてならない。

冒頭にも書いたが、今年も残すところ、あと44日。来年は言うまでもなくW杯イヤーである。おそらく本大会が近付くにつれ、巷(ちまた)では「ベスト4」を喧伝(けんでん)する言説であふれ返っていることだろう。私自身は、最初から「グループリーグ突破でも素晴らしい」と思っている、夢も欲もない人間なのだが、それにしてもこの日の香港戦の向こう側に「世界が見えた」とはとうてい思えないのである。

香港戦の取材を終えてホテルに戻り、この原稿を書きながら欧州予選のプレーオフを見た。先行して行われたウクライナ対ギリシャ、そしてスロベニア対ロシア、フランス対アイルランドをザッピングしながらあらためて感じるのは、同じ「公式戦」と呼ぶにはおこがましいと思えるくらいのテンションの高さである。日本はすでに、予選突破から5カ月が経過しているわけだが、プレーオフに回ったヨーロッパの国々は、日本がFIFA(国際サッカー連盟)ランキング127位のチームと戦っているときに、残り少ない南アフリカへのチケットを求めて、文字通り魂を揺さぶられるような真剣勝負を演じていた。そんな連中と同じグループでしのぎを削るのが、W杯という大会なのである。


W杯の本戦に出てくるチームが香港クラスというのなら、岡田さんの満足も納得がいく。アジアカップレベルというのでも大丈夫だろう。

しかし、相手は厳しい予選を戦ってきた世界が相手なのだ。負ければ終わりという戦いもあった。その絶体絶命の場面を乗りこえてきたチームに対して、ちょっとプレスをかけられるとぼろぼろになる日本代表が太刀打ちできるだろうか。

そのレベルに達したというのなら岡田さんのレベルもそれまでということだろう。

2009年11月18日水曜日

日本は香港のプレスに苦しみながらも4得点で勝利!!

Asian Cup 2011 Qatar Qualifying Stage Group A Matchday 4 Hongkong 0-4 Japan @ Hong Kong Stadium
Japan:Hasebe 32,Hisato Sato 74,Shunsuke Nakamura 84,Okazaki 90+1(r)

Hong Kong 13.50 draw 6.25 Japan 1.15(bwin)

FIFA Anthemにのって両国国旗、フェアプレー旗に続いて両国選手の入場。

日本国歌「君が代」、中華人民共和国国歌「義勇軍進行曲」の演奏。

香港は赤一色のファーストジャージ。システムは。

Hongkong (Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Group A Matchday 4)
Li HaiqiangChan Siu Ki
Kwok Kin PongLo Kwan Yee
Bai HeChan Wai Ho
Poon Yiu CheukLee Chi Ho
GuyNg Wai Chiu
 Zhang Chunhui 


ベンチメンバーはGKホ・クオチュン、ウォン・チンフン、リー・ワイルン、マン・ペイタク、オウヤン・イウチュン、リー・ワイリム、リャン・ツチュン。

日本はブルーサムライのファーストジャージ。システムは4-2-2-2。

Japan (Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Group A Matchday 4)
OkuboOkazaki
MatsuiShunsuke Nakamura
EndōHasebe
KomanoUchida
NakazawaTulio Tanaka
 Kawashima 


ベンチメンバーはGK西川周作、今野泰幸、徳永悠平、阿部勇樹、本田圭佑、稲本潤一、佐藤寿人

前半。香港のキックオフ。

7分、日本。大久保から右サイドの内田に振ってのクロス。岡崎が潰されてクリアされたボールを中村俊輔が狙うが大きく枠の上。

内田のクロスに飛びこんだ岡崎は潰され香港がクリア。こぼれ球を拾った中村俊輔がミドルを狙うが大きく枠の上。

13分、香港。左サイド高い位置からのFK。ロー・クワンイェがゴール前に放り込んだボールだが、日本がCKに逃れる。

日本はゴール前でのファールが多い。セットプレーを与えてピンチを作っている。

17分、日本。中盤の遠藤から出たボールに飛び出した大久保のシュート。GKチャン・チュイフイが弾いたこぼれ球を岡崎が拾い、大久保が狙うが香港DFがゴールマウスに入ってクリア。

遠藤から前線へのパス。抜けだした大久保のシュートはチャン・チュイフイがセーブ。こぼれ球を岡崎がつなぎ、大久保が立て続けに狙うが香港が守りきる。

31分、日本先制。左サイドからのパスを受けた長谷部。内田に戻して返ってきたボールをそのままミドル。右足で振り抜いたシュートはゴール左隅に決まってゴール。0-1。

ポゼッションで右サイドから左サイドへとショートパスをつないだ日本。中央で長谷部が落ち着かせ、内田に戻して返ってきたボールにプレスがかからないのを見てそのままミドル。チャン・チュイフイを破ってゴール。

35分、香港。ポン・イウチュクに代えてウォン・チンフンを投入。

ポン・イウチュクはキャプテンだったのだが。負傷による交代。

39分、日本。右サイドで中村俊輔、内田とつないでのクロス。ニアで受けた岡崎が狙うがGKチャン・チュイフイがセーブ。

右サイドを崩しての内田のクロス。岡崎がニアで決定機を作るが決めきれず。

40分、日本。内田のロングフィードにペナルティエリア内に抜けだした岡崎が倒されながらもボールキープ。松井に戻してのシュートは香港DFがクリア。

岡崎がエリア内で倒されながらもボールキープ。松井に戻してのシュートはゴー・ウェイチャオが体を張ってブロック。

43分、日本。遠藤のパスに右サイドを抜けだした内田のクロス。ファーサイドで闘莉王がヘッドをあわせてGKチャン・チュイフイを抜くが香港DFがブロック。そのあとのチャンスも押しこめず。

