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2009年10月11日日曜日

岡田の方向性はいつまでたってもフィーリングサッカーなのか

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2009 Japan 2-0 Scotland @ Nissan Stadium
Japan:O.G.(Berra) 82,Honda 90

スコットランド戦後 岡田監督会見
キリンチャレンジカップ2009
(スポーツナビ)

前半、われわれの基本である早いサポートでパスアンドムーブ、そしてシンプルにボールを動かしていくというのが、サポートの顔出しが遅かったり、(パスを)出す方が遅かったり、選手間の距離が長すぎて、パスの距離が長くなると受けるのが怖くなるんですけど、そういうテンポがなかなか上がってこない状況でした。(テンポは)前半の終わりくらいから上がってきました。長いボールが多いとどうしても、切り替えても周りに味方がいないという状況で、ディフェンスもプレッシャーが掛からない。ちょっと悪循環になりかけていたのをよく持ちこたえて、後半にようやくリズムが出てきました。

ただ、最後の突破のところで相手もしっかりしたディフェンスをしていたので、シュートを打たせてもらえなかったんですけど、駒野が練習通りの素晴らしいクロスを入れてくれました。オウンゴールでしたけど、(相手DFがボールに)触らなかったら後ろに森本がいて、高い確率でゴールになっていたんじゃないかと思います。そういう意味で、新しい選手、今まで試合に出るチャンスがなかった選手たちが、それぞれの特徴や持ち味をよく出してくれました。これからメンバー選考で頭を悩ませる、うれしい悩みだと思います。


短いパスばかりだと相手もプレスをかけやすいのだが、岡田はそのことには気付いているのだろうか。

長短織り交ぜたパスがあるからこそ攻撃に幅がでる。しかし、今の日本はロングフィードという攻撃がほとんどない。短いパスで中盤をつなぎ、スルーパスを狙うという攻撃の効率が悪い方法を選んでいる。パスコースが多くあるはずの4-2-3-1というシステムを使っているがプレーエリアが守られていないために、ミスパスも目立つ。

もちろん、ミスがあるのが当たり前のサッカーだが、イージーなミスはよくない。そのためにもプレーエリアを守ることは大事なのだが、そのことを批判できないような状況になっている。

前任者のオシムは批判されることはいくらでも歓迎するという態度だったが、岡田は批判されることを極端に怖れる小心者なのだ。

試合後、スコットランド代表バーリー監督会見
キリンチャレンジカップ2009
(スポーツナビ)

――今日の失点について(スコットランドの記者)

日本はFKから非常にいいプレーをしていた。われわれのゴードンは非常に素晴らしいGKでいい働きをしていた。1点目はわれわれのミスによるものでがっかりしているが、こういった国際試合はわれわれにとっても重要で、今回は日本のサッカーが素晴らしかったと言わざるを得ない。ほとんどのボールを日本が支配していたし、それに対してわれわれはかなりいいディフェンスをしていたと思うが、今回は日本が少ない機会をものにしたと言える。2点目は日本の力によるものだった。

――日本の選手で目を引いたのは?

わたしはスコットランドの監督なのでその質問は難しいのだが、日本のプレーは非常に生き生きとしていてパス回しのテンポが良かった。特にフロントラインで賢い動きをしていた。全体としてチームを評価することはできても、特定の選手を選ぶのは非常に難しい。それでも日本はワールドカップでもいいところまでいけると思う。


バーリーさんはピッチに出ていた日本の選手を評価してコメントしたのだと思う。つまり、前線に関しては後半多くチャンスを作った『控え組』のほうが出来がよかったということだ。固定されたレギュラーメンバーで戦っていたら違うゲームになっていた可能性はある。

話題性の向こう側に (1/2)
日本代表 2-0 スコットランド代表
(スポーツナビ)

ところが3度目となる今回は、にわかに様相が一変する。何と来日直前になって、スコットランドから大幅なメンバー変更の通達があったのである。メンバーの入れ替えは18名中、実に半分の9名。離脱したのは、前回来日したダレン・フレッチャーや、セルティック時代の中村俊輔のチームメートであるショーン・マロニーなど、一線級ばかりが占められていた。メンバーが急きょ変更になったことについて、スコットランドのジョージ・バーリー監督は「選手が相次いで負傷したため」と答えている。だが、あの屈強なタータン軍団の男たちが、まとめて9人も負傷するとは到底信じ難い話である。

とはいえ「私自身が最もがっかりしている」と語るバーリー監督の言葉は、信じてよいように思う。試合前日の会見でも、招集メンバー変更の理由を日本の記者に立て続けに問われて、監督は見る見る表情をこわばらせ、結局3つの質問に答えただけで会見を切り上げてしまった。おそらくは、すでにW杯への夢を断たれたスコットランド代表に対し、レンジャーズをはじめとするクラブ側から、立て続けに招集を拒否されたと見るのが妥当であろう。その意味でバーリー監督もまた、被害者の1人だったと言える。


怪我というのは言い訳であろうというのはわかっていたことだ。インタナショナルAマッチデイではあるが、スコットランドにとっては重要な試合ではない。サラリーを払っているのはクラブであり、優勝争いをする上で重要な選手を極東まで行って壊されては困るとクラブが考えてもしかたがない。日本がW杯出場を逃し、本戦に向けて強化試合をしたい外国の中堅国から招待される逆の立場だったとしたら、日本は協力するだろうか。ということを考えてみればよくわかる。Jリーグで優勝を争っているクラブはできれば出したくないと考えるだろう。

