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2010年6月23日水曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Group A & Group B

2010 FIFA World Cup South Africa Group A Mexico 0-1 Uruguay @ Royal Bafokeng Stadium - Rustenburg
Uruguay:Luis Suarez 43

引き分けでも両チームがノックアウトラウンド進出という中で、メキシコもウルグアイも積極的に撃って出た。2位通過だとアルゼンチンと当たる可能性が高いというのもあるけれども、やっぱりそういう攻め合いのサッカーなのだろうね。メキシコはグアルダドのクロスバーに嫌われるシュートがあったけれども入らず。一方のウルグアイはカバーニが右サイドを破ってのクロスにスアレスがヘッドで押し込んで先制。結局、この1点を守りきって勝利。勝ち点7まで伸ばして1位通過を決めた。メキシコは敗れて勝ち点4に留まったものの得失点差で2位通過となった。

2010 FIFA World Cup South Africa Group A France 1-2 South Africa @ Free State Stadium - Mangaung/Bloemfontein
France:Florent Malouda 70,Yoann Gourcuff 26(Send Off)
South Africa:Bongani Khumalo 20,Katlego Mphela 37

南アフリカがホスト国の意地を見せた。もちろん、フランスの内紛でフランスが十分な力を出せない精神状態だったといのは大きいのだろうけれども、それでも南アフリカがフランスを圧倒した。ツァバララのCKからクマロがヘッドで叩き込んで先制すると、フランスはグルキュフがエリア内に飛びこんだときにシバヤに肘打ちをしたということで一発レッド。さらにツァバララのクロスをマシレラがさらにつないで、ムフェラが押し込んで追加点。これでノックアウトラウンドに向けて望みが出てきた南アフリカだったが後半には決定機を決められず。逆にリベリからマルダへのクロスで無人のゴールに決められてホスト国の望みは消えた。ホスト国が未勝利という不名誉はなくなったわけだけれども。フランスはランナアップの前回の成績に似合わず、グループステージダウンとなった。これはアイルランドの呪いなのかもね。

2010 FIFA World Cup South Africa Group B Nigeria 2-2 Korea Republic @ Durban Stadium - Durban
Nigeria:Kalu Uche 12,Yakubu Ayegbeni 69(Pen)
Korea Republic:Lee Jung Soo 38,Park Chu Young 49

ギリシャの結果次第では両チームにノックアウトラウンド進出のチャンスが残っていたこの試合。先制したのはナイジェリア。右サイドを破ったオディアーのクロスをウチェが押し込んで先制。その直後にもウチェは決定機を迎えるがポスト直撃で決められず。韓国は左サイドのFK。キ・ソンヨンのボールをイ・ジョンスがヘッドのあと足に当てて押し込みゴールで同点。さらに後半パク・チュヨンがFKを直接沈めてリードを奪う。ナイジェリアはウチェ、アイラで左サイドを破るがヤクブが決められず。だが、キム・ナミルがオバシをエリア内で倒してしまいPK。これをヤクブが決めて同点。その後はどちらも決めきれず。ギリシャが敗れたために韓国が勝ち点4で2位抜けとなった。

2010 FIFA World Cup South Africa Group B Greece 0-2 Argentina @ Peter Mokaba Stadium - Polokwane
Argentina:Martin Demichelis 77,Martin Palermo 89

ギリシャは勝てば自力でのノックアウトラウンド進出が決まるゲームだったが、圧倒的に攻めたのはアルゼンチン。前半だけでもメッシ、ベロンとかさにかかって攻め立てる。後半に入りギリシャはカウンター一発からサマラスが抜け出すが枠をとらえられず。逆にアルゼンチンはCKからデミチェリスが蹴り込むとメッシのシュートのこぼれ球をパレルモが押し込んで勝負あり。堂々の3連勝で1位抜けを決めた。ギリシャは結局カウンターが発動できず、サンドバッグ状態に。これでは勝ち点を奪うことは難しい。ギリシャのスタイルではあるのだけどね。

2010年6月17日木曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Group H & Group A

2010 FIFA World Cup South Africa Group H Honduras 0-1 Chile @ Mbombela Stadium - Nelspruit
Chile:Jean Beausejour 34

チリの圧倒的な攻撃の前にホンジュラスは防戦一方。チリが雨霰と撃つシュートをなんとか体を張って防いでいたが、右サイドからの崩しでイスラからのクロスをニアでボズジュールが沈めて先制すると、ホンジュラスの反撃を抑えたチリがそのまま勝利。シュート20本も浴びせながらショッツオンゴールは5本と精度を欠いたが、チリがホンジュラスを圧倒して幸先のいいスタートを切った。

2010 FIFA World Cup South Africa Group H Spain 0-1 Switzerland @ Durban Stadium - Durban
Switzerland:Gelson Fernandes 52

スペインの圧倒的なペース。ポゼッションも攻勢もスペインががっちり握ってゴールをこじあけるのは時間の問題かと思われたのだが。前半を0-0でしのいだスイスはGKベナッリョのボールをデルディヨクがポストでつないでみずからゴール前に持ちこむとGKカシージャスをかわしてのこぼれをフェルナンデスが押し込んで先制。スペインはすぐにトーレスを入れて反撃に移るがシャビ・アロンソのミドルがクロスバーを叩くなど24本のシュートのほとんどが枠をとらえられず。最後までスイスのゴールを割ることができず。優勝候補の初戦は痛い敗戦となった。

2010 FIFA World Cup South Africa Group A South Africa 0-3 Uruguay @ Loftus Versfeld Stadium - Tshwane/Pretoria
South Africa:Itumeleng Khune 76(Send Off)
Uruguay:Diego Forlan 24,80(Pen),Alvaro Pereira 90+5