内田のクロスに上がっていた闘莉王がヘッドをあわせ、チャン・チュイフイを抜くがDFがブロックに入る。

アディショナルタイムは4分。

前半はこのまま終了。0-1と日本リードで折り返し。

45分、香港。リー・ハイシャンに代えてオウヤン・イウチュンを投入。

リー・ハイシャンは前半の序盤は2トップの一角として機能していたのだが。香港はシステムを4-2-3-1に変更。

後半。日本のキックオフ。

48分、日本。左サイド高い位置からのFK。中村俊輔が動かし、遠藤が止めて中村俊輔のクロス。ニアで中澤がヘッドをあわせるがGKチャン・チュイフイがキャッチ。

左サイドでたっぷり時間をかけての中村俊輔のクロス。中澤があわせるがチャン・チュイフイの正面。

57分、日本。高い位置で相手ボールを奪った岡崎から大久保へのパス。エリア内でボールを受けた大久保がシュートを撃つが大きく枠の上。

エリア付近でボールを奪って大久保につなぐがシュートは枠に飛ばず。

59分、日本。大久保に代えて佐藤寿人を投入。

大久保は決定機を何度も外し、スタメンの座を手放すことになるかもしれない。

69分、日本。右サイド高い位置からのFK。遠藤が放り込み、ファーサイドで闘莉王があわせるが香港にクリアされる。

遠藤の精度の高いボール。闘莉王がヘッドで競り勝つが香港がクリア。

73分、日本。カウンター。中村俊輔がドリブルで持ち上がり、右サイドの内田に。内田はフリーでエリア内に侵入してシュートを撃つがポストに嫌われる。

中村俊輔のドリブルでも持ち上がりからフリーの内田へ。内田のシュートはポストに嫌われる。

74分、日本追加点。左サイドの遠藤のクロス。真ん中で佐藤寿人がヘッドをあわせてゴール。0-2。

内田のシュートのこぼれ球を拾って左サイドでつなぎ、遠藤のクロス。真ん中で待ちかまえていた佐藤寿人がコースを狙ってヘッド。チャン・チュイフイを破ってゴール。

78分、日本。オウヤン・イウチュンの突破をファールで止めた闘莉王にイエローカード。

オウヤン・イウチュンが抜けだしたところを後ろからファールで闘莉王にイエロー。

82分、香港。ゴー・ウェイチャオに代えてマン・ペイタクを投入。

ゴー・ウェイチャオは最後のDFラインとして何度も体を張ってシュートを防いでいた。

83分、日本追加点。右サイド高い位置からのFK。中村俊輔が左足で直接放り込んでゴール。0-3。

中村俊輔が直接ねじ込んでゴール。

84分、日本。駒野に代えて徳永を投入。

駒野は上がりは多かったがクロスの精度が今ひとつ。

85分、日本。遠藤に代えて阿部を投入。

遠藤のパスの散らしは目立っていた。1アシストの活躍。

87分、日本。左サイドで徳永がボールキープしてのクロス。ファーで受けた中村俊輔が戻し、岡崎がシュートを撃つがブロックされる。

徳永のボールキープからのクロス。中村俊輔が戻して岡崎が狙うがブロックが入る。

89分、日本。岡崎がエリア内に突破。後ろからチャン・ワイホが倒してPK。

ファールの位置はエリア外に見えたが、主審の判定はPK。

アディショナルタイムは2分。

90分、日本追加点。PK。岡崎が右足でGKチャン・チュイフイの逆、左サイドに蹴り込んでゴール。0-4。

岡崎がきっちりPKを沈めてゴール。

ゲームはこのままタイムアップ。0-4と日本が勝利。

日本は香港戦に向けてベストメンバーを揃えるか

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Hongkong vs. Japan @ Hong Kong Stadium 18th November 2009

Hong Kong 13.50 draw 6.25 Japan 1.15(bwin)

試合前日 岡田監督、香港代表キム監督会見
AFCアジアカップ2011カタール予選
(スポーツナビ)

――岡田監督、明日は中村俊輔はスタメン出場するのか?(香港記者)

岡田監督 隣に(キム)監督がいるので答えにくいんですけど(笑)。プレーできる状況であることは確かです。ただ、スタメンでいくかどうかは明日になってから考えようと思っています。

――今年最後のこの試合に何を期待するか?(香港記者)

岡田監督 おっしゃる通り、今年最後のゲームなんですが、南ア代表と(試合を)やって、コンセプトの面で(できたのは)6~7割。アウエーとかいろんな条件を考えてですけど、それを何とか7~8割にもってきて、やはり公式戦なので何とかアウエーでも勝ち点3を狙っていきたいと思います。

――ホーム(10月8日)では6-0というスコアだったが(香港記者)

岡田監督 サッカーの試合というものは非常に分からないもので、ホームでの試合は非常に早い段階で点が入ったので6点入った。でも、今度のアウエーの試合はそう簡単ではないと思っています。われわれにとっても難しい試合になると思いますが、通常アウエーだから引き分けで良いというのもありますが、何とか勝ち点3を狙っていきたいと思っています。

――キム監督、明日はディフェンシブにいくのか?(香港記者)

キム監督 今回の予選でわれわれの目指すものは、香港サッカーの発展だ。もちろん、先の対戦では日本はわれわれより大きく上回っていた。われわれは組織でもフィジカルでもメンタルでも大きな問題があった。今回はもちろんただディフェンシブにいくというわけではない。われわれはフットボールをする。そのためには攻撃することが必要。それがこのゲームでの目標だ。

――今回は香港よりも日本のサポーターのほうが多いようだが?(香港記者)

キム監督 この試合では6000~7000枚のチケットを日本のファンが購入したと聞いている。だが、今回はわれわれのホームゲームなので、ぜひとも7000人以上の香港サポーターに来てもらいたい。ぜひ会場に訪れて、われわれに力を与えてほしい。

――岡田監督、キム監督は「韓国では国家のために死ぬ気で戦うが、香港はそうではない。明日は死ぬ気で戦え」と言ったそうだが、あなたは選手に何か言ったのか?(香港記者)

岡田監督 先ほどの通訳で少し抜けていたんですけど、わたしは明日の試合はそんなに簡単ではないと(言いました)。香港は素晴らしいモチベーションで臨んでくるということは分かっています。ただそれは、われわれにとっても素晴らしいことで、われわれも高いモチベーションで臨まないといけないと思っています。われわれは当然この公式戦に勝たないといけない。それとともに、われわれの大きな目標に向かってのモチベーションを、選手たちには強く要求している。明日のミーティングではそういう話をする予定です。


香港の記者は中村俊輔の出場を気にしている。中村俊輔は日本の中心選手であり、アジアでもトップレベルの選手。日本ホームの試合を日程的にずらし、その代わりにベストメンバーでという約束を取り付けているため、彼の出場は気になるところだろう。

日本にしても負ければ予選突破が消える香港相手に楽観視はできない。2位以内が本戦出場とはいえ、香港戦に勝っただけではまだ2位以内は確定しない。

さらにゲームを重ねなければならない。オシムの責任ということもできるが、実際は選手がオシムの戦術を近いできていなかったということも言える。

引き継いだ岡田は約束を破り、オシム路線を放棄。岡田流の強化を推し進めたが、世界の一定レベル相手には結果を残せていない。

今からでもいいから、監督を交代させられないものか。高いモチベーションであたるのは当たり前。それしか言えないのなら、岡田じゃなくても誰でもいいのではないか。

――昨日の話では玉田、松井、駒野、遠藤が痛んでいるそうだが、明日はプレーできる状態か?

岡田監督 玉田はまだ微妙な状態で、今日トレーニングしてみてドクターと3人で話し合ってみようと。駒野も今日やってみてチェックしますが、非常によくなってきていると。遠藤はそれ以上で、1日でよくなったと言っていました。松井はどうも腰痛で最初のころ練習を落としていたんですが、グラウンドの固さがなくなってからは腰痛がなくなっているということで、松井と遠藤については今のところ大丈夫だと思っています。

――(ワールドカップ直前を除いて)海外組が集まる最後のチャンスになりそうだが、本田と中村を同時に使うことは考えているか?

