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2009年6月1日月曜日

日本代表の圧勝はドイツでの失望の繰り返しに向かう序曲か!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 3 Japan 4-0 Belgium @ National Stadium
Japan:Nagatomo 21,Kengo Nakamura 23,Okazaki 60,Yano 77

ベルギー戦後 岡田監督会見 (1/2)
キリンカップサッカー2009
(スポーツナビ)

前半20分くらいまでは非常にいいリズムだったんですが、そのあと徐々にペースダウンしたというか、8割くらいの力でいいだろうというような……。パスを出しっ放しになったり、ボール際を詰めに行かなかったり、ロングボールに対してストッパーが競らないで中盤に任せてしまうというようなプレーが多々見られるようになりました。ハーフタイムに「何のためにこの試合をやっているんだ。ウズベキスタンに勝つためにやっているんだ。もう一度、考え直してほしい」と言いました。

後半に関しては、アグレッシブなサッカーをやってくれたと思います。非常にいい形からの得点も生まれ、失点もなく済んだということで、試合に関しては満足しています。ただ、この2試合、得点を取って失点ゼロという結果は出ていますが、それがウズベキスタン戦では何も保証してくれるものではない。ここでまた、気持ちを新たにして、いよいよウズベキスタンとの試合。明日の夜、集合して、向こうに乗り込んで、何としても勝って帰ってきたいと思います。


ベルギーは代表キャップ0の選手が9人。北京五輪で活躍した選手が多かったとはいえ、ヨーロッパでは中堅国のさらにバックアップメンバーといえるチームだった。

その相手に自由にサッカーができたこと、簡単にゴールが決まったことで選手は勘違いしたのではないか。南米のレベルでも、ヨーロッパのレベルでも対等以上に戦えると。

今回、日本サッカー協会はチリとベルギーの来日メンバーのキャップ数を載せなかった。載せてしまうと若手中心でレギュラーメンバーでないことは一目瞭然になるからなのか、それとも、別の意図があったのかわからないが、英語版のWikipediaを見れば、すぐにわかる事実を隠したわけだ。

しかし、チリもベルギーも若手中心ということを岡田監督も選手も知らなかったとは思えない。今回岡田さんが檄を飛ばした理由は、相手が若手だからと言って手を抜くなという意味ならよくわかる。しかし、メディアに対してそのことを一言もコメントしなかったことで、W杯ドイツ大会に向かってファンが騙されていった過程を同じように辿っているようにも見える。

ジーコ解任の騒動が起こった直後に中国で行われたアジアカップ優勝があり、内容はひどかったにも関わらず、メディアはジーコを絶賛、ファンも日本代表は強いと勘違いし、ドイツで失望のどん底に突き落とされた。インターネットの相談サイトで「ドイツで日本は決勝トーナメントに行けますか」という質問がいくつも立てられ、「オーストラリアには楽勝、クロアチアに引き分けで、勝ち点4で通過」という意見を自称コアなサッカーファンや指導者ライセンスを持っている人間が自信満々で答えていた。オーストラリアはヨーロッパでプレーする選手が多く、簡単には勝てない。クロアチア、ブラジルを相手に勝ち点を稼ぐのも難しいという意見はすべて黙殺された。結果的には苦戦論のほうが正しかったわけだが、その意見を拾いあげて反省するわけでもなく、また同じことが繰り返されようとしている。

W杯アジア最終予選でコンディションで絶対的な有利な状況で、ホームのオーストラリア戦にゴールレスドロー。あまりにもひどい試合をしながら負けなかったという一点だけで評価をうけ、今回のキリンカップでファンは日本は強いと勘違いした。岡田就任時には支持率は低かったのだが、本当に強い相手とやっていない日本は負けないことで支持率を伸ばすことに成功したのだ。

トルシエがサンドニ(Stade de France)でフランスとやって日本の本当の実力を知らしめたようなショック療法が必要なのではないか。

岡田が今回ガツンとやったとしても、本大会出場が決まれば、メディアはベスト4と煽り、そして選手は勘違いし、ファンは騙されるのだ。

――この2試合、中村憲をトップ下で起用したが、その狙いと成果は?

狙いというか2トップを組める万全のメンツがいなかったこと、そしてもし大久保を前に持ってきて2トップを組ませると、左のMFが手薄になるということで、ここ2試合はこういう形で戦いました。ウズベキスタン戦に関しては、松井も合流しますし、どういう形で行くかはまだ決まっていません。憲剛に関しては、チリ戦の後にも言いましたが、僕は彼の点に絡む才能というものを非常に感じていますので、あのポジションがいいだろうと。あの形でいくときに憲剛ははまると。それ以外のときには、また別かもしれない。そこはウズベキスタンと戦う前に、選手のコンディション、連係を見て考えたいと思います。

――中村憲を起用するときは4-2-1-3だと。4-2-3-1の田中達也とは役割が違うと言っていたが、そこを具体的に教えてほしい

まあ、大して変わらないんですけど(笑)。憲剛は、遠藤、長谷部、(中村)俊輔があそこで絡めばプラスになるんですが、真ん中で距離的に近いところにいると、ある程度ボールが回ると。憲剛にはそこだけではなくて、トップが下がったり、トップがサイドに流れたりしたスペースに出ていくようにと要求しています。達也を使うときは、ほとんど2トップでやっているんですが、FWとして前線での早い動き出し、裏へ狙っていく動きを求めています。これはシステムに求めているのではなくて、逆に彼らの特長にこちらが合わせているという感じだと思います。


田中達也を使っているときは2トップだったのか。玉田も中盤まで下がってくることが多いし、パスを回すためだけに入れているのかと思っていた。

中村憲剛がいて、パスが回るというのはいいことではない。パスが回らないよりはいいことだが、サッカーはゴールを決めなければ勝てない競技だ。パス回しの妙技を競う競技なら、遠藤、長谷部、中村俊輔に中村憲剛をミックスして試合に出せばいいが、そういう競技ではない以上、フィニッシャーはどうしても必要となる。システム論よりも中村憲剛がフィニッシュ能力が高いということをもっと強調すべきだった。

――さきほど(ベルギー代表の)ベルコーテレン監督が、日本が2010年ワールドカップ(W杯)でベスト4を目指すことについて「言うは易し」ということを言っていたが、監督はベスト4を目指す上でどういったキーワードが大事と思っているか

簡単です。本気で目指す。信じて目指す。そうすれば、何をやらなければならないかというのが、当然のごとく、分かってくるはずです。1人1人もそうだし、チームとしても分かっているはずです。そんなに生易しいものではないということも、みんな知っています。だから本気でやるかどうか。今日でみんな一度解散しますけど、酒をかっくらっているようでは、ベスト4には入れないことはみんな分かっているはずです。本気で目指すかどうか、それだけだと思います。


本気で目指すという言葉では何も伝わってこない。キリンカップですら相手はベストメンバーではなかったのだ。国際試合でも列強と試合を組んでもらえない。オランダ戦もがちがちのベストメンバーとは限らない。ベスト4となるとヨーロッパの列強かブラジル、アルゼンチンを破るアップセットが必要なわけで、厳しい条件で試合をやったことがない日本には圧倒的に経験がかけている。

メディア受けが悪かったトルシエはヨーロッパ遠征もしたし、コパ・アメリカにも出場した。オシムはチームの骨格を作るときにヨーロッパでEURO 2008のホスト国であるオーストリアとスイスと試合をした。本気の相手と試合をしたわけだ。

本戦直前に調整のために試合をしたのでは本気度はわからない。いざ、本番になって戸惑っていたのでは何もできない。

岡田監督4発快勝も怠慢プレーにキレた…キリン杯(スポーツ報知)

「W杯ベスト4は生易しいことではない。そのためには、本気で目指す、信じて目指すことだ。きょう一度、チームは解散するが、酒をかっくらっているようでは本気ではない」と会見を締めくくった。しかし、ある若手選手は「きょうは飲みに行きますよ」と明るく話した…。4大会連続のW杯出場は目の前だが、W杯本戦ベスト4へ道のりは、はるか遠く、険しい。


岡田さんが言っていることの逆を若手選手はやっている。これでは独り相撲と言われても仕方がない。

試合後 ベルギー代表ベルコーテレン監督会見
キリンカップサッカー2009
(スポーツナビ)

――今回はベルギーのトップ2チーム、アンデルレヒトとリエージュの選手が来ていなかった。もし彼らが合流していたら結果は変わっていたか?

