J1名古屋に加入した石櫃洋祐とダニエルの両DFが4日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで記者会見し、J1神戸から移籍の石櫃は「右サイドを駆け上がって多くの得点に絡みたい。タイトルを全部取りたい」と意気込みを語った。
J2に降格した甲府から加わったブラジル人DFダニエルは「ビッグクラブでプレーできて幸せ。闘莉王からポジションを取れるよう頑張りたい」と話した。背番号は石櫃が23、ダニエルが22。ストイコビッチ監督と対面した石櫃は「オーラがすごかった。監督と一緒に優勝したい」と感激していた。
名古屋は新加入の石櫃とダニエルが記者会見を行い、新しいシーズンへの抱負を明らかにしている。石櫃は田中隼磨、ダニエルは闘莉王と大きな壁が立ちはだかるが、乗りこえてレギュラーの座をつかむ意気込みを見せている。
家族は帰国希望…揺れる闘莉王「ケンカして行くことはないけど」(スポーツニッポン)
オフを故郷・ブラジルで過ごした名古屋のDF闘莉王が3日、中部国際空港着の航空機で来日した。母国の強豪クラブ・ボタフォゴから獲得の打診を受け、悩みながら日本をたったのが昨年12月15日。約1カ月半ぶりに名古屋に帰ってきたこの日、苦悩はさらに深まっていた。
「向こうの気持ちは伝わってきた。ケンカしてどっかに行くことはないけど、久米(GM)さんと(ストイコビッチ)監督とも話したい」と、首脳陣へ移籍を直訴する構え。ブラジルで暮らす家族から帰国を望まれたこともあり心は揺れているが、名古屋への愛着心も強い。「(クラブには)一つの文句もない。必要以上のものを与えてくれた」。ストイコビッチ監督との直接会談ですんなり残留が決まる可能性も十分だが、“闘将”の決断に注目が集まる。
とはいえ、闘莉王は母国ブラジルのボタフォゴからオファーを受けて迷っている最中。名古屋には不満はないとしながら、ブラジルへの帰国も将来のプランとして選択肢があるようだ。
名古屋は闘莉王の移籍で戦う集団となり、初優勝を経験。昨シーズンも最終節まで優勝を争うなど、高いレベルで戦ってきた。闘莉王の代役としてダニエルがいるが、闘莉王が抜けるとなるとレギュラーがいなくなるわけで、同レベルのセンターバックが必要となる。闘莉王と同じレベルは日本国内ではいないだけに、移籍したときのライン整備が大変となる。
シーズン開幕まであと1ヶ月。闘莉王の去就が注目される。
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