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2010年6月30日水曜日

日本の大冒険に対しての雑感

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Japan 1-0 Cameroon @ Free State Stadium - Mangaung/Bloemfontein
Japan:Keisuke Honda 39

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Netherlands 1-0 Japan @ Durban Stadium - Durban
Netherlands:Wesley Sneijder 53

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Denmark 1-3 Japan @ Royal Bafokeng Stadium - Rustenburg
Denmark:Tomasson 81
Japan:Keisuke Honda 17,Yasuhito Endo 30,Okazaki 87

2010 FIFA World Cup South Africa Round of 16 Paraguay 0-0 a.e.t. 5:3 PSO Japan @ Loftus Versfeld Stadium - Tshwane/Pretoria

日本代表に最大の感謝をこめて。岡田武史監督に対して最大の敬意と謝意を示して。日本代表の大冒険はクォーターファイナルを目の前にして突然に終わってしまったわけだけれども、結果には満足している。

本戦前にあれだけ迷走していた日本代表は、本戦になると見違えるようなチームに変貌した。カメルーン戦は硬さがあったものの、松井から本田圭佑へのきれいなクロスで先制するとエムビアのミドルがクロスバー直撃という幸運もあり守りきって日本は勝利という僥倖を手に入れた。このとき、まだ世界は懐疑的だった。日本はドン引きサッカーではないかと。

だが、オランダ戦で日本はさらに変貌する。親善試合で特攻的にプレスをかけまくった試合ではなく、基本に忠実にプレーエリアを守ることで効率的なプレスでオランダに自由に攻めさせないサッカーを展開。チャンスこそすくなかったものの日本はオランダを十分に苦しめた。スナイデルのシュートもGK川島が目測を誤らなければ止められた可能性もある。そして、なによりの注目は岡田さんが中村俊輔に引導を渡すかのように途中出場させたシーンだった。ピッチで中村俊輔は何もできないまま、闘莉王のパスもミスでキープできないほどのひどさを見せて、日本は中村俊輔のチームから離れたことをはっきりと意識づけた。

岡田さんが頑固に中村俊輔にこだわっていたら日本は間違いなく3連敗だったはず。不調続きだった日本のプレーメイカーは中村俊輔だったが、彼を外すことで選手は生き生きと動きだし、松井、本田圭佑が次々とゴールに襲いかかった。彼らのオフィシャルが現在つながらない状況なのは日本だけのアクセスではないだろう。

そして、デンマーク戦。日本はポゼッションを奪われながら本田圭佑のFKで先制すると遠藤も続いてゴール。デンマークを混乱に陥れた。バイタルエリアでファールができないデンマークはリトリートで体を張った守りに徹するしかなく、徐々にポゼッションを失い、ミスが目立っていく。プラン通りの試合をやった日本代表は堂々の2位通過でノックアウトラウンドに進出する。

岡田さんは日本にいたときの印象から勝負にこだわるあまり、自分の決めたことを変えられない監督だと思っていた。それが本番一発勝負で変更。奇襲というほどの作戦ではなかったけれども、世界基準に近いレベルで戦い、十分に世界トップ10とも渡り合えることも証明した。

このことについては素直に謝罪したい。今まで無能だ、セオリーを知らないと馬鹿にしていたけれども、その言葉はすべて撤回する。「男子三日会わざれば刮目して見よ」という言葉の意味を改めて知った気がする。いくつになっても成長はとまらない。南アフリカで岡田さんはスイッチが入ったのだろうか。それとも今までの低迷は作戦だったのか。いずれでも結果がすべての世界で、岡田さんは世界を驚かせることに成功する。世界中の新聞が日本をべた褒め。こういう状況というのは想像もできなかった。

日本代表が輝き、そして岡田さんがかっこよく見えた。完全に降参だ。あとは正しい日本語を喋ってくれればいうことはない。

クォーターファイナルを賭けたパラグアイ戦。ポゼッションを奪ったパラグアイが少し不安そうに見えたのはパラグアイが堅守速攻の国だからか。カウンターには慣れていても同じタイプの国とは戦い慣れていない。密集した守備を崩すのには慣れていない。思った通り、パラグアイは攻めあぐね、日本は川島のビッグセーブ連発で攻撃を抑え込む。一方の日本は引いた相手を崩すことには慣れている。カウンターからパラグアイを崩すのは時間の問題だと考えていたが甘くはなく、延長も戦ってゴールレス。最後はペナルティ・シュートアウトで涙を飲んだ。

これからのサッカーとしては、日本のサッカーはきっちりヨーロッパよりにスタンスを固めるべきだろう。トレンドに流されることなく、きちんと目標を作って日本人にあったかたちに消化吸収していく。それを継続して続けられる監督をおく。スターシステムではなく、もっと全員でできるサッカーを目指すべきでもある。

ベスト16だからと驕ることなく、いろんなタイプの選手を育て、世界で活躍する選手を送り出していく。基本はきっちり教え、個性も伸ばし、結果論だけではない育成をやる。そうすることでどんな場面でも楽しめるサッカーができる選手が育っていくはずだ。

そのためには世界で通用する指導者が出てこなければならないけれども、今回の岡田さんの成功で刺激を受けた指導者も多いはず。頑張ればできるわけではないが、努力と勉強はかならず報われる。そう感じさせてくれた日本の大冒険だった。

