2008年11月30日日曜日

ラ・シニョーラ、4ゴールでレッジーナを粉砕!! アレはユーベでの250ゴールを達成!!

Serie A Matchday 14 Juventus 4-0 Reggina @ Olimpico di Torino
Juventus:Camoranesi 28,Amauri 44, Chiellini 62,Del Piero 74(r)

ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 14)
Del PieroAmauri
NedvedCamoranesi
MarchisioSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 




レッジーナはアマラントのファーストジャージ。システムは4-4-1-1。

Reggina (Serie A Matchday 14)
BrienzaCozza
BarillàAlvarez
BarretoCarmona
CostaCirillo
SantosValdez
 Campagnolo 


オリンピコは霧雨が降っている。雪に変わるかもしれないね。デルピエロの250ゴールがかかっているゲーム。もちろん、アレはスタメン。

プリマ・テンポ。レッジーナのキックオフ。

序盤はボールが落ち着かない。雨でピッチがスリッピーになっているからなのか。それともレッジーナが守備的に来ているからか。

4分のモリナーロのクロスにファーで競ったカモラネージがバリッラと激突して変な着地。肩を痛めたようにみえたけれども。ピッチの外で治療中。ようやく怪我から復帰してきたのに。

カモラネージは治療の後でピッチに戻ってきた。

ユーベはミスパスが多く、中盤でレッジーナの守備網によく引っかかっている。精度の問題なのか、それとも技術の問題なのかはわからないけれども。

雨はさらに強くなり、ロシアの極寒より辛そう。

さっきから準備をしていたマルキオンニを投入の準備。カモラネージの具合はそれほど悪いのか。

15分、ユーベ。左サイドからのネドベドのクロスがこぼれたところをシソコが奪い、デルピエロとのウーノ、ドゥーエでティーロ。ゴール右に外れる。

ネドベドが左サイドで粘ってクロス。こぼれたところを奪って、一気にゴールに迫るが枠には飛ばず。

17分、ユーベ。カモラネージのアンゴロ。キエッリーニがフリーでヘッドを合わせるがコースを狙いすぎてゴール右に外れる。

カモラネージは大丈夫のようだ。ボードまで用意されていたが、元気にプレーしている。彼のアンゴロからキエッリーニが決定機を迎えたがヘッドはあまりにもコースを狙いすぎて右に外れた。

23分、ユーベ。審判への異議でカモラネージにカルテリーノ・ジャッロ。

レッジーナの選手がカモラネージの体重が乗ったところを外しただけに見えたけれども。今日のレフェリーはユーベにかなり厳しい。ゴール前で後ろからタックルが入った場面でもリゴーレをとらなかったし。

24分、レッジーナ。デルピエロの突破を体で止めたバルデスにカルテリーノ・ジャッロ。

この場面もシソコがこぼれ球を拾ってチャンスだった。流してくれれば決定機だったのに。

25分、ユーベ。ゴール正面左遠目からのプニツィオーネ。デルピエロが直接狙うがGKカンパニョーロがセーブ。

ビッグチャンスが遠いプニツィオーネに。それでも枠ギリギリに落としてくるところは素晴らしい。

27分、ユーベ先制。左サイドエリア角付近でスローインを受けたデルピエロがボールキープ。ヒールで流したボールをネドベドがクロス。カモラネージが右足で合わせてレッテ。GKカンパニョーロはネドベドに釣られていて、無人のゴールだった。1-0。

デルピエロのボールキープからのヒールに反応したネドベドがいた時点で勝負あり。クロスはカモラネージに入れてくださいと丁寧に差し出された。カモラネージは無人のゴールに入れるだけという素晴らしい流れ。

32分、レッジーナ。右サイドからバリッラのプニツィオーネ。ゴール前に放り込んできたクロスにサントスが合わせるがクロスバーに嫌われる。

ユーベは肝を冷やした場面。バリッラがGKマニンガーが反応できないところに入れてきて、ゴール前になだれ込まれた。

雨はかなり大粒になってきた。白いものも見えるから雪かも。イタリア語の実況はずっとゲームのことばかりだけど。

40分、ユーベ。アマウリからデルピエロへのパスのこぼれをカモラネージが拾ってクロス。ファーからフリーで飛びこんだネドベドがティーロ。GKカンパニョーロがビッグセーブ。

完全に1点ものの決定機。ネドベドのティーロはカンパニョーロがすごい反応で止めた。コースが甘かったと言えば甘いのだろうけれども。

43分、ユーベ追加点。右サイド高い位置でデルピエロがキープ。グリゲラ、カモラネージと戻してのクロスがこぼれたところ、アマウリが倒れこみながらも右足で押し込みレッテ。2-0。

デルピエロの粘りからグリゲラ、カモラネージと右サイドから攻略。アマウリのポジショニングも完璧で上手く流しこんだ。

アディショナルタイムは1分。

45分、レッジーナ。審判への異議でコッツァにカルテリーノ・ジャッロ。

コッツァが熱くなるのは相変わらず。

デルピエロがプニツィオーネを外したところでプリマ・テンポ終了。2-0とユーベリードで折り返し。

本当に雪になっていたようだけれども大丈夫なのだろうか。

45分、ユーベ。カモラネージに代えてマルキオンニを投入。

やっぱり負傷の影響かなあ。あれはリプレイでみてもリゴーレになってもおかしくないボールにいかないチャージだったからなあ。カルテリーノ・ジャッロの影響かも。それとも負傷明けで雪の中のプレーはキツイと感じたのかもしれない。