岡田監督 考えはないことはないですね。あまり答えられない質問をしないでください(笑)。

――両監督へ。天気が寒くなるがどう思うか? 日本には有利では?(香港記者)

岡田監督 あまり雪が降って凍えて動けない状態でなければ、少々寒くても暑くても、あまり気にしないです。南アもあまり暑くなかったので、あまり気候は気にしないです。

キム監督 こういう気候でいつもプレーしているわけではないが、それでもわれわれはホームだし、暖かく感じられるようにプレーしたい。

――こうした試合に臨む場合、選手のコンディションの問題もあるだろうが、テストという意味合いも戦術的な意味合いもあると思う。明日は特にどの部分にウエートを置くのか?

岡田監督 基本的に試合で使っているメンバーは、その試合でのベストだと考えて使っています。その意味で、明日も今の時点でのベストのチームで戦いたいと。それは当然、勝たなければならないことと本大会に向けた強化ということで、それを踏まえて今の時点でのベストメンバーで行きたいと。いろんな状況を考えてですね。当然、けが人やコンディション不良でメンバーが変わっていくんですけど、常にできる限りベストのメンバーでいきたいと考えています。


なぜ岡田のチームでは怪我人ばかりでるのか。これは不思議なことで、いまだに解決していない。練習が悪いのか、フィジオの責任なのか、それとも選手自身の問題なのか。

最後の日本人記者の質問でテストという意味合いというのは香港に対して失礼だろう。これはフレンドリーマッチではなく、公式戦なのだ。そのことを忘れて格下と思っているなら、記者としての資格はない。

2009年11月5日木曜日

南アフリカ戦、香港戦に向けて日本代表21名を招集!!

Friendly Match South Africa vs. Japan @ Nelson Mandela Bay Stadium 14th November 2009

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Hongkong vs. Japan @ Hong Kong Stadium 18th November 2009

南アフリカ遠征(11/14vs南アフリカ代表)
AFCアジアカップ2011カタール予選Aグループ(11/18vs香港代表)
SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー
(日本サッカー協会)

GK
川島 永嗣 KAWASHIMA Eiji
1983.03.20 185cm 80kg 川崎フロンターレ 6/-6

西川 周作 NISHIKAWA Shusaku
1986.06.18 183cm 79kg 大分トリニータ 1/0

DF
中澤 佑二 NAKAZAWA Yuji
1978.02.25 187cm 78kg 横浜F・マリノス 94/17

駒野 友一 KOMANO Yuichi
1981.07.25 172cm 76kg ジュビロ磐田 47/0

岩政 大樹 IWAMASA Daiki
1982.01.30 187cm 85kg 鹿島アントラーズ 1/0

今野 泰幸 KONNO Yasuyuki
1983.01.25 178cm 73kg FC東京 32/0

徳永 悠平 TOKUNAGA Yuhei
1983.09.25 180cm 76kg FC東京 3/0

内田 篤人 UCHIDA Atsuto
1988.03.27 176cm 62kg 鹿島アントラーズ 25/1

MF
中村 俊輔 NAKAMURA Shunsuke
1978.06.24 178cm 70kg RCDエスパニョール(スペイン) 91/23

遠藤 保仁 ENDO Yasuhito
1980.01.28 178cm 75kg ガンバ大阪 83/7

中村 憲剛 NAKAMURA Kengo
1980.10.31 175cm 67kg 川崎フロンターレ 41/5

松井 大輔 MATSUI Daisuke
1981.05.11 175cm 64kg グルノーブル(フランス)19/1

阿部 勇樹 ABE Yuki
1981.09.06 177cm 77kg 浦和レッズ 40/3

長谷部 誠 HASEBE Makoto
1984.01.18 179cm 72kg VfLヴォルフスブルク(ドイツ) 25/0

本田 圭佑 HONDA Keisuke
1986.06.13 182cm 74kg VVVフェンロ(オランダ) 10/3

稲本 潤一 INAMOTO Junichi
1979.09.18 181cm 75kg レンヌ(フランス) 73/5

FW
玉田 圭司 TAMADA Keiji
1980.04.11 173cm 67kg 名古屋グランパス 63/14

佐藤 寿人 SATO Hisato
1982.03.12 170cm 68kg サンフレッチェ広島 27/3

大久保 嘉人 OKUBO Yoshito
1982.06.09 170cm 73kg ヴィッセル神戸 40/5

岡崎 慎司 OKAZAKI Shinji
1986.04.16 173cm 70kg 清水エスパルス 18/14

森本 貴幸 MORIMOTO Takayuki
1988.05.07 180cm 73kg カターニャ(イタリア) 2/1


森本、本田、中村俊らを選出=サッカー日本代表(スポーツナビ)

日本サッカー協会は5日、都内のJFAハウスで、国際親善試合となるアウエーの南アフリカ戦(14日、会場は調整中)およびAFCアジアカップ2011最終予選の香港戦(18日、香港)に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバー21名を発表した。

欧州組からは中村俊輔(エスパニョル)、本田圭佑(VVV)、長谷部誠(ボルフスブルク)、森本貴幸(カターニア)らが選出。国内組では岡崎慎司(清水)、遠藤保仁(G大阪)、中村憲剛(川崎)らがメンバー入りしたが、J1得点ランキングトップ(第30節終了時点)の前田遼一(磐田)、橋本英郎(G大阪)、長友佑都(FC東京)らは招集外となった。

また、田中マルクス闘莉王(浦和)はけがの状態を見極めてから、後日、招集の判断をする。

岡田武史監督は今回の選考理由として、「欧州組は最後のチャンスなんで、優先して考えている。国内組には1、2月に長いキャンプがある。彼らにとってはそれが大きなチャンス。そこを目指してくれることを期待している」とコメント。

欧州組の香港戦への帯同については、「基本的には、キャンプとして全員連れて行く。その中で個別に話して、チーム状況、本人のコンディション、立場を考慮して(所属クラブに)返すこともある。ただ、香港まで行ってもらうのが原則」と語った。


今度こそCBのテストは行われるのかとか、南アフリカまで行ってスタジアムの経験だけしてくるのではないかとか。香港戦のベストメンバーの縛りで選手が壊れるのではないかとか。そんな心配ばかりがある。

代表戦となると本当にワクワクしたものだが、最近はそういうこともなくなった。フットボールに対して愛情がなくなったわけじゃない。イタリアの戦術理論にはまりすぎて、日本の戦術理解が足りないというわけでもない。

スターがいないから見ないというわけでもない。

ただ、岡田になってからオシムの時期に比べてつまらなくなったのは事実だ。やるべきサッカーが予想できる。そして予想の範囲だけでしか、サッカーは展開されない。それでは見ている意味がない。知っていることならわざわざ見る必要はないのだから。

2009年10月9日金曜日

岡田は勘違いの王様なのか

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Group A Matchday 3 Japan 6-0 Hongkong @ Out-Sourcing! Nihondaira Stadium
Japan:Okazaki 18,75,77,Nagatomo 29,Nakazawa 51,Tulio Tanaka 67

香港戦後 岡田監督会見 (1/2)
AFCアジアカップ2011カタール予選
(スポーツナビ)