2010年6月25日金曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Group F & Group E

2010 FIFA World Cup South Africa Group F Slovakia 3-2 Italy @ Ellis Park Stadium - Johannesburg
Slovakia:Vittek 25,73,Kopunek 89
Italy:Di Natale 81,Quagliarella 90+1

イタリアは立ち上がりがいいチームではないが、最後にはなんとかしてきたという歴史がある。ノックアウトラウンドには進出してくれるはずという願いはもろくも崩れ去った。デ・ロッシのミスパスをかっさらわれてビテクに決められると、後半にもCKのクリアが甘く、2点目を奪われてしまう。ディ・ナターレが1点差ににしたあとも果敢に攻めるがスローインからゴールというありえないミスを犯してしまう。クアリアレッラの芸術的なゴールで1点差にしたもののラストプレーでペペのシュートはジャストワイド。ディフェンディングチャンピオンはチームとして機能しないままにグループステージで姿を消した。スロバキアはビテク、ハムシクの活躍により、最終戦でノックアウトラウンド進出の権利を勝ち取った。

2010 FIFA World Cup South Africa Group F Paraguay 0-0 New Zealand @ Peter Mokaba Stadium - Polokwane

この大会の一番の驚きはニュージーランドの活躍だった。イタリア、パラグアイ、スロバキアと同居するグループで3分、勝ち点3の3位。イタリアより上というのは賞賛に値する。パラグアイ戦も一方的に攻められながらもGKパストンを中心に守りきりドロー。あれだけシュートが入らないというのは本当にすごい。ラグビーの強い国という印象だったが、サッカーも強くなる要素がある。実はこのグループが死のグループだったのではないかと感じたほどだ。パラグアイは負けることなく、勝ち点を5まで伸ばして1位抜けが確定。日本と対戦することになった。

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Denmark 1-3 Japan @ Royal Bafokeng Stadium - Rustenburg
Denmark:Tomasson 81
Japan:Keisuke Honda 17,Yasuhito Endo 30,Okazaki 87

引き分け以上で突破が決まる日本と勝たなければならないデンマーク。立ち上がりはデンマークがポゼッションを高く保持して日本のゴールを脅かす。しかし、本田圭佑が狙い澄ましたFKで先制すると遠藤もFKを叩き込み2点差。有利に試合を運んでいく。デンマークは焦りからかミスパスも多くなり、日本のポゼッションが上がっていく。長谷部のファールをとられてPKはあったものの、トマソンは川島に止められリフレクトを押し込む始末。大久保のパスから本田、岡崎とつないでの駄目押しのゴールで日本が堂々の2位通過を決めた。これで世界を驚かすという目標は達成したね。

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Cameroon 1-2 Netherlands @ Green Point Stadium - Cape Town
Cameroon:Samuel Etoo 65 (Pen)
Netherlands:Robin Van Persie 36,Klaas Jan Huntelaar 83

敗退が決まっているカメルーン。なんとか一矢を報いたいところだが、オランダがファン・ペルシがワンツーから抜けだして先制する。カメルーンは積極的に攻めるもののゴールを割れず。しかし、FKをファン・デル・ファールトが手で止めたとしてPK。エトーが決めて同点に追いつく。勝ち点1をと願ったカメルーンだが、スナイデルからのパスに抜けだしたロッベンが中に切れ込んでのシュート。ポストに弾かれたところに詰めたフンテラールが決めて勝利を引き寄せた。オランダはこのまま勝利して堂々の1位突破。カメルーンは1勝も勝ち点1もとれないままに大会をあとにすることになった。

日本はデンマークを粉砕、2回目のノックアウトラウンド進出決定!!

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Denmark 1-3 Japan @ Royal Bafokeng Stadium - Rustenburg
Denmark:Tomasson 81
Japan:Keisuke Honda 17,Yasuhito Endo 30,Okazaki 87

Denmark 6/5 draw 11/5 Japan 12/5(William Hill)

両国国旗、FIFA旗、フェアプレー旗に続き、FIFA Anthemにのって両国選手の入場。デンマーク国歌「Der er et yndigt land」、日本国歌「君が代」の演奏。

デンマークは赤、白、赤のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。



ベンチメンバーはGKアンデルセン、GKクリスティアンセン、ムティリガ、クビスト、イェンセン、ヤコブ・ポウルセン、エネボルドセン、エリクセン、グロンケア、ベックマン、ラルセン。

