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2008年12月6日土曜日

名古屋はゴールレスもACL出場権は確保

J League Division 1 Matchday 34 Oita vs. Nagoya @ Kyushu Oil Dome

大分は青一色のファーストジャージ。システムは3-4-1-2。

Oita Trinita (J League Matchday 34)
UesleiTakamatsu
 Kanazaki 
SuzukiTakahashi
FujitaEdmilson
Hiroyuki KobayashiUemoto
 Morishige 
 Shimokawa 


名古屋は赤、黒、赤のファーストジャージ。システムは4-4-2。

Nagoya Grampus (J League Matchday 34)
TamadaJohnsen
MagnumOgawa
YoshimuraNaoshi Nakamura
AbeTakeuchi
MasukawaYoshida
 Nishimura 


前半。名古屋のキックオフ。

序盤、名古屋は左サイドからクロスが2本上がったが精度はなし。ここまで3分だが、濃密なスペースの潰しあいが行われている。スピードはないものの、レベルの高いゲーム。

5分、名古屋。審判への異議でマギヌンにイエローカード。

解説の原さんは細かなことでカードを出さなくても、ビッグマッチなのだから最初は注意だけすれば荒れないのにと扇谷さんに苦言。

8分、大分。ウェズレイのポストプレーから右サイドを抜けだした金崎からのクロス。高松の前で吉田がクリア。こぼれ球をウェズレイが叩くがGK西村がセーブ。

金崎のクロスで名古屋のゾーンが崩された。吉田と増川のギャップに高松が入り込み、クリアをフリーでウェズレイに叩かれた。それまで簡単に跳ね返していたものがここでミスがあったが、失点は免れた。

14分、名古屋。中村直志からのボールで右サイドを抜けだした玉田からのクロス。エリア外にこぼれたところを吉村がフリーでシュート。クロスバーに嫌われて跳ね返ったところを中村直志が叩くがゴール右に外れる。

吉村の右足のインサイドはきっちり押さえられていたがわずかにクロスバーに嫌われ、真下に落ちる。さらに中村直志が叩くがこれは枠をとらえられず。

22分、大分。スローインから右サイドを抜けだした金崎からのクロス。ニアで高松が戻りながらヘッドをあわせるがポストに嫌われる。

高松の完璧なヘッドだったが、ポスト直撃。GK西村は反応できず。

25分、大分。玉田を引っ張って倒した高松にイエローカード。

中盤の攻防だったが、高松は玉田を止めてしまいカード。

30分、大分。大分の攻撃を名古屋がクリアしたところを藤田が拾い、エリア内へのフィード。高橋が阿部を振り切ってゴール前でビッグチャンスになるが左足のシュートはゴール左に大きく外れる。