セコンド・テンポ。ユベントスのキックオフ。

完全に雪。ピッチも白くなってきた。

50分、レッジーナ。アルバレスに代えてコッラーディを投入。

54分、レッジーナ。右サイドからボールを持ちあがったコッラーディからのクロス。コッツァがバイシクルで狙うがGKマニンガーがキャッチ。

コッラーディに完全に右サイドを破られてのクロス。コッツァのティーロには力がなく助かった。

ユーベはジョビンコが準備中。

57分、レッジーナ。カルモーナに代えてトニョッツィを投入。

60分、レッジーナ。デルピエロの突破を止めたサントスにカルテリーノ・ジャッロ。

これもユーベにアドバンテージがあったのにファールで止められてしまった。流れが読めないレフェリーというか。

61分、ユーベ追加点。ゴール正面右からのプニツィオーネ。マルキオンニがゴール前に放り込んだボールにファーから飛びこんだキエッリーニが頭で合わせてレッテ。3-0。

結果的にはプニツィオーネで正解。マルキオンニのボールはキエッリーニにどんぴしゃり。GKカンパニョーロを破ってのレッテで突き放した。

雪は完全に本降りに。画面も真っ白になってきた。

一瞬の隙を突いてレッジーナがゴールを決めたのだが、また笛が鳴っていないというこでノーゴールに。レッジーナは猛抗議をしたが認められず。

69分、レッジーナ。ゴール正面右からのプニツィオーネ。ブリエンツァが狙うが枠の上。

GKマニンガーが壁の指示をしている間に放り込んだティーロのことで揉めていたのだが、結局認められず。やり直しは枠に飛ばなかった。

69分、ユーベ。マルキジオに代えてジョビンコを投入。

ネドベドが中央でジョビンコが左サイドかな。

72分、レッジーナ。ネドベドとのウーノ、ドゥーエで抜けだしたジョビンコをチリッロが倒してリゴーレ。

ジョビンコの速さにチリッロがついていけなかった。

73分、ユーベ追加点。リゴーレ。デルピエロが右足で思いきって左隅に蹴り込んでレッテ。4-0。

デルピエロのユーベ250ゴールはリゴーレから。思いきってゴールに蹴り込んだ。カンピオナートでは173ゴール目。

75分、ユーベ。アマウリに代えてヤクインタを投入。

アマウリも今日は1ゴール。気持ちよく代われるのでは。

雪でボールが止まるひどい状態で、ユーベはゲームをクローズさせようとしている。

81分、レッジーナ。コッツァに代えてディ・ジェンナーロを投入。

アシスタントレフェリーがタッチラインを走っているところはわかるけれどもあとは真っ白でセンターサークルもわからない状態。リゴーレの範囲もわかりにくい。黄色のT90 Omni Hi-Visすら雪に隠れて見える。蛍光塗料のボールを入れたほうがいいのでは。

アディショナルタイムはなくタイムアップ。4-0でユベントスの勝利。暫定で2位タイまでジャンプアップした。



今日は4回のゴールで4度Hermes House BandのI will surviveが流れた。オリジナルはGloria Gaynorだけど、たぶん、Hermes House Bandのアレンジだと思う。

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フランス代表やトルシエ時代の日本代表がよく歌っていたものだね。

2008年11月29日土曜日

犬飼会長、朝令暮改という言葉をご存知ですか?

天皇杯4回戦でメンバーを大幅に入れ替えて敗退した大分千葉に対し、「ルールに書いていないのは当たり前だから」という理屈で処分を下そうとした日本サッカー協会の犬飼会長。しかし、11月14日の理事会で田嶋専務理事から「規定がない」という理由で処分は撤回されていたのだが。天皇杯に関するベストメンバー規定を作るという段階になってみずからの発言を全面否定する言葉が本人の口から飛び出した。

ベストメンバー規定に反対 サッカー天皇杯で犬飼会長(共同通信)

日本サッカー協会の犬飼基昭会長は28日、来年度から天皇杯全日本選手権の出場チームにベストメンバーでの参加を義務付ける規定をつくることについて「個人的には反対。各クラブの良識でやってほしい」と否定的な見解を示した。

天皇杯をめぐっては、リーグ戦を重視したJリーグ1部(J1)の大分などが主力を温存して敗れたことを犬飼会長が問題視。これを発端に、同協会の天皇杯実施委員会は来年度からベストメンバー規定を設ける方針を固めていたが、会長の発言で方針に大きな影響が出そうだ。


犬飼発言はこれまでの方向から180度転換したものと言っていい。磐田のオフト監督は残留のためにJリーグを優先するとして、天皇杯G大阪戦で10人を入れ替えて戦った。

磐田 天皇杯で先発10人入れ替え(スポーツニッポン)

J1残留争いが続く磐田のオフト監督は「ジュビロを代表してくれる選手をしっかり選び、選手は限界までプレーした。もちろん勝ちたかったが、J1残留を優先しなければならない」と説明し、さらに「この日程を決めたのはわれわれではない」と過密な試合日程にも不満を漏らした。


オフト監督の言い分は十分に理解できる。天皇杯で勝っても残留できなければ意味がない。そういうシステムにJリーグはなっている。

犬飼会長また磐田叩き…でも「規定は反対」(スポーツニッポン)

26日の天皇杯5回戦で先発を10人入れ替えた磐田に対し、日本協会の犬飼会長が再び怒りをあらわにした。「残留争いで選手を休ませたいというのは分かる」と理解を示した上で「あれでベストメンバーだとかバカなことを言うな。こういうふうにやらざるを得ないとクラブのトップが言えばいい」と吐き捨てた。


このことについても犬飼会長は噛みついていた。同じ記事でベストメンバー規定には反対ということを言っているのだが、まったく説得力はない。何を起こっているのかすら不明だ。

ピッチに送り出す選手については監督に全責任がある。クラブのトップが選手の出場にまで口を出すクラブがどうなったか、ヨーロッパではいくらでも例があるから調べてみるといいと思う。

強豪チームがぼろぼろになっていく。ほとんどの場合そういう流れで降格争いをしている。

Jリーグは100年構想を掲げている。にも関わらず、日本サッカー協会主催の大会だからといってトップが口を出してばかりいると天皇杯辞退ということにもなりかねない。


そんななかで出された犬飼会長の天皇杯ベストメンバー規定への反対表明。これは朝令暮改といわれても仕方がない。

2008年11月28日金曜日

デルピエロがメッシを押さえてチャンピオンズリーグナンバー1プレーヤーレースを独走中!!