日本はブルーサムライのファーストジャージ。システムは4-1-4-1。



ベンチメンバーはGK楢崎、GK川口、内田、岩政、今野、中村俊輔中村憲剛稲本、岡崎、玉田矢野、森本。

前半。日本のキックオフ。

7分、デンマーク。カーレンベルクのCK。ファーでクロルドルップがあわせるがゴール右に外れる。

シモン・ポウルセンのクロスから得たCK。クロルドルップがあわせるが枠をとらえられず。

11分、日本。遅延行為で遠藤にイエローカード。

FKをなかなか蹴らなかった遠藤にイエロー。もったいないイエロー。

12分、日本。大久保のアーリークロスに飛びこんだ松井がアウトサイドであわせるがGKソーレンセンがセーブ。

大久保からのシュート性のクロス。松井が飛びこんであわせるがソーレンセンが弾き出す。

12分、日本。松井からのパスに抜けだした長谷部がシュートを撃つがクロスバーの上。

松井のパスに抜けだした長谷部。ビッグチャンスを決められず。

13分、デンマーク。シモン・ポウルセンからのパスを受けたトマソンが左サイドから狙うがわずかにゴール右に外れる。

左サイドのパスに抜けだしたトマソンが狙うがゴール右にジャストワイド。

16分、日本先制。ゴール正面右遠目からのFK。本田圭佑が振り抜いた左足。ゴール左隅に突き刺さってゴール。0-1。

本田圭佑がFKを直接突き刺してゴール。GKソーレンセンも反応しているが届かなかった。

21分、デンマーク。クリスティアン・ポウルセンの浮き球にトマソンが飛びこむがGK川島がビッグセーブでCKに。

クリスティアン・ポウルセンがエリア内に浮き球のパス。トマソンが飛びこんで狙うが川島がビッグセーブで防ぐ。

25分、日本。遅延行為で長友にイエローカード。

スローインをなかなか入れなかった長友にイエロー。もったいない。

28分、デンマーク。大久保の突破をファールで止めたクロウドルップにイエローカード。

大久保が抜けたらビッグチャンスだっただけにファールは仕方がないところ。

29分、日本追加点。ゴール正面からのFK。遠藤が右足でゴール右隅に決めてゴール。0-2。

ファールで得たFKを遠藤が直接沈めて2点目。ノックアウトラウンドにぐっと近づいた。

33分、デンマーク。ヨルゲンセンに代えてヤコブ・ポウルセンを投入。

ヨルゲンセンの出来は悪くはなかったが。勝利のために早くも手を打ってきた。

43分、デンマーク。ゴール正面遠目からのFK。ボールを動かしてクリスティアン・ポウルセンが狙うがGK川島ががっちりセーブ。

策を練ってのFKだったがクリスティアン・ポウルセンのシュートは川島が処理。

44分、日本。松井からのパスを受けた駒野が右サイドを駆け上がり、そのままシュート。クロスバーの上。

駒野が右サイドを突破。中に切れ込んでシュートまで撃つが枠をとらえられず。

アディショナルタイムは2分。

前半はこのまま終了。0-2と日本リードで折り返し。

ボールポゼッションはデンマーク58%、日本42%、ショッツオンゴールはデンマーク2、日本4、ショッツワイドはデンマーク5、日本2。

後半。デンマークのキックオフ。

46分、デンマーク。本田圭佑へのファールでクリスティアン・ポウルセンにイエローカード。

本田圭佑に肘を当てたクリスティアン・ポウルセンにイエロー。

47分、日本。右サイドからのFK。遠藤が直接狙ったボール。緩い球だったがGKソーレンセンが目測を誤りキャッチミス。そのままこぼれるがクロスバーに当たって跳ね返る。