ゴール前に抜けだした高橋はGK西村がいないところに撃つだけという場面。増川がカバーに走ったのが目に入ったか、枠に飛ばすことができず。

アディショナルタイムは2分。

名古屋はピッチが固くスリッピーという条件でパスサッカーが上手くいかない。パスの精度が悪いのは開幕時から変わらないのだけどね。

47分、大分。上本にイエローカード。

小川へのファールだったか。確認はできなかった。

名古屋のFKのあとで前半終了。0-0で折り返し。

後半。大分のキックオフ。

46分、名古屋。吉村から右サイドの竹内へ。竹内の前へのパスを玉田がヒールで流し、中村直志がフリーで深くえぐってのクロス。ファーでヨンセンがヘッドで叩くが枠の上。

名古屋の攻めが落ち着いてきている。連動も生まれてきたし、サイドに動きがある。ストイコビッチの修正がうまくいっているのだろう。

49分、大分。森重にイエローカード。

扇谷さんがアシスタントレフェリーと話したあとに森重にイエローカード。なぜカードが出たかはわからず。

51分、大分。小川へのファールで藤田にイエローカード。

原さんは審判への異議ではないかというコメント。大分はカードが多くなってきた。

55分、名古屋。ゴール正面右やや遠目からのFK。小川が動かして玉田が狙うがゴール右に外れる。

動かして壁を避けてのシュート。増川が触ろうとするが届かず。

57分、名古屋。カウンター。吉村が持ちあがり、左サイドのスペースへ。マギヌンが追いついてのクロス。ヨンセンがヘッドであわせるがGK下川がビッグセーブ。

ヨンセンが完全にとらえたが下川が横っ飛びでセーブ。弾いたが大分が大きくクリア。

59分、名古屋。金崎へのファールで吉田にイエローカード

左サイドの突破を図ろうとした金崎をファールで止めた吉田にイエローカード。

60分、名古屋。阿部からの大きなサイドチェンジで右サイドでボールを受けたマギヌンがドリブル突破。エリア内で切り返し、シュートを撃つがGK下川がセーブ。

さらに名古屋はかさにかかって攻め立てるがシュートはことごとくブロックされる。

63分、大分。ウェズレイのCK。金崎に戻してこぼれたところをエジミウソンが強烈なシュート。GK西村がセーブ。

2本続けてのCK。2本目は変化をつけて金崎へ。こぼれたところをエジミウソンが狙うが西村が落ち着いてセーブ。

65分、名古屋。小川のシミュレーションでイエローカード。

上本のタックルに引っかかったように見えたが、扇谷さんはすぐ近くで見ていた。

66分、名古屋。中村直志に代えて山口を投入。

原さんの見解ではゲームメイクよりもこぼれ球を拾うことを優先したのではないかと。

69分、大分。審判への異議でウェズレイにイエローカード。

直前のプレーでエリア内で倒されたことへの異議。

70分、名古屋。吉村から左サイドのマギヌンにつないでのクロス。ヨンセンがヘッドで叩くが枠の上。

ヨンセンはヘッドを抑えられず。枠に飛ばせばわからないのだが。

72分、大分。エジミウソンからの浮き球を吉田と増川の間を突いた金崎へ。GK西村が飛び出してしっかりキャッチしてシュートを撃たせず。

金崎のトラップが少し大きくなったところをGK西村が飛び出してキャッチ。

77分、名古屋。玉田からのボールを左サイドで受けた小川がフリーでシュートを撃つが大きく枠の上。

トラップまでは完璧。エリア内で受けたときには決定的チャンスだったが枠に飛ばせず。

78分、大分。ウェズレイがドリブルで強引に突破。エジミウソンから高松に渡ってシュートを撃つが力なし。

ゴール前からウェズレイがドリブルで突破。こぼれたところをつなぐが最後は高松のシュートは弱かった。

80分、名古屋。増川のヘッドに追いついてヨンセンからのこぼれ球を小川が右サイドから切れ込みシュート。GK下川のビッグセーブ。

小川が切れ込んでのシュートは強烈だったがGK下川の壁は破れず。

81分、大分。高松に代えて森島を投入。

森島はシャムスカのファーストチョイスということ。

82分、名古屋。竹内に代えて巻を投入。

小川がライトバックの位置に。巻を前線に。

85分、名古屋。玉田に代えて杉本を投入。

最後は快足FW杉本に賭けるか。ドリブル突破もある。

88分、大分。金崎に代えて山崎を投入。

名古屋のバイタルエリアを掻き回した金崎がアウト。シャムスカは勝ち点1でいいというメッセージか。

アディショナルタイムは5分。

93分、大分。鈴木に代えて家長を投入。

94分、大分。ウェズレイがボールを取り返して家長のクロス。阿部のクリアを高橋がバイシクルで叩くが名古屋のDFがブロック。

大分の怒濤の攻め。ウェズレイが献身的な守備でボールを取り返してチャンスを作った。

94分、大分。ウェズレイのCK。藤田がシュートを撃つがGK西村がビッグセーブ。

藤田のシュートは強烈だったが西村がセーブ。CKに。

名古屋のカウンターをエジミウソンが止めたところでタイムアップ。0-0のゴールレスで試合終了。

優勝は札幌を0-1で下した鹿島。2位は東京Vを0-2で下した川崎。3位は大分と引き分けた名古屋。この3チームが来季のAFC Champions Leagueの出場権を手にした。

4位は大分で天皇杯の結果次第では大分にもAFC Champions League出場のチャンスが残されることになった。

残留争いはFC東京相手に残り16分から大逆転をして4-2で破った千葉が15位にジャンプアップして残留確定。川崎に0-2で敗れた東京Vが17位で自動降格。大宮に0-1で敗れた磐田が入れ替え戦に回ることになった。

2008年11月15日土曜日

犬飼発言からの処罰は認められず!! 規定にないものは処分できず!!