今、名前が挙がった2チームから9人の選手が来ていない。そのほかにもフランス、イタリア、ドイツなどのリーグ戦で忙しい選手がいて、15人ほどの選手をそろえることができなかった。ベルギーは1000万人の小さな国で、これだけの優秀な選手が欠けるというのは非常に厳しい。


わかっているならなぜ報道しなかったのだろう。ベストメンバーじゃないことは、サッカーに詳しいファンならすぐにわかったはずだ。しかし、そういうことは大きな問題にならなかった。TBSはチリをW杯南米予選3位としか言わず、2軍であることを隠し続けたし、日本テレビもベルギーは北京五輪4位ということだけを強調した。

日本代表ビジネスのためにファンを騙したのだとしたら、そうとうに悪質だ。

都合が悪いことを報道しない自由があるとはいえ、その部分を指摘する声はあまりにも小さい。これからも反省することはないだろう。W杯ドイツ大会の失望はアジア最終予選で埋められると考えているかぎり、メディアが変わることはないだろう。だから、世界最速というまったく意味がないことで盛り上がることができるのだ。世界最速だからといってシードをもらえるわけではない。

主演・中村憲剛、客演・中村俊輔 (1/2)
キリンカップ2009 日本代表 4-0 ベルギー代表
(スポーツナビ)

「サッカーは常に進化して変化している。5年前、10年前と今のチームを比べることはできない。チームもサッカーも、そして選手も常に前に進み、より良い選手になるために努力しているので、世代の違うチームを比べるのは不可能だ」

30日の前日会見、ベルギー代表のベルコーテレン監督はこのように語っている。この時の質問内容は「2002年当時の日本代表と現在のチームを比べて、どのように変わっていると思うか?」というものであった。

ベルギーといえば、2002年ワールドカップ(W杯)での日本の初戦の相手であり、この試合は日本が本大会で初めて勝ち点をもぎ取ったメモリアルゲームでもあった。7年ぶりの対戦ゆえに、懐かしさも手伝って「あの時から成長した日本」という言葉を引き出したくなる感覚も分からないでもない。とはいえ、フットボールの世界での「7年前」は、そうとうに大昔であるのも事実だ。それは、あの試合でゴールを挙げ、日本中を沸騰させた鈴木隆行や稲本潤一の姿を、今の代表に見いだすことができないことからも明らかだ。ちなみに日韓大会の登録メンバー23名のうち、今回招集されているのはGK楢崎正剛のみ。今さらながらに隔世の感を覚えずにはいられない。


やはり日本のメディアはバカなのかという質問。ベルコーテレン監督代行がリップサービスで、「日本は進化している」と言えば満足だったのだろう。しかし、世界のサッカーはそんなに甘くない。7年も前になる過去の対戦からは、ほとんど得るものはない。タクティクスはかなり進化したし、世代も交代しているのだから。

あらためて、今回のキリンカップの収穫を3点、挙げておきたい。

収穫その1は、岡崎のゴール感覚。昨年10月9日のUAE戦で、背番号24を付けてA代表デビューを果たした岡崎も、今ではすっかり背番号9が似合うストライカーに成長した。今年に入ってからは、7試合で6得点をたたき出し、日本の課題だった決定力不足は払しょくされつつある。チャンスと見れば、ニアに身を投げ打ってネットを揺らす泥臭いプレースタイルは、良くも悪くもきれいなサッカーに慣らされてきたわれわれに、新鮮な驚きと感動を与えてくれる。最終予選も大詰めに入り、われわれはようやく、魂を熱くさせてくれるストライカーを獲得した。この事実は、大きい。

収穫その2は、本田がチームにフィットしたこと。1月28日のバーレーン戦(アジアカップ予選)では、周囲に合わせることばかりに腐心して、まったく存在感を示すことができなかった本田だが、この2試合は右MFのポジションで鮮烈なアピールに成功した。正確なパスと広い視野、そして遠めからでもゴールを狙うアグレッシブな姿勢。加えてこの試合では、遠藤と中村憲がベンチに退いてからは見事な「王様ぶり」を発揮して、セットプレーでブレ球も披露している。プレーだけではない。試合後、中村俊とのポジション争いについて聞かれると「その方が面白いでしょ。そんな簡単にレギュラーを取ってもね」と、しれっと答える。去年の北京五輪では、ビッグマウスが空回りしていた観もあったが、今はプレーとキャラクター、両面でチームに程よい刺激を与えている。今の本田なら、(キャラは違うが)若き日の中田英寿のような役回りを期待できるかもしれない。

そして収穫その3は、本稿のメーンテーマである「憲剛システム」であり、攻撃の「主演」としての中村憲である。岡田監督は、背番号14のトップ下起用について「2トップを組める万全のメンツがいなかった」ことを理由に挙げている。だが、たとえ消極的な理由であっても、これだけ結果を出したとなると、実のところ「憲剛システム」はオプション以上の価値を持つ、と考えをあらためても良いように思う。むしろ中村憲を「主演」に据え、これまで多くの負担を強いていた中村俊を「客演」に回すことで、かえって攻撃のバリエーションは広がるのではないか。今後の指揮官の判断に注目したい。


岡崎が点をとれるストライカーになったことは認めよう。それは収穫だった。彼はゴールに対してどん欲で、得点感覚が一気にブレイクした。問題はもっと高いレベル、ヨーロッパの列強や南米のベストメンバー相手に通じるかどうか。そこで通じるなら、ヨーロッパへの移籍は見えてくるだろう。

本田圭佑は右サイドというよりも、右サイドから中に入ることが多かった。スペースがかなりあったために自由に動き回れたのか、プレスがあまり効いていなかったために中でも自由にプレーできたのかは判断が難しい。もっと本番ではスペースは詰められる。そこで同じようにプレーできるなら収穫といえるだろう。彼はまだエールディビジでしか戦った経験しかない。今季の活躍もオランダ2部でのことだ。もっと高いレベルを経験しなければまだわからないとしか言いようがない。これから伸びるかもしれないが、今の時点では中村俊輔とは経験の部分でまだ見劣りがする。その中村でさえ、日本代表に戻るとサイドのプレーエリアを守るという基本を忘れてしまうのだ。

中村憲剛については中央突破の戦術にこだわるのなら、成功といえるだろう。しかし、それだけでは世界で勝てない。サイドからのアタックは長友、内田任せなら、彼らの裏側が弱点になる。そういうことを指摘できないところは弱点でもある。

日本代表はおそらく本大会には出場できるだろう。しかし、このままでは1勝もできないまま敗退したドイツの繰り返しだ。

日本はもっと本気の世界と戦わなければならない。コンフェデレーションズカップに出場できないのは痛いが、今のメンバーはアジアでも勝てなかったということも忘れてはならない。