La Gazzetta dello SportMARCAが共同で行っているUEFA Champions Leagueのナンバー1プレーヤーを選ぶ投票でデルピエロメッシに大差をつけている。

Messi si avvicina a Del Piero
Ma Ale resta il "numero 1"
(La Gazzetta dello Sport)

GUIDA SEMPRE ALE - Ecco la nuova classifica al termine della quinta giornata:
1. Del Piero 196.133
2. Messi 93.927
3. Aguero 50.549
4. Van Nistelrooy 38.631
5. Llorente 31.650
6. Gerrard 28.502
7. Bojan Krkic 27.493
8. Gago 24.947
9. Benzema 22.296
10. Ibrahimovic 17.495


この投票サイトを探しているのだが、ロゴしか見つかっていない。イタリア語とスペイン語の語学力に問題があるというのは間違いないけれども。投票サイトは不明。

読者はクリックで投票できると書いてあるからどこかにあるのだろうけれども。

登録していないと駄目なのかもしれない。

アレが受賞なら嬉しいことだけどね。彼は最近思いきってプレーできているしね。

欧州サッカーを沸かす“挑戦者”ユベントス (1/2)
ホンマヨシカの「セリエA・未来派宣言」
(スポーツナビ)

ユベントスは挑戦者の気持ちを持って強くなったとホンマヨシカ氏は書いている。

たしかにスカッドの質ではセリエAのトップクラスではない。怪我人も多いが、それを戦術とひたむきさで補っている。アレはレギュラーが保証され、カピターノとしてチームを引っ張っているのが大きい。

ちなみにメッシは日本語のブログがある。

Lionel Andres Messi Official Blog

メッシがメッセージを送って、日本語に訳して載せているのだろうか。不思議だ。

2008年11月27日木曜日

UEFA Champions League Group stage Matchday 5 26th November 2008

UEFA Champions League Group stage Matchday 5

Group A

Bordeaux 1-1 Chelsea @ Stade Chaban-Delmas - Bordeaux - France
Bordeaux:Diarra 83
Chelsea:Anelka 60

Diarra keeps Bordeaux in contention(uefa.com)

CFR Cluj 1-3 Roma @ CFR - Cluj-Napoca - Romania
CFR Cluj:Y. Koné 30
Roma:Brighi 11,64,Totti 23

Brighi double puts Roma in command(uefa.com)

Group B

Internazionale 0-1 Panathinaikos @ Stadio Giuseppe Meazza - Milan - Italy
Panathinaikos:José Sarriegi 69

Inter progress despite Panathinaikos loss(uefa.com)

Anorthosis 2-2 Bremen @ GSP - Nicosia - Cyprus
Anorthosis:Nikolaou 62,Sávio 68
Bremen:Diego 72(pen),Hugo Almeida 87

Almeida brings Anorthosis back to earth(uefa.com)

Group C

FC Shakhtar Donetsk 5-0 Basel @ RSC Olympiyskiy Stadium - Donetsk - Ukraine
FC Shakhtar Donetsk:Jadson 32,65,72,Willian 50,Seleznov 75

Jadson treble seals Shakhtar consolation(uefa.com)

Sporting 2-5 Barcelona @ José Alvalade - Lisbon - Portugal
Sporting:Miguel Veloso 65,Liedson 66
Barcelona:Henry 14,Piqué 17,Messi 49,Marco Caneira(o.g.) 67,Krkić 73(pen)

Breathtaking Barça continue goal glut(uefa.com)

Group D

Atlético 2-1 PSV @ Vicente Calderón - Madrid - Spain
Atlético:Simão 14,Maxi Rodríguez 28
PSV:Koevermans 47

Atlético ease through to last 16(uefa.com)

Liverpool 1-0 Marseille @ Anfield - Liverpool - England
Liverpool:Gerrard 23

Gerrard delivers knockout blow to OM(uefa.com)

Group Aは混戦。ローマ、チェルシー、ボルドーにノックアウトラウンド進出のチャンスがある。ローマは最終節にボルドーと、チェルシーはクルージュと対戦。クルージュはグループ最下位が決定したため、ホームで戦うチェルシーは勝ち点3でノックアウトラウンド進出を決める可能性が高い。しかし、チェルシーがドローだとボルドー勝利でチェルシーはUEFA CUPに回ることになる。ローマはドロー以上で確定。ホームの利が活かせれば不調を吹き払うきっかけになるかも。

Group Bはインテルが敗れたもののアノルソシスとブレーメンが引き分けたため2位以上が確定、ノックアウトラウンドになんとか進んだ。Derby D'Italiaのときにも怖さは感じなかったが、インテルの問題は思ったよりもひどいのかもしれない。パナシナイコスは最終節ホームにアノルソシスを迎え撃ち、ドロー以上なら勝ち抜けが決まる。ブレーメンは1勝もないままだが、最終節のインテル戦に勝てばUEFA CUPの望みがある。

Group Cはバルセロナとスポルティングが前節でノックアウトラウンド進出決定。あとはUEFA CUP争いだったのだけど、シャフタールが圧勝で決めた。歯車が噛み合ってきたバルセロナとは当たりたくないところ。