大山鳴動して鼠一匹とはこのことか。日本サッカー協会の犬飼会長が名指しで最強メンバー規定に違反していると、天皇杯4回戦でメンバーを落として敗れた大分千葉への処分は「罰則規定がない」という法治国家として当たり前の理由で行われないこととなった。ただの会長ご乱心でひとり暴走したかたちとなった。

主力抜き大分処分なし、千葉批判は間違い(日刊スポーツ)

大分と千葉への「処分」はなかった。日本協会は14日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開催。天皇杯4回戦で主力を欠いて敗れたとされる大分と千葉に対する処分を下すはずだったが「規定がない」(田嶋専務理事)という理由で犬飼基昭会長(66)の「厳罰を下す」という発言は撤回されることになった。


これは当然の話。会長の感情論だけで規則にないペナルティが課せられるなら日本サッカー協会は独裁国家ということになる。田嶋専務理事らによって一応民主主義が働いていることは証明されたかたちとなった。

犬飼会長は、大分と千葉を問題視し、10日の常務理事会後には「県予選1回戦から出場という処分も考えられる」と厳しい表情で話していた。天皇杯に罰則規定がないために処分は断念したが、Jリーグの優勝、残留争いと時期が重なる現状には意見が噴出。結局、天皇杯実施委員会とJリーグ将来構想委員会で大会の抜本的な改革を検討していくという結論に達した。


15日の天皇杯5回戦は日本代表の試合とも重なっており、今日ドーハへ出発した日本代表に選手を招集されたクラブは主力抜きで戦わなければならない。さらにJリーグの優勝、残留争いの最中にいるクラブは主力を休ませたいという事情もあり、若手を育てたいということもある。そのことについて理解ある意見が出たことは会長がおかしくても昨日するという現実があるということなのだろう。川淵時代のワンマンよりはましなのか。

処分がなかった上に、この日は千葉への批判が間違いだったことも分かった。犬飼会長は「データがそろっていない段階で、千葉と大分という話がきた」と弁明し、Jリーグが定めるベストメンバー規定(天皇杯は対象外)を照らし合わせると磐田と仙台も違反していると指摘。はからずも、情報の集約のお粗末さを露呈することとなった。


これはありえない話。結局は目についただけの情報で大分と千葉を責めたことになる。弁明よりも大分と千葉に全面謝罪するべきだろう。間違っていないと言い訳する理由もないのだ。特に大分は溝畑宏社長が電話で謝罪までしている。無罪であれば、力で従わせたと言われても仕方がない。

J1:天皇杯主力温存問題でチェアマンが注意(毎日新聞)

会議後、大分の溝畑宏球団社長は「試合内容は申し訳なかった」と、犬飼会長に3日前に電話で謝罪していたことを明らかにした。


謝罪までさせておいて、みずからの非は認めないというのは傲慢でしかない。

日本サッカー協会は11月14日の理事会の議事録に天皇杯についての犬飼発言について触れてもいない。

平成20年度 第8回理事会 協議事項 (2008.11.14)(日本サッカー協会)

1 懲罰の件
2 レフェリーカレッジ2009(6期生)入学生選考の件
3 公認S級コーチ養成講習会 受講資格変更の件
4 「早寝早起き朝ごはん」国民運動 協力の件
5 プレジデンツ・ミッション(PHQ) 関連事項の件


平成20年度 第8回理事会 報告事項 (2008.11.14)(日本サッカー協会)