最初のテコ入れは、前半15分。トップ下の石川と右サイドの本田のコンバートである。右サイドを主戦場とする石川を、あえてトップ下に置いた理由について、岡田監督は「サイドで起点となるのは苦しいだろうから、トップ下から裏に出て」持ち味を発揮してもらおうと思っていたらしい。しかし「外で(ボールを)回すことが多くなったので、本田を中に入れて起点を作りたい」と考えを改め、両者のポジションを入れ替えた。結果として、所属クラブでの本来のポジションを与えられたことで、石川も本田も、より持ち味を生かせるようになった。とはいえ、この時点での日本は、まだまだリズムはちぐはぐで、石川の突破や本田のミドルなど、個人能力での打開ばかりが目立っていた。

0-0で迎えた後半11分、前田に代えて森本が登場し、一気に会場が沸き立つ。しかし、日本の攻撃に本当の意味でのリズムが生まれるのは、その9分後に3人を一気に交代してからである。内田と石川と橋本がアウトで、大久保嘉人と松井大輔と徳永悠平がイン。大久保と松井が中盤の右と左に、徳永が内田のポジションに入り、中村憲は3列目に下がって稲本とコンビを組んだ。この日の中村憲は、積極果敢に前線に飛び出してゴールを狙ったものの、シュートの精度が悪く、気持ちの空回りが攻撃のリズムを削いでいる印象を受けた。むしろポジションを下げて、パスの出し手に回ってからは、小気味よくボールが回るようになる。後半、日本が持ち前のポゼッションを発揮してスコットランドを圧倒できたのも、中盤の底が安定したのが一番の要因だったのは間違いないだろう。

そして仕上げは、後半36分。稲本に代えて投入された駒野友一が左サイドバックに回り、左の今野が本職である守備的MFに移動した。この日は、右の内田がコンディションが悪く、左の今野も窮屈そうにプレーしており、効果的なクロスはほとんど見られなかった。ところが投入されて1分後のファーストタッチで、駒野は職人芸的なクロスを供給。相手GKとDFの間を通す直線的な弾道は、走り込んできた森本に渡る前に、相手DFのオウンゴールを誘発し、ようやく日本が先制する。さらに後半45分にも、またしても駒野のクロスから、森本が巧みに反転してシュート。いったんは相手にブロックされたものの、こぼれ球を本田が躊躇(ちゅうちょ)なく左足を振り抜き、豪快にネットを突き刺す。今度は文句なしのゴール。ほどなくしてタイムアップとなり、即席チーム同士の対戦は、日本が2-0で勝利した。


試合途中での戦術変更はいわゆるベストメンバーではなかなかできない。指示しても選手がいうことを聞かないのか、それとも指示を出していないのかわからないが、まったく効果は出ていない。

しかし、今回は指示が当たっている。これがベストメンバーと同じチームをもうひとつ作るための作戦なら困るが、オプションとなるためのものなら歓迎する。

とはいえ、岡田のインタビューではベストメンバーと同じ戦術をこなすチームを作ろうとしているとしか思えないのだが。

いずれにせよ、先の香港戦、そして今回のスコットランド戦を終えて、指揮官の中では、新たにチャレンジしてみたいフォーメーションが、明確な像を結びつつあることだろう。4日後の10月14日、宮城スタジアムでのトーゴ戦で、岡田監督の答えは明らかになる。9月のオランダ遠征での課題を克服するための「新たなステップアップ」。そのプレゼンテーションの場が、次のトーゴ戦なのである。

そこで気になるのが、来日するトーゴのモチベーションである。急ぎFIFA(国際サッカー連盟)の速報サイトをのぞいてみると、何とトーゴはカメルーンに0-3で敗れ、本大会出場の夢を断たれているではないか! 本当に、この時期のマッチメークは難しい。果たして宮城でのシリーズ第3戦は、どんな結末が待ち受けているのだろう。


結果として、2試合の強化マッチはW杯本戦を前に敗退したふたつの国との戦いになってしまったわけだが。トーゴがメンバーを落としてしまわないか、それだけが心配ではあるね。

2009年10月10日土曜日

日本は駒野のクロスから2得点!! サイドアタックが効いての勝利!!

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2009 Japan 2-0 Scotland @ Nissan Stadium
Japan:O.G.(Berra) 82,Honda 90

Japan 4/7 draw 11/4 Scotland 11/2(William Hill)

FIFAアンセムにのって両国国旗、フェアプレー旗に続いて両国選手の入場。アンドリュー・マクガーバーさんによるスコットランド国歌「The Flower Of Scotland」、島谷ひとみさんによる日本国歌「君が代」の斉唱。

元スコットランドサッカー協会会長(FIFA名誉副会長)のデービッド・ウィル(David Will)氏が9月24日、ご逝去されたことに対する黙祷。

日本はブルーサムライのファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (Friendly Match Kirin Challenge Cup 2009)
 Maeda 
 Ishikawa 
Kengo NakamuraHonda
HashimotoInamoto
KonnoUchida
AbeIwamasa
 Kawashima 


ベンチメンバーはGK山本、駒野、闘莉王、徳永、岩下、松井、中村俊輔、佐藤寿人、大久保、森本。

スコットランドは白、紺、白のセカンドジャージ。システムは4-4-2。

Scotland (Friendly Match Kirin Challenge Cup 2009)
MillerDorrans
ConwayRoss Wallace
AdamCaldwell
Lee WallaceWhittaker
BerraMcManus
 Gordon 