Group Dはほぼ無風のままでリバプールとアトレティコ・マドリーがノックアウトラウンドへ。マルセイユとPSVは勝てばまだチャンスがあったのだが、2強2弱の構図は変わらなかった。

これでノックアウトラウンドの椅子が13まで埋まった。残りはあと3つ。ローマ、チェルシー、ボルドーでふたつ、パナシナイコスとアノルソシスでひとつ。どのチームがチケットを手にするのだろうね。

2008年11月26日水曜日

UEFA Champions League Group stage Matchday 5 25th November 2008

UEFA Champions League Group stage Matchday 5

Group E

Villarreal 0-0 Man. United @ El Madrigal - Villarreal - Spain

Villarreal resist Ronaldo onslaught(uefa.com)

AaB 2-1 Celtic @ Aalborg - Aalborg - Denmark
AaB:Caca 73,G. Caldwell(o.g.) 87
Celtic:Robson 53

AaB beat Celtic to UEFA Cup bonus(uefa.com)

Group F

Bayern 3-0 Steaua @ Fußball Arena München - Munich - Germany
Bayern:Klose 57,71,Toni 61

Brilliant Bayern breeze into last 16(uefa.com)

Fiorentina 1-2 Lyon @ Artemio Franchi - Florence - Italy
Fiorentina:Gilardino 45
Lyon:Makoun 15,Benzema 27

Benzema leads Lyon onwards(uefa.com)

Group G

Fenerbahçe 1-2 Porto @ Sükrü Saraçoglu - Istanbul - Turkey
Fenerbahçe:Kazım Kazım 63
Porto:Lisandro 19,28

Porto through as frustrated Fenerbahçe fall(uefa.com)

Arsenal 1-0 Dynamo Kyiv @ Arsenal Stadium - London - England
Arsenal:Bendtner 87

Bendtner redeems Arsenal at the death(uefa.com)

Group H

Zenit 0-0 Juventus @ Petrovsky - St Petrovsky - Russia

Juve stand firm to snuff out Zenit(uefa.com)

BATE 0-1 Real Madrid @ Dinamo - Minsk - Belarus
Real Madrid:Raúl 7

Raúl strike seals Madrid's progress(uefa.com)

ゲームを見たのはGroup Hの2試合だけ。ユベントスは決定機を三度も外し、ゼニトの猛攻に耐えて勝ち点1。ボリソフ戦で勝ち点1ならレアル・マドリーの結果に関係なく首位突破が決定。

レアル・マドリーはポゼッションでは上回りながらも実質の決定機はラウールのゴールの1点だけ。これを守りきって勝ち点3を奪ってノックアウトラウンド進出を決めた。

この結果ゼニトが昨シーズン、優勝カップを掲げたUEFA CUPへ。あの八百長騒動はどうなったのだろう。

Group Eはマンチェスター・ユナイテッドとビジャレアルが揃ってノックアウトラウンドへ。オールボーはセルティックを破ってUEFA CUPのチケットを手にした。

セルティックは3年連続のノックアウトラウンド進出はならず、UEFA CUPもなくなった。

Group Fはバイエルン・ミュンヘンとオリンピック・リヨンがノックアウトラウンド進出を決めた。

フィオレンティーナはどうにも勝ちきれず、ステアウア・ブカレストとの直接対決でUEFA CUPの権利を争うことに。

Group Gはアーセナルとポルトがノックアウトラウンドへ。アーセナルはドローでもアウェイゴールでひっくり返されないのだけど、uefa.comの見出しはベントナーがアーセナルを死地から救うになっていた。

ディナモ・キエフは最終節フェネルバフチェとUEFA CUPのチケットを争うことに。

こちらの組はノックアウトラウンド進出チームは8つとも決まり、あとは首位争いだけとなったね。

2008年11月25日火曜日

ラ・シニョーラ、雪のサンクトペテルブルクで貴重な勝ち点1!!

UEFA Champions League Group stage Matchday 5 Zenit 0-0 Juventus @ Petrovsky - St Petersburg

ゼニトは白一色のファーストジャージ。システムは4-3-1-2。

Zenit (UEFA Champions League Group H Matchday 5)

 Pogrebnyak 
ArshavinDanny
ZyryanovDenisov
 Tymoshchuk 
ŠírlAnyukov
LombaertsKrižanac
 Malafeev 



ユベントスは黄金、黒、黄金のセカンドジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (UEFA Champions League Group H Matchday 5)

Del PieroIaquinta
NedvedCamoranesi
MarchisioSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniMellberg
 Manninger 



サンクトペテルブルクは雪。陸上トラックには白い固まりがあるし、ピッチにもうっすらと白いものが。本当に寒そうで観客はみんな厚着ををしている。

プリマ・テンポ。ゼニトのキックオフ。

ラニエリはメンバーを落とす可能性を語っていたのだが、ヤクインタ、マルキジオ、メルベリがスタメンになった以外はインテル戦と同じメンバー。休ませる可能性が高いといわれていたデルピエロもスタメン。

ユーベの選手は人工芝に戸惑っているのか、それとも寒さで体が動かないのか、ゼニトが押し込む場面が目立つ。ユーベはただ跳ね返しているだけ。攻撃はヤクインタとデルピエロの前線2枚。

8分、ゼニト。ヤクインタをファールで止めたロンベルツにカルテリーノ・ジャッロ。

カモラネージのパスで抜けだしたヤクインタを引っ張って止めてしまい、カード。

9分、ユーベ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。カモラネージが放り込んだボールにメルベリがファーサイドでヘッドを合わせたが、ポストに嫌われる。