今回のシリーズは、われわれがワールドカップ(W杯)予選を勝ち抜き、そして欧州遠征をして今後の道筋、やらなければならないこと、本大会までに見えてきたステップアップのための新しいスタートという位置付けでやっていました。ゴールに向かっていく迫力を上げていかないといけないとか、前半に関しては選手たちにもものすごくそういう意識はあったんですが、少し攻め急ぐというか、ゴールに向かう意識は強いんですけど、ある程度押し上げてボールを回すとか、ちょっとバランスがずれていたかなと。

後半はそういう意識が出てきたんですけど、少しミスが出てきた。その中で、何回かいい形で崩して、実際に6点取ってくれた。欲を言えば、あと2、3回いい形でつないでサイドを破ってディフェンスラインの裏に流し込んで(点が)入りかけたかなと。できればそういうので1点か2点が入っていれば良かったですが。先日の会見でも言いましたが、今すぐいい結果を求めるのではなくて、この8カ月で結果を出してもらいたいと思っていますので、今日の試合に関しては選手たちが90分間戦ってくれたこと、そしてチームとして機能していたこと、それらについては満足しています。


香港にもう少しテクニックと戦術眼があって、オーバーロードを利用してサイドチェンジをするということができれば結果は逆になっていた。日本の攻撃は香港のプレスがかからないからこそできたもので、中村俊輔がプレーエリアを守らないために、かなりバランスが崩れたフォーメーションになっていた。勝ったのだからいいというわけではなく、このチームでは中村俊輔が癌になりつつあるということに気付かなければならない。彼は中盤センターの選手ではなく、右サイドで起用されているのだ。駒野の進路を開けるにしても右サイドでキープする、あるいは左サイドからのアタックのときにはエリア内に侵入してファーからアタックをかけるという動きをするべきにもかかわらず、それはまったくできなかった。彼は有効なパスは出したが、プレスがまったくかからない中でミスを連発した。疲れもあっただろうが、このレベルでこれではお話にならない。

――「攻め急ぎ」とか「バランスが崩れていた」ということだが、具体的には?

欧州遠征で、シンプルにサポートが入ってある程度ボールを動かしていけば、ビルドアップまではできると。ただ、そこからの突破に関して、しっかりしたディフェンスをされたときにちょっと物足りなさがありました。ガーナ戦ではある程度できたんですけど。そういうところと、今回いろんなデータを欧州遠征で取ったんですが、クロスの成功率がどうしても日本の場合低いと。これから強いチームと当たっていくときに、中央というのはなかなか難しくなる。サイドの裏(を狙って)からどうしてもクロスで合わせていかないといけない。クロスのキックの質も当然あるんですが、いいポジションを取っていても、入るタイミング(の質)があります。今回、共通の意識を持とうということでトライしていたので、みんなそこを狙うという意識はあったんですが、その前に無理なときにはもっとボールを保持していく。そこのバランスが取れてくれば、という意味で言いました。


その意味では日本の場合、クロスをあげるのはライトバック、レフトバックという両サイドのフルバックの役目だ。松井大輔がえぐることはあったが、中村俊輔、大久保がライン際をえぐってクロスをあげる場面は前半開始早々の中村俊輔のクロスと中澤のゴールをアシストした大久保のクロス以外は見られなかった。

もちろん、中村俊輔の適性という問題もある。彼は真ん中のポジションじゃなければ生きないというのなら、真ん中のポジションに固定すべきで、バランスが崩れたままおかしな中央突破にこだわるサッカーをする必要はない。両サイドに強力なウイングをつけて中村俊輔のパスコースを増やせばいいのだ。それができないのは岡田の責任だろう。

――中村俊が後半は下がってさばく場面が多かったが、何か指示があったのか。それとも、コンディションの問題があったのか?

指示はしていないですし、コンディションも悪くないと思っています。後ろに人がいるのに彼が下がるのは問題ですが、その時は長谷部もヤット(遠藤)も前にいたので問題ないと思います。ちょっと(スルーパスを)狙う意識が強かったので――彼は決定的なパスを、今日も何本も通していたと思うんですけど――もうちょっと楽にプレーして良かったところもあったかもしれません。ミスがちょっと目立ったというところもあるんですけど、やはりゲームを決定付けるようなところを狙っているというのは、われわれにとって貴重な選手だと思っています。


サイドからのクロスをあげるというサッカーを目指しながら、中村俊輔のスルーパスは容認している。これは謎だ。もちろん、サイドアタックに加えてのスルーパスなら効果的だ。だが、中村俊輔は一発狙いが多かった。あくまでもパサーであり、フィニッシャーでもクロッサーでなかった。こういう選手は前におく必要はないのではないか。遠藤と併用しなくても遠藤だけでも構わない。

試合後 香港代表キム監督会見
AFCアジアカップ2011カタール予選
(スポーツナビ)

――今度はホームで日本と対戦するがチーム編成に変化はあるのか? けがで3人の主力選手を今回連れて来れなかったと言っていたが

われわれは弱小チームなので、さらに時間をかけて準備する必要がある。クオリティーの高いチームなら試合2~3日前に集まって準備すれば十分だろうが、香港のようなチームはもっと時間をかけてトレーニングする必要がある。3人のDFを連れてこれなかったことについては、今回の敗因には関係ないと思う。香港に戻ったら協会に対して、もう少し練習できる時間がほしいと提案するつもりだ。


まず薄バカの記者の質問と書き手のことを指摘しなければならない。来れなかったというのはら抜き表現。キム監督の連れてこれなかったこともら抜き表現。文章に起こすのにこういう直しを入れられない馬鹿記者が増えた。言葉をしらないということだろう。日本語を使えない人間は文章を書くべきではない。

香港については、もう少しレベルをあげる必要があるだろう。彼らはミスパスが多すぎた。

「ベストメンバー」の真意 (1/2)
アジアカップ予選 日本代表6-0香港代表
(スポーツナビ)

今回の3連戦にあたり、岡田武史監督は海外組6名を含む28名の選手を招集。森本貴幸、岩下敬輔、山本海人、そして石川直宏と、初招集のメンバーは4名(森本はオランダ遠征で選出するもけがのため辞退。石川は岡田体制になってから初)。これに西川周作、徳永悠平、佐藤寿人といった復帰組3名が加わり、全体の4分の1がフレッシュな顔ぶれとなった。ただし、前日午前の練習(午後の公式トレーニングは中止となった)に参加していたのは24名。残り4名はその日、Jリーグの試合があったためである。7日夜、豪雨のために後半29分で中止となったJ1第25節、鹿島対川崎が行われた。この試合では、岩政大樹と内田篤人、そして川島永嗣と中村憲剛が出場しており、この香港戦には出場しない(ただし川島は、山本がアジアカップの登録メンバーに含まれていないためベンチ入りしている)。

今回の香港戦が台風の影響を受けず、予定通りに行われることになって良かったと思うのは、何も日程だけの問題ではない。実は私自身、メンバーの流動化と競争を促す意味でも、ぜひとも中止は避けてほしいと密かに願っていた。より具体的に言えば、レギュラーが半ば保証されている内田と中村憲に代わって、どの選手がどんな形で試されるのか、ぜひとも見ておきたかったのである。