遠藤が放り込んだボールはそのまま抜けてソーレンセンのところに。目測を誤ってキャッチミスしてゴールマウスにこぼれるがクロスバーに当たって跳ね返る。

51分、デンマーク。ロンメダールから右サイドのヤコブセンに振ってのクロス。ベントナーが落とし、トマソンが狙うがGK川島がビッグセーブでCKに。

ヤコブセンのアーリークロス。高さを使った攻撃でパワープレーに出てきたデンマークはベントナーが落としトマソンが狙うかたち。

55分、デンマーク。クロルドルップに代えてラルセンを投入。

守備を1枚削って攻撃の枚数を増やしてきた。

58分、デンマーク。ロンメダールからのパスを受けたヤコブ・ポウルセンがミドルを狙うがGK川島がビッグセーブ。

ヤコブ・ポウルセンの強烈なミドル。川島がビッグセーブで弾き出す。

59分、デンマーク。ゴール正面左からのFK。アッゲルが直接狙うがGK川島がセーブ。

アッゲルの強烈なシュートだったが川島の守備範囲。

62分、デンマーク。カーレンベルクに代えてエリクセンを投入。

カーレンベルクはセットプレーの起点だった。

64分、日本。GK川島からのボール。本田圭佑がおさめて大久保にスイッチ。DFをかわしてシュートを撃つがGKソーレンセンの正面。

大久保はシュートが入らないね。せっかくDFを外したのに正面。

65分、デンマーク。中澤へのファールでベントナーにイエローカード。

中澤に肘を当ててベントナーにイエロー。

72分、日本。左サイドでボールをキープした長友が内に切れ込みながらのシュート。GKソーレンセンの正面。

本田圭佑から左サイドに振って長友にスイッチして切れ込んでのシュート。威力はあったが正面。

73分、日本。松井に代えて岡崎を投入。

松井は積極的な飛び出しでチャンスを演出した。

76分、日本。左サイドで本田圭佑からのパスを受けた大久保からのクロス。岡崎がヘッドをあわせるがGKソーレンセンの正面。

岡崎がフリーでヘッドをあわせるがソーレンセンががっちりキャッチ。

78分、デンマーク。ハーフラインからのパスを受けたラルセンが振り向き様のシュート。クロスバー直撃。

ラルセンの強烈なミドルはクロスバーに嫌われる。

80分、デンマーク追撃。PK。トマソンのキックはGK川島に止められるがリフレクトをトマソンが右足で押し恩でゴール。1-2。

トマソンのPKを川島がいったんは止めたもののトマソンがそのまま押し込んで追撃。

84分、日本。スローインから駒野が中央に浮き球のパス。大久保が抜けだしてフリーでシュートを撃つがGKソーレンセンの正面。

大久保はフリーで抜けだしてGK1対1の状態だったが、シュートはソーレンセンの正面。

86分、日本追加点。大久保からのパスを受けた本田圭佑がエリア内に侵入。えぐってのクロスに岡崎が左足で無人のゴールに流しこんでゴール。1-3。

大久保からのパスを受けた本田圭佑が深くえぐって放すと岡崎がフリー。無人のゴールに流しこんで追加点。

87分、日本。大久保に代えて今野を投入。

大久保は何度もあったチャンスを決められず。チャンスメイクでは活躍。

89分、日本。遠藤に代えて稲本を投入。

遠藤は2点目のゴール。

アディショナルタイムは4分。

93分、日本。左サイド高い位置からのFK。稲本が動かして本田圭佑が中に切れ込んでのシュート。クロスバーの上。

左サイドでの時間つぶし。ファールのあと、本田圭佑が中に切れ込んでのシュート。枠をとらえられず。

ゲームはこのままタイムアップ。1-3で日本の勝利。

ボールポゼッションはデンマーク57%、日本43%、ショッツオンゴールはデンマーク7、日本10、ショッツワイドはデンマーク12、日本5。

日本はノックアウトラウンド進出。自国開催以外では初。パラグアイとぶつかることになった。

岡田さんのサッカーでは3連敗でワーストレコードなんて本当に失礼なことを言ってしまったね。こういう結果を出されてしまうともう何も言うことはないよ。ぼくの日本代表を見る目がまったくなかったってことは素直に認めよう。中村俊輔がいなくなってというのはあるけれども、そういう決断をしたのも岡田さん。そういうことができることに対して、今まで無能だなんだと言ったことはすべて撤回する。全面的に降伏だ。この先どこまでも進んで大言壮語のセミファイナル進出をぜひ実現してほしい。

この試合は躍動感があって本当に面白かった。ノックアウトラウンドでは失うものはなにもない。デンマーク戦での戦う気持ちを忘れずに戦ってほしい。

2010年6月20日日曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Group E & Group D

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Netherlands 1-0 Japan @ Durban Stadium - Durban
Netherlands:Wesley Sneijder 53

慎重に入った両チーム。オランダがポゼッションを高めて日本を走らせて疲れさせる作戦をとるのに対し、日本はハイプレスではなく、ブロックを作って危険なところでボールを奪うという方針。岡田さんは中味が変わったのか、有能なブレーンでも雇ったのかというくらい基本ができていた。だが、オランダはファン・ブロンクホルストのクロスからファン・ペルシが落としスナイデルのミドルで川島を破って先制。まあ、川島は跳びすぎてジャストミートできなかったというのもあるけれども、弾きとばされたのも事実。これだけ強烈なシュートを受けるには海外に行く必要があるね。日本はいくつかチャンスを作り、シュート数では日本を上回ったもののの決めきれず。勝ち点3のまま、デンマーク戦に臨むことになった。

2010 FIFA World Cup South Africa Group D Ghana 1-1 Australia @ Royal Bafokeng Stadium - Rustenburg
Ghana:Asamoah Gyan 25(Pen)
Australia:Brett Holman 11,Harry Kewell 24(Send Off)

ドイツに大敗したオーストラリアはノックアウトラウンド進出のためにも負けられない一戦。ブレシアーノのFKのこぼれ球をホルマンが押し込んで先制する。しかし、右サイドのCK崩れからアユーのクロスがあがり、ンサーのシュートをゴールライン上で止めたキューウェルのハンドをとられて一発レッド。オーストラリアは2試合続けて10人で戦うことになってしまう。このPKのチャンスをギャンがきっちり決めて同点。諦めないオーストラリアは何度もチャンスを作り、ウィルクシャーが決定的な場面を作るなどアタックの姿勢を崩さなかったものの、決めきれず。勝ち点1を分け合うことになった。ガーナはドイツ戦で引き分け以上で勝ち上がる自力を残すこととなった。

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Cameroon 1-2 Denmark @ Loftus Versfeld Stadium - Tshwane/Pretoria
Cameroon:Samuel Etoo 10
Denmark:Nicklas Bendtner 33,Dennis Rommedahl 61

デンマークは最終戦に望みを託すためにカメルーンを叩いておきたいところ。カメルーンも敗戦だと敗退が決まるだけに勝たなければならない。先制点はあっけなくはいる。クリスティアン・ポウルセンの軽率な横パスをウェボにかっさらわれてのクロスをエトーが決めて先制する。その後もカメルーンは強力なアタックを仕掛けるがGKセーレンセンを中心に守って得点を許さない。デンマークは最終ラインから右サイドのロンメダールに振ってのクロスをベントナーが押し込んで同点。後半に入り、ロンメダールが右サイドから切れ込み、マクーンをかわしてゴールを決めて逆転するとオープンな撃ち合いを制してカメルーンを振り切った。これでオランダがグループリーグ突破を決め、カメルーンの敗退が決定。日本は引き分け以上でノックアウトラウンド進出が決まることとなった。

2010年6月15日火曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Group E & Group F