2009年5月31日日曜日

日本、若手中心のベルギーに圧勝!! キリンカップ3連覇!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 3 Japan 4-0 Belgium @ National Stadium
Japan:Nagatomo 21,Kengo Nakamura 23,Okazaki 60,Yano 77

Japan 1.55 Draw 3.85 Belgium 5.00(bwin)

両国国旗、フェアプレー旗に続き、FIFA Anthemにのって両国選手の入場。ベルギー国歌「La Brabançonne」の演奏、涼風真世さんと暁星小学校の生徒たちによる日本国歌「君が代」の合唱。

日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 3)
 Okazaki 
OkuboShunsuke Nakamura
 Kengo Nakamura 
EndoHasebe
NagatomoUchida
Tulio TanakaNakazawa
 Narazaki 


ベルギーは赤、黒、黄色のファーストジャージ。システムは。

Belgium (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 3)
 Roelandts 
Pocognoli Mujanji
MartensHaroun
 Simons 
De LaetSwerts
VermaelenAlderweireld
 Stijnen 


前半。日本のキックオフ。

2分、日本。左サイドの長友の上がりからのクロス。ファーで中村憲剛がヘッドで叩くがベルメーレンがブロック。

長い距離を走った長友からのクロス。中村憲剛が飛びこむが、シュートはブロックされる。

9分、日本。中盤でボールを持った長谷部がドリブル突破。そのままミドルを撃つがGKスティーネンがセーブ。

長谷部がドリブルでするすると上がっていってミドル。スティーネンが横っ飛びでセーブ。

12分、日本。右サイドの中村俊輔から中村憲剛、遠藤と中央につないでのシュート。わずかにゴール左に外れる。

中村俊輔、中村憲剛、遠藤と横パスをつないでのシュート。

15分、日本。右サイドを駆け上がった中村俊輔からのクロス。岡崎のシュート。ファーで大久保がコースを変えるがポストに阻まれる。

中村俊輔からのマイナスのクロス。岡崎のシュート、ファーで大久保がコースを変えるがポストに阻まれる。

20分、日本先制。岡崎が前線でキープ、中村憲剛に流して外の長友に。長友が左足を振り抜きGKスティーネンを破ってゴール。1-0。

岡崎のポストプレーから中村憲剛、長友と左に開いて角度のないところからのシュート。クロスを予想していたスティーネンを破ってのゴール。

22分、日本追加点。大久保からのパスを受けた中村憲剛が右足のアウトでトラップ。切り返して右足で流しこんでゴール。2-0。

大久保からのパスをワンタッチで右足に収めた中村憲剛がDFを外してのシュート。スティーネンの逆をついてゴール。

30分、ベルギー。バックパスを受けた闘莉王からボールを奪ったローランツがそのままドリブル突破。GK楢崎と1対1になるが、シュートはゴール右に外れる。

バックパスをかっさらったローランツだが、絶好の決定機に決めることができず。

日本テレビはスポンサーのキリンに気を遣っているのか、キリンカップの歴史ばかり喋る。それよりもゲームの流れを実況しろ。ラジオなら何もわからんぞ。

38分、日本。右サイド高い位置でボールを受けた岡崎からのマイナスのクロス。長谷部のミドルはクロスバーに阻まれる。

中村俊輔からのパスを受けた岡崎からのクロス。長谷部がドライブをかけたシュートを撃つがクロスバーに嫌われる。

アディショナルタイムは1分。

前半はこのまま終了。2-0と日本リードで折り返し。

ボールポゼッションは日本69%、ベルギー31%、トータルショッツは日本16、ベルギー1。

45分、日本。中村俊輔に代えて本田圭佑、長谷部に代えて橋本を投入。

負傷を押して強行出場の中村俊輔に代えて本田圭佑、長谷部に代えて橋本。ポジションはそのまま。

後半。ベルギーのキックオフ。

55分、日本。左サイドを長友がドリブルで深くえぐってのクロス。中央で本田圭佑が合わせるがゴール左に外れる。

スローインから長友の突破。深くえぐってのクロスに本田圭佑が合わせるが決めきれず。

60分、日本追加点。本田圭佑、内田、大久保と右サイドに開いてのクロス。ニアで岡崎がダイビングヘッドで飛びこみゴール。3-0。

右サイドの細かなパスのつなぎからのクロス。

61分、日本。遠藤に代えて阿部を投入。

同じポジションでの交代。

61分、ベルギー。ムヤンジに代えてフイセヘムスを投入。

ムヤンジと同じ右ウイングのようだ。

65分、ベルギー。中盤でボールを奪ったドゥラートがそのまま持ち上がってのミドル。わずかにゴール左に外れる。

ドゥラートの持ち上がりからのミドル。ベルギーは単発的にしかチャンスを作れない。

66分、日本。中村憲剛に代えて興梠を投入。

中村憲剛は中盤のインクルソーレとしてポジションを確立した。

68分、ベルギー。ポコニョリに代えてボッセンを投入。

ポコニョリは目立たず。両サイドを攻撃的に変えてきたベルギーだが。

69分、日本。岡崎に代えて矢野を投入。

岡崎はキリンカップで3得点。玉田が戻ってきてもレギュラーは岡崎かもしれない。

72分、ベルギー。興梠に対するファールでアルデルウェイレルドにイエローカード。

興梠に対する危険なタックルでイエロー。

73分、日本。闘莉王に代えて山口を投入。

怪我明けの闘莉王に代えて山口。

73分、日本。ゴール正面左からのFK。本田圭佑が直接狙うがGKスティーネンがセーブ。

左足で直接狙った強烈なシュートだったがスティーネンがセーブ。

76分、ベルギー。大久保へのファールでベルメーレンにイエローカード。

ベルギーのプレーはラフになってきた。

76分、日本追加点。本田圭佑の素早いリスタートから左サイドを駆け上がった長友からのクロス。ニアに矢野が飛びこんで左足で押し込みゴール。4-0。

本田圭佑の素早いリスタートから長友が左サイドを深くえぐってのクロス。矢野が飛びこんでゴール。

81分、ベルギー。ローランツに代えてデンベレを投入。

腹筋を痛めていたデンベレが残り10分で投入される。

大久保が負傷でピッチの外に。日本は交代枠を全部使っているため残り時間を10人で戦うことに。

日本テレビの実況をしている藤井貴彦アナウンサーはパスを回すたびにオーレのかけ声をかけるというスペインの風習をヨーロッパ全体のものとして紹介。どれだけ間違った情報を流しているかわかっているか。

アディショナルタイムは2分。

ゲームはこのままタイムアップ。4-0で日本の勝利。

日本はキリンカップ3年連続10回目の優勝。

2009年5月29日金曜日

チリの猛攻、ベルギーのカウンターでドロー!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 2 Chile vs. Belgium @ Fukuda Denshi Arena
Chile:Medel 23
Belgium:Roelandts 16

Belgium 2.50 draw 3.30 Chile 2.50(bwin)

チリは赤、青、青のファーストジャージ。システムは4-2-1-3。

Chile (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 2)
 Paredes  
Orellana Puch
 Valdivia 
Millar Iturra
Cereceda Medel
Estrada Jara
 Pinto 


ベルギーは白一色のセカンドジャージ。システムは4-1-4-1。

Belgium (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 2)
 Roelandts 
Pocognoli Mujanji
MartensHaroun
 Simons 
DaemsSwerts
VermaelenAlderweireld
 Stijnen 