念のため申し添えておくが、私には内田と中村憲に何ら含むところはない。そうではなくて、今の段階からスタメンを固定化してしまうことで、日本代表が本来持ち得ていたであろう可能性が削がれてしまうことを、何より問題視しているのである。ところが岡田監督の場合、時折フレッシュな顔ぶれを招集するものの、やはり「分かっている」選手を起用する傾向が顕著だ。せっかくフレッシュな顔ぶれが招集されても、結局はベンチを温めただけでクラブに帰らせるというパターンが繰り返されてきた。こうしたメンバー固定化の傾向は、特にDFに顕著だが、中盤に関しても似たような状況が続いている。W杯までの8カ月は、ベスト4を目指すにはあまりにも短すぎるが、さりとてスタメンを固めるにはいささか長すぎる。チームコンセプトにより磨きをかけるのも大事だが、それと同時に選手層に厚みを加えておくことも、チームを進化させるためには必須であろう。

そこで今回の香港戦である。内田の代わりに、バックアッパーの駒野友一が起用されるのは規定路線。だが、徳永が抜てきされる可能性も決してゼロではないだろう。では中村憲が抜けた中盤の左、もしくはトップ下に入るのは誰か。これまでの流れでいけば、オランダ遠征にけがで離脱した大久保嘉人だろう。だが、このところクラブでも代表でも出番が限られていた松井大輔を見極める、絶好の機会と見ることも可能だ。あるいは、中村俊輔と本田圭佑との共存というテーマに取り組むこともできるし、それと関連して5年ぶりの代表復帰を果たした石川の扱いも大いに気になるところだ。

果たして、岡田監督が選んだスタメン11人は以下の通りである。

GK西川。DFは右から駒野、中澤佑二、田中マルクス闘莉王、長友佑都。中盤は守備的な位置に遠藤保仁と長谷部誠、右に中村俊輔、左に大久保。ツートップは玉田圭司と岡崎慎司。何と、GKと右サイドバック以外は、ほぼ「おなじみの顔ぶれ」である。しかも、森本と岩下と石川はベンチにも入っていない。いくら公式戦とはいえ、かように慎重にメンバーを選ぶ指揮官に、軽い失望感を覚えたのは決して私だけではなかったと思う。


ベストメンバーに近いメンバーを使ったのは岡田がいかに小心者かを示すものだろう。あまりにもひどい。これでは何のために呼ばれたのかわからない。相手は格下の香港で、ベストメンバーを約束しているのはアウェイだけだ。もっと試すだけの選手はいただろうに、よりにもよって疲労の溜まっている玉田を先発させて怪我をさせている。

選手である以上、試合に出たいと思うのは誰でも同じこと。しかし、コンディションを見極めるのは監督の仕事だ。それができないのなら、無能の烙印を押されても仕方がない。はっきりいって、怪我の闘莉王、疲労が蓄積している玉田を使った岡田は馬鹿としかいいようがない。

そうして考えると、森本や石川といった新戦力がベンチ入りしなかったことについては、今さらながらに悔やまれる。とはいえ岡田監督は、どうやら「慎重さ」だけで「ベストメンバー」を組んだわけではなさそうだ。それは、以下のコメントからもうかがえる。

「集まって2日で、まだ(チームに)慣れていない面があって、こういうところでいきなり公式戦というのは、ちょっとかわいそうかなと。今日、この試合を見ることによって、彼らも練習でやっていることのイメージができる」

この言葉を好意的に解釈するなら、森本や石川が外されたのは、今後の試合で活躍してもらうための“親心”だった、ということになる。

次のスコットランド戦までは、中1日。新戦力が試される可能性は、必然的に高まるはずだ。この日、岡崎の2点目をアシストした徳永について、岡田監督は「3試合トータルで」評価したいと語っている。指揮官のさい配についても、この「3試合トータルで」の選手起用と戦い方を見てから、私たちは評価を下すべきなのかもしれない。


石川や森本はアマチュアではないし、プロになってすぐの若手というわけでもない。公式戦であろうとなかろうとチームにフィットするしないは自分たちで調整できるだろう。こんな理由で使ってもらえないでのは永久に使ってもらえない。フレンドリーマッチではいいフィットだったけれども本戦でいきなり使うのはかわいそうかなという理由で外されて納得できるかと言われれば、できないと選手が答えるのと同じことだ。

そういうことが理解できない岡田に率いられていることはものすごく不幸だと思う。

2009年10月8日木曜日

日本、岡崎のハットトリックで香港を粉砕!!

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Group A Matchday 3 Japan 6-0 Hongkong @ Out-Sourcing! Nihondaira Stadium
Japan:Okazaki 18,75,77,Nagatomo 29,Nakazawa 51,Tulio Tanaka 67

Japan 1/10 draw 6/1 Hong Kong 12/1(William Hill)

FIFAアンセムに乗って両国国旗、フェアプレー旗に続いて両国選手の入場。リカさんによる中華人民共和国国歌「義勇軍進行曲」の斉唱、清水浜田小学校の生徒による日本国歌「君が代」の合唱。

日本はブルーサムライのファーストジャージ。システムは4-2-2-2。

Japan (Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Group A Matchday 3)
TamadaOkazaki
OkuboShunsuke Nakamura
EndōHasebe
NagatomoKomano
Tulio TanakaNakazawa
 Nishikawa 


ベンチメンバーはGK川島、今野、徳永、稲本、松井、本田、佐藤寿人。

香港は赤一色のファーストジャージ。システムは4-4-2。

Hongkong (Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Group A Matchday 3)
Chan Siu KiChao Pengfei
Lee Hong LimLo Kwan Yee
Bai HeLam Ka Wai
Deng JinghuangSham Kwok Fai
Lee Chi HoCordeiro
 Zhang Chunhui 


ベンチメンバーはGKイェ・フンファイ、リー・ワイルン、チェン・キンフン、ウォン・チンフン、ガオ・ウェン、リー・ワイリム、シュー・デシュアイ。

前半。香港のキックオフ。

9分、日本。右サイドから駒野、長谷部とつなぎ、左サイドからエリアに侵入した玉田へ。角度のないところからシュートを撃つがサイドネット。

長谷部が起点となってのパス回し。香港のゴール前で回して玉田が狙うが枠をとらえられず。

14分、日本。右サイドの素早いリスタートから、中村俊輔のパスを受けた長谷部のシュートはポスト直撃。

右サイドから素早く始めて中村俊輔から長谷部に渡ったボール。長谷部がフリーでシュートを撃つがポスト直撃。ゴール前を平行に弾かれたボールを拾った駒野のクロスに闘莉王が合わせるがこれもブロックされる。

17分、日本先制。遠藤、長谷部とつないで右サイドからエリア内に入った岡崎にパス。右足でGKチャン・チュイフイを破ってゴール。1-0。

右サイドからの崩し。遠藤、長谷部と縦につなぎ、岡崎へのパス。右足で決めてゴール。

22分、香港。中村俊輔のミスパスを奪ったロー・クワンイェがドリブルで上がり、シャム・クォッファイに渡してのアーリークロス。チャン・シウキが右サイドでボレーを合わせるがヒットせず。