この試合はまだチェックしていない。これから観るのだが、ダイジェストを観た感想を。フォルランの芸術的なミドルが決まって先制したウルグアイに対し、南アフリカはなかなか攻めのかたちを作れない。終盤にはGKクネがスアレスを倒してしまって一発レッド。PKで追加点を奪われ万事休す。さらに右サイドのスアレスからのクロスをペレイラがファーで押し込んでトドメをさしたウルグアイが勝ち点4でこのグループのトップに立った。南アフリカは勝ち点1のまま。最終戦に勝たなければホスト国が初めてグループステージダウンという危機に立たされることになった。

2009年11月16日月曜日

日本代表の課題は戦術理解のなさにある

Friendly Match South Africa 0-0 Japan @ Nelson Mandela Bay Stadium

「岡崎がかわいそう」3トップに不満続出(スポーツニッポン)

日本代表は15日、南アフリカ戦を戦ったポートエリザベスからヨハネスブルクへ移動。その後、18日にアジア杯最終予選を戦う香港へ向けて出発した。南ア戦では岡田監督が試合当日に4―3―3の新システム採用を決定したが、9月のオランダ戦以来5試合ぶりの無得点。「個人的には2トップの方が凄くやりやすかった」(大久保)「あれじゃ岡崎がかわいそう」(長谷部)など3トップの問題点を指摘する声が選手からも続出した。

「前が足りない?そうですね。フォローが…ですね」と岡崎が話したように、3トップは両ウイングがサイドに開くため2トップと比べ中央のFWへのサポートが減る。サイドバックがオーバーラップするまでボールをキープできず、持ち味のサイド攻撃につなげられなかった。右サイドバックの内田も「3列目が上がる時間がなかった。もう少し時間をつくってくれないと」と嘆いた。

後半開始から4―4―2にシステムを戻して流れは変わったが、貴重なアウェーでの試合を使った“実験”は失敗。香港戦は欧州組も含めたベストに近いメンバーで一からやり直す場となる。


大久保長谷部のコメントから、日本代表の選手たちは4-1-2-3システムをまったく理解していないことがわかる。

このシステムはバルセロナのようなポゼッション重視のクラブ、モウリーニョ時代のチェルシーのようなカウンター主体のどちらにも使えるのだが、戦術理解がなければまったく機能しない。岡田が選手を配置しただけでシステムの有効性を説明できなかったこともあるのだろう。

岡崎は孤立したままでボールをキープすることができなかった。

もちろんフォローがなかったというのはその通りだろう。だが、大久保も本田圭佑も両サイドにワイドに開いてウイングとして振る舞ったわけではない。大久保は常に低い位置でプレーしていたし、本田圭佑も中央に寄りすぎていた。4-1-2-2-1というかたちで稲本をアンカーにして、大久保、本田圭佑、遠藤、長谷部の4人がバイタルエリア付近でごちゃごちゃしていた印象を受けた。

ここでバルセロナのようにポゼッションを保てればいいのだが、バルセロナはウイングが両サイドに張るという約束ができている。プレスも半分からしかかからない。そこから中に切れ込むと言うのが約束でポゼッションで時間をためている間に両サイドのフルバックが上がってくる。

だが、選手たちは一発で前に放り込み、結局は岡崎が孤立してフォローがないという状況になってしまった。カウンターして使うならワイドに開くべきウイングが低い位置でプレーしており、使いようもなかったと言える。

これでは4-2-1-3は機能しない。2列目がごちゃごちゃと真ん中に寄っているだけで機能不全に陥っただけだ。

大久保がヨーロッパで通用しなかったのも戦術理解の差、長谷部が中心選手となれないのもそのためかもしれない。

本田圭佑の場合は遠慮してバランスをとっていたのか、それとも本当に戦術理解が足りなかったのか判断に苦しむが、彼も使えないとなると日本は明らかに判断力で劣ることになる。

セミファイナルまで目指すのなら、プレーの質とともに判断力を上げる必要があるだろう。プレーが遅れればそれだけ不利になる。そのことはきちんと考えなければならないだろう。

2009年11月15日日曜日

岡田は南アフリカ研修旅行に行っただけということがわかっていない

Friendly Match South Africa 0-0 Japan @ Nelson Mandela Bay Stadium

南アフリカ戦後 岡田監督会見
国際親善試合
(スポーツナビ)

結果的に勝てなかったのは非常に残念ですが、ひとつ目に、この独特の雰囲気の中で試合ができたということは、われわれにとって非常に大きな特訓ができたと思っています。

試合内容に関して、前半、なかなかわれわれのスタイルのサッカーができなかったんですが、後半途中から少しずつ、テンポよくボールが動くようになってきました。ただ最後のフィニッシュのところでどうしても人数が足りなかったという感じを受けています。

ディフェンスに関しては、ロングボール一発とか、速い相手への対処とか、いくつかポイントを置いてやってきたんですが、非常にディフェンスラインが安定してきたという実感を持っています。もう少し前が、全体のプレッシングがきけば、もうちょっと全体としても(試合の)イニシアチブを取れたんじゃないかと思っています。ただ選手が非常に疲れている、コンディション不良の選手もいる中で、よく戦ってくれたと思います。南アフリカのチームはモチベーションが高く、激しくプレーしてくれたことが、われわれにとって非常にプラスになったと思っています。


プラス面としては南アフリカで試合ができたこと、ブブゼラでの応援を体験できた。そのふたつしかなかった。

スタイルでいえば、岡田は自分の中にあるスタイルを忠実にやっていたとしか思えない。相手の守備陣形の外側でボールを回し、一発のパスで突破を狙う。ショートパスで崩すやり方ではなく、横パスを回しながら相手が焦れるのを待つというやり方だった。

南アフリカのチームの成熟度は非常に低く、守備の寄せは早かったもののミスパスや前線での崩しという部分では不十分だったことを考えれば、日本は何もできないま試合だけをしたと考えたほうがいいのではないか。

そのことを記者が突っ込まなかったことが不思議でならない。

――今日は稲本をアンカーにしたセントラルMF3人だったが、その狙いと評価は?