前半。チリのキックオフ。

15分、ベルギー先制。右サイド深い位置のからポコニョリが大きくサイドチェンジ。ムヤンジがヘッドで潰れて、ローランツが左足でGKピントを弾いてゴール。0-1。

ベルギーのカウンター。ポコニョリのロングフィードからムヤンジが潰れながらもヘッドで前線に流し、ローランツが左足でピントを破ってゴール。

19分、チリ。中盤でボールを持ったパレデスがミドルを撃つがGKスティーネンがセーブ。プッチが詰めるがオフサイド。

パレデスが中盤でフリーで持つと思いきったミドル。強烈なシュートだったが、スティーネンがセーブ。

22分、チリ同点。バルディビアからのパスを受けたオレジャナがドリブル突破からミドル。こぼれたところをメデルが左足でGKスティーネンを破ってゴール。1-1。

バルディビアからパスを受けたオレジャナがドリブル突破。DFを引きつけてのシュートがこぼれたところにメデルが拾ってのシュート。ゴール左隅に決まってゴール。

31分、チリ。イトゥーラに代えてフエンテスを投入。

イトゥーラの負傷による交代。フエンテスがCBに入り、エストラーダが中盤に。

37分、ベルギー。右サイドでポコニョリがマルテンスとのワンツーで抜けだし、ミドル。大きく枠の上。

ポコニョリがマルテンスを上手く使って中央に抜けだしたが、シュートは枠をとらえられず。

アディショナルタイムは2分。

46分、チリ。バルディビアから左サイドのオレジャナへのパス。オレジャナのクロスにパレデスが頭を合わせるが枠の上。

どんぴしゃりのクロスだったが、枠に押し込むことができなかった。

前半はこのまま終了。1-1で折り返し。

45分、チリ。プッチに代えてボセジュールを投入。

ボセジュールは左サイドに。オレジャナが右サイドに。

45分、ベルギー。ダームスに代えてドゥラートを投入。

ドゥラートもレフトバックにそのまま入るかたち。

後半。ベルギーのキックオフ。

47分、ベルギー。マルテンスが中盤からドリブル突破。シュートを撃つがブロックされる。

マルテンスがテクニックを見せて前線まで持っていくがシュートコースは完全に塞がれていた。

48分、チリ。バルディビアからボセジュールへのパス。ボセジュールがそのままシュートを狙うがGKスティーネンがセーブ。

ボセジュールが深くえぐって角度のないところからシュート。スティーネンがセーブ。

52分、チリ。エストラーダのCK。バルディビアとのワンツーを使ったショートコーナーからエストラーダがミドル。GKスティーネンが弾いたところにパレデスが詰めるがこれもGKスティーネンがセーブ。

エストラーダの強烈なシュートを前に弾いたスティーネンだったが、パレデスのシュートもセーブ。

53分、ベルギー。マルテンスからのパスに最終ラインに抜けだしたムヤンジがシュートを撃つがGKピントがセーブ。

マルテンスのパスに抜けだしたムヤンジが狙うがピントがじっくり構えてセーブ。

55分、チリ。バルディビアに代えてレアルを投入。

バルディビアのプレーはよかったのだが。

56分、チリ。メデルに代えてフエンサリダを投入。

同点ゴールのメデルに代えてスピードがあるフエンサリダに。

59分、チリ。左サイドからオレジャナのクロス。抜けたところを右サイドからフエンサリダが放りこむがGKスティーネンがキャッチ。

フエンサリダのクロスはシュートだったか。

68分、ベルギー。マルテンスのCK。ファーでドゥラートがヘッドを合わせるがGKピントが片手で弾き出す。

ジャストミートのヘッドだったが。ピントのファインセーブ。

70分、ベルギー。中盤でボールを受けたムヤンジがそのままミドル。GKピントがセーブ。

ムヤンジがノーモーションに近い感じでミドル。ピントがファインセーブ。

74分、ベルギー。ポコニョリに代えてナインゴランを投入。

ナインゴランはそのまま右サイドかなあ。

75分、チリ。エストラーダから左サイドのボセジュールへのパス。深くえぐってのクロスにレアルが頭を合わせるが浮いてしまう。

エストラーダのパスは針の穴を通す完璧なコントロールでボセジュールへ。クロスにパレデス、レアルと飛びこむがきれいには合わず。

80分、チリ。パレデスに代えてガサレを投入。

パレデスは負傷による交代。

81分、ベルギー。ムヤンジから右サイドのスウェルツに振っての戻し。ムヤンジがループでGKピントの頭の上を狙うが枠をとらえられず。

右サイドで小さなパスを回してからのチャンスメイク。ムヤンジがフリーになってシュートを撃つが決めきれず。

82分、ベルギー。マルテンスに代えてフイセヘムスを投入。

マルテンスのテクニックは見事だった。

84分、ベルギー。ムヤンジのCK。ファーでフリーになっていたアルデルウェイレルドがヘッドを叩きつけるがGKピントが片手で弾き出す。

アルデルウェイレルドは完全にフリー。余裕を持ってヘッドを叩きつけたが、ピントに阻まれる。

89分、チリ。左サイドエリア角付近からのFK。エストラーダがゴール前に放り込むがわずかに合わず。

直接狙った可能性もあるが、わずかに右に外れた。左足では狙いづらい位置だったのだが。

90分、ベルギー。ムヤンジに代えてボッセンを投入。

ムヤンジは1アシストの活躍。

アディショナルタイムは3分。

ゲームはこのままタイムアップ。1-1のドロー。

ベルギーは北京五輪の代表チームをテストするつもりで連れてきているのだね。オリンピック4位のチームというのは若手とは言え、侮れないかなあ。

ベルギー代表は半数近くが代表キャップ0!! 圧勝が条件の岡田は中村俊輔を強行出場させるとコメント

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Japan vs. Belgium @ National Stadium 31st May 2009

キリンカップサッカー2009 ALL FOR 2010!
ベルギー代表チーム 来日メンバー
(日本サッカー協会)

GK
オリビエ・ルナール Olivier Renard
1979.05.24 185/80 KVメケレン

スティーン・スティーネン Stijn Stijnen
1981.04.07 182/80 クラブ・ブルージュ

ブライアン・バンデンブッシェ Brian Vandenbussche
1981.09.24 193/85 ヘーレンフェーン(オランダ)

DF
ティミー・シモン Timmy Simons
1976.12.11 184/78 PSVアイントホーフェン(オランダ)

フィリップ・ダームスFilip Daems
1978.10.31 180/80 ボルシア・メンヘングラッドバッハ(ドイツ)

ヒル・スウェルツ Gill Swerts
1982.09.23 178/75 AZアルクマール(オランダ)

トマス・ベルメーレン Thomas Vermaelen
1985.11.14 190/77 アヤックス(オランダ)

セバスティアン・ポコニョリ Sébastien Pocognoli
1987.08.01 180/76 AZアルクマール(オランダ)

トビー・アルデルウェイレルド Toby Alderweireld
1989.03.02 185/78 アヤックス(オランダ)

MF
ケビン・ローランツ Kevin Roelandts
1982.08.27 182/75 ズッテ・ワレーゲン

ファリス・ハルン Faris Haroun
1985.09.22 185/76 KFCジェルミナル・ベールスコット

ムッサ・デンベレ Moussa Dembélé
1987.07.16 182/78 AZアルクマール(オランダ)

リッチー・ドゥラート Ritchie De Laet
1988.11.26 180/77 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

FW
ステイン・フイセヘムス Stein Huysegems
1982.06.16 185/78 KRCゲンク

マールテン・マルテンス Maarten Martens
1984.07.02 182/76 AZアルクマール(オランダ)

ラジャ・ナインゴラン Radja Nainggolan
1988.05.04 185/80 ピアチェンツァ(イタリア)

リッチー・キトコ Ritchie Kitoko
1988.06.11 182/79 アルバセーテ・バロンピ(スペイン)