1 FIFAクラブワールドカップの件 関連資料No.1
2 AFCプロリーグプロジェクトの件
3 FIFA理事会 報告の件
4 大会役員・審判員 国際試合派遣の件
5 日本サッカーミュージアムの件
6 名義使用申請の件
7 JFAロングパイル人工芝ピッチ公認(更新)の件
8 日本サッカー協会認定選手エージェント 新規認定者の件
9 競技会開催申請・名義使用申請の件
10 海外遠征申請の件
11 平成20 年度公認指導者養成講習会受講者の件
12 JFA・J リーグ特別指定選手制度の件
13 日本代表 キリンチャレンジカップの件
14 2010FIFAワールドカップアジア最終予選の件
15 U-19(FIFA U-20 ワールドカップ2009)日本代表候補 トレーニングキャンプの件
16 U-16(FIFA U-17 ワールドカップ2009)日本代表
AFC U-16 選手権ウズベキスタン2008 直前キャンプの件
17 U-16(FIFA U-17 ワールドカップ2009)日本代表
AFC U-16 選手権ウズベキスタン2008 の件
18 U-20 日本女子代表(FIFA U-20 女子ワールドカップ2008 チリ)海外遠征の件
19 U-17 日本女子代表 事前合宿・U-17 女子ワールドカップ2008 の件
20 北京オリンピックテクニカルレポートの件
21 その他


協議事項の懲罰のところは天皇杯の犬飼発言とはまったく違った議題。

あれだけ高く拳を振りあげておいて、あれは間違いでしたということも認められないのでは大人とは言えない。謝らなければならないことをしたという自覚を持ってほしいものだ。

2008年11月11日火曜日

日本サッカー協会への公開質問状

日本サッカー協会

〒113-8311
東京都文京区サッカー通り(本郷3丁目10番15号)JFAハウス
電話 03-3830-2004(代表) FAX 03-3830-2005



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うちのブログは表向きには国盗りカウンターβ版を載せているが、裏ではGoogle推奨の解析カウンターを積んでいる。裏のカウンターは当然管理人であるぼくしか見ることができない。

詳細は言えないが、どこの都市からアクセスしているかくらいは簡単にわかるようになっている。

そして、日本サッカー協会がある文京区からはアクセスがかならずある。

だからといって、日本サッカー協会からアクセスがあるとは言えないが(そこまでは解析では出てこない)、可能性はある。このブログはランキングにも参加していないし、読みに来るとしたらブックマークするか、リンクを辿ってくるか、意識的に探さなければならない。Googleのブログはランダムに飛んできましたということにはならない。

と解析カウンターの話はそこまでにして。

日本サッカー協会の犬飼基昭会長にいくつか質問したいことがある。今話題になっていることが中心なので、回答はニュースというかたちになることは十分にわかっている(この質問を読むにせよ、読まないにせよ、自動的に回答が出るという意味で)。それでも、聞かずにいられないことが3つ。

1.天皇杯でメンバーを落として戦い敗れた大分千葉に制裁を科すという報道があったが、いかなる法的根拠によるものか。

天皇杯主力温存の大分、千葉に処分検討(日刊スポーツ)

日本サッカー協会の犬飼基昭会長は10日、天皇杯全日本選手権4回戦(5日)で主力選手を温存して敗退したJ1大分、千葉に対し、処分を検討する方針を示した。14日の理事会で議論される。

大分は優勝した1日のナビスコ杯決勝から10人、千葉も直近のリーグ戦から7人を入れ替えた。公式試合にベストメンバーで臨むことを定めるJリーグの「最強メンバー規定」は天皇杯には適用されないが、犬飼会長は「規則があるかどうかの話ではない」と厳しい立場で臨む姿勢を示した。処分案として来年の大会出場権や、J1クラブに与えられるシード権のはく奪などを挙げた。


日本は法治国家で、すべてのペナルティは規則に基づいて課せられるものだ。

不敬罪、姦通罪は現在の法律では罰則規定がなく、天皇機関説を読んでいても、不倫をしても法的な刑罰を受けることはない(報道などにより社会的な地位を失うことはある)。世界のサッカーでも何の法的根拠もなくペナルティを課せられたということは近代になってからはないはずだ。電話の盗聴という違法な捜査により発覚したCalciopoliも裁判所で裁かれた。