ああいう形でやるのは初めてのトライなんですけど、今回、中盤の選手が非常に少なく、(13日に合流した)中村俊輔と話し合った結果、まだコンディションが整わないというので「ああこれは、こういうことを試すチャンスかな」と思って、自分たちのオプションを増やすという意味でチャレンジしてみました。評価としてはご覧の通り、ダブルボランチに戻した方がボールがよく動くようになったということで、まだこのシステム自体はメンバーの問題もあるでしょうが、ベターではないなと思っています。


3センターということだったのだが、稲本は存在感がまったくなかった。長谷部と遠藤が動きまわる一方で右サイドの高い位置に張った本田圭佑は戸惑いを見せていた。岡田から見ても駄目だったということは、稲本がアンカーでは散らし役がいないということで失敗だったということだろう。本田圭佑はいいパスが少なく、もったときにもフォローする選手がいなかったことで孤立していた。

ただ、このことは岡田のチームが中村俊輔ありきから始まっていることを考えると驚くにはあたらない。本来ならチャンスメイクとして動くはずの中盤の選手ありきで考え、それにFWもあわせるという考え方なのだから、世界のサッカーとは噛み合わないのは当然である。

――中盤では互角以上にパスをつないだが、シュートになかなか結び付かなかった。その原因は何だと思うか?

前半に関しては、互角以上にやったと思っていません。前半は、われわれが言うアウターゾーン(相手守備ブロックの外側)でしかボールが回らずに、インナーゾーンの孤立したトップに(ボールが)入って取られるというパターンで、これはわれわれの戦い方ではなかった。そういう意味で、後半、ビルドアップのところは修正できて、あれを長時間、ある程度のところまでできれば。今日も決定的なのが2回ありましたけど、もう少しチャンスがあれば得点も生まれてくる可能性は高かったんじゃないかと思っています。


前半どころか後半でもビルドアップはできていなかった。南アフリカが相手だから決定機ができたわけで、もっと強豪なら何もできなかったに違いない。そのことまで突っ込む記者がいなかったことは本当に残念だ。

試合後 南アフリカ代表パレイラ監督会見要旨
国際親善試合
(スポーツナビ)

今回の試合はチームにとって新しい出発、新しいゲームだ。もちろん勝つことがチームの活力なるのは言うまでもないが、非常に素晴らしい組織のしっかりした日本と対戦できたことが重要だと思った。日本のプレーを最近5ゲーム見たが、非常に印象深い。経験豊富なチームであり、90、80、60といったキャップ数の選手もそろっている。最近のゲームを見ると、20回の枠内シュートをした、プレーイングマシンのような印象であった。日本は非常に速く(足が)止まることがないチームだ。今回の試合でわれわれはビルドアップがなかなかできず、シャバララはベストコンディションではないし、けがをしている選手もいれば、イングランドから来たばかりの選手もいて、初めて一緒にやったような試合だった。全体的にはよくプレーしたと思うが、われわれは3日しか準備できなかった。本当は7日はほしいところだ。

日本に対して(われわれは)ワンチャンスがあったが、相手のDFが良かった。最初の15分から20分くらいはバラバラなプレーをしていたが、最後の25分間は非常によくやったと思う。もっとポゼッションしたかったし、もっとビルドアップのあるゲームをしたいところだ。

――マッカーシーの今日の評価について

彼は代表からかなり離れており、本当のレベルに達していないまま今日の試合に挑んだ。チームのレベルアップとスピリットの向上の面では、非常に影響してくると思うが、彼自身がベストではなかった。今後に向けて期待したい。


パレイラとしては準備不足のわりには日本レベルの相手なら戦えるという確信を得たのではないか。日本はチームとして熟成されているし、レギュラーもほぼ固まっている。南アフリカは就任1試合目でこれから作り直すチーム。対比で見れば、0-3で破れてもおかしくなかったが組織的に守って日本の決定機を抑え込んだ。

彼らにとってみれば収穫だらけの日本戦だっただろう。勝てなかったのは予想の範囲内。負けなかったのは日本の実力が足りなかったから。

12月のドローで南アフリカの操作があるなら、同一グループに組み込まれる可能性はある。もちろん、南アフリカが勝ち点3を計算できる相手として。

開催地で得た教訓 (1/2)
宇都宮徹壱の南ア・香港日記
(スポーツナビ)

「今回、中盤の選手が非常に少なく、中村俊輔と話し合った結果、まだコンディションが整わないというので『ああこれは、こういうことを試すチャンスかな』と思って、自分たちのオプションを増やすという意味でチャレンジしてみました」

このコメントから、2つの興味深い事実が浮かび上がってくる。

まず、岡田監督は中村俊と本田の共存に、それほど固執していなかったという事実。つまり岡田監督の中では、現状でのファーストチョイスはあくまでも中村俊であり、本田は中村俊が何らかの事情で使えない場合(今回は直前での長距離移動による疲労)がなければ、優先的にピッチに送り出す考えはない、ということである。