ベンチメンバーはGKラングフィールド、マーシャル、バー、ヒューズ、コウィ、リオーダン、スティーブン・フレッチャー

前半。日本のキックオフ。

6分、日本。本田圭佑が右サイドから切れ込んでシュートを撃つがわずかにゴール左に外れる。

本田圭佑が中に切れ込んでのシュート。強烈だったが、枠をとらえられず。

30分、スコットランド。ゴール正面左遠目からのFK。アダムが直接狙うが枠をとらえられず。

アダムのシュートは大きく外れていく。

33分、日本。阿部のボール奪取から本田圭佑、中村憲剛とつないでシュートまで持っていくがサイドネット。

日本が見せたショートカウンター。きれいにパスがつながったが最後のフィニッシュに精度を欠いた。

36分、日本。石川の突破から内田とのワンツーで抜けだし、石川のシュート。GKゴードンの正面。

石川のドリブル突破から右サイドの内田を使ってエリア内に抜けだしてのシュート。ゴードンがキャッチ。

40分、日本。橋本を起点に本田圭佑、石川、今野とつなぎ、左のスペースに飛び出した石川へ。石川が深くえぐってのクロスに中村憲剛がシュートを撃つがブロックされる。

石川のクロスが強めで中村憲剛は上手くコントロールできなかった。このあたりの技術は高めなければならないね。

アディショナルタイムはほとんどなく、前半終了。0-0で折り返し。

45分、スコットランド。ロス・ウォレスに代えてコウィを、ミラーに代えてスティーブン・フレッチャーを投入。

後半。スコットランドのキックオフ。

55分、日本。前田に代えて森本を投入。

前田は頑張っていたがチャンスは少なかった。

62分、日本。ゴール正面右からのFK。本田圭佑が直接狙うがGKゴードンが弾き、こぼれ球を内田がシュートまでもっていくが枠をとらえられず。

時間をかけてのセットプレー。本田圭佑のシュート

64分、スコットランド。コールドウェルにイエローカード。

ファールによるイエロー。

65分、日本。橋本に代えて大久保、石川に代えて松井、内田に代えて徳永を投入。

橋本はチャンスがあったが生かせず、石川と内田はサイドからいいボールを供給していた。

65分、日本。ゴール正面遠目からのFK。本田圭佑が直接狙うがアウトにかかってゴール左に外れる。

本田圭佑の強烈なシュートだったが、枠には飛ばなかった。

67分、スコットランド。アダムに代えてヒューズを投入。

アダムはゲームを落ち着かせる意味でいいポジショニングだったが後半は目立たず。

72分、スコットランドのカウンター。ヒューズからドランズ、コウィとつないで前線のスティーブン・フレッチャーに渡るがシュート態勢に入ったところをGK川島がボールをカット。クリア。

スティーブン・フレッチャーにつなぐまでは完璧。スティーブン・フレッチャーにテクニックがあれば先制されていた。

73分、スコットランド。コンウェイに代えてリオーダンを投入。

コンウェイはそれほど目立たず。

75分、日本。右サイド高い位置からのFK。中村憲剛が放り込んだボールを岩政がニアで合わせるが枠の上。

中村憲剛のボールにどんぴしゃりで合わせたが当たりが浅く浮いてしまった。

76分、日本。中村憲剛からのパスをエリア内で森本がキープ。松井に渡してのシュートだったがブロックされてCKに。

DFふたりに挟まれながらも森本がエリア内でキープ。追い越しをかけた松井に渡してのシュートだったがブロックされた。

79分、日本。左サイド高い位置からのFK。中村憲剛がゴール前に入れてくるがGKゴードンがキャッチ。

中村憲剛がゴール前に合わせてきたが誰も触れなかった。

80分、日本。稲本に代えて駒野を投入。

稲本は中盤のバランサーとして効いていたが前線で絡むことはほとんどなかった。キャプテンマークは中村憲剛に。今野が中盤の底に、駒野はレフトバックに。

81分、日本先制。前線で森本がキープ。本田圭佑に戻し、左サイドの駒野に振ってのクロス。戻りながらベラがクロスをカットしようとするがそのまま右足でゴールに蹴り込んでしまいオウンゴール。1-0。

森本、本田圭佑にDFが引きつけられてサイドが空いたところに駒野が走り込んでのクロス。ベラがクリアしようとするがそのままゴールに蹴り込んでしまった。

90分、日本追加点。今野から左サイドの駒野へのパス。駒野のクロスを足元に入れた森本が反転してシュート。こぼれ球を右サイドから飛びこんだ本田圭佑が左足で押し込んでゴール。2-0。

駒野のクロスから2点目。森本のキープ力でDFがブロックに入り、本田圭佑はノーマーク。ゴードンも対応しきれなかった。

アディショナルタイムは3分。

ゲームはこのまま終了。2-0と日本が勝利。

スコットランド戦を前にメンバー落ちの話しかないのか

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Scotland @ Nissan Stadium 10th October 2009

スコットランド戦前日 岡田監督会見 (1/2)
キリンチャレンジカップ2009
(スポーツナビ)

――スコットランドが2軍のような選手を送り込んだことについて、どう思っているか?(スコットランド人記者)

スコットランドのチームがメンバーを発表した時点で、非常にいいメンバーで来てくれると期待していただけに、直前での大幅なメンバー変更には非常に失望しています。

――今回、この試合を開催している日本へのリスペクトが欠けていると感じているのか?(スコットランド人記者)

この時期のインターナショナルマッチデーというのは、強豪同士の試合が組めない、どこも苦慮しています。そういう意味で、スコットランドがベストメンバーで来られないというのは致し方ないかなと思っています。ただ、事前にそういうメンバーであるということを伝えてもらえていれば、急にけがをすることは考えづらいので、非常にありがたかったかなと思っています。


スコットランドはたしかにメンバーを落としての来日だが、W杯南アフリカ大会のヨーロッパ予選敗退が決まっており、日本との試合をユーロ2012に向けての再建と考えれば新しいメンバーを試したくなる気持ちは理解できる。

日本の強化だけが優先されるわけではなく、スコットランドも強化を必要としているのだということを忘れてはならない。岡田は失望という言葉を使ったが、新しいチームとなったスコットランドは気持ちを切り替えてのレギュラー争いでモチベーションが高いかもしれず、ゲームを見ないうちからこういう言葉を使うのはどうかと思う。

もし、逆の立場で日本がW杯予選で敗退し、ヨーロッパの中堅国に強化のためのフレンドリーマッチをと言われた場合に、4年後には代表から引退しているかもしれない選手を送るのかを考えてもらいたいものだが。

まあ、岡田は送るのだろうなあ。4年後は関係ない話なのだろうし。

――森本は代表に合流して数日だが、今の戦術をどれくらい理解しているか?