イージーなミスパスから香港のカウンター。2本のパスで決定機を作った。

25分、日本。遠藤のCK。ファーで中澤がヘッドで叩くが、大久保が激突して枠には飛ばず。

ファーで中澤と大久保が重なりチャンスを逃がす。プレーエリアの確認という意味ではもうひとつ。

28分、日本追加点。左サイドからのリスタート。長友のパスを受けた玉田の落としをエリア内で受けた岡崎のシュートはポスト直撃。跳ね返りを拾った長友が中に切れ込んで右足でシュート。GKチャン・チュイフイを破ってゴール。2-0。

左サイドからのリスタート。長友、玉田とつなぎ、エリア内の岡崎に渡しての決定機のシュートはポスト直撃。跳ね返りを拾った長友がうちに切れ込んでチャン・チュイフイのニアを破ってゴール。

30分、日本。右サイドから遠藤のミドル。GKチャン・チュイフイが弾いたところに大久保が詰めるがオフサイド。

遠藤のミドルに対してゴールに詰めるが詰めた選手はオフサイドの判定。

32分、日本。玉田に代えて松井を投入。

玉田は負傷による交代。2トップは岡崎と大久保、右に松井、左に中村俊輔というかたち。

34分、日本。ゴール正面からのFK。遠藤がまたいで中村俊輔が狙うがクロスバー直撃でゴールラインを割る。

遠藤がまたいで中村俊輔が狙うがクロスバーに嫌われる。

39分、日本。長谷部が松井のボールカットからドリブルで上がり、左サイドを追い越した松井をデコイにシュートを撃つがGKチャン・チュイフイの正面。

長谷部がドリブルで突破。香港は止められないままに引っ張られてシュートまで。チャン・チュイフイの正面というのが幸いだった。

アディショナルタイムは2分。

前半はこのまま終了。2-0と日本リードで折り返し。

45分、香港。チャオ・ペンフェイに代えてガオ・ウェンを投入。

ガオ・ウェンは中盤センターに、ラム・カワイがトップに。

後半。日本のキックオフ。

49分、日本。相手ボールをエリア内で奪った岡崎がそのままシュートを撃つが枠をとらえられず。

香港のミスから岡崎が奪ってシュートまで持ちこむが枠をとらえられず。

50分、日本追加点。遠藤のCK。ショートコーナーから左サイドの大久保からのクロス。ファーから飛びこんできた中澤がヘッドを叩きつけてゴール。3-0。

遠藤のショートコーナーからの大久保のクロス。上がっていた中澤がヘッドで叩きつけてゴール。

53分、香港。シャム・クォッファイに代えてリー・ワイルンを投入。

シャム・クォッファイの負傷による交代。

54分、日本。右サイドの中村俊輔のパスから駒野が抜けだしクロス。ファーで大久保が合わせるがクロスに弾かれる。

合わせるだけでよかったクロスに大久保の左足が弾かれるというプレー。追加点は奪えず。

56分、日本。大久保のパスに抜けだした岡崎が右足アウトサイドで浮かしてGKチャン・チュイフイを越し、ファーサイドから飛びこんだ松井がフリーでシュートを撃つが枠をとらえられず。

岡崎のシュートはチャン・チュイフイに当たってゴール前にこぼれる。松井が飛びこむが入れるだけでいいチャンスを吹かしてしまう。

59分、日本。駒野に代えて徳永を投入。

3点をリードして余裕が出ての戦術的交代か。

61分、日本。中村俊輔、大久保とつないで左サイドの岡崎へ。岡崎がワンタッチで落として長友がシュートを撃つがサイドネット。

左サイドでの流れるようなパスプレー。岡崎の落としから長友が狙うが決めきれず。

66分、日本追加点。中村俊輔のCK。徳永が落とし、こぼれたところを闘莉王が右足で押し込んでゴール。4-0。

中村俊輔のCK。徳永が競り、こぼれたところを闘莉王が押し込んでゴール。

69分、香港。ラム・カワイに代えてリー・ワイリムを投入。

プレイメーカーのラム・カワイに代えてFWを投入。

71分、日本。レフェリーへの異議で闘莉王にイエローカード。

闘莉王はなぜこんなところで無駄なカードをもらうのだろう。

73分、日本。大久保に代えて佐藤寿人を投入。

大久保はFWというよりも中盤のパサーと化していた。大丈夫なのかという心配しかないが。

74分、日本追加点。右サイドを駆け上がった徳永のクロス。佐藤寿人を越えてファーから飛びこんだ岡崎がヘッドで押し込んでゴール。5-0。

徳永が右サイドを駆け上がってのクロス。ニアに飛びこんだ佐藤寿人に香港DFは引っ張られて

76分、日本追加点。中村俊輔から中央の佐藤寿人へのパス。佐藤寿人のシュートをGKチャン・チュイフイが弾いたところを岡崎が詰めて右足で押し込みゴール。6-0。

中村俊輔のパスは佐藤寿人の足元に。佐藤寿人がそのままシュート。チャン・チュイフイが弾いたところを岡崎が決めてハットトリック。

77分、香港。佐藤寿人をファールで止めたコルデイロにイエローカード。

コルデイロは通算2枚目のイエロー。次節は出場できない。

78分、日本。ゴール正面からのFK。遠藤が直接狙うが枠をとらえられず。

遠藤が壁の低い方を狙って撃つが枠をとらえられず。

86分、日本。長谷部から左サイドの長友に振り、長友が中に切れ込んでのシュート。枠をとらえられず。

長谷部がポストでボールをキープ。長友に振って中に切れ込んでのシュート。ゴール右に外れる。

アディショナルタイムは4分。

92分、日本。左サイドで岡崎、中村俊輔とつないで中央の松井に。松井から長谷部、サイドは佐藤寿人にだしてゴールを決めるがオフサイドでノーゴール。

ゴールがほしい佐藤寿人はゴール前でワンタッチであわせてネットを揺らすがオフサイド。

ゲームはここでタイムアップ。6-0で日本の勝利。

2009年10月6日火曜日

岡田はプレッシングサッカーの本質を知らない

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Japan vs. Hongkong @ Out-Sourcing! Nihondaira Stadium 8th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Scotland @ Nissan Stadium 10th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Togo @ Miyagi Stadium 14th October 2009

森本、個人面談で岡田監督を質問攻めだ(デイリースポーツ)

森本が質問攻めで、代表定着への一発合格を狙う。9月のオランダ遠征は左太もも痛で辞退し、今回が初めての合流になる。岡田監督は個人面談の機会を設ける方針で、森本は「聞いてみたいことはある。話の中で聞きたいことが出てくると思う」と最大限に利用する考え。指揮官についても「小さいころから見ている、すごく有名な監督」と印象を口にした。

同じく決定力を期待されたMF本田(VVVフェンロ)はオランダ遠征で苦戦した。得点やアシストが評価されるクラブに対して、守備などのチーム戦術が重視される岡田ジャパンとの違いに戸惑った。森本は「中に入って、どういうものかを感じたい」と意気込む。さらに「知らない人たちも多い。うまくやっていきたい」と、MF中村俊(エスパニョール)らに積極外交を仕掛ける。