きっちりコースを狙ったヘッドだったがポスト直撃。惜しい場面だった。カモラネージのセットプレーは期待が持てる。

ユーベは寒さのため黒タイツを穿いている選手もいる。さすがにロシアは極寒だし。GKマニンガー、メルベリ、シソコ、カモラネージ、デルピエロ、ヤクインタは確認できた。

17分、ゼニト。ゴール正面右遠目からのプニツィオーネ。ポグレブニャクが思いきって狙うが枠の上。

壁の上ぎりぎりから落とそうとしたのか。直線的なティーロはそのままゴールの上に。

21分、ユーベ。左サイドでネドベド、モリナーロ、デルピエロとつないで、さらにネドベド、モリナーロのウーノ、ドゥーエからのクロス。ヤクインタが左足で合わせるがポスト直撃。さらにこぼれ球をカモラネージにつなぐがティーロは枠に飛ばず。

左サイドで流動的な動き。効果的にサイドを崩してのクロスは決定的でGKマラフェエフは反応できなかった。カモラネージのティーロはコースが空いていたのだが、あさっての方向に跳んでしまった。

ポゼッションは完全にゼニトでユーベは完全なカウンター狙い。ハーフでのプレッシングでドローでもいいという戦いかたか。決定機を二度も決め損ねているのだけど。

32分、ユーベ。モリナーロから前線のデルピエロにつなぎ、ためを作ってゴール前に放り込むとカモラネージが上がってのティーロ。ゴール右に外れる。

かたちを作ってカモラネージが飛びこんだ。ヤクインタは完全にマークされているのだが、その分カモラネージはフリーになることが多い。

34分、ユーベ。カモラネージのアンゴロ。ヤクインタが競ったこぼれ球を拾ったネドベドが角度の亡いところから狙うがブロックされてアンゴロに。

カモラネージのボールはかなり精度が高い。ヤクインタにはふたりのマークがついていて、彼は自由に跳ばせてもらえない。こぼれからのネドベドの狙いは強烈で

38分、ゼニト。ゴール正面遠目からのプニツィオーネ。ティモシチュクが右足で壁の間を通すがGKマニンガーがファインセーブ。

ティモシチュクの強烈なティーロ。GKマニンガーがよく弾いてアンゴロに。その後のアンゴロからゼニトはシルルがミドル。こぼれ球を拾ったポグレブニャクがネットをゆらすがフォリジョーコの判定でノーゴール。

42分、ユーベ。フォリジョーコの笛が鳴ったあとにティーロを撃ったヤクインタに遅延行為でカルテリーノ・ジャッロ。

完全に笛がなってプレーが止まってからのティーロ。もらわなくてもいいカードだった。

44分、ユーベ。シルルに後ろからタックルを仕掛けたカモラネージにカルテリーノ・ジャッロ。

バイタルエリアからクリアをしようとしたところでタックルが後ろから入ったかたち。

アディショナルタイムは1分。

ゼニトの攻勢のままプリマ・テンポは終了。0-0で折り返し。

ボールポゼッションはゼニト64%、ユーベ36%、ショッツオンゴールはゼニト3、ユーベ3、ショッツワイドはゼニト1、ユーベ3、ブロックされたシュートはゼニト2、ユーベ2。

ゼニトのサポーターはライオンがシマウマを殴っている大きなフラッグを掲げたが、ユーベは牛だからね。あんまり痛くない。

セコンド・テンポ。ユベントスのキックオフ。

46分、ユーベ。右サイドでカモラネージのパスに抜けだしたグリゲラが深くえぐってのクロス。デルピエロのティーロはGKマラフェエフがセーブ。リフレクトをシソコらが次々と叩き、最後はネドベドが狙うがGKマラフェエフがセーブ。

ユーベの波状攻撃。ゼニトはブロックするしかなく。雨霰とティーロを撃ったがゼニトのゴールを割ることはできず。

49分、ゼニト。アルシャフィンのドリブルから左サイドのダニーに離してのティーロ。GKマニンガーが左手1本でセーブしてアンゴロに。

コースがぽっかり空いたところを狙われた。GKマニンガーのスーパーセーブ。

ユーベはプリマ・テンポからミスパスが多い。パスの成功率はゼニトがかなり高い数字を示しているのに対し、ユーベは60%前後。無理なパスも多い。

52分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。デルピエロが直接狙うがGKマラフェエフががっちりキャッチ。

このあたりから慣れてきたのかユーベが攻勢に出ている。

フォリジョーコのラインを破って抜けだしたヤクインタからデルピエロへのラストパス。ゼニトの選手がクリアしたように見えたがゴールキックの判定。

ペースはゼニトに戻り、ポゼッションは完全にゼニト。ユーベはパスカットからカウンターを狙うが難易度の低いパスをつなぐゼニトからはボールをなかなか奪えない。最終ラインでは上手く奪うのだけど。そこからゴールは遠い。

65分、ゼニト。モリナーロのミスパスをカットしてのカウンター。アルシャフィンが右サイドをドリブルで駆け上がり、3対2のかたちを作るが、アルシャフィンの折り返しをダニーがブロックにあって決めきれず。

ユーベの戻りは速かった。ダニーにボールが渡ったときにはダニーの前に壁ができていた。モリナーロのミスパスは前がかりになっていただけに頂けない。

66分、ゼニト。ゴール前でボールを受けたポグレブニャクが左に流れながらティーロ。カーブを描いて枠へと向かうボールはポストに嫌われる。

ポグレブニャクがドリブルで横に流れながら左足のティーロ。GKマニンガーが届かない絶妙の位置だったがポストに阻まれる。

69分、ゼニト。アルシャフィンに代えてファイズリンを投入。

ティーロは撃たないけれどもチャンスメイクに走りまわっていたアルシャフィンを下げてファイズリンを投入。

75分、ゼニト。ボールを奪ったネドベドを後ろからつかんだティモシチュクにカルテリーノ・ジャッロ。

76分、ユーベ。ゴール正面左からのプニツィオーネ。デルピエロが直接狙うがGKマラフェエフががっちりキャッチ。

デルピエロのティーロも寒さからか、人工芝が原因か威力がない。

77分、ユーベ。デルピエロに代えてジョビンコを投入。

デルピエロは輝きを見せたが決定機に決められなかった。グリゲラのクロスはフリーだったのだし、突き刺さなくては。

81分、ゼニト。右サイドでボールを受けたシルルからのクロス。ニアで受けたダニーが流しこもうとするがボールはGKマニンガーの指の先をかすめるようにゴール右に外れていく。