もう1つは、岡田監督が中盤の構成について、新たなオプションを密かに模索していたという事実。基本的に今回の遠征では、あまり新しいことは詰め込まず、これまでやってきた戦術や方向性の精度を高めることに注力すると思っていただけに、今回の決断はいささか意外であった。と同時に、この決断の背景に「中村俊の不在」があったことを考え合わせると、今さらながらに日本の10番の存在感を痛感せずにはいられない。


やはり、中村俊輔と本田圭佑の共存はありえないということ。3センターは失敗だったという言葉からも4-1-2-3が試される可能性は非常に低い。となると、本戦は中村俊輔と心中ということになる。グループステージ突破ができなければ岡田はもちろん、中村俊輔も戦犯にあげられることは間違いない。

日本のマスコミはそうしないかもしれないが、コアなサッカーファンはそう考えるだろう。ドイツでも彼は戦犯だったのだ。

「サイドを崩して、という形がなかなかできなかったし、サイドバックが上がるまでの時間がなくて、その前にボールを取られてしまったり」(長谷部)
「もっと高い位置でキープできれば、それだけ(前線との)距離も近くなる。チーム全体としてもうちょっと押し上げられれば良かった」(遠藤)
「前で多少距離があったので、向こうがロングボールを蹴ってきて、そこでマッカーシーなんかにキープされることが何回かあった」(稲本)

つまり前線の3人が前のめりになりすぎて分離してしまい、全体で押し上げる場面が減少。これに付随して、サイドからの攻撃が機能不全となり、日本がせっかく体得したニアを狙ったクロスはほとんど見られなくなってしまった。前線でボールが落ち着かず、逆に攻め込まれる時間帯が多くなったため、前半30分を過ぎたあたりでベンチはシステムを4-4-2に戻すことを決断。エンドが変わった後半14分には、本田と稲本を下げて、中村俊と松井大輔が投入されたことで、中盤での役割分担はより明確化され、サイドからの展開も目に見えて増えていった。


長谷部、遠藤、稲本の3人ともに4-1-2-3システムでのプレーを知らないということを露呈したということだろう。何のためにウイングプレイヤーをおいているのか。両サイドのウイングが持っているときにはフルバックではなく、中盤からフォローにいったほうが早い。そのフォローをしなければサイドアタックは機能しない。両サイドのフルバックからのクロスだけをサイドアタックと考えているならそれは戦術理解がないとしか言えないだろう。

コンフェデ杯での南アは、ほとんどの対戦相手が格上だったこともあり、堅守速攻型のチームという印象が強かった。この日本戦でも、ディフェンスラインはかなり引き気味だったが、それ以上に相手のサイドからの崩しと低いニアへのクロスに対しては、十二分に気を配っていたように感じられた。この試合(特に前半)、日本のサイド攻撃が機能しなかったのは、もちろん慣れないシステムによる弊害も確かにあったが、それ以上に両サイドへの素早い寄せと、ニアに走り込む選手への徹底したケアがあったことは見逃せない。と同時に、十分に研究してきた相手に対して、日本のオプションがあまりにも少ないことが、あらためて浮き彫りになったことについても留意すべきであろう。

すでに繰り返し指摘してきたことだが、日本は「自分たちのサッカー」を追求するあまり、それが封じられた場合の解決能力は決して高くはない。もちろん「自分たちのサッカー」の精度を上げていくことも重要だが、戦術的、戦力的なオプションを増やしておくことも、本大会に向けて不可欠となってくることについては論を俟(ま)たない。「本大会に向けたシミュレーション」として、アウエーでの南ア戦はそれなりに意義があったことは認める。しかし同時に、このまま小さくまとまるだけのチーム強化では、おのずとW杯での戦いに限界があることも、この南ア遠征での教訓とすべきであろう。


研究されると弱い。これはずっと以前からの課題だ。岡田は前任者のオシムに比べて引き出しが少なすぎる。オシムも頑固なところがあり、負けることまで覚悟で選手を代えなかったりもしたが、岡田の場合は意図的ではなく、何もできないときの打開策がない。

今回はシステムを従来通りのボックス型に戻しただけで、ビルドアップは相変わらず下手だった。南アフリカはコンフェデレーションズカップ4位とはいえ、それほど強い相手ではなかった。その相手に研究されただけで機能不全に陥るようではセミファイナルまでというのは夢のまた夢であろう。

2009年11月14日土曜日

日本代表、南アフリカを相手に世紀の凡戦で世界を驚かす

Friendly Match South Africa 0-0 Japan @ Nelson Mandela Bay Stadium

South Africa 6/4 draw 21/10 Japan 19/10(William Hill)



両国国旗、フェアプレー旗に続き、FIFA Anthemにのって両国選手の入場。

日本の国歌「君が代」、南アフリカ国歌「Nkosi Sikelel' iAfrika/
Die Stem van Suid-Afrika」の吹奏。この間もブブゼラの音がすごい。

南アフリカは黄色、緑、黄色のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

South Africa (International Friendymatch)

 McCarthy 
 Mphela 
TshabalalaModise
SibayaDikgacoi
MasilelaNgcongca
GouldMokoena
 Josephs 




ベンチメンバーはGKフェルナンデス、GKケート、デイビズ、トワラ、クマロ、サンウェニ、クラーセン、レトショロニャン、ファン・ヘールデン、パーカー、エラスムス、クラテ、ヘニェカン。