森本にとっては、今回がW杯へのスタートだ。「代表に選ばれ、両親が喜んでくれたのが一番うれしい。両親のために頑張りたい」。元読売ユースの父・渡さん、母・早苗さんに晴れ姿を見せるためにも、執念で代表に定着したい。

「W杯?まずは目の前の試合で結果を出すことを考える。FWなんでゴール前でうまく持ち味を出したい」。森本が、セリエAのDF陣を震かんさせる得点力を見せつける。


質問攻めにしたところで、岡田からは満足行く答は返ってこないだろう。なぜなら、岡田のやっているサッカーはプレーエリアを指示して効果的にプレスをかける正統派のプレッシングサッカーではなく、その場の選手の判断でプレスをかけるフィーリングサッカーだからだ。

本田圭佑が入ったときに戸惑ったのも同じ理由。レギュラーだけがわかる感覚でプレスをかけていたのでは、新しい選手は絶対になじめない。そして馴染んだときには世界基準から大きくかけはなれた選手になってしまう。

これは杉山茂樹さんが月刊少年マガジンのコラムで書いていたこと。

岡田ジャパンのプレスが、
最後まで持たない本当の理由。
(Number Web)

前半の飛ばしすぎにありと言われる。岡田サンは試合後の記者会見で「最後まで持たなければベスト4は望めない」と語った。

プレスが90分間持たない……加茂ジャパンと同じ原因が。

先のオランダ戦。日本代表の足は後半なかばでパタリと止まった。プレッシングは90分間持たなかった。原因はこの台詞、岡田サンがコーチを務めていた加茂ジャパン時代にもよく耳にした。岡田サン同様、加茂サン自ら何度も口にした。オランダ戦後の岡田サンの記者会見を聞いていると、12年前がとても懐かしく感じられた。

その頃、欧州でも、それと似た症状が目立っていた。後半なかばを過ぎると、トップと最終ラインとの距離が広がり、プレスのかかりが鈍くなるチームが目についた。

しかし、少なくともチャンピオンズリーグで上位に進出するチームに、今そうした傾向は見られない。前線と最終ラインとは狭い距離で保たれている。進歩の跡ははっきりうかがえる。12年前より、選手が勤勉で忠実で真面目になっているのだ。強引に言えば、日本人化している。有名選手でさえ、フォア・ザ・チームの精神に則り、相手ボールをきちんと追いかける。

CLは大きく進歩したが、日本代表は12年前から変わらない。

技術的に巧い選手が真面目なプレーに及べば、それはもはや手に負えなくなる。チャンピオンズリーグから番狂わせが激減してしまった大きな理由でもある。銀河系軍団と言われたかつてのレアル・マドリーのような、穴のあるビッグクラブは、もはや存在しない。

そこから日本代表のプレッシングに目を移すと、悲しい気持ちになる。12年前に比べ、こちらには進歩がない。日本代表に不真面目な選手が多くいるわけではない。走力が落ちたわけでもない。彼らはへろへろになるまで頑張っているのに、だ。

なぜ岡田ジャパンには“無駄走り”が多いのか?

チャンピオンズリーグの上位チームにできて、岡田ジャパンにできない理由はなぜか。つまり、岡田ジャパンにはなぜ無駄走りが多いのか。選手の走りの質に問題があるのか。選手は、プレッシングに適したメンタリティの持ち主であるにもかかわらず、そうしたことになってしまうのか。そもそも、この責任は誰にあるのか。選手なのか。あるいは監督なのか――。

世の中の多くの人は選手に責任があると見ているかもしれない。走りの質が低いと言われれば、それは選手の問題に聞こえる。しかし、いくら選手ひとりひとりが質を高めようと努力しても、10人いるフィールドプレーヤーがバラバラにそれを行なっている限り、効果は得られない。効果を得ようと思えば、チームとしての約束事、すなわち「設定」が明確でなければならない。

日本代表は試合で明確な「布陣」が見えにくい。

布陣はその重要な要素だ。いかに選手を並べたら、きれいにプレスがかかるか。布陣はプレスと密接な関係にある。プレスをかけるための配置図と言っても言い過ぎではない。

たとえば、チャンピオンズリーグを見ていると、ものの5分もしないうちに、布陣は一目瞭然になる。それは視野が制限されたテレビでも判読可能だが、岡田ジャパンはそうはいかない。事前情報がなければ、それが4-2-3-1かどうか判読できないのだ。

世の中には布陣を軽視する人は多くいるが、得意であるはずのプレスが外国に劣る現実を目の当たりにすると、あえて「サッカーは布陣でするものだ!」と言いたくなるのである。


中村俊輔が日本代表に合流するたびに調子を落としていたのは移動だけではないはず。

これはジーコのときから同じだった。その犠牲になったのが中田英寿であり、大久保だった。

チームの決まり事がフィーリングサッカーではお話にならないのだ。個人技で優る相手には勝てるが、劣るとまったく歯が立たない。

そういうことに目を瞑ったままでベスト4と言いながら特攻していく。それが日本代表の姿といっていいのではないか。

2009年10月2日金曜日

アジアカップ予選、キリンカップに向けて日本代表28名を招集!!

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Japan vs. Hongkong @ Out-Sourcing! Nihondaira Stadium 8th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Scotland @ Nissan Stadium 10th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Togo @ Miyagi Stadium 14th October 2009

AFCアジアカップ2011カタール予選Aグループ(10/8@アウトソーシングスタジアム日本平)
キリンチャレンジカップ2009 ALL FOR 2010!(10/10@日産スタジアム 10/14@宮城スタジアム)
日本代表メンバー
(日本サッカー協会)