ヨアヒム・ムヌンガ Joachim Mununga
1988.06.30179/75 KVメケレン

イエル・ボッセンJelle Vossen
1989.03.22 180/72 KRCゲンク

ビア・ムヤンジBia Mujanji
1989.08.12 177/75 RSCシャルロワ


代表キャップ0の選手が9人。一桁の選手が5人。3月、4月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に出場した選手はスティーン・スティーネン、ティミー・シモン、フィリップ・ダームス、ヒル・スウェルツ、トマス・ベルメーレン、セバスティアン・ポコニョリ、ムッサ・デンベレの7人だけ。このメンバーの全員の得点はわずか9点。デンベレが5点、シモンが3点、スウェルツが1点という内訳だ。

来日するベルギー代表メンバー20人は完全な2軍といえる。ファン・ブイテンもコンパニーもゴールもソンクも来ない。もちろん、同じ日に最終戦があるリーグもあるから来られるわけではないのだけど。

テスト的なメンバーで来日したベルギーに対し、岡田は中村俊輔を強行出場させるという。

岡ちゃん 俊輔を強行起用…本人は慎重(デイリースポーツ)

日本代表の岡田武史監督(52)が28日、キリン杯ベルギー戦(31日・国立)で右こ関節痛の日本代表MF中村俊輔(30)=セルティック=を強行起用する考えを明かした。

チリ戦が行われた大阪から帰京した岡田監督は、宿舎入りした中村俊と会談して負傷の状態を確認。「以前より(患部は)いいようだ。明日の練習をやってみて、ベルギー戦は90分か短い時間の方がいいか判断する。もちろん無理はさせたくないが、できるんであればやってもらいたい」と起用プランを明かした。

中村俊自身は「ベルギー戦に出て悪くなるなら意味がない」と6月6日・W杯最終予選ウズベキスタン戦に最良の状態で臨むことを希望。帰国後も2日間休んだだけで疲れは残っているが、指揮官の信頼は不変だ。


つまりはベストメンバーで戦うということ。そんな意味がないにも関わらず。中村俊輔中心のチームを作ってしまうと中村がいなくなってしまったときに困ることになる。イエローの累積もあるし、怪我もある。そんなことは絶対にないとは言い切れないはずだ。

中村俊輔不在でチリ2軍を粉砕したのなら、ベルギー戦も新戦力を試すべきではないのか。

岡田のチキンぶりがはっきり出ていると言わざるを得ない。

勝って当たり前の相手に勝つこと。それが試されるときに、若手を登用できないのなら、ジーコと同じでしかない。そんなことも理解できないのだろうか。

2009年5月28日木曜日

日本の課題はサイドアタックの欠乏と中村俊輔の合流か

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 1 Japan 4-0 Chile @ Nagai Stadium
Japan:Okazaki 20,24,Abe 52,Keisuke Honda 92

チリ戦後 岡田監督会見
キリンカップサッカー2009
(スポーツナビ)

今日の試合ですが、選手によっては中2日で疲れがかなりあり、練習も実質1日という中で、チリという非常にタフでアグレッシブなチームとやれる。そういう試合で、われわれはどれだけタフにできるか。そのような状況でどれだけ勝利することにこだわれるか。そうしたことを選手に問いかけてスタートしたんですが、相手に対して尻ごみせず、下がらずに戦ってくれました。

自分たちのやろうとしていることを自信を持ってやってくれた、ということに関してはものすごく満足しています。その中で、チリに1対1でやられる場面、それから横パス、バックパスを取られて大ピンチになることが3、4回あったと思います。それとともに、チリの特に右からのアーリークロス、あれなんかはまねしたくなるくらいでした。自分たちにとって財産になっていく試合だったと思います。チリがあれだけアグレッシブだったおかげで、われわれもいろんなことが分かった、プラスになった、そんな体験だったと思います。


相手はチリのベストメンバーではなかった。日本も中村俊輔、大久保、田中達也、闘莉王、内田、長友がいなかったわけだが、チリは3月4月のW杯南米予選のときに招集されたメンバーで来日したのは5人だけ。ほぼ国内組で固めたメンバーで、日本にとっては格下といっていい相手だった。

チリは確かにアグレッシブだったが、守備のプレスに連動は感じられず、簡単に叩くことができた。こういう叩くとかさばくといったプレーは日本がもっとも得意とするところ。以前はプレスがかかった時点でパニックになっていたが、それが減少したことはプラスといえばプラスなのだろうが。

横パスやバックパスをとられてピンチになるというのは、毎回言われる課題。何度も合宿をやりながらそこを修正できていないのは岡田の能力には限界があるのではないか。バックパス禁止という犬飼発言ではなく、状況をきちんと判断して、横パス、バックパスでも相手にとられない確率が100%ならビルドアップとして使うという約束事ができていないということだろう。

サイドでやられていたことに対して、岡田はまったく気にかけていないが、本戦になるとサイドで崩されることが多い。真ん中にどれだけ自信があるのか知らないが、あれだけサイドからえぐられたときに中央に決定力があるストライカーがいれば簡単に決められてしまう。

実際、スアソがいればスコアは逆だったかもしれないのだ。

――試合開始と同時に、中村憲を中心に素早く相手にプレッシャーをかけていたが、あれは監督の指示だったのか? それから岡崎のストライカーとしての資質をどう考えるか?

プレッシャーをかけるのは今日に限ったことではないです。立ち上がりで遅れた面があって、フリーでサイドで持たれていたので、もう少し下がらずにと。これは今日に限らず、ずっと言い続けていることです。

岡崎については、彼の特徴である裏に飛び出していくプレーを出してくれました。彼のストライカーとしての素質というのは、クロスボールにニアに飛び込んで行く、待っていない、そして守備もできる。ある意味、ストライカーらしいストライカーだと思っています。


左サイドに置いた岡崎をストライカーとしてとらえているということは実質サイドアタックを捨てているということだろう。

FWに行くほど先細りになるこのシステムでは相手の両サイドのフルバックに対してプレスはかからないし、相手が高い位置でサイドからアタックをかけると両サイドのフルバックからのアタックは抑えられる。攻撃のパターンは真ん中しかなくなり、相手は守りやすくなる。スルーパスはそうそう通るものではないし、裏への抜けだしもスピードがなければ簡単には決まらない。

攻撃のパターンが中央突破とセットプレーしかない日本はそれほど怖くはない。それが世界の列強がスカウティングして出した結論ではないか。

試合後 チリ代表ビエルサ監督会見
キリンカップサッカー2009
(スポーツナビ)

今日の試合、われわれは苦労した。なかなかボールを持たせてもらえなかったし、前線に運ぶこともできなかった。今日はゾーンディフェンスという形を採ったが、守備が不十分で不正確だった。(敗因は)それに尽きると思う。またFWにはいくつかのチャンスはあったが、それがゴールにつながらなかった。決定力がなかったと言える。


何度かサイドを破り、チャンスを作りながら不十分だたというビエルサ。コンディションも不十分でアウェイ。前線にはレギュラークラスはオレジャナくらいというなかで、決定力不足は響いた。守備をゾーンにしたということだが、これはオプションなのか、それとも新しく試したのかはわからない。記者にはこの部分を突っ込んでほしかったのだが。

――チリは昨年も東京で試合をして0-0だった。今回はかなり結果に差があるが、その原因は何だと思うか? 日本が良くなったのか、それとも自分たちのミスによるものなのか?(チリ人記者)