日本はブルーサムライのファーストジャージ。システムは4-1-2-3。

Japan (International Friendymatch)
 Okazaki 
OkuboKeisuke Honda
EndōHasebe
 Inamoto 
KomanoUchida
Tulio TanakaNakazawa
 Kawashima 


ベンチメンバーはGK西川周作、岩政大樹、今野泰幸、徳永悠平、中村俊輔松井大輔阿部勇樹玉田圭司、佐藤寿人、興梠慎三。

前半。日本のキックオフ。

10分、日本。遠藤からのパスを受けた長谷部がミドル。GKジョセフが右手1本で弾き出してGKに。

遠藤からのパスを受けた長谷部。プレスがかからないのを見てのミドル。ジョセフが弾き出した。

15分、日本。長谷部からのパスを大久保がヒールで流し、岡崎が抜けだしてシュートを撃つがゴール右に外れる。

長谷部のパスを大久保がヒールで落とし、岡崎が抜けだしてシュート。ゴール右に外れる。

23分、日本。右サイドの本田圭佑から内田に戻してのクロス。ファーから岡崎が飛びこむがわずかにあわず。

中盤でパスを回し、本田が右サイドの高い位置でキープ。内田に戻してのクロスに岡崎が飛びこむがあわせられず。

24分、南アフリカ。岡崎の突破をファールで止めたシバヤにイエローカード。

入れ替わって抜けだした岡崎を倒したシバヤにイエロー。

29分、南アフリカ。最終ライン左サイドのマシレラからのパス。シャバララが受けてドリブル突破。そのままミドル。GK川島が弾いてCKに。

シャバララのドリブルからのミドル。川島がさわってCKに。

38分、南アフリカ。右サイドのヌコンカからのパスに抜けだしたムフェラがシュートまで持っていくが枠をとらえられず。

プレイスキックの名手ムフェラも動きながらのシュートは枠に飛ばせず。

アディショナルタイムは1分。

45分、南アフリカ。左サイドでマシレラとシャバララのパス交換からシャバララのクロス。マッカーシーが飛びこむがGK川島がキャッチ。

シャバララの浮き球のクロスにマッカーシーが飛びこむが、川島が余裕を持ってキャッチ。

前半はこのまま終了。0-0で折り返し。

後半。南アフリカのキックオフ。

58分、日本。稲本に代えて松井、本田圭佑に代えて中村俊輔を投入。

稲本はバランサーとしてプレーしていたが存在感はほとんどなし。本田圭佑はパサーとなり果てていてフィニッシャーとしての一面は見ることができなかった。

61分、日本。中村俊輔からのロングフィード。岡崎が受けて右に流れ、クロスを送るがニアにもファーにもあわず。

岡崎が受けてのクロス。ニアとファーに選手が飛びこんでいたがどちらもあわず。

67分、南アフリカ。モディセに代えてクラテ、シャバララに代えてファン・ヘールデン、ディクガコイに代えてレトショロニャンを投入。

モディセがプレイスキックを担当、シャバララは動きまわって決定機を演出していた。ディクガコイも守備に攻撃に奔走していた。

72分、日本。内田に代えて徳永、大久保に代えて興梠を投入。

内田は危険なクロスはあったものの単発の感は否めず、大久保も前半の決定機でミス。

74分、南アフリカ。マッカーシーに代えてパーカーを投入。

マッカーシーは思ったよりも活躍出来なかった。パーカーはスコアレス・ストライカーとワールドサッカーダイジェストに書かれていたが。

75分、日本。中村俊輔のCK。ニアで中澤が飛びこむがヘッドは枠をとらえられず。

中村俊輔のクロスに中澤はどんぴしゃりだったが枠をとらえられず。

78分、日本。右サイドの徳永からのアーリークロス。中央で受けた岡崎が狙うがGKジョセフが触ってCKに。

岡崎のシュートは枠をとらえていたがジョセフに弾き出されてしまう。

79分、日本。駒野に代えて今野を投入。

駒野は無難な出来だったが危険なクロスは送れず。相手のレベルがあがると何もできない印象。今野は中盤では使われないのかという感じ。

アディショナルタイムは5分。

91分、日本。右サイドの徳永からのクロス。松井がニアに飛びこむがGKジョセフがキャッチ。

徳永のクロスに松井が飛びこみ、触れれば1点という場面でジョセフが押さえる。

94分、南アフリカ。ムフェラが右サイドを突破。深くえぐってのクロスだったがパーカーはあわせられず。

ムフェラの突破からのクロス。パーカーはあわせられず、中澤がクリア。

このままタイムアップ。0-0のドロー。

つまらない試合を見せられたというのが雑感。日本は相変わらず横パスだけだし、本田にしても中村にしてもパサーに徹していて決定機には絡まず。岡崎もひとつ上のレベルでは決めることができなかった。

パレイラ体制に戻って守備偏重のサンタナ体制からの脱皮途中の南アフリカと、もう完成の域に近づいたと岡田が言っている日本がこんな勝負ではセミファイナルどころか、グループステージでダウンが関の山。

南アフリカのミスパスに乗じられないのはあまりにもひどかった。

岡田は南アフリカに勝って当然と豪語!!