今回、犬飼会長は天皇杯に「最強メンバー規定」は適用されないにも関わらず、「規則があるかどうかの話ではない」と法的根拠もなく、大分と千葉にペナルティを課そうとしている。このペナルティが課せられたことを不服として大分、千葉が裁判所に処分取り消しを求めて訴訟を起こせば、ほぼ確実に処分取り消しになるはずなのだが、それでも強行する理由は何か。

ルールを守らないという建前すら当てはまらない。ルールそのものがないのだから。それでもペナルティを課すということは、ジャイアンの論理と同じことになる。のび太の癖に生意気だという理由でぶん殴られるほうはたまらない。

それに犬飼会長の出身母体である浦和は昨シーズンにメンバーを落として、愛媛に完敗している。

浦和がJ2愛媛に完敗/天皇杯(日刊スポーツ)

主力メンバー数選手がピッチにいなかった。J連覇をかけた来月1日の横浜FC戦を控え、エースのワシントン、司令塔のポンテ、守護神の都築らを温存。阿部も先発から外れたが、守備陣には闘莉王、坪井、鈴木ら日本代表勢がそろっていた。後半27分からは鈴木に代わって阿部も途中出場。1年間、オシムジャパンの守備を支えた4選手がJ2の攻撃陣に崩された。永井、岡野、山岸ら元代表を含めて代表経験者8人が、J2下位チームになすすべがなかった。

今季の浦和は日本勢初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇を達成したが、その代償はリーグ終盤になって悪影響を及ぼしている。主力選手に疲労がたまり、負傷者が続出してきた。故障を抱える平川、小野、田中達はベンチにも入れなかった。1失点後に反撃に出ようとしたが、中2日で迎える横浜FC戦を考えれば延長戦も避けたかった。闘莉王は「ACLもあったし(愛媛FCとは)試合数が違う。延長で疲れるのも心配だし、中途半端になるとこうなる。でもJ2に負けは許されない。つらいっすね」と苦渋の表情を浮かべた。


大分、千葉にペナルティを課すなら浦和にもペナルティを課さなければ不公平ということになる。そのことはどう考えているのか。今シーズンから会長職だから、以前のことは関係ないと突っぱねるつもりだろうか。

2.秋春シーズン制を急ぐ理由はなにか。雪国の状況をしっかりと考えているのか。

J秋春制移行へ「札幌ドームは人工芝OK」(スポーツニッポン)

日本サッカー協会の北海道地域訪問会議が9日、札幌市内のホテルで開かれ、同協会の犬飼基昭会長(66)は自らが提唱する2010年からのJリーグの秋春シーズン制への移行問題に関し、降雪地対策として人工芝のピッチを認めることや練習場に屋根を設置する際に金銭的援助をする私案を示した。

この日の会議でも、犬飼会長は「サッカーはもともとが冬のスポーツ。興行価値を高めるためには寒い時季に試合をするのが一番」と、欧州同様の秋春制への変更を強調した。この背景には春開幕、年内閉幕の現行日程が日本代表の活動の障害になっていることがある。近年はオフの1、2月にW杯予選などアジアの国際試合が増加。リーグ戦で疲弊したまま、試合に臨む現状があった。


Jリーグ開幕のときを思い出す。ナイターの試合はちょっと風が吹くだけで、スタジアムは恐ろしいほど寒かった。関東でも冬は寒い。一部のサポーターが裸で応援しているから大丈夫というわけではない。

ヨーロッパでも降雪量が多いスカンジナビアはシーズン春秋制を取っている。シーズン秋春制の北限はスコティッシュプレミアくらいか。スコットランドも死ぬほど寒いが、日本サッカー協会は視察をきちんと行っているのだろうか。中村俊輔は寒さが辛いということをコメントしていたのだが。

その中、犬飼会長は「札幌ドームで人工芝の使用を認めればいい」と、ピッチは天然芝でなければならないと定めている現行のJリーグ規約を変更する発言。続いて「練習場に屋根をつければいい。(財源として)totoの助成金を優先的に回すことも検討している」と話した。その上で、犬飼会長は秋春制にした場合に7、8月に涼しい道内で合宿を行うJチームが増加し、経済効果が見込めるとした。さらには2010年からの導入についても「そう言わないと取り組みが具体的にならないからであって、時期にこだわりはない」と柔軟な姿勢も示した。