昨年との比較ということだが、去年の試合からずいぶん時間が経過していて記憶は確かではない。ただ、今日の試合に関しては、日本はボール回しが素早く、相手からボールを奪うことがなかなかできなかった。効率的に攻撃できなかったためにゴールにつながらなかったと思う。それから日本は、自分たちのチャンスを生かしてそれが得点につながったわけだが、われわれチリも日本のように自分たちのチャンスを生かしていれば、もしかしたら同点に終わっていたかもしれない。今日はいずれにせよ、日本の方が力は上だった。


チリ人記者は2軍メンバーでもベストの日本と引き分けたじゃないかと言いたかったわけだろうが、同じ手は何度も通用しないのはサッカーでは当たり前のこと。引き分けでよかった前回とは違い、今回はゴールを狙いにいくという狙いもあったに違いない。スアソ、マルク・ゴンサレスがいない中で、FWの底上げはチリの命題でもある。決定力がないことはサッカーでは致命的だ。日本より、チリのほうに収穫があったゲームだったともいえる。

逆境で得た自信 (1/2)
キリンカップ2009 日本代表 4-0 チリ代表
(スポーツナビ)

それにしても、何とトピックスの多いゲームであったことか。2度もネットを揺らした岡崎の得点感覚。オランダで輝きを増した本田の代表での覚醒。18歳とは思えぬ山田の積極的なプレー。久々にトップ下で起用された中村憲の存在感。そして地味に刻まれた山口の初キャップ。いずれも素晴らしいものであったことは言うまでもない。だが、この日の一番のトピックスは、もっと別のところにあるように私には思える。そのヒントは、岡田監督の以下のコメントに求められよう。

「(試合が)2カ月ちょっと空いて、われわれのコンセプト(を確認するの)が、実質前日練習とあとはミーティングだけでした。それだけで、まったく違和感なくできるようになっていた。(中略)ベースがしっかりできてきたなと」

「少々けが人が出ても、全員がいつでも行けるような、チームが勝つために戦うという、ひとつのチームになってきている感じはしています」

思えば当初、このチームは「中村俊ありき」のチームであった。それが1年以上を経て「素早いパス回し」「攻守の切り替え」「ボールを奪われたら奪い返す」といったコンセプトがチームに浸透し、今日の試合では中村俊不在であっても十分にチームとして機能することを証明して見せた。そればかりか、ほとんどコンビネーションの確認をする機会がなかった新戦力に対しても、その持ち味を発揮できるような“配慮”さえ見せていたのである。それは、以下のコメントからも伺える。

「周りの人たちが(バランスを)見てくれていたので、自分は走り回ってかき回すことを考えた」(山田)

「戸惑いはなかった。誰かがポンと入っても、スムーズに機能している」(山口)

これに「こっちが合わせたというより、周りが合わせてくれた」という本田のコメントを加えれば、さらにポイントは明確になる。

これまでは、指揮官のコンセプトを実践し、中村俊の要求に応えることで精いっぱいだったチームが、今では誰が入っても問題なく機能するチームに進化したのである。最終予選の残り3試合、そして来年の本大会を想定するにあたり、今日のこの結果はチームを、そして彼らを見守る私たちを、大いに勇気づけるものであったと言えよう。おりからの新型インフルエンザ騒動による不安、そして相続く負傷離脱。逆境の中で始動した日本代表であったが、図らずもここ大阪で、極めて大きな自信を得ることとなった。


ただ、別の問題があるのも事実。チリではなく、日本のほうに問題がある。

チリ戦では機能した攻撃が、中村俊輔が入ることで機能しなくなる可能性もあるのだ。本田圭佑、岡崎のポジションチェンジと中村憲剛が前後に動くことで、中央突破に偏りながらも交通渋滞は避けられていたのだが、中村俊輔が戻ってくることで、交通渋滞が再び引きおこされる可能性がある。

2列目に中村俊輔、大久保、本田圭佑と並べれば全員が中央でプレーしたがる選手であり、そこでプレーエリアが重なって停滞が起こる。そうなれば、攻撃に支障をきたすことは間違いない。

中村俊輔の合流はベルギー戦からというが、そこで大勝というなら、中央突破に関しては大丈夫ということになるだろう。

2009年5月27日水曜日

日本代表、実質2軍のチリに完勝!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 1 Japan 4-0 Chile @ Nagai Stadium
Japan:Okazaki 20,24,Abe 52,Keisuke Honda 92

Japan 1.90 draw 3.35 Chile 3.65(bwin)

両国国旗、フェアプレー旗に続き、FIFA Anthemにのって両国選手の入場。

日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 1)
 Tamada 
 Kengo Nakamura 
OkazakiKeisuke Honda
EndoHasebe
KonnoKomano
AbeNakazawa
 Narazaki 


チリは赤、青、白のファーストジャージ。システムは3-4-3。

Chile (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 1)
 Paredes  
Beausejour Orellana
Cereceda Estrada
ValdiviaMillar
Jara Medel
 Fuentes  
 Pinto 


前半。チリのキックオフ。

8分、日本。右サイドエリア付近からのFK。遠藤がボール前にあげてきたところ、本田圭佑がヘッドを合わせるがゴール左に外れる。

遠藤の精度の高いボールに本田圭佑が合わせるが枠をとらえられず。

10分、日本。玉田のドリブルから岡崎に当ててリターンをもらうと左サイドからエリアに切れ込んでそのままシュート。GKピントがセーブ。

玉田のドリブル突破。岡崎を使ってこぼれたところを拾って玉田がシュート。

12分、チリ。左サイドからボセジュールのクロスが抜けたところ、右サイドで拾ったオレジャナが深くえぐってのクロス。GK楢崎がキャッチ。

CKが2回続いたあとのスローイン。ボセジュールが左サイドを深くえぐってのクロス。抜けたところをオレジャナが入れ直すが楢崎がキャッチ。

15分、日本。駒野のクロスのこぼれ球を本田圭佑が拾い、岡崎がシュート。わずかにゴール右に外れる。

駒野のクロスは相変わらず誰にも合わない。本田圭佑が拾って岡崎に渡してのシュート。

16分、チリ。左サイドからボセジュールが突破。駒野を振りきってマイナスのクロス。パレデスが合わせるが力なく、GK楢崎がキャッチ。

ボセジュールが左サイドを突破してのクロス。パレデスの足元に入りすぎて強いシュートは撃てず。

18分、日本。右サイドエリア角付近からのFK。遠藤がゴール前にあげてきたボールにニアで岡崎が合わせるがGKピントがキャッチ。

遠藤のボールにニアで岡崎がジャストミートしたが、ピントの正面。

19分、日本先制。右サイドの中村憲剛からのフィード。前線で岡崎がポストになって本田圭佑に戻してのミドル。GKピントが弾いたところに岡崎が詰めて右足で押し込んでゴール。1-0。