Friendly Match South Africa vs. Japan @ Nelson Mandela Bay Stadium 14th November 2009

South Africa 6/4 draw 21/10 Japan 19/10(William Hill)

岡田監督、南アに“上から目線”「勝って当然」 (1/2ページ)(サンケイスポーツ)

強気に出た。W杯開催に沸き上がるホスト国に乗り込んでも、岡田監督は遠慮を知らない。南ア戦の楽勝を力強くブチ上げた。

「これぐらいの相手には勝って当然の気持ち。望み通りの結果が出ればまた一歩、レベルアップできる。そこそこレベルの高いチームとやるのは楽しみだね」

上から目線だ。確かにFIFAランクを見れば日本40位、南ア85位。だが、6月に当地で行われたW杯のプレ大会、各大陸連盟の王者などが集うコンフェデレーションズ杯で、南アは4強入り。そのうえ今回は、94年米国W杯でブラジルを優勝に導いたパレイラ監督の復帰戦だ。名将は合宿集合に遅れたFWをメンバーから外すなど、本腰を入れてくる。

対する岡田監督は98年W杯で予選リーグ3戦全敗。それでも「パレイラ? 南アで監督をしていた試合は見てない」と眼中にない。12日のミーティングは10月のトーゴ戦(5-0)の編集ビデオを見せた。相手はコンディション不良の2軍メンバーで、日本はやりたい放題。参考外の内容だったが「100%じゃない相手にも、オマエらは100%で戦っていた」と持ち上げ、プラス志向を徹底した。

今回は開催都市が二転三転し、「日本のサポーターはほとんど来ない」(南ア日本大使館)。W杯本大会で使用するネルソン・マンデラベイ・スタジアム(4万8000人収容)は完全アウェーが予想されるが、「南アとか、W杯スタジアムとか関係ない。この1試合に勝つために来たわけじゃない」と岡田監督。視線の先は、あくまでW杯4強だ。南アのダイヤモンドよりも、決意は固い。


William Hillがつけたオッズでは南アフリカ有利。代表を追放されていたベニー・マッカーシーも復帰した。

守備偏重だったサンタナと違い、パレイラは攻撃に重心をおく。プレスをかけられると慌てて横パスをする癖がある日本代表はショートカウンターの格好の餌食になる。そのことがわかっているとも思えない。この自信はどこからくるのか。まあ、試合をやる前から負けると思っている監督もいないだろうし、そんな監督では困る。これくらい言わなければとも思うが、あまりにも自分のことが見えていないのではないかとも思ってしまう。

南アフリカ戦前日 岡田監督、中澤会見
国際親善試合
(スポーツナビ)

岡田 南アフリカという非常に力のあるチームと、それも自国開催、また新しい監督になったということで、非常にモチベーションが高いであろうチームと(試合が)できることを本当にありがたく思っています。必ずや、われわれにとって貴重な経験になると思っています。またそれとともに、このワールドカップ(W杯)スタジアムに来て、W杯がより実感として感じられました。そういう意味で選手も明日の試合にW杯へのシミュレーションとしての臨み方をしてほしいと思っていますので、いい試合、もちろんわれわれがやろうとしているいい試合をして、結果を残していきたいと思っています。

中澤 選手としてはW杯までの1日1日が大事ですから、明日のゲームも勝負にこだわって、せっかく南アフリカに来たのだからこれに勝って、次のアジアカップ予選(香港戦)に向けてはずみをつけたいと思います。

――中村俊輔はスタメンか?

岡田 ここにいる選手全員が先発でいけます。コンディションがいいかどうかは別として(スタメンで)いこうと思えばいけます。

――バファナ・バファナ(南アフリカ代表の愛称)は、日本のプレーはスピードがあってプレッシャーをかけてくると分析しているようだが(南アフリカ人記者)

岡田 パレイラ監督もどうも日本の試合を見られているようで、かなりいろんな対策をしているように聞きました。その意味で、われわれも南アフリカの試合は何試合かビデオで見ていますし、いい試合ができればと。われわれは、われわれのスタイルで戦いたいと思っています。

――ここのピッチの状態は問題ないか?(南アフリカ人記者)

岡田 素晴らしいピッチだと思っています。ボールの走りがちょっと遅いですが、これは芝の種類によるものなので、インターナショナルマッチに十分かなうピッチだと思っています。

――日本はここに来てエンジョイしているか? またここに来たことが来年にどのようなアドバンテージになるのか?(南ア記者)

岡田 ポートエリザベスは初めてですが、非常に美しい街で、天候にも恵まれた日々が続いておりまして、キャンプに関しては100パーセント満足しております。ここでの経験は、やはり南アフリカでキャンプをして試合をしたというのは、選手のメンタリティー、そしてスタッフの仕事のやり方の経験とし、非常に大きなものがあると思っています。


サンケイスポーツの報道とはずいぶん違う前日会見の受け答えだ。外面と内面は違うということなのだろう。大言壮語をするなら南アフリカのメディアに向かって言ってほしかったがそこまで強気ではなかったということだ。

サンケイスポーツの報道にはリスペクトの欠片もないが、この前日会見では相手に気を遣いすぎているように見える。シミュレーションになればいいというのはあまりにも弱気すぎないか。

――中村俊は(直前に)スペインで試合をして到着したが、疲れている印象は?

岡田 当然疲れているでしょうけど、中2日あって、10時間程度の移動ですから。彼はプロフェッショナルだから十分できると思っています。今日の練習はそれほど疲れているかどうか分かるほどのものではないのですが、今日見た限り、疲れていてどうしようもないという感じはしなかったです。

――バファナ・バファナを恐れているか? またスタジアムの騒音(おそらくブブゼラのこと)についてはどう思うか?(南アフリカ人記者)

中澤 南アフリカはいいチームだと思っていますが、アフリカのチームとやるのは初めてではない。ほかにもガーナやトーゴとやっているので、決してかなわない相手だとも思わないので、明日はいいゲームになればと思います。騒音に関しては、日本には浦和レッズという素晴らしいチームがあって、サポーターの声がすごいですから(苦笑)。

――中澤選手、(ポートエリザベスはW杯本大会の)準々決勝と3位決定戦の会場だが、ここに入った感想は? また選手として事前にできることの影響は?