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Netherlands 2-0 Denmark @ Soccer City Stadium - Johannesburg
Netherlands:Own goal 46(Daniel Agger),Dirk Kuyt 85

ワイドに攻めるオランダに対して、デンマークはカウンター。ともに強烈なシュートを持ち、相手ゴールを度々脅かす。先制点はオランダ。マタイセンのクロスをシモン・ポウルセンがクリアしようとしてアッゲルの背中に当てるという不運でオウンゴール。さらにスナイデルのパスに抜けだしたエリアのシュートがポストに弾かれるところカイトが押し込んでデンマークにトドメをさした。デンマークは最後まで諦めなかったが、オランダの守備を崩すことができず。勝ち点をとることができなかった。

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Japan 1-0 Cameroon @ Free State Stadium - Mangaung/Bloemfontein
Japan:Keisuke Honda 39

ともに慎重に入った前半。日本がワンチャンスをものにする。松井が切り返しでマークを外してあげたクロスは本田の足元に。本田が落ち着いて左足で沈めて先制。後半になると日本はドン引きで守りに入る。エトー、シュボ・モーティングらが必死で日本のゴールをこじ開けようとするが、べたべたに守った日本を崩しきれず。日本は自国開催以外の本戦で初の白星をあげた。カメルーンは主力を何人かおとしての戦いだったが、トラブルを抱えていたのだろうか。日本を舐めていたわけではないだろうけれども。

2010 FIFA World Cup South Africa Group F Italy 1-1 Paraguay @ Green Point Stadium - Cape Town
Italy:Daniele De Rossi 63
Paraguay:Antolin Alcaraz 39

このゲームはまだチェックしていない。ハイライトを観ただけの感想だが、ブッフォンのパフォーマンスはかなり落ちているのかというところ。セットプレーからの失点とはいえ、今季の不調を引きずっているように見える。ブッフォンが背中に強い痛みがあったとはいえ、後半からの交代は世代交代があるような気がする。イタリアは攻め込んではいたものの決定力に課題が残った。CKからデ・ロッシのゴールで追いつくものの勝ち越しのチャンスはあったはずで、それを活かせなかったというのはチームとしての調子が上がっていないということなのだろう。パラグアイはイタリアにトドメを刺すチャンスがあったものの決めきれず。金星を逃した。

2010年6月6日日曜日

日本はもっと考えるサッカーをすべきだった。。。もう遅いかもしれないのだけど

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Match No.10 Japan vs. Cameroon @ Free State Stadium-Mangaung/Bloemfontein 14/06 16:00

Japan 21/10 deaw 11/5 Cameroon 21/20(William Hill)

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Match No.25 Netherlands vs. Japan @ Durban Stadium-Durban 19/06 13:30

Netherlands 1/2 draw 12/5 Japan 5/1(William Hill)

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Match No.43 24/06 Denmark vs. Japan @ Royal Bafokeng Stadium-Rustenburg 24/06 20:30

Holland 8/13 Cameroon 4/1 Denmark 4/1 Japan 11/1(William Hill)

W杯南アフリカ大会は来週開幕する。

日本代表はパスをつないで崩すサッカーを目指しながら、岡田さんの迷走ぶりが祟って、今は守備を固めて得点はセットプレー頼みというところまで下方修正された。世界基準という言葉がメディアで踊りながら、日本代表はとてもじゃないけれども、世界基準ではない。

もちろん、世界基準でなくても独自の進化を遂げて世界と戦えるサッカーなら構わない。だが、ドイツブラジルフランススペインとそのときどきのサッカーのトレンドにあわせすぎて日本のサッカーはどこを向いているのかまったくわからなくなってしまった。

ユーロ2004でギリシャが優勝したときに、日本のメディアはその日のニュースとして消費した。ギリシャはヨーロッパ列強ではない。それどころか、ユーロ2004までW杯でもユーロでも本戦では1勝もあげたことがない国だったのだ。その国がギリシャ神話を地でいくように優勝してしまった。ホスト国で準優勝したポルトガルの監督だったフェリペ・スコラーリはギリシャに2敗し、ギリシャとだけは当たりたくないと言ったほどだ。

あのとき、ギリシャの優勝をきちんと検証して、日本のサッカーにフィードバックしていたら、こんなひどい状態で本戦を迎えることにはならなかったはずだ。あれはまぐれではない。世界の列強から見れば守備的だっただろうが、きちんと攻撃のルートを3本持っていた。まぐれと馬鹿にしたことで、何も学ぶことなく、日本のサッカーは世界から取り残されていく。

いまだにまぐれだった。ギリシャは弱いというのなら話もする必要はない。そういう人間はサッカーを考えるスポーツだとわかっていないのだろうから。好きなだけ列強のことばかり話していればいい。ぼくは考えて、列強を破る方法を考える。日本はそういうレベルにいるということを知っているからだ。

列強の真似をしても列強になれるわけではない。ギリシャの優勝こそ、列強に勝つヒントが詰まっていたはずだ。だが、日本はメディアもファンもまぐれで片づけた。優勝したチームをまぐれと言いきる人間はサッカーファンではない。ただの勝ち馬に乗りたいだけの人間だ。受け入れがたい現実は無視してしまう。だから成長しない。どんな事象でも検証して、勝った理由を探る。それが本当のサッカーフリークというものだ。