いつも言いますが、僕らは同じサッカーでそれほど難しいことをしていないので、彼自身、理解は完ぺきにできていると思います。ただ、やれるかどうかというのは別かもしれませんけど。本人とも話をしましたが、だいぶ慣れてきたと言っているので、顔もリラックスしてきていると思っています。


難しいサッカーはしていないが、難しいことは要求している。例えば、ネガティブトランジションのときにサイドのカバーでかなりの距離を走らなければならないとか。効率の悪いプレッシングとか。イタリアでは選手はきっちり戦術を叩き込まれる。そのレベルで入ったら森本はチームが機能していないと感じるのではないか。

――新しいメンバーを多く入れると、うまくいかないケースがよくあるが、チームがバラバラになる懸念はないか?

皆さんどうしても新しいメンバーに注目がいくようですが、新陳代謝が必要なので、われわれにとって新しいメンバーは大切です。ただ、もっと大切なのは「中堅」という言い方がいいのかどうか、けが人が出た時にすぐ同じくらいのレベルで出られるメンバー、そういうメンバーはそれほど変更していません。そういう意味で、そこに新しい選手が1人、2人入ること、当然、穴が空くことはあるかもしれませんが、全体としてガタガタになることはないと自分では思っています。

――2軍とはいえ、スコットランドは香港よりもレベルは高い。あらためて、明日出場するメンバーには、どういったことを期待して、どのようなことをチェックするのか?

われわれの中でも、スコットランドがメンバーを落としているといっても、香港よりは上だろうと想定しています。ただある意味、そういう相手に対してどれだけできるかということが、新しい選手のテストだったり、中堅選手のレベルアップにつながると思っています。ですので、あらためて何かを求めるというより、今までチームがやろうとしていること、そしてここから、われわれがワールドカップ本大会までにやらなければならないことへのチャレンジをしてもらいたい。僕は選手に、いつも試合前に言います。相手を恐れて腰の引けたようなプレー、あるいはミスを恐れてオドオド、ほどほどのプレーというのは大嫌いなので、とにかくチャレンジしてもらいたいと思っています。


ずっと固定メンバーで戦ってきて、11人+何人かだけが理解しているフィーリングサッカーなのに。プレーエリアをはっきりさせることなく、中盤が自由に動きまわって岡崎以外のフィニッシャーがいない状態なのに。新しい選手は岡田のやり方に戸惑っている。国内組はそれほど戸惑いはないかもしれないが、海外組は自分たちのやっているサッカーと違うことに戸惑うだろう。本田圭佑がフィットしないのはそのためであり、森本もあわないかもしれない。それは選手が悪いのではなく、岡田の目指しているサッカーが違う進化をしているからということ。それに気付いたときにはまた悪夢を繰り返すだけなのだ。

――明日のスコットランドの選手たちは、半分ほどは中村俊輔がセルティック時代に対戦しているわけだが、彼から何か伝えられたか? またそういったことを彼に期待しているのか?

そういえばセルティックにいたんですね。忘れていました。あまりそんな話は僕はしていませんけど、ひょっとしたら分析担当の和田あたりが俊輔にいろいろ聞いているかもしれないです。まあ俊輔はチームの中である意味、リーダー的な存在なので、自分からそういうのがあったら当然、選手に言ってくれるんじゃないかと。僕が言ってくれと、特に言うつもりはないですけど。今、チームのことを考えてくれている1人なので、そういうことは自然とやってくれるんじゃないかと思います。

――今回、スコットランドに若い新しいメンバーが何人かいるが、情報を得るチャンスはあったか? また、そうしたメンバーがいることでやりにくさはあるか(スコットランド人の記者)

基本的に、われわれはそれほど相手の情報によって戦い方を変えるわけではないので、新しいメンバーに関する情報は集めていません。試合が始まれば、ある程度はつかめますし、それによってこの試合が難しくなるかどうか、それによって戦い方を変えないという意味では、変わりないと思っています。


本気で言っているのだとしたら問題だ。スカウティングをまったくやっていないということだから。孫子の兵法にも「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」とある。敵を知るのは戦う上でもっとも基本的なこと。それを怠っていたのではお話にならない。岡田の場合は己のことも知らない可能性もあるのだが。

試合前日 スコットランド代表 バーリー監督、マクマナス会見
キリンチャレンジカップ2009
(スポーツナビ)

――最初のメンバー発表から数名の変更があった。もちろん、けがの選手は交代する必要があるが、なぜここまで選手が変わってしまったのか?