中澤 このスタジアムに来て、選手の感想としては、とてもきれいで、これが満員になればすごい迫力のあるスタジアムになるのだろうなと。W杯の前にこうした試合会場に入るのは、グラウンドコンディションを知る意味で大事なポイントなので、スパイク選びなどを含めた問題は、このスタジアムに限っては解決されたと思っていますので、ほかの国に比べればアドバンテージはあると思います。

――「選手も明日の試合にW杯へのシミュレーションとしての臨み方をしてほしい」ということだが、どういう試合の入り方を望んでいるか?

岡田 あまり言うことがなかったので、ちょっと軽い気持ちで言ったんですけど(笑)、シミュレーションというか、要するにW杯スタジアムで戦うということで、本大会に近いモチベーションで戦ってもらいたいと、選手にとっては。まあスタッフには、いろいろな用件、今日だけでもいろいろ問題が出てきているので、それらをどうするかきっちり考えておいてくれと言っているんですけど、選手にはW杯のつもりで、こちらもそういうタイムスケジュール、また例えば今度の大会から多分イヤホンがダメになる、であれば今回からイヤホンを使わないとか、そういうモードでいくので、選手にも本大会に近いモチベーションで臨んでもらいたいということです。


日本の記者は中村俊輔のことばかり気にしている。彼がいなければ試合にならないとでも思っているかのようだ。サッカーは11人でやるものだし、中村の評価は世界的には普通の選手でしかない。今では本田圭佑のほうが世界での評価は高い。

それにしても、南アフリカの記者がブブゼラを騒音と認識しているのは笑ってしまったなあ。コンフェデレーションズカップのときもすごかったしね。

2009年11月5日木曜日

南アフリカ戦、香港戦に向けて日本代表21名を招集!!

Friendly Match South Africa vs. Japan @ Nelson Mandela Bay Stadium 14th November 2009

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Hongkong vs. Japan @ Hong Kong Stadium 18th November 2009

南アフリカ遠征(11/14vs南アフリカ代表)
AFCアジアカップ2011カタール予選Aグループ(11/18vs香港代表)
SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー
(日本サッカー協会)

GK
川島 永嗣 KAWASHIMA Eiji
1983.03.20 185cm 80kg 川崎フロンターレ 6/-6

西川 周作 NISHIKAWA Shusaku
1986.06.18 183cm 79kg 大分トリニータ 1/0

DF
中澤 佑二 NAKAZAWA Yuji
1978.02.25 187cm 78kg 横浜F・マリノス 94/17

駒野 友一 KOMANO Yuichi
1981.07.25 172cm 76kg ジュビロ磐田 47/0

岩政 大樹 IWAMASA Daiki
1982.01.30 187cm 85kg 鹿島アントラーズ 1/0

今野 泰幸 KONNO Yasuyuki
1983.01.25 178cm 73kg FC東京 32/0

徳永 悠平 TOKUNAGA Yuhei
1983.09.25 180cm 76kg FC東京 3/0

内田 篤人 UCHIDA Atsuto
1988.03.27 176cm 62kg 鹿島アントラーズ 25/1

MF
中村 俊輔 NAKAMURA Shunsuke
1978.06.24 178cm 70kg RCDエスパニョール(スペイン) 91/23

遠藤 保仁 ENDO Yasuhito
1980.01.28 178cm 75kg ガンバ大阪 83/7

中村 憲剛 NAKAMURA Kengo
1980.10.31 175cm 67kg 川崎フロンターレ 41/5

松井 大輔 MATSUI Daisuke
1981.05.11 175cm 64kg グルノーブル(フランス)19/1

阿部 勇樹 ABE Yuki
1981.09.06 177cm 77kg 浦和レッズ 40/3

長谷部 誠 HASEBE Makoto
1984.01.18 179cm 72kg VfLヴォルフスブルク(ドイツ) 25/0

本田 圭佑 HONDA Keisuke
1986.06.13 182cm 74kg VVVフェンロ(オランダ) 10/3

稲本 潤一 INAMOTO Junichi
1979.09.18 181cm 75kg レンヌ(フランス) 73/5

FW
玉田 圭司 TAMADA Keiji
1980.04.11 173cm 67kg 名古屋グランパス 63/14

佐藤 寿人 SATO Hisato
1982.03.12 170cm 68kg サンフレッチェ広島 27/3

大久保 嘉人 OKUBO Yoshito
1982.06.09 170cm 73kg ヴィッセル神戸 40/5

岡崎 慎司 OKAZAKI Shinji
1986.04.16 173cm 70kg 清水エスパルス 18/14

森本 貴幸 MORIMOTO Takayuki
1988.05.07 180cm 73kg カターニャ(イタリア) 2/1


森本、本田、中村俊らを選出=サッカー日本代表(スポーツナビ)

日本サッカー協会は5日、都内のJFAハウスで、国際親善試合となるアウエーの南アフリカ戦(14日、会場は調整中)およびAFCアジアカップ2011最終予選の香港戦(18日、香港)に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバー21名を発表した。

欧州組からは中村俊輔(エスパニョル)、本田圭佑(VVV)、長谷部誠(ボルフスブルク)、森本貴幸(カターニア)らが選出。国内組では岡崎慎司(清水)、遠藤保仁(G大阪)、中村憲剛(川崎)らがメンバー入りしたが、J1得点ランキングトップ(第30節終了時点)の前田遼一(磐田)、橋本英郎(G大阪)、長友佑都(FC東京)らは招集外となった。