岡崎がひとりでポストをこなし、本田圭佑が思いきったミドル。こぼれたところに詰めた岡崎は決めるだけだった。

23分、日本追加点。長谷部からのフィードを前線で中澤が収めて、中央の岡崎にパス。岡崎がトラップして切り返し、右足でGKピントを抜いてゴール。2-0。

長谷部からのカウンターをなぜかオーバーラップしていた中澤が受け、岡崎へのパス。岡崎が態勢を整えてピントを抜いた。

25分、日本。遠藤のCK。直接狙うがクロスバーに嫌われる。

遠藤のCKはクロスバー直撃。

37分、日本。中村憲剛が高い位置でボールを奪い、岡崎、玉田と渡るが、玉田のトラップが流れてGKピントがキャッチ。

中村憲剛のプレスからボール奪取。岡崎、玉田と渡り、玉田がフリーになるがシュートまでもっていけず。

38分、チリ。前線でミジャルがボールカット。引きつけて右サイドのオレジャナに出すが、オレジャナのシュートは枠の上。

日本の不用意な横パスをミジャルがカット。オレジャナは決定的なチャンスを吹かしてしまう。

39分、日本。玉田に代えて山田直輝を投入。

玉田の負傷による交代。

41分、日本。中村憲剛のボール奪取からのミドル。こぼれたところを左サイドで拾った本田圭佑がそのまま狙うがわずかにゴール右に外れる。

中村憲剛の前線からの守備でボールを奪って、本田圭佑のシュートにまで結びつけるがわずかにゴール右。

44分、チリ。ゴール正面右からのFK。エストラーダが直接狙うが枠の上。

エストラーダのFKの精度は今ひとつ。

アディショナルタイムは1分。

45分、日本。GK楢崎のゴールキックから岡崎がポストプレー。左サイドにこぼれたところを山田直輝が拾ってのクロス。岡崎が飛びこむがヘッドは枠の上。

ゴールキックからの手数をかけない攻めで岡崎のポストが効くようになってきた。

45分、チリ。バルディビアに代えてプッチ、メデルに代えてフエンサリダを投入。

前半ひどかったからね。戦術的な交代だろうね。

後半。日本のキックオフ。

47分、チリ。ミジャルのボールカット。オレジャナにスイッチして右サイドを上がってのアーリークロス。パレデスがヘッドを合わせるが枠をとらえられず。

中盤のプレスからボールを奪い、右サイドに展開。オレジャナのクロスにパレデスが合わせるが大きく枠の上。

48分、日本。右サイド高い位置からのFK。遠藤がマイナスに戻して中村憲剛がシュートを撃つがゴール右に外れる。

フリーだった中村憲剛に素早く渡してのシュートだったが枠をとらえられず。

51分、日本追加点。遠藤のCK。ニアに入り込んだ阿部がヘッドを合わせてゴール。3-0。

遠藤のCKにニアで阿部が競り勝ち、ヘッドでジャストミート。ネットに突き刺した。

55分、チリ。岡崎に後ろからタックルを仕掛けたフエンテスにイエローカード。

今野からのパスを受けた岡崎がフリー。フエンテスはカード覚悟だったのだろう。

59分、チリ。左サイドのスローインからボセジュールがドリブル突破。右サイドのオレジャナに渡してのシュート。こぼれ球をフエンサリダがクロスを送るが日本がクリア。

ボセジュールのドリブル突破は止められない。そこからのパスに日本は翻弄される。チリに決定力があればゴールは決まっていた。

60分、日本。遠藤に代えて橋本を投入。

ゲームメイクに徹していた遠藤がアウト。

62分、日本。GK楢崎からの前線へのフィード。中村憲剛が受けてそのままGKピントを引きつけてシュートを撃つがゴール右に外れる。

中村憲剛が受けた時点でチリのDFはふたり。ひとりを外し、ピントを引きつけて無人のゴールに流しこむだけだったが決めきれず。

66分、チリ。セレセダに代えてロハスを投入。

DFラインの交代。経験を積ませるための交代か。

70分、日本。岡崎に代えて矢野を投入。

岡崎は2得点の活躍。

TBSは相変わらず居酒屋解説でボールホルダーのことは何も言わないし、小倉隆史も相馬直樹もら抜き言葉ばかりで正しい日本語を話せない。画面を見ているしか、ピッチ上のことはわからない。ラジオには向かない実況だ。

76分、日本。長谷部に代えて山口を投入。

長谷部は帰国したばかりだからね。ちょっと引っ張りすぎかも。阿部を中盤にあげて、山口が最終ラインに。

81分、日本。ゴール正面右からのFK。本田圭佑が直接狙うが大きく枠の上。

宇宙開発でもしているのかというキック。

82分、日本。中村憲剛に代えて香川を投入。

中村憲剛はパスの散らし役として十分に力を発揮した。

88分、チリ。右サイドエリア角付近からのFK。エストラーダがゴール前にあげてきたボールが倒れた中澤に当たってコースが変わるがGK楢崎がキャッチ。

エストラーダのキックはようやく精度が高くなってきた。本番では使えないレベルではあるか。

アディショナルタイムは2分。

90分、チリ。ミジャルのドリブル突破からフエンテスが右に裁き、フエンサリダがシュートを撃つが枠をとらえられず。

チャンスメイクまでは完璧だったが、枠をとらえられず。

91分、日本追加点。GK楢崎からのロングフィード。左サイドで香川が落として、中央に。矢野が潰れ、山田直輝が右に流して、本田圭佑が左足を合わせてゴール。4-0。

前がかりになったチリをロングフィードで完全に崩してのゴール。本田圭佑は代表初ゴール。

ゲームはこのままタイムアップ。4-0で日本の勝利。

まあ、チリ代表はW杯南米予選を戦っているメンバーからヨーロッパ組はほとんど来ていない状態だし、初代表も多かったわけで実質的には2軍。

これくらいの圧勝をしなければ意味はないし。格上に勝ったというよりも、若手相手に順当勝ちというレベルの話だね。それでもサイドでは完全に負けていたわけだし、この部分が反省として出てこなければ、本戦ではやっぱり1勝もできずというレベルだろうし。

今日のチリが2軍という情報は結局出なかった。TBSは日本代表産業のために情報を隠したと言われても仕方がないだろうな。

チリの来日メンバーは若手中心!! 岡田のノルマは完勝のみ!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Japan vs. Chile @ Nagai Stadium 27th May 2009

キリンカップサッカー2009 ALL FOR 2010!
チリ代表チーム 来日メンバー
(日本サッカー協会)

GK
ミゲル・ピント Miguel Pinto
1983.07.04(25) 188/86 ウニベルシダ・デ・チレ

ネリー・ベロソ Nery Veloso
1987.03.02(22) 180/80 ウアチパト

DF
イスマエル・フエンテス Ismael Fuentes
1981.08.04(27) 175/77 アトラス・デ・グアダラハラ(メキシコ)

ホセ・ロハス Jose Rojas
1983.06.23(25) 177/79 ウニベルシダ・デ・チレ

ロベルト・セレセダ Roberto Cereceda
1984.10.10(24) 173/70 コロコロ

ゴンサロ・ハラ Gonzalo Jara
1985.08.29(23) 181/77 コロコロ

ガリー・メデル Gary Medel
1987.08.03(21) 170/75 ウニベルシダ・カトリカ

MF
ロドリゴ・ミジャル Rodrigo Millar
1981.11.03(27) 183/76 コロコロ

ブラウリオ・レアル Braulio Leal
1981.11.22(27) 173/68 ウニオン・エスパニョーラ

マルコ・エストラーダ Marco Estrada
1983.05.28(25) 187/78 ウニベルシダ・デ・チレ

ホルヘ・バルディビア Jorge Valdivia
1983.10.19(25) 175/71 アルアインFC(アラブ首長国連邦)

マヌエル・イトゥーラ Manuel Iturra
1984.06.23(24) 172/67 ウニベルシダ・デ・チレ

FW
エステバン・パレデス Esteban Paredes
1980.08.01(28) 180/81 サンティアゴ・モーニング

ジャン・ボセジュール Jean Beausejour
1984.06.01(24) 179/75 アメリカ(メキシコ)

ダウ・ガサレ Daud Gazale
1984.08.10(24) 180/77 コロコロ

ホセ・フエンサリダ Jose Fuenzalida
1985.02.22(24) 171/68 オヒギンス

ファビアン・オレジャナ Fabian Orellana
1986.01.27(23) 168/60 アウダックス・イタリアーノ

エドソン・プッチ Edson Puch
1986.04.09(23) 168/70 ムニシパル・イキケ


2010年W杯南米予選のペルー戦(3月29日)、ウルグアイ戦(4月1日)で招集されたメンバーのうち、今回来日するのは、GKミゲル・ピント、DFイスマエル・フエンテス、DFロベルト・セレセダ、MFマルコ・エストラーダ、MFマヌエル・イトゥーラ、FWジャン・ボセジュール、FWファビアン・オレジャナの5人。