北海道サッカー協会の出口明副会長(66)は「合宿はメリットと考えていない。サポーターが満足するのがメリット」と慎重論を展開。その一方で「人工芝も進化しているし、前向きなとらえ方をしていきたい」と話した。


人工芝の使用を認めるというのは解決になるだろうか。サッカーをするというだけなら、融雪施設を作るだけでも出来る可能性はある。

しかし、雪が降るとサポーターがスタジアムに来られないという事態が発生する。

東京で10センチの積雪があると、とたんに公共交通網は麻痺してしまう。電車が動かなければ駐車場のキャパに限界があるスタジアムに行くのは難しい。前売りでチケットを買っていたけれども、降雪のためにスタジアムまで行けなかったサポーターに試合は無観客でも開催されたから払い戻しはしないとなると気持ちが離れていかないか。

それに日本はまだスコットランドのように感覚がなくなるような寒さの中でもサッカーを見に行くという宗教的なものには成長していない。

スタジアムまで行くのが大変、見ている間も寒くてたまらない、帰るのも大変。それなら炬燵でみかんを食べながらテレビでという人を連れ出すことも考えるべきではないか。

シーズンをヨーロッパにあわせることは基本的には賛成の立場ではある。しかし、現実的に冬には見に行けないというサポーターがいる。地元密着を謳うJリーグが積雪が少ない地域で開催するというのも理念に反することだろう。

8月開催として12月中旬にいったんウインターブレイク。降雪時期は雪国地方のクラブはアウェイになるように日程調整。2月下旬から再開して6月上旬には閉幕。実質8カ月で日程をどこまで詰め込めるか。

実際に行うとしたらという現地説明会をきちんと開いて、サポーターと意見交換をするべきだと思うがどうだろうか。

3.日本サッカー協会はオシム路線継続ということで岡田武史氏を日本代表監督に招聘したが、彼が脱オシム宣言をしたことに対する責任はどうなっているのか。

オシム監督の後任、岡田氏に要請(日刊スポーツ)

日本協会はこの日、田嶋専務理事、小野技術委員長が会見。同委員長は「(後任には)何人かの名前が挙がったが『岡田さんしかいないだろう』ということで、元監督に託すことにしました」と、岡田氏と正式交渉すると発表した。

当初、後任の候補には浦和オジェック監督らも挙げられていたが、最終的に岡田氏に絞り込まれた。小野委員長は、その理由について(1)オシム監督が築いてきた土台の上に新しい色、個性を積み上げられる(2)強烈なリーダーシップ、求心力を持っている(3)(来年)2月6日(の予選まで)与えられた時間が少ない中でコミュニケーション能力がある、の3点を挙げた。


田嶋専務理事、小野技術委員長はオシム路線を継続することを前提として岡田氏しかいないと判断して交渉を開始している。しかし、岡田氏は3次予選でバーレーンに敗れた直後に脱オシム宣言をして、公約は破られた。

だが、その責任をとった人間は誰ひとりとしていない。川淵会長は名誉会長として残り、田嶋専務理事も小野技術委員長もそのままだ。

日本サッカー協会は一度口にしたことを簡単に破ってもペナルティを課せられないのか。最強メンバー規定のルール内になくてもメンバーを落とした大分、千葉にペナルティを課そうとする強気の姿勢は、なぜファンへの公約を破った身内へと発揮されないのか。

以上、3点。きっちりと明らかにしてもらいたい。

2008年11月8日土曜日

犬飼発言の矛盾を暴く!!