6年経って、日本はまったく進歩しなかった。ドイツで痛い思いをしたが、その反省もなく、お金がかかるとか、コミュニケーションの問題とか、日本サッカー協会の体面にこだわって監督を選び、最悪のときを迎えようとしている。

ゲームはやってみなければわからないということもある。マイアミの奇跡のように日本がブラジルに勝つことがだってある。3連敗と思われても、実際は勝つかもしれない。

それでも、それが日本のサッカーの将来につながりそうもないのが悲しいのだ。世界から乖離し、独自の不思議な進化を遂げた日本のサッカーは世界に類を見ない難しい効率の悪いサッカーになってしまった。ヨーロッパのトップリーグでプレーしていても、代表にはすんなり入れないほどだ。

実のところハエのようにというのは、初心に戻って小学生が授業でやるボールのところが団子になるサッカーなのかもしれない。あれだけ囲めば敵に奪われることはないだろうから。

浮かれすぎていたフランス、プレッシャーがあった日韓、最強チームとして楽観論ばかりだったドイツ。今度はモチベーションが低い南アフリカ。

ぼくにはとても書けないけれども、日本代表がノックアウトラウンドに進むという説得力のある記事を誰か書いてもらえないだろうか。
ぼくは喜んで議論をしよう。

もう戦術的なことをいっても変わらない。岡田さんが就任したときから日本サッカー協会に解任すべきと進言してきた。ずっとブログでも訴え続けてきた。だが、代わることはないのだろう。

何もできないままの3連敗は見たくないがその確率が高くなっている。

モウリーニョでもヒディンクでも、オシムだったとしても、3連敗は変わらないかもしれないが、それでも抵抗するということが見られたのではないかということに後悔を覚えている。

2010年4月23日金曜日

世界を驚かせた日本の弱さ!!

Who will win Group E at South Africa 2010?(FIFA.com)

1) Netherlands 75.16%
2) Cameroon 12.02%
3) Denmark 7.6%
4) Japan 5.23%


日本最下位、FIFAサイトファン投票(日刊スポーツ)

岡田ジャパンはグループ最下位だった-。国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトで、ファン投票によるW杯1次リーグE組の突破予想が公表されているが、日本は大きく遅れて最下位に沈んでいる。22日現在で、首位はオランダの75・74%、2位がカメルーンの11・83%、3位はデンマークの7・19%、そして日本は5・24%しかなかった。7日のセルビア戦で、2軍相手に0-3の完敗を喫したこともあり、世界のサッカーファンの目はシビアなようだ。


正確には突破予想ではなく、1位抜け予想。オランダがダントツの1位で、カメルーンデンマーク日本と続く。日刊スポーツの報道の時点よりもカメルーンとデンマークはアップしているが、日本はまったくのびていない。世界中が驚くほど、弱いと認識されているということなのだろう。

オシムが順調に立て直しつつあった日本代表をここまでおかしくしたのは、日本サッカー協会の迷走に責任がある。ドイツでの惨敗でも川淵会長は「オシムって言っちゃったね」発言で責任の所在をごまかしたが、今回は岡田という無能な監督に指揮権を渡した理事会の責任は重いだろう。川淵会長は名誉会長となり、小野技術委員長は辞任と責任が曖昧になっているが、それでも犬飼会長以下、理事の首を飛ばすくらいの問題だということは認識してほしい。

2009年12月7日月曜日

日本は確実に勝ち点3が計算できる相手と見られているらしい

カメルーン国内で盛り上がる“打倒、ニッポン”熱 (1/2)
グループEのライバルの反応は?(1)
(スポーツナビ)

実際、抽選会直後に現地の国営放送CRTV(カメルーンラジオテレビ)で行われた討論会で、元代表のウジェーヌ・エケケは「日本と引き分け? そんなことになったら大惨事だ」とまで言った。

「カメルーンの初戦は日本戦だ。つまり、この試合にうまく対処し、勝つことが非常に重要なポイントとなる。この試合の後に、われわれのW杯の運命が定められるのだ」

また、2000年シドニー五輪優勝チームの監督だったジャン・ポール・アコノも「日本戦がカメルーンの行方を分ける試合となるだろうことは、誰もが知っている。勝利は必須だ」と強調した。ここで司会者が、「日本をやや過小評価しているのではないですか?」と突っ込むと、アコノ氏は「そんなことはない! この試合が第1戦だから、われわれは絶対に勝たねばならない、と言っているのだ。別に日本を見下しているわけじゃない!」とつばを飛ばして大反論。

続けて「どのW杯でも、上まで勝ち上がることを目指すチームは、初戦で勝って弾みをつけなければならない。だからカメルーンはすべての切り札をつぎ込んで、日本との初戦に勝たねばならないのだ。こうは言っても、日本がW杯の新参者だなどとは思っていない!」と、またまたつばを飛ばして力説したのだった。


カメルーンは初戦で日本と対戦する。ランキング的にもカメルーンは11位、日本は43位で彼らにしてみれば格下の相手との一戦となる。勝てると思いこんではならないが負けたら大惨事というのは当然の反応だろう。

日本としてはカメルーンのこの思惑をひっくり返さなければならないが、カメルーンはホームアドバンテージもあり、厳しいのは確か。世界を驚かす一歩だが、その逆になる可能性もある。