バーリー監督 この中で、わたし自身が最もがっかりしていると言ってもいいかもしれない。非常にいい選手を連れて来たいと思ったが、残念ながら連れて来ることができなかった。実際、4名がけがをしていて、4名は火曜日に練習をしたが、その中から2名が脱落し、さらにまた2名が交代した。今回の試合は競争が激しくなることは分かっていたので、できればわれわれも最高のメンバーでと思っていた。だが裏を返せば、最高のメンバーを連れて来られなかったということは、若手の起用につながる。われわれ自身は最初に選んだ22人で来たかった。しかし、けがをした選手もいるし、クラブの試合がある選手もいて、日本に来ることが難しい選手もいた。しかし、繰り返しになるが、これが若手にとっていいチャンスになるといえる。例えば、ダレン・フレッチャーはこれなかったが、ダレン・バーやリー・ミラーといった若手が試合でどうプレーしてくれるのかを期待している。皆さんには申し訳なく思っているが、そういったこともあって、この中でわたしがもっともがっかりしている。


ダレン・フレッチャーはこれなかったが……。やっぱりら抜き表現。記者の日本語への意識の低さがうかがえる。こんな薄バカの記者は今すぐに放逐すべきだろう。通訳がこういうふうに言ったとしても、こられなかったときちんとした文法で書くべきだ。記者のレベルの低さを感じる。

スコットランドは怪我をした選手については仕方がないと考えている。そのなかで新しいチャレンジとして若手を試すということ。その意識の切り替えはすばらしい。そして、バーリー監督がいかにして若手にモチベーションを高く持たせるかというところが課題になるだろう。

ヨーロッパ予選でプレイオフを惜しくも逃したチームではないが、数年前よりもレベルが上がっているチームと戦うのだ。きちんと対策を練らなければ痛い目にあうことは間違いないだろう。

2009年10月6日火曜日

岡田はプレッシングサッカーの本質を知らない

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Japan vs. Hongkong @ Out-Sourcing! Nihondaira Stadium 8th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Scotland @ Nissan Stadium 10th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Togo @ Miyagi Stadium 14th October 2009

森本、個人面談で岡田監督を質問攻めだ(デイリースポーツ)

森本が質問攻めで、代表定着への一発合格を狙う。9月のオランダ遠征は左太もも痛で辞退し、今回が初めての合流になる。岡田監督は個人面談の機会を設ける方針で、森本は「聞いてみたいことはある。話の中で聞きたいことが出てくると思う」と最大限に利用する考え。指揮官についても「小さいころから見ている、すごく有名な監督」と印象を口にした。

同じく決定力を期待されたMF本田(VVVフェンロ)はオランダ遠征で苦戦した。得点やアシストが評価されるクラブに対して、守備などのチーム戦術が重視される岡田ジャパンとの違いに戸惑った。森本は「中に入って、どういうものかを感じたい」と意気込む。さらに「知らない人たちも多い。うまくやっていきたい」と、MF中村俊(エスパニョール)らに積極外交を仕掛ける。

森本にとっては、今回がW杯へのスタートだ。「代表に選ばれ、両親が喜んでくれたのが一番うれしい。両親のために頑張りたい」。元読売ユースの父・渡さん、母・早苗さんに晴れ姿を見せるためにも、執念で代表に定着したい。

「W杯?まずは目の前の試合で結果を出すことを考える。FWなんでゴール前でうまく持ち味を出したい」。森本が、セリエAのDF陣を震かんさせる得点力を見せつける。


質問攻めにしたところで、岡田からは満足行く答は返ってこないだろう。なぜなら、岡田のやっているサッカーはプレーエリアを指示して効果的にプレスをかける正統派のプレッシングサッカーではなく、その場の選手の判断でプレスをかけるフィーリングサッカーだからだ。

本田圭佑が入ったときに戸惑ったのも同じ理由。レギュラーだけがわかる感覚でプレスをかけていたのでは、新しい選手は絶対になじめない。そして馴染んだときには世界基準から大きくかけはなれた選手になってしまう。

これは杉山茂樹さんが月刊少年マガジンのコラムで書いていたこと。

岡田ジャパンのプレスが、
最後まで持たない本当の理由。
(Number Web)

前半の飛ばしすぎにありと言われる。岡田サンは試合後の記者会見で「最後まで持たなければベスト4は望めない」と語った。

プレスが90分間持たない……加茂ジャパンと同じ原因が。

先のオランダ戦。日本代表の足は後半なかばでパタリと止まった。プレッシングは90分間持たなかった。原因はこの台詞、岡田サンがコーチを務めていた加茂ジャパン時代にもよく耳にした。岡田サン同様、加茂サン自ら何度も口にした。オランダ戦後の岡田サンの記者会見を聞いていると、12年前がとても懐かしく感じられた。

その頃、欧州でも、それと似た症状が目立っていた。後半なかばを過ぎると、トップと最終ラインとの距離が広がり、プレスのかかりが鈍くなるチームが目についた。

しかし、少なくともチャンピオンズリーグで上位に進出するチームに、今そうした傾向は見られない。前線と最終ラインとは狭い距離で保たれている。進歩の跡ははっきりうかがえる。12年前より、選手が勤勉で忠実で真面目になっているのだ。強引に言えば、日本人化している。有名選手でさえ、フォア・ザ・チームの精神に則り、相手ボールをきちんと追いかける。

CLは大きく進歩したが、日本代表は12年前から変わらない。

技術的に巧い選手が真面目なプレーに及べば、それはもはや手に負えなくなる。チャンピオンズリーグから番狂わせが激減してしまった大きな理由でもある。銀河系軍団と言われたかつてのレアル・マドリーのような、穴のあるビッグクラブは、もはや存在しない。

そこから日本代表のプレッシングに目を移すと、悲しい気持ちになる。12年前に比べ、こちらには進歩がない。日本代表に不真面目な選手が多くいるわけではない。走力が落ちたわけでもない。彼らはへろへろになるまで頑張っているのに、だ。

なぜ岡田ジャパンには“無駄走り”が多いのか?