ダニーのティーロが外れる場面も何度も見た。ユーベも決定機を外しているが、ダニーが決めていればユーベは攻めざるを得なかった。

83分、ユーベ。カモラネージに代えてマルキオンニ。

カモラネージはよく頑張っていた。これならフルで動けるのではないか。守備にも貢献していたし。フォアチェックもかけていた。

84分、ゼニト。スローインからのボールをシルルがクロス。そのままゴールに向かうがGKマニンガーがセーブしてアンゴロに。

マニンガーの活躍が目立つ。彼のおかげで3点くらい助かっている。

86分、ユーベ。ヤクインタに代えてアマウリを投入。

ヤクインタは縦への動きがよかった。前線でよくボールをキープしたが、決定力だけが足りなかった。

アディショナルタイムは3分。

92分、ユーベ。故意のハンドでシソコにカルテリーノ・ジャッロ。

あと1枚でサスペンションなのに。わざともらってクリアした可能性もあるのだが。

ゲームはこのままタイムアップ。0-0のゴールレス。

ボールポゼッションはゼニト67%、ユーベ33%、ショッツオンゴールはゼニト6、ユーベ7、ショッツワイドはゼニト3、ユーベ5、ブロックされたシュートはゼニト6、ユーベ4。

ユーベは勝ち点を11まで伸ばし、最終節ホームのボリソフ戦で勝ち点1を奪えばグループ1位抜けが確定することになった。

ラ・シニョーラ、グループリーグ1位抜けをかけて

UEFA Champions League Group stage Matchday 5 Zenit vs. Juventus @ Petrovsky - St Petersburg

Attentato a San Pietroburgo
nel giorno di Zenit-Juve
(La Gazzetta dello Sport)

ユベントスの行くところにいきなりの暗雲。今朝San Pietroburgo駅の近くで車の爆発事故があり3人が亡くなったという。

不幸な事件は偶然なのか、それとも運命の輪に取り込まれて起こっているものか。

ブックメイカーではゼニトが圧倒的に有利な中で、ユベントスはこのゲームを戦うのだが。

日本時間の午前2時15分からの放送。

黙祷とともに戦うゲームはユーベにとってやりにくいことは間違いないだろう。勝てば1位確定なのだけど。

2008年11月24日月曜日

犬飼会長またも暴言!! 全否定は批判を浴びて当たり前のこと

日本サッカー協会の犬飼会長による「素人」発言が波紋を投げかけている。本当のところ、どちらも素人だと思うのだが、マスコミは例によって大本営発表で無責任な垂れ流し。マスコミも意見を言って初めて議論が発生すると思うのだが。

犬飼会長、猛口撃 秋春制に反対クラブ社長は「素人」(スポーツ報知)

犬飼会長の舌鋒(ぽう)は、いつもに増して鋭かった。この日、埼玉県議12人に講演を行うため、さいたま市内のレッズランドを訪れた協会トップは、持論の「Jリーグ秋―春制シーズン移行」を強く主張した。

「(日本代表)岡田監督、(日本代表前監督)オシムさんとも話したが、サッカー関係者は、みんながシーズン移行をした方がいいと考えている。寒いから観客が来ないと考えるのはサッカーの素人。その素人が社長をしているクラブもあるから困る。暑い中より寒い中でプレーした方がサッカーの質は上がるから、工夫をすれば観客を呼び込むことはできる」

10年シーズンからの移行を目標としている犬飼会長に対し、Jリーグ・鬼武健二チェアマン(69)は否定的。しかし、犬飼会長は「10年が無理というなら11年、11年が無理というなら12年を目標にすべき」と不退転の決意を明かした。


シーズンはヨーロッパに合わせたほうがいい。その意図はわかる。国際大会はヨーロッパのシーズン終了後に行われるし、インターナショナルAマッチデイにもあわせやすい。移籍もスムースになり、チーム作りも移籍から始められる。

しかし、積雪の問題で秋春シーズンが難しいと考えるクラブがあることも事実。積雪があれば融雪施設がないスタジアムではサッカーは出来ないし、練習も難しい。選手が怪我をする怖れもあるし、それに観客の足に影響する。そのことを主張すると「素人」と切って捨てるのは某巨大掲示板で匿名発言をする人間たちと変わらない。犬飼発言は実名だが、日本サッカー協会に抗議をしても取り次いではもらえないのだから。

彼と会って話をしようとしてもネガティブな取材は断られる。それでは独裁者と変わらないのではないか。

秋春シーズンにするということにしてもビジョンははっきりしない。わかっているのはシーズンを変更するということ、積雪地帯は人工芝の導入も認めるということくらいだ。

ヨーロッパに合わせるというのなら、移籍マーケットも夏、冬の2回に限定すること。ボスマンルールの完全導入。カップ戦の整備。ウインターブレイクなどの議論。などなど話し合うことはたくさんあるだろう。そのことは一言も出ていない。その意見が出てこず、相手ばかりを素人呼ばわりするというのは、とんだ知ったかぶりというものだ。

ご自分が一番サッカーに詳しいと思っているのだろうか。

一方のJリーグは、あくまで慎重だ。J1の10クラブ、J2の5クラブの代表者が集結する「プロジェクトチーム」の初会合が12月2日に行われる。札幌、新潟、山形、仙台と、特に寒さと降雪の問題を抱える4クラブも出席する。減少することが予想される観客動員、練習場などについて議論する。