デンマーク国民が抱く日本代表像
グループEのライバルの反応は?(2)
(スポーツナビ)

それでは、デンマーク代表選手たちの日本に対する印象はどうか。MFクリスティアン・ポウルセンとマルティン・ヨルゲンセンは、「あまりよく知らない」と正直にコメント。一方のFWヨン・ダール・トマソンは「とても勤勉にプレーをするチームとして知られている」と警戒心をあらわにした。一方、GKトーマス・ソーレンセンは「全チームに突破の可能性がある」としながらも、「おそらく日本が一番弱い」とコメントしている。

このソーレンセンのコメントを代弁しているのが、『エクストラ・ブラデット』が行なっている読者アンケートだ。「グループ1位になるのはどの国か」という質問に対し、日本を選択したのは全体のわずか2%。最も投票を集めたのはオランダで全体の62%。以下、デンマークが30%、カメルーンが5%と続いている。

サッカー専門のウェブサイト『bold.dk』では、抽選後の読者コメントが紹介されているが、ここでも日本に対する評価は低い。「(5月27日の)親善試合でチリに4-0で勝利した。侮ってはならない」と警戒する声も見られるが、日本を「勝たなければならない相手」と格下扱いする声が圧倒的に多い。中には、「日本(笑)。寿司イーター(食べる人)。彼らは何もできない」のような書き込みもある。

なお、岡田武史監督がベスト4進出を目標として掲げていることはデンマークのメディアでも紹介されているが、『ユランス・ポステン』紙と発行部数を争っている日刊紙『ポリチーケン』は「(2002年の)自国開催以外のW杯では未勝利にもかかわらず、(日本は)楽観的だ」としている。


デンマークも日本に対しては勝てると考えている。いや、勝たなければならない相手と思っている。つまり、彼らにとっては勝ち点3が計算できる相手であり、負けることは許されないのだ。

実際に日本は出場32カ国中ランキングで言えば下から5番目。下には韓国ニュージーランド、北朝鮮、南アフリカしかいない。

最下層のテーブルにつき、ホームアドバンテージのない日本に負ければグループステージ突破は厳しくなる。アジアではトップクラスの日本も本戦では最下位グループなのだ。

オランダ人記者が予想「日本は最下位」 (1/2)
グループEのライバルの反応は?(3)
(スポーツナビ)

マリーケ・ファン・デル・フォールはかつて地元紙でユトレヒトを追い続け、藤田俊哉が所属したときにはジュビロ磐田サポーター兼藤田マニアの日本人とも交流していた記者だ。今はフリーペーパー紙のメトロにステップアップし、アヤックスを中心にAZ、ユトレヒトなどを担当する。彼女の予想は1位オランダ、2位デンマーク、3位カメルーン、4位日本というもの。
「オランダはチームとして4カ国で1番のクオリティー。個々を見ても経験とクリエーティビティーがうまく混ざっている。日本はフィジカルでカメルーンに劣るし、サッカーの質でオランダとデンマークに劣る。となると2位はデンマークかカメルーンだけと、わたしはチーム力を比較してデンマークを推す」

次に『アルヘメーン・ダッハブラット』紙のマールテン・ワイフェルス記者。彼はビレムIIのユース育成システムで育つも、プロを目前にしてジャーナリストを志望し、これまでアヤックス、フェイエノールト、AZ、オランダ代表などを担当している。いわば『アルヘメーン・ダッハブラット』紙のエース格の記者と言えよう。小野伸二の浦和レッズ復帰をスクープしたのは彼だ。マールテンは1位オランダ、2位カメルーン、3位デンマーク、4位日本と予想する。

「オランダが大本命。初戦をベース基地のあるヨハネスブルクで戦えるのも大きい。フィジカルの強いカメルーンはガーナ、コートジボワールと並びアフリカのベスト3の力を持つ。この2つが2強で決勝トーナメント進出を果たす。3戦目でデンマークが日本を下し、3位になるだろう。日本のサッカーは見ていて楽しいし、テクニックもある。だけどゴールを奪えないようじゃね」

NOSの人気スポーツラジオ番組『ラングス・デ・ライン』のリポーターを務めるロナルド・ファン・デル・ヘールは間違いなくワーカーホーリックかつフットボールジャンキーだ。いつでもどこかのスタジアムでマイクを片手に話している。しかし看護士のガールフレンドも勤務時間が不規則でとても忙しいので、ロナルドの仕事に対する理解も深いという。それはさておき予想はこうなる。1位デンマーク、2位オランダ、3位カメルーン、4位日本。

「日本人の君にはごめんね。でもこれが現実だ。抽選が終わってオランダには『簡単なグループだ』と楽観論が広がっている。確かに、この4カ国の中で1番強いのはオランダだろう。しかしサッカーはロジカル通りに事が運ぶスポーツじゃないんだ。オランダ人はときに高慢すぎるところがある。それでちょっとうぬぼれて、サッカーで大事な激しく戦うということを忘れがちだ。オランダはそこをデンマークに突かれてしまうだろう。それでもオランダがグループリーグ突破するのは間違いないけれどね」