チャンピオンズリーグの上位チームにできて、岡田ジャパンにできない理由はなぜか。つまり、岡田ジャパンにはなぜ無駄走りが多いのか。選手の走りの質に問題があるのか。選手は、プレッシングに適したメンタリティの持ち主であるにもかかわらず、そうしたことになってしまうのか。そもそも、この責任は誰にあるのか。選手なのか。あるいは監督なのか――。

世の中の多くの人は選手に責任があると見ているかもしれない。走りの質が低いと言われれば、それは選手の問題に聞こえる。しかし、いくら選手ひとりひとりが質を高めようと努力しても、10人いるフィールドプレーヤーがバラバラにそれを行なっている限り、効果は得られない。効果を得ようと思えば、チームとしての約束事、すなわち「設定」が明確でなければならない。

日本代表は試合で明確な「布陣」が見えにくい。

布陣はその重要な要素だ。いかに選手を並べたら、きれいにプレスがかかるか。布陣はプレスと密接な関係にある。プレスをかけるための配置図と言っても言い過ぎではない。

たとえば、チャンピオンズリーグを見ていると、ものの5分もしないうちに、布陣は一目瞭然になる。それは視野が制限されたテレビでも判読可能だが、岡田ジャパンはそうはいかない。事前情報がなければ、それが4-2-3-1かどうか判読できないのだ。

世の中には布陣を軽視する人は多くいるが、得意であるはずのプレスが外国に劣る現実を目の当たりにすると、あえて「サッカーは布陣でするものだ!」と言いたくなるのである。


中村俊輔が日本代表に合流するたびに調子を落としていたのは移動だけではないはず。

これはジーコのときから同じだった。その犠牲になったのが中田英寿であり、大久保だった。

チームの決まり事がフィーリングサッカーではお話にならないのだ。個人技で優る相手には勝てるが、劣るとまったく歯が立たない。

そういうことに目を瞑ったままでベスト4と言いながら特攻していく。それが日本代表の姿といっていいのではないか。

2009年10月2日金曜日

アジアカップ予選、キリンカップに向けて日本代表28名を招集!!

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Japan vs. Hongkong @ Out-Sourcing! Nihondaira Stadium 8th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Scotland @ Nissan Stadium 10th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Togo @ Miyagi Stadium 14th October 2009

AFCアジアカップ2011カタール予選Aグループ(10/8@アウトソーシングスタジアム日本平)
キリンチャレンジカップ2009 ALL FOR 2010!(10/10@日産スタジアム 10/14@宮城スタジアム)
日本代表メンバー
(日本サッカー協会)

GK
川島 永嗣 KAWASHIMA Eiji 
1983.03.20 185cm 80kg 川崎フロンターレ 4/6

山本 海人 YAMAMOTO Kaito  
1985.07.10 188cm 81kg 清水エスパルス 0/0

西川 周作 NISHIKAWA Shusaku  
1986.06.18 183cm 79kg 大分トリニータ 0/0

DF
中澤 佑二 NAKAZAWA Yuji 
1978.02.25 187cm 78kg 横浜F・マリノス 92/16

田中 マルクス闘莉王 TANAKA Marcus Tulio  
1981.04.24 185cm 82kg 浦和レッズ 28/5

駒野 友一 KOMANO Yuichi 
1981.07.25 172cm 76kg ジュビロ磐田 45/0

阿部 勇樹 ABE Yuki 
1981.09.06 177cm 77kg 浦和レッズ 39/3

岩政 大樹 IWAMASA Daiki 
1982.01.30 187cm 85kg 鹿島アントラーズ 0/0

今野 泰幸 KONNO Yasuyuki 
1983.01.25 178cm 73kg FC東京 30/0

徳永 悠平 TOKUNAGA Yuhei  
1983.09.25 180cm 76kg FC東京 0/0

長友 佑都 NAGATOMO Yuto 
1986.09.12 170cm 65kg FC東京 16/2

岩下 敬輔 IWASHITA Keisuke  
1986.09.24 181cm 73kg 清水エスパルス 0/0

内田 篤人 UCHIDA Atsuto 
1988.03.27 176cm 62kg 鹿島アントラーズ 23/1

MF
中村 俊輔 NAKAMURA Shunsuke 
1978.06.24 178cm 70kg RCDエスパニョール(スペイン) 89/23

橋本 英郎 HASHIMOTO Hideo 
1979.05.21 173cm 68kg ガンバ大阪 12/0

稲本 潤一 INAMOTO Junichi 
1979.09.18 181cm 75kg レンヌ(フランス) 72/5

遠藤 保仁 ENDO Yasuhito 
1980.01.28 178cm 75kg ガンバ大阪 81/7

中村 憲剛 NAKAMURA Kengo 
1980.10.31 175cm 67kg 川崎フロンターレ 39/5

松井 大輔 MATSUI Daisuke 
1981.05.11 175cm 64kg グルノーブル(フランス) 17/1

石川 直宏 ISHIKAWA Naohiro  
1981.05.12 175cm 69kg FC東京 2/0

長谷部 誠 HASEBE Makoto 
1984.01.18 179cm 72kg VfLヴォルフスブルク(ドイツ) 23/0

本田 圭佑 HONDA Keisuke 
1986.06.13 182cm 74kg VVVフェンロ(オランダ) 8/1

FW
玉田 圭司 TAMADA Keiji 
1980.04.11 173cm 67kg 名古屋グランパス 62/14

前田 遼一 MAEDA Ryoichi  
1981.10.09 183cm 80kg ジュビロ磐田 4/2

佐藤 寿人 SATO Hisato  
1982.03.12 170cm 68kg サンフレッチェ広島 25/3

大久保 嘉人 OKUBO Yoshito 
1982.06.09 170cm 73kg ヴィッセル神戸 37/5

岡崎 慎司 OKAZAKI Shinji 
1986.04.16 173cm 70kg 清水エスパルス 16/8

森本 貴幸 MORIMOTO Takayuki 
1988.05.07 180cm 73kg カターニャ(イタリア) 0/0


清水の山本、岩下、FC東京の徳永、鹿島の岩政、大分の西川が代表初キャップをつかむチャンスを与えられた。

怪我で代表から遠のいていたFC東京の石川も最近の好調ぶりを買われての代表入り。右サイドは中村俊輔、本田圭佑と3人が選ばれ激戦区となった。テストの場面で岡田のファーストチョイスが中村俊輔となるならベスト4に届くことはないだろう。本田あるいは石川を先発にして、中村俊輔の競争心をあげることができれば戦力的に底上げができる。