もちろん、ヨーロッパのシーズンはまだ終わっておらず、チリはヨーロッパ組を招集できないということもあるが、フレンドリーマッチを国内でやるという意味はこのメンバーを見るともうなくなったといわざるを得ない。

第2次岡田監督体制の初戦と同じく若手主体のメンバーでの来日だ。日本代表はヨーロッパ組も招集してバリバリの1軍、チリは若手主体の2軍で戦い、ゴールレスドロー。試合内容もチリのほうがよかったことを考えれば、あれからどれだけ進歩しているかというのは注目ではある。

あのひどい試合を、圧倒できるだけのゲームに変えることができるなら、岡田にも少しは戦術眼があると思えるのだが。同じことを繰り返し、ポゼッションだけ、パスを回すだけというサッカーしかできないなら本戦出場を決めたら解任すべきだとぼくは考える。

2009年5月21日木曜日

キリンカップ、W杯アジア最終予選に向けて日本代表26名を招集!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Japan vs. Chile @ Nagai Stadium 27th May 2009

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Japan vs. Belgium @ National Stadium 31st May 2009

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 8 Uzbekistan vs. Japan @ Pakhtakor Stadium 6th June 2009

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 9 Japan vs. Qatar @ Yokohama International Stadium 10th June 2009

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 10 Australia vs. Japan @ Melbourne Cricket Ground 17th June 2009

キリンカップサッカー2009 ALL FOR 2010!
2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選
日本代表メンバー
(日本サッカー協会)

GK
1 
楢﨑 正剛 NARAZAKI Seigo 
1976.04.15 187cm 80kg 
名古屋グランパス 64/64

18 都築 龍太 TSUZUKI Ryota 
1978.04.18 185cm 81kg 
浦和レッズ 5/3

23 
川島 永嗣 KAWASHIMA Eiji 
1983.03.20 185cm 80kg 
川崎フロンターレ 3/3

DF
22 
中澤 佑二 NAKAZAWA Yuji 
1978.02.25 187cm 78kg 
横浜F・マリノス 86/16

5 山口 智 YAMAGUCHI Satoshi 
1978.04.17 178cm 74kg 
ガンバ大阪 0/0

4 田中 マルクス 闘莉王 TANAKA Marcus Tulio  
1981.04.24 185cm 82kg 
浦和レッズ 22/4

3 駒野 友一 KOMANO Yuichi 
1981.07.25 172cm 76kg 
ジュビロ磐田 42/0

20 今野 泰幸 KONNO Yasuyuki 
1983.01.25 178cm 73kg 
FC東京 27/0

15 長友 佑都 NAGATOMO Yuto 
1986.09.12 170cm 65kg 
FC東京 11/1

21 
槙野 智章 MAKINO Tomoaki 
1987.05.11 182cm 77kg 
サンフレッチェ広島 0/0

6 内田 篤人 UCHIDA Atsuto 
1988.03.27 176cm 62kg 
鹿島アントラーズ 19/1

MF
10 
中村 俊輔 NAKAMURA Shunsuke 
1978.06.24 178cm 70kg 
セルティック(スコットランド) 84/23

27 
橋本 英郎 HASHIMOTO Hideo 
1979.05.21 173cm 68kg 
ガンバ大阪 8/0

7 遠藤 保仁 ENDO Yasuhito 
1980.01.28 178cm 75kg 
ガンバ大阪 76/7

14 
中村 憲剛 NAKAMURA Kengo 
1980.10.31 175cm 67kg 
川崎フロンターレ 32/3

8 
松井 大輔 MATSUI Daisuke 
1981.05.11 175cm 64kg 
サンテティエンヌ(フランス) 15/1

2 
阿部 勇樹 ABE Yuki 
1981.09.06 177cm 77kg 
浦和レッズ 33/2

17 
長谷部 誠 HASEBE Makoto 
1984.01.18 179cm 72kg 
VfLヴォルフスブルク(ドイツ) 18/0

19 
本田 圭佑 HONDA Keisuke 
1986.06.13 182cm 74kg 
VVVフェンロ(オランダ) 2/0

25 香川 真司 KAGAWA Shinji 
1989.03.17 172cm 63kg 
セレッソ大阪 9/2

24 山田 直輝 YAMADA Naoki 
1990.07.04 166cm 64kg 
浦和レッズ 0/0

FW
11 
玉田 圭司 TAMADA Keiji 
1980.04.11 173cm 67kg 
名古屋グランパス 57/13

16 
大久保 嘉人 OKUBO Yoshito 
1982.06.09 170cm 73kg 
VfLヴォルフスブルク(ドイツ) 35/5

12 
矢野 貴章 YANO Kisho 
1984.04.05 185cm 76kg 
アルビレックス新潟 12/1

9 岡崎 慎司 OKAZAKI Shinji 
1986.04.16 173cm 70kg 
清水エスパルス 9/3

13 興梠 慎三 KOROKI Shinzo 
1986.07.31 175cm 67kg 
鹿島アントラーズ 4/0



日本代表はキリンカップのチリ戦、ベルギー戦、W杯南アフリカ大会アジア最終予選のウズベキスタン戦、カタール戦、オーストラリア戦に向けて26名を招集した。

まずFW。怪我で田中達也が離脱。しかし、田中達也タイプの小兵のドリブラーは数が揃っているために、代役が呼ばれることはなかった。セカンドトップに関しては、シュートを積極的に撃つ撃たないの違いはあるけれども頭数は揃っている。

しかし、ファーストトップに関しては矢野だけでは物足りない。岡崎は潰れてチャンスを作るよりも裏へ抜けだしてのチャンスメイクやシュートが武器。明確なターゲットマンがいないために、せっかくセカンドトップタイプが揃っていても彼らの周りにはボールがこぼれないことになる。

MFにパサータイプが多く、中村俊輔、遠藤の正確なフィードで頭を狙えるだけに、その部分は残念。

FWの招集傾向がすべてに影響しているのか、MFにもサイドアタッカーはほとんどいない。純血のサイドアタッカーは皆無といっていい。松井大輔は左右どちらでもプレーできるが、中村俊輔が左に寄りすぎることが多々あるため、右でプレーすることが多くなる。ただし、右で使われるのは内田が多いため、連携はまずく、松井が中に絞るかたちか、左に残っての崩し。オーバーロードを作ってもサイドチェンジが各駅停車なのでそれほど怖くはない。

山田はサイドでもプレーできるだろうが、浦和の試合を観る限りでは真ん中に寄っていた。香川も真ん中が好きな選手で、ピッチの幅をワイドに使うことはなさそうだ。

DFは寺田、高木に代わり、山口と槙野を新規に招集。CBのみの入れ替えとなった。両サイドのフルバックは若いとはいえ、内田と長友に駒野のバックアップで大丈夫かという心配がある。もっとも運動量が多いポジションだけに、遠征で疲れが出たときに攻撃が停滞する可能性は高い。

このメンバーには山田という新しいメンバーが入ったものの、岡田さんのサッカーが急激には変わりそうもない。4点、5点とるようなサッカーにはならないだろう。

ウズベキスタン戦、カタール戦のどちらかで勝ち点3をとるという感じなのだろうか。

オーストラリアにリベンジというなら、もっと違うメンバーだったとは思うけれども。