鬼武チェアマンは、J2山形の本拠地で、20日に約20センチの積雪があった写真7枚が送られてきたことを明かした。「現状をお教えします、ということだった」と説明。冬季の試合開催に支障があることをあらためて訴えた。両トップは28日に会談を行う予定。日本サッカー界の将来を左右する“直接対決”の結果が注目される。


Jリーグの鬼武チェアマンは犬飼発言に対して慎重な態度をとっている。ナビスコカップのU-23大会への以降について、若手中心の大会だからと反論している。

ナビスコ杯を五輪方式に?=会長とチェアマン、海を越え舌戦-サッカー(時事通信)

犬飼会長は離日前の17日、Jリーグナビスコカップを男子五輪と同様に原則23歳以下の選手で行うとする私案を明らかにした。これを受けた鬼武チェアマンは18日、「五輪方式にする気は毛頭ない」と反論。自らの改革案を否定された犬飼会長は同日、「いろいろと改善して、日本のサッカーを世界と戦えるようにしようとしている」と持論を曲げなかった。

同会長は、北京五輪で3戦全敗に終わった男子の反町康治監督が「若手の実戦経験の少なさ」を敗因の一つに挙げたことを理由に、年齢制限の必要性を訴えている。しかし鬼武チェアマンは「ナビスコ杯はもともと、若い選手にチャンスのある大会。(日本協会から)とやかく言われる必要はない」と強い口調だ。


もともと、若い選手にチャンスのある大会なら若手を起用したチームに最強メンバー規定に違反したといってペナルティを課す必要がないと思うのだが、それは別の問題なのだろうか。

犬飼会長も鬼武チェアマンも最強メンバーという文言にはかなりこだわるのに、この場面で最強メンバーのことは抜け落ちているように見える。まるで反対のために反対して墓穴を掘っているというようなものだ。

その鬼武チェアマンはシーズン秋春制に向けて違う意見を持っているようだが、現実には検討プロジェクトチームが発足し、報告を上げるかたちになっている。結論が出る前にあれこれ言うのはふたりとも議論というものがわかっていないということになる。

「サッカーの素人」札幌・矢萩社長が犬飼会長を批判(スポーツ報知)

「寒いから観客が来ないと考えるのはサッカーの素人。素人が社長をしているクラブもあるから困る」21日の協会トップの発言を受け、札幌・矢萩竹美社長(58)は「わたしは素人です。素人を怒らせると怖いですよ。(素人である)サポーターの怒りも買うことになる」と皮肉交じりに反論した。

さらに「検討プロジェクトチームが発足したのだから犬飼さんや鬼武(チェアマン)さんは話し合いを見守る立場。自分の意見を押し通すのはどうかと思う」と努めて冷静に続けた。

リーグ最北クラブである札幌は、当初から練習場確保や芝の問題から移行は難しいとの立場をとっている。12月2日に初会合が開かれるJ15クラブの実行委員によるプロジェクトチームでも春秋制続行を訴える予定だ。


札幌の矢萩社長の言うことももっとも。トップダウンだけではそのトップが間違ったときに、どうするのかという問題が起こる。修正ができないのなら、独裁国家と変わらない。皇帝批判ができない帝国と同じことだ。

今でも日本サッカー協会の風通しはそれほどよいとは言えないのだが、もっとサポーターと話し合う余地があってもいいのではないか。

大本営発表か理事しか会えないというのではれば、イエスマンだけで固めているということになる。

指導者ライセンスを持てば会議に出席できるのかもしれないが、反対意見をいうとライセンスを停止するというのなら本末転倒ではあるし。

その点、素人は失うものはなにもない。正論を言ってスタジアム出入り禁止に出来るわけもない。川淵会長解任デモを起こしたファンには何のおとがめもなかったはず。

日本のサッカーは過渡期にあることは間違いない。百家争鳴を期待したいが、そういう状況になるかどうか。

2008年11月23日日曜日

ラ・シニョーラ、一瞬の隙を突かれてDerby d'Italiaを落とす

Serie A Matchday 13 Internazionale Milano 1-0 Juventus @ Stadio Giuseppe Meazza
Internazionale Milano:Muntari 72

インテルはネッラズーロのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。

Internazionale Minan (Serie A Matchday 13)
AdrianoIbrahimovic
 Stankovic 
MuntariZanetti
 Cambiasso 
MaxwellMaicon
SamuelMaterazzi
 Julio Cesar 


ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 13)
Del PieroAmauri
NedvedMarchionni
SissokoTiago
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 


プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

ユーベはいきなりキエッリーニのハンドがあったけれども故意ではないということで見逃してもらう。ラッキーといえばラッキー。

このハンドの場面が繰り返し流れている。疑惑のシーンということだね。

しかし、ユーベはチアゴがスタンコビッチと絡んで負傷。

3分、ユーベ。チアゴに代えてマルキジオを投入。

結局、チアゴは負傷退場。マルキジオが久々に登場。

今度はデルピエロがマテラッツィに後ろからチャージされて倒れている。今日のインテルはかなり激しい。

ユーベは高いディフェンスラインを保ち、フォリジョーコをとってイブラヒモビッチ、アドリアーノの2トップの抜け出しを押さえる作戦か。今のところポゼッションはユーベでインテルは前線へのフィードが多い。