中断による再試合が行われる鹿島と川崎だが、鹿島からは岩政、内田、川崎からは川島、中村憲剛が招集されている。さすがに中0日ということはしないだろうが、それをするなら岡田はやはりクラッシャーということになる。

試合がタイトな状態で試される代表戦。きちんとプランBも試すことが重要になってくるだろう。

2009年9月26日土曜日

岡田は中村俊輔不在のプランを考えるべきではないか

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Japan vs. Hongkong @ Out-Sourcing! Nihondaira Stadium 8th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Scotland @ Nissan Stadium 10th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Togo @ Miyagi Stadium 14th October 2009

俊輔、10月の代表3連戦全部出たい!(サンケイスポーツ)

スペインリーグ・エスパニョールの日本代表MF中村俊輔(31)は27日のヘレス戦(ホーム)に向けて25日、軽めの調整。招集状が届いた10月の代表3連戦については「メッシはアルゼンチンに行って帰ってきているし、その疲れを見せないのがプロ」とキッパリ。「どこに出るのか定かじゃないけど、心構えはね」と日程的には難しいものの、あくまで全3戦に出られる準備をする意思を示した。

一方で「香港戦が予選だから一番大事。前半で大量得点が取れたら後半代わるだろうし、そしたら次もあり得る」と初戦の10月8日のアジア杯予選・香港戦(アウス)で早めに試合を決める意味も熱弁。FW森本(カターニア)ら新戦力には「少しでもいい状況を作ってあげられれば」とリーダーの自覚も表した。


ガーナ戦で中村俊輔が交代してピッチを退いたあとに逆転したことで、某巨大掲示板では『中村俊輔不要論』が盛り上がったらしい。

らしいというのは、ぼくが実際に読んでいないからで友人から聞いた話だからだ。

中村俊輔がピッチにいることで選手全員がまず彼を見てしまうことは事実。彼に預ければ決定的なチャンスを作ってくれる。そういう選手であることも確か。

しかし、彼が抑えられてしまうと本当に何もできなくなってしまう。中村俊輔中心のチームを作るということはそのリスクを背負うということだ。

現レアル・マドリー監督のペジェグリーニはビジャレアル時代にリケルメ中心のチームを作り、そしてリケルメを放逐して、中心選手がいないチームを再構築してチャンピオンズリーグで結果を残した。

岡田はそのことをきちんと理解しているだろうか。

ひとりの選手を中心に据えるサッカーは魅力的だ。しかし、その選手が何もできない状態になったときにチームは途端に機能不全に陥ってしまう。中村俊輔とて万能ではない。封じられることもあれば、怪我やイエローの累積で出られないこともありうる。

そのときにプランBを試す試合がたくさん組まれている。それを活かすことが岡田の務めではないだろうか。

2009年7月9日木曜日

日本の強化スケジュールを発表!!

Friendly Match Netherlands vs. Japan @ Arke Stadion 5th September 2009

Friendly Match Ghana vs. Japan @ Stadion Galgenwaard 9th September 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Scotland @ Nissan Stadium 10th October 2009

Friendly Match Kirin Challenge Cup Japan vs. Togo @ Kyushu Oil Dome 14th October 2009

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Japan vs. Hongkong @ To Be Announced 14th November 2009

Asian Cup 2011 Qatar Qualifier Hongkong vs. Japan @ Hong Kong Stadium 18th November 2009

キリンチャレンジカップ2009 ALL FOR 2010! 大会概要
日本代表 2009 年後半スケジュール
(日本サッカー協会)


日本代表 2009 年後半スケジュール

国際親善試合
試合日 9月5日(土)
キックオフ デーゲーム予定
対戦相手 オランダ
試合会場 エンスヘーデ(オランダ)/FC トゥヴェンテ・スタディオン

国際親善試合
試合日 9月9日(水)
キックオフ デーゲーム予定
対戦相手 ガーナ
試合会場 ユトレヒト(オランダ)/ハルヘンバールト・スタディオン

キリンチャレンジカップ2009
試合日 10 月10 日(土)
キックオフ ナイトゲーム予定
対戦相手 スコットランド
試合会場 神奈川/日産スタジアム

キリンチャレンジカップ2009
試合日 10 月14 日(水)
キックオフ ナイトゲーム予定
対戦相手 トーゴ
試合会場 大分/九州石油ドーム

AFCアジアカップ2011 予選
試合日 11 月18 日(水)
キックオフ 調整中
対戦相手 香港
試合会場 香港スタジアム

AFCアジアカップ2011 予選
試合日 調整中
キックオフ 調整中
対戦相手 香港
試合会場 ※日本のホームゲーム


ホームゲームの香港戦は日程調整中ということだが、FIFAのオフィシャルでは11月14日になっていた。トーゴ戦は掲載されてもいなかった。公式戦よりフレンドリーマッチを優先するという考え方は世界でもあるのだろうか。不思議だ。

岡田監督、惨敗覚悟!オランダら一流の力を肌で感じろ!(スポーツ報知)