今季の天皇杯で大量にメンバーを落として敗退した大分千葉に対し、日本サッカー協会の犬飼会長が激怒。来年から天皇杯出場権剥奪の可能性をちらつかせるなど暴走を起こしている。

主力温存に犬飼会長激怒!大分、千葉から来年天皇杯出場権はく奪も(スポーツ報知)

大分は鳥栖戦に、優勝したナビスコ杯決勝(1日)から10人、千葉は直近のJリーグ大宮戦(10月26日)から先発メンバーを7人入れ替えた。Jリーグの公式戦ではベストメンバーで臨む「最強チーム規定」があるが、天皇杯は適用外。ただ「ルールに書いていないのは当たり前だから」と犬飼会長はピシャリ。6日夜に大分・溝畑社長から謝罪の電話を受けたが、怒りは収まらなかった。

「日本で一番、権威のある大会にそのような態度で臨むならば、来年から出場しなくてもいいということでしょう。今後対応を考える」と厳しい態度でクラブの姿勢を問う考え方を明かした。


Jリーグの公式戦にはベストメンバーで臨むという規定があるが、天皇杯については何の拘束もない。罰則がないものに罰を与えるというのは法治国家では許されない。犬飼発言は気に入らないから激怒したというだけの感情論だ。

大分は優勝争いをしており、千葉は残留に向けて頑張っている。天皇杯に勝ってもJリーグで優勝したり、残留できたりするわけではない。それがわからないというのなら今すぐに会長職を辞するべきだろう。

浦和がJ2愛媛に完敗/天皇杯(日刊スポーツ)

主力メンバー数選手がピッチにいなかった。J連覇をかけた来月1日の横浜FC戦を控え、エースのワシントン、司令塔のポンテ、守護神の都築らを温存。阿部も先発から外れたが、守備陣には闘莉王、坪井、鈴木ら日本代表勢がそろっていた。後半27分からは鈴木に代わって阿部も途中出場。1年間、オシムジャパンの守備を支えた4選手がJ2の攻撃陣に崩された。永井、岡野、山岸ら元代表を含めて代表経験者8人が、J2下位チームになすすべがなかった。

今季の浦和は日本勢初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇を達成したが、その代償はリーグ終盤になって悪影響を及ぼしている。主力選手に疲労がたまり、負傷者が続出してきた。故障を抱える平川、小野、田中達はベンチにも入れなかった。1失点後に反撃に出ようとしたが、中2日で迎える横浜FC戦を考えれば延長戦も避けたかった。闘莉王は「ACLもあったし(愛媛FCとは)試合数が違う。延長で疲れるのも心配だし、中途半端になるとこうなる。でもJ2に負けは許されない。つらいっすね」と苦渋の表情を浮かべた。


そして、犬飼会長は浦和出身。その浦和は昨シーズンの愛媛戦でワシントン、ポンテ、都築、阿部を外し、ベストメンバーとは遠いスタメンで戦った。

大分、千葉を天皇杯から放逐するというのなら、まず出身の浦和から手をつけるべきじゃないのか。"先ず隗より始めよ"と言うではないか。浦和もベストメンバー規定ぎりぎりで戦い、敗れたことに言及しないのは型手落ちというべきだろう。

岡田監督の大量招集、犬飼会長は理解示す(サンケイスポーツ)

日本サッカー協会の犬飼会長は7日、日本代表の岡田監督が19日のW杯予選・カタール戦に向けて大量25選手を招集したことについて、「Jリーグもシーズン終盤だし、選手のコンディションをつかみ切れていない部分もあるんじゃないか」と理解を示した。試合に出場できないのに代表遠征に帯同する選手が増えることは、シーズン終盤のJクラブ側には困る面も多いが、協会トップが岡田監督の手法を支持した形だ。


さらに犬飼会長の管轄である日本代表。この通り、コンディションを考えて大量招集を認める判断をしている。

極端な言い方だが、すべてのコンペティションに全力を注ぐべきというのなら、フレンドリーマッチと言えどもキリンチャレンジカップという冠がつくシリア戦にも中村俊輔松井大輔、長谷部誠らを呼ばなければならない。

そういうことをファンが一度でも要求しただろうか。

現実的ではないことをファンは要求しない。優勝、残留がかかっているのに他のことにまで気が回る監督はいない。Jリーグ所属のクラブのスカッドはそれほど余裕があるわけでもない。

監督は現実的な選択をしている。現実的ではないのはJリーグのベストメンバー規定と犬飼会長ではないのか。