また、田中マルクス闘莉王(浦和)はけがの状態を見極めてから、後日、招集の判断をする。

岡田武史監督は今回の選考理由として、「欧州組は最後のチャンスなんで、優先して考えている。国内組には1、2月に長いキャンプがある。彼らにとってはそれが大きなチャンス。そこを目指してくれることを期待している」とコメント。

欧州組の香港戦への帯同については、「基本的には、キャンプとして全員連れて行く。その中で個別に話して、チーム状況、本人のコンディション、立場を考慮して(所属クラブに)返すこともある。ただ、香港まで行ってもらうのが原則」と語った。


今度こそCBのテストは行われるのかとか、南アフリカまで行ってスタジアムの経験だけしてくるのではないかとか。香港戦のベストメンバーの縛りで選手が壊れるのではないかとか。そんな心配ばかりがある。

代表戦となると本当にワクワクしたものだが、最近はそういうこともなくなった。フットボールに対して愛情がなくなったわけじゃない。イタリアの戦術理論にはまりすぎて、日本の戦術理解が足りないというわけでもない。

スターがいないから見ないというわけでもない。

ただ、岡田になってからオシムの時期に比べてつまらなくなったのは事実だ。やるべきサッカーが予想できる。そして予想の範囲だけでしか、サッカーは展開されない。それでは見ている意味がない。知っていることならわざわざ見る必要はないのだから。

2009年7月24日金曜日

日本代表、アウェイの香港戦はベストメンバーで、南アフリカ戦はスタジアムが心配!!

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Japan vs. Hongkong @ Out-Sourcing! Nihondaira Stadium 8th October 2009

Friendly Match South Africa vs. Hongkong @ Moses Mabhida Stadium 14th November 2009

香港が日本にベストメンバー要求…11・8ア杯予選(スポーツ報知)

日本サッカー協会の原博実・強化担当技術委員長(50)は22日、11月18日に行われるアウェーでのアジア杯予選・香港戦について、香港サッカー協会からベストメンバーを要望されていることを明かした。

同予選の香港戦は、11月14日に日本で、同18日に香港で予定されていたが、日本協会は同14日にアウェーでの親善試合を欧州を中心に調整しており、日程変更を申し入れていた。このほど、香港協会との調整がつき、本拠戦は10月8日に静岡・アウスタで開催することが決定。その代わりとして香港協会から「香港での試合は一番いいメンバーで来てほしい」との交換条件が出された。

原委員長は「分かりました。協力させてもらいます、と言いました」と明かし、日本代表の岡田武史監督(52)も了承したという。エスパニョールMF中村俊輔(31)ら欧州組が、FIFAランク137位の格下戦のために、厳しい移動を強いられる可能性が出てきた。

▼予想される俊輔の強行日程 11月8日のスペインリーグのヒホン戦(ホーム)後、移動して日本代表に合流し、14日に海外で強化試合(相手場所は未定)に出場。中3日で18日に香港でアジア杯予選(アウェー)に出場。さらに、中3日で移動して22日には、スペインリーグのへタフェ戦(ホーム)を迎える。計15日間で、長距離移動を含めた4試合の強行軍が予想される。


11月14日から18日はOfficial Matches(Release period for players:4/5 days)なので強行日程でも香港戦にはヨーロッパ組も合流できる。Jリーグナビスコカップ、天皇杯にベストメンバー規定を適用し、フレンドリーマッチで来日するチームにもベストメンバーでと要請する日本サッカー協会。香港からベストメンバーでと要請されれば承諾せざるを得ない。日本と対戦する国にはベストメンバーを要求して、逆は勘弁してくれというのでは話は通らない。日本は信頼できない国ということになる。

天に向かって吐いた唾が自分に戻ってきたわけだが、そのことについて誰もツッコミをいれた形跡はない。さすが大本営発表だ。これで足枷ができたことは間違いなく、そして香港は日程を変更されたことへのささやかな仕返しをしたのかもしれない。

集客力という話なのかもしれないけれども。

日本代表、11月に南ア戦=ダーバンの新競技場で-サッカ-(時事通信)

サッカー日本代表の岡田武史監督は23日、南アフリカ代表と同国のダーバンで11月14日に強化試合を行うことを明らかにした。来年のワールドカップ(W杯)開催国の同国とは、初対戦となる。

同日は当初、アジアカップ最終予選の香港戦が予定されていた。日本協会は同日に強豪国との強化試合行うために香港側に日程の変更を申し入れ、香港戦は10月8日に静岡で行われることが決まっていた。

6月のコンフェデレーションズカップで南アフリカ戦を観戦した岡田監督は、同国代表について「組織としてまとまりがある。いいチーム」と印象を語った。また、「強いチームとやりたかった。スタッフを含めて、いいシミュレーションになる」と話した。

同日は、W杯会場として新設される「ダーバン競技場」のこけら落としとなる。


本戦でシードされる南アフリカとの対戦はすばらしい。コンフェデレーションズカップではベスト4。日本が優勝できなかったアジアカップ覇者のイラクとドロー、スペインにはグループステージ、3位決定戦と二度敗れたものの、ニュージーランドに勝利してホストカントリーの意地を示した。

ただ問題は「ダーバン競技場」が11月までに完成しない可能性があること。となると、本戦の開場ではなく、隣接するABSA Stadiumという可能性もある。ここはラグビーの競技場なのだけど。

インフラの問題もはらみながらという心配はあるにせよ、南アフリカとの現地で対戦できるというのは今の日本にとってベストの選択かもしれないね。