日本代表・岡田武史監督(52)が、惨敗覚悟で強豪国に挑む考えを明かした。日本サッカー協会は8日、9月のオランダ遠征、10月のキリンチャレンジ杯の概要を発表した。国際サッカー連盟(FIFA)ランク3位のオランダ、世界トップクラスのFWエマニュエル・アデバヨル(25)=アーセナル=を擁するトーゴなど強敵との対戦について問われた指揮官は「勝つためにやるが、負けたらしようがない」と話した。

W杯ベスト4という究極の目標を公言する岡田監督に、怖いものはない。オランダ、ガーナ、スコットランド、トーゴとの対戦が正式決定。「実際に世界でベスト4に入る力があるファーストランクのチームの強さを選手に肌で感じてほしい。それはいくら口で説明しても分からないものだ」。強豪国との対戦のメリットを強調した。

さらに、約2時間のスタッフ会議を終えた後、踏み込んだ発言が飛び出した。「勝つために戦うが、負けるからといって強い相手と戦うことをやめようということはない。そんなもの、負けたらしようがない」


ガーナもトーゴもセミファイナルに入る力があるのか。どちらも本戦出場はW杯ドイツ大会の1回だけ。ガーナはノックアウトラウンドに進出したが、トーゴはグループステージで1勝もできず、勝ち点1も奪えず敗退した。たしかにビッグネームはいるが組織としては完全ではない。

スコットランドにしても一度もグループステージを勝ち抜いたことがないのだ。

今回フレンドリーマッチを組んだ中で継続して力を発揮しているのはオランダくらいのものではないか。しかも、スコットランド戦、トーゴ戦は日本での開催でシーズン中ということもあり、ベストメンバーがやってくるとは限らない。

オランダ以外の国に惨敗しているようだとセミファイナル進出は夢のまた夢。岡田の妄言ということになるだろう。毎回のようにスタジアムで解任騒動が起こってもおかしくない。


◆発表された日本代表の試合予定と相手の実力(テレビ放送は調整中)

▼国際親善試合オランダ戦(9月5日昼予定、オランダ・エンスヘーデ)FIFAランク3位。すでに南アW杯に9回目の出場を決めている。W杯最高成績は74、78年の準優勝。日本とは初対戦。

▼同ガーナ戦(9月9日昼予定、オランダ・ユトレヒト)FIFAランク35位。初出場の06年ドイツW杯で16強。南アW杯はアフリカ最終予選D組首位(3戦全勝)。日本とは2勝2敗。

▼キリンチャレンジ杯スコットランド戦(10月10日夜予定、神奈川・日産スタジアム)FIFAランク24位。W杯出場8回もすべて1次リーグ敗退。南アW杯は欧州予選9組2位(2勝1分け2敗)。日本とは2分け。

▼同トーゴ戦(10月14日夜予定、大分・九石ドーム)FIFAランク71位。初出場の06年ドイツW杯は3戦3敗で1次リーグ敗退。南アW杯はアフリカ最終予選A組2位(1勝1分け1敗)。日本とは初対戦。

▼アジア杯予選香港戦(11月18日時間調整中、香港スタジアム)FIFAランク137位。W杯出場経験なし。南アW杯はアジア2次予選敗退。日本とは7勝4分け7敗。


香港とのゲームは激闘の歴史だ。

香港代表との対戦成績(日本代表サッカー倶楽部)

1958/05/28(水)
川本 泰三 H ●0-2 香港 AG 国立
1958/12/25(木)

川本 泰三 A ●2-5 香港 国際親善試合 香港
1959/08/31(月)

竹腰 重丸 C △1-1 Ex 香港 ムルデカ大会 クアラルンプール
1959/09/02(水)

竹腰 重丸 C ●2-4 香港 ムルデカ大会 クアラルンプール
1965/03/11(木)

長沼 健 A ○4-1 香港 国際親善試合 香港
1965/03/15(月)

長沼 健 A ○2-1 香港 国際親善試合 香港
1970/07/31(金)

岡野 俊一郎 C ●1-2 香港 ムルデカ大会 クアラルンプール
1973/05/22(火)

長沼 健 C ●0-1 香港 西ドイツWCQ ソウル(韓国)
1974/02/20(水)

長沼 健 A △0-0 香港 国際親善試合 香港
1975/06/14(土)

長沼 健 A ●0-0 3PK4 香港 ACQ 香港
1975/06/26(木)

長沼 健 A ●1-2 香港 ACQ/3決 香港
1975/07/30(水)

長沼 健 C ●0-2 香港 ムルデカ大会 クアラルンプール
1980/06/09(月)

渡辺 正 A ○3-1 香港 広州国際サッカー 広東(中国)
1980/06/18(水)

渡辺 正 C ○2-0 香港 広州国際サッカー 広東(中国)
1985/08/11(日)

森 孝慈 H ○3-0 香港 メキシコWCQ 神戸ユニバ
1985/09/22(日)

森 孝慈 A ○2-1 香港 メキシコWCQ 香港
1989/05/22(月)

横山 謙三 A △0-0 香港 イタリアWCQ 香港
1989/06/18(日)

横山 謙三 H △0-0 香港 イタリアWCQ 神戸総合
2000/02/08(火)

トルシエ A △0-0 香港リーグ選抜 カールスバーグ 香港
2003/05/31(土)

ジーコ H 延期 香港 東アジア選手権 横浜国際
2003/12/07(日)

ジーコ H ○1-0 香港 東アジア選手権 埼玉
2009/11/18(水)

岡田 武史 A 香港 AsianCup'11予選 香港


圧勝したこともあれば惨敗したこともある。そして、この数年は接戦ばかり。香港は弱いと思っているのならその考え方は間違っている。トルシエも、ジーコも香港に対して圧勝というわけにはいかなかった。

岡田はアジアカップ2011のときには監督じゃないから、どうでもいいと考えているのかもしれないけれどね。