このところ頻繁に記者席で隣に座る記者がいる。それがフリーペーパー紙の記者、サンダー・スホーマーカーだが、実は彼とはユトレヒト対アヤックス戦で初めてあいさつした。さあ、サンダー、早速だけどちょっとグループリーグを予想してみてよ! 1位オランダ、2位日本、3位カメルーン、4位デンマーク。ここまで顔見知りの記者3人が日本の最下位と決めつけた後、初対面に近いサンダーが日本を2位に持ってきた!
「日本は2010年W杯のサプライズになるだろう。オランダ戦の日本はなかなか良かった。特に前半はね。後半、失点を重ねて結果的には0-3と大差がついたが、それは試合内容を反映していない。わたしは日本が勝つ可能性もあった試合だったと思っているんだ」


オランダでは日本が最下位になるという予想が圧倒的だ。最後のひとりはおそらくリップサービスだろう。

日本というごちそうをおいしく食べたあとで残る難敵からいかに勝ち点をとるか。それが指揮官が考えることだろう。それくらい日本にとっては難しいグループに入ったのだ。

岡ちゃん屈辱「日本の監督だれ?」「オレだよ」(スポーツニッポン)

「オランダの監督さんとずっと話していたんだけど、僕が日本代表の監督と分かってなかったみたい。ところで日本の監督は誰なの?って。“オレだよっ”って言ったんだけど忘れていたね。“あーっ、そうか”って言われた。9月の試合前に握手もしているのにね。その程度にしか思われてないんだよ」

同じ予選E組のオランダ・ファンマルバイク監督から、その存在を忘れられていたのだ。世界的には無名の岡田監督とはいえ、オランダとは9月に対戦したばかり。敵将は誰と思って話していたんでしょうね?と問われると「知らん!失礼な話?いや、そんなことはございませんよ」とふてくされぎみに話した。

この“屈辱”は本大会で晴らすしかない。岡田監督は、予選E組すべての国から勝ち点を奪うことを宣言した。「3引き分けで予選突破は無理。どこかは勝たないといけない。すべてに勝ちにいきます。特に初戦のカメルーン戦が大事。オランダ相手だって、引き分けなんて考えない」。最低でも勝ち点5を上げ、予選突破の2位以内に食い込む算段を立てた。


これがファンマルバイクの心理作戦だったとしたら、岡田は見事に引っかかったことになる。こんなときは「岡田っていう天才的な戦略家らしいよ」とでも笑って応えておけばいいのだ。そんなことができないところに余裕のなさが現れている。

もう戦いは始まっているのだから、こんなことで脱落してくれるならありがたいものだ。

本当に忘れられていたという可能性もあるが、心理作戦ということもある。

それに反応していたのでは平常心で戦うことは難しいだろう。

2009年12月5日土曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Group E 

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Match No.9 Netherlands vs. Denmark @ Ellis Park Stadium-Johannesburg 14/06 13:30

Netherlands 4/6 draw 23/10 Denmark 7/2(William Hill)

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Match No.10 Japan vs. Cameroon @ Free State Stadium-Mangaung/Bloemfontein 14/06 16:00

Japan 13/5 deaw 21/10 Cameroon 10/11(William Hill)

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Match No.25 Netherlands vs. Japan @ Durban Stadium-Durban 19/06 13:30

Netherlands 1/2 draw 12/5 Japan 5/1(William Hill)

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Match No.26 Cameroon vs. Denmark @ Loftus Versfeld Stadium-Tshwane/Pretoria 19/06 20:30

Cameroon 23/20 draw 21/10 Denmark 2/1(William Hill)

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Match No.43 24/06 Denmark vs. Japan @ Royal Bafokeng Stadium-Rustenburg 24/06 20:30

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Match No.44 Cameroon vs. Netherlands @ Green Point Stadium
-Cape Town 24/06 20:30

Netherlands 4/6 Cameroon 3/1 Denmark 5/1 Japan 8/1(William Hill)

オランダの予想フォーメーション。システムは4-2-3-1。

Netherlands (2010 FIFA World Cup South Africa Group E preview)
 Kuyt 
RobbenVan Persie
 Sneijder 
De JongVan Bommel
Van BronckhorstHeitinga
MathijsenOoijer
 Stekelenburg 


デンマークの予想フォーメーション。システムは4-2-1-3。

Denmark (2010 FIFA World Cup South Africa Group E preview)
 Tomasson 
BendtnerRommedahl
 Jørgensen 
Christian PoulsenJensen
Michael JakobsenLars Jacobsen
AggerKjær
 Sørensen 


日本の予想フォーメーション。システムは4-2-2-2。

Japan (2010 FIFA World Cup South Africa Group E preview)
MorimotoOkazaki
Kengo Nakamura Shunsuke Nakamura
EndōHasebe
NagatomoUchida
Tulio TanakaNakazawa
 Narazaki  


カメルーンの予想フォーメーション。システムは4-1-2-3。

Cameroon (2010 FIFA World Cup South Africa Group E preview)
 Webó 
Eto'oEmana
MakounN'Guémo
 Alexandre Song 
Assou-EkottoGeremi
Rigobert SongN'Koulou
 Kameni 


William Hillの予想では第1戦、第2戦ともに日本は不利の予想。ランキングもオランダ3位、カメルーン11位、デンマーク26位と日本の43位よりすべて上だ。

岡田が公言しているベスト4を実現するためにはこの程度のグループステージは突破しなければならないのだが。無策に思える監督はどう考えているのだろうか。