GK
川島 永嗣 KAWASHIMA Eiji 
1983.03.20 185cm 80kg 川崎フロンターレ 4/6

山本 海人 YAMAMOTO Kaito  
1985.07.10 188cm 81kg 清水エスパルス 0/0

西川 周作 NISHIKAWA Shusaku  
1986.06.18 183cm 79kg 大分トリニータ 0/0

DF
中澤 佑二 NAKAZAWA Yuji 
1978.02.25 187cm 78kg 横浜F・マリノス 92/16

田中 マルクス闘莉王 TANAKA Marcus Tulio  
1981.04.24 185cm 82kg 浦和レッズ 28/5

駒野 友一 KOMANO Yuichi 
1981.07.25 172cm 76kg ジュビロ磐田 45/0

阿部 勇樹 ABE Yuki 
1981.09.06 177cm 77kg 浦和レッズ 39/3

岩政 大樹 IWAMASA Daiki 
1982.01.30 187cm 85kg 鹿島アントラーズ 0/0

今野 泰幸 KONNO Yasuyuki 
1983.01.25 178cm 73kg FC東京 30/0

徳永 悠平 TOKUNAGA Yuhei  
1983.09.25 180cm 76kg FC東京 0/0

長友 佑都 NAGATOMO Yuto 
1986.09.12 170cm 65kg FC東京 16/2

岩下 敬輔 IWASHITA Keisuke  
1986.09.24 181cm 73kg 清水エスパルス 0/0

内田 篤人 UCHIDA Atsuto 
1988.03.27 176cm 62kg 鹿島アントラーズ 23/1

MF
中村 俊輔 NAKAMURA Shunsuke 
1978.06.24 178cm 70kg RCDエスパニョール(スペイン) 89/23

橋本 英郎 HASHIMOTO Hideo 
1979.05.21 173cm 68kg ガンバ大阪 12/0

稲本 潤一 INAMOTO Junichi 
1979.09.18 181cm 75kg レンヌ(フランス) 72/5

遠藤 保仁 ENDO Yasuhito 
1980.01.28 178cm 75kg ガンバ大阪 81/7

中村 憲剛 NAKAMURA Kengo 
1980.10.31 175cm 67kg 川崎フロンターレ 39/5

松井 大輔 MATSUI Daisuke 
1981.05.11 175cm 64kg グルノーブル(フランス) 17/1

石川 直宏 ISHIKAWA Naohiro  
1981.05.12 175cm 69kg FC東京 2/0

長谷部 誠 HASEBE Makoto 
1984.01.18 179cm 72kg VfLヴォルフスブルク(ドイツ) 23/0

本田 圭佑 HONDA Keisuke 
1986.06.13 182cm 74kg VVVフェンロ(オランダ) 8/1

FW
玉田 圭司 TAMADA Keiji 
1980.04.11 173cm 67kg 名古屋グランパス 62/14

前田 遼一 MAEDA Ryoichi  
1981.10.09 183cm 80kg ジュビロ磐田 4/2

佐藤 寿人 SATO Hisato  
1982.03.12 170cm 68kg サンフレッチェ広島 25/3

大久保 嘉人 OKUBO Yoshito 
1982.06.09 170cm 73kg ヴィッセル神戸 37/5

岡崎 慎司 OKAZAKI Shinji 
1986.04.16 173cm 70kg 清水エスパルス 16/8

森本 貴幸 MORIMOTO Takayuki 
1988.05.07 180cm 73kg カターニャ(イタリア) 0/0


清水の山本、岩下、FC東京の徳永、鹿島の岩政、大分の西川が代表初キャップをつかむチャンスを与えられた。

怪我で代表から遠のいていたFC東京の石川も最近の好調ぶりを買われての代表入り。右サイドは中村俊輔、本田圭佑と3人が選ばれ激戦区となった。テストの場面で岡田のファーストチョイスが中村俊輔となるならベスト4に届くことはないだろう。本田あるいは石川を先発にして、中村俊輔の競争心をあげることができれば戦力的に底上げができる。

中断による再試合が行われる鹿島と川崎だが、鹿島からは岩政、内田、川崎からは川島、中村憲剛が招集されている。さすがに中0日ということはしないだろうが、それをするなら岡田はやはりクラッシャーということになる。

試合がタイトな状態で試される代表戦。きちんとプランBも試すことが重要になってくるだろう。

2009年9月26日土曜日

岡田は中村俊輔不在のプランを考えるべきではないか

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Japan vs. Hongkong @ Out-Sourcing! Nihondaira Stadium 8th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Scotland @ Nissan Stadium 10th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Togo @ Miyagi Stadium 14th October 2009

俊輔、10月の代表3連戦全部出たい!(サンケイスポーツ)

スペインリーグ・エスパニョールの日本代表MF中村俊輔(31)は27日のヘレス戦(ホーム)に向けて25日、軽めの調整。招集状が届いた10月の代表3連戦については「メッシはアルゼンチンに行って帰ってきているし、その疲れを見せないのがプロ」とキッパリ。「どこに出るのか定かじゃないけど、心構えはね」と日程的には難しいものの、あくまで全3戦に出られる準備をする意思を示した。

一方で「香港戦が予選だから一番大事。前半で大量得点が取れたら後半代わるだろうし、そしたら次もあり得る」と初戦の10月8日のアジア杯予選・香港戦(アウス)で早めに試合を決める意味も熱弁。FW森本(カターニア)ら新戦力には「少しでもいい状況を作ってあげられれば」とリーダーの自覚も表した。


ガーナ戦で中村俊輔が交代してピッチを退いたあとに逆転したことで、某巨大掲示板では『中村俊輔不要論』が盛り上がったらしい。

らしいというのは、ぼくが実際に読んでいないからで友人から聞いた話だからだ。

中村俊輔がピッチにいることで選手全員がまず彼を見てしまうことは事実。彼に預ければ決定的なチャンスを作ってくれる。そういう選手であることも確か。

しかし、彼が抑えられてしまうと本当に何もできなくなってしまう。中村俊輔中心のチームを作るということはそのリスクを背負うということだ。

現レアル・マドリー監督のペジェグリーニはビジャレアル時代にリケルメ中心のチームを作り、そしてリケルメを放逐して、中心選手がいないチームを再構築してチャンピオンズリーグで結果を残した。

岡田はそのことをきちんと理解しているだろうか。

ひとりの選手を中心に据えるサッカーは魅力的だ。しかし、その選手が何もできない状態になったときにチームは途端に機能不全に陥ってしまう。中村俊輔とて万能ではない。封じられることもあれば、怪我やイエローの累積で出られないこともありうる。

そのときにプランBを試す試合がたくさん組まれている。それを活かすことが岡田の務めではないだろうか。

2009年9月19日土曜日

岡田武史は中0日招集という無茶をやってしまうのか

J League Division 1 Matchday 25 Kashima 1-3 Kawasaki @ Kashima Stadium 7th October 2009
Kashima:Marquinhos 31
Kawasaki:Tese Chong 20,33 Juninho 67

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Japan vs. Hongkong @ Outsourcing Stadium 8th October 2009



川崎「中0日」覚悟、代表招集受け入れへ(サンケイスポーツ)

J1川崎の庄子春男取締役強化部長は18日、来月8日の日本-香港戦(アウスタ)にMF中村憲剛(28)とGK川島永嗣(26)が代表招集される可能性について「そうなればコンディションを見ながらやってもらうしかない。代表なら、そのくらいは覚悟している」と受け入れる姿勢を示した。川崎市内のクラブハウスで話した。

12日のJ1鹿島戦(カシマ)が豪雨で打ち切られ、再開試合は10月7日に行われる。翌8日の代表戦について、川崎側はクラブから招集されないことを確認していたが、日本代表の岡田武史監督(53)が17日に川崎選手の代表招集を示唆。川崎も招集やむなし、と“覚悟”したもようだ。

川崎は、19日の浦和戦(等々力)から10月7日の鹿島戦まで6連戦。中村と川島はこの強行日程に加え、中0日で代表戦に臨むハードスケジュールとなる可能性も出てきた。


FIFAの規定では24時間以内に続けて試合をすることは禁じられていたはずだが。サスペンションだからこの規定は適用されないのか。

川島、中村憲剛にとっては体力的にきつい日本代表招集となりそう。

そもそも日本サッカー協会が香港戦の日程を強化と称して移動させたことで起こった問題。そういうことをぜひ突っ込んで書いてもらいたいものなのだが、日本のマスコミは大本営発表だから無理なのだろうな。