11分、インテル。マクスウェルのロングフィードにスタンコビッチが抜け出すが、キエッリーニが何とかアンゴロに逃れる。

フォリジョーコのラインを完全に破られた。スタンコビッチがダイレクトで撃っていたら危険な状態だった。

インテルはデルピエロにマテラッツィがマンマークでついてユーベのチャンスメイクを潰している。身長の差がかなりあるのだが、デルピエロはフィジカルで負けていない。

完全にポゼッションはインテルに。

今度はマルキオンニがエリア内でムンタリに倒されるがリゴーレの笛はなし。

こちらも何度もリプレイ。キエッリーニのハンドといってこいかなあ。

24分、ユーベ。アマウリにカルテリーノ・ジャッロ。

カンビアッソと揉めていたようだけれども、ボールのないところでのファールかな。

26分、インテル。右サイドのプニツィオーネ。アドリアーノのボールにファーでムンタリがヘッドを合わせるがGKマニンガーがセーブ。

アドリアーノが放り込んだボールはそのままファーのムンタリのところへ。フリーでヘッドを撃たれるがコースは完全にGKマニンガーが防いでいた。

28分、ユーベ。イブラヒモビッチへのファールでレグロッターリェにカルテリーノ・ジャッロ。

執拗にイブラヒモビッチのキープに絡んで倒したことへのカード。

29分、インテル。左サイド高い位置からのプニツィオーネ。マイコンが直接狙ってくるがGKマニンガーが弾き出してアンゴロ。

マイコンが右足で強烈なティーロ。GKマニンガーが何とか弾き出す。

32分、インテル。マルキジオからレグロッターリェのミスパスをかっさらったイブラヒモビッチが抜けだし、完全にGKマニンガーと1対1になるが左足のティーロはわずかに右に外れる。

ミスパスというかレグロッターリェのトラップミスというか。バイタルエリアでのミスは失点につながる。集中力が途切れていたのか。

34分、インテル。イブラヒモビッチのポストプレーから抜けだしたアドリアーノが確度のないところから強烈に狙うがGKマニンガーのスーパーセーブ。

たしかにマニンガーが触っていたのだけれどアンゴロはなし。それにしてもイブラヒモビッチが潰れたところにアドリアーノが走り込んでいてビッグチャンスに。皇帝陛下は復活なのか。

39分、ユーベ。自陣からネドベド、シソコ、グリゲラとつないで前線のアマウリのポストプレー。マルキオンニに預けて右に開いたアマウリに戻してのクロスにマルキオンニが左足を合わせるがGKジュリオ・セーザルの正面。

素早くつないでのカウンター。アマウリとマルキオンニが逆なら決まっていたかもしれない。

43分、ユーベ。グリゲラからのフィードをアマウリが落とし、中央のネドベドに。ネドベドが戻したところにマルキジオが強烈なティーロ。GKジュリオ・セーザルが弾き出してアンゴロ。

このところアマウリのポストが上手く機能している。アマウリにボールが収まればユーベもビッグチャンスを作って相手ゴールを脅かすことができる。

アディショナルタイムは2分。

45分、インテル。イブラヒモビッチの左サイドでのキープから中に戻してのムンタリの強烈なティーロ。GKマニンガーがビッグセーブでアンゴロに。

中に飛びこんだムンタリはフリー。強烈なティーロによくマニンガーが反応した。

プリマ・テンポはここで終了。0-0で折り返し。

ボールポゼッションはインテル47.5%、ユーベ52.5%、ショッツオンゴールはインテル7、ユーベ1、ショッツワイドはインテル2、ユーベ3、ブロックされたシュートはインテル3、ユーベ1。

セコンド・テンポ。インテルのキックオフ。

発煙筒が投げこまれていてちょっとだけ中断。緑色の煙がもくもくと。

49分、インテル。デルピエロへのファールでマテラッツィにカルテリーノ・ジャッロ。

完全にアフタータックル。デルピエロは平然として立ち上がったけれども。

さっきのモリナーロのロングスローをカンビアッソがエリア内で手で処理したのではないかとリプレイ。肩に見えるからリゴーレは吹きにくい。

53分、インテル。アマウリへのファールでサムエルにカルテリーノ・ジャッロ。

もつれて倒れた感じに見えたけれども。あれでカードか。

ポゼッションはユーベに戻ってくる。インテルはロングボールで裏をとる戦術か。

63分、インテル。マイコンからのカウンター。中盤でスタンコビッチがためを作って左サイドのイブラヒモビッチへ。クロスを入れるがアドリアーノのヘッドは枠の上。

ユーベが攻めにかかってモリナーロとデルピエロのウーノ、ドゥーエを奪われてのカウンター。アドリアーノのヘッドは精度を欠いた。

64分、インテル。スタンコビッチからのパスでフォリジョーコのラインを破ったイブラヒモビッチが抜け出すがティーロはゴール左に外れる。

フォリジョーコかと思ったのだけど、旗はあがらず。今日のイブラヒモビッチは決定的なチャンスを二度外した。

69分、ユーベ。マルキオンニに代えてカモラネージを投入。

マルキオンニの出来はよかったのだけど、ゴールには結びつかなかった。カモラネージは怪我から復帰後どこかで回復しているか。

71分、インテル先制。GKジュリオ・セーザルのロングフィードをイブラヒモビッチが競ってアドリアーノが落としてイブラヒモビッチが逆サイドに。飛びこんできたムンタリが左足で押し込んでレッテ。1-0。

GKマニンガーは一歩も動けず。ムンタリはフリーでぽっかりとディフェンスに穴があいてしまった。フォリジョーコをアピールしているがリプレイではフォリジョーコではなく。

76分、ユーベ。アマウリに代えてヤクインタを投入。

ユーベはポゼッションを完全にインテルに奪われている。攻撃がうまく組み立てられず。ことごとくパスがインテルにひっかけられている。

80分、ユーベ。カモラネージのアンゴロ。デルピエロがニアでヘッドを合わせるがGKジュリオ・セーザルがビッグセーブ。

完璧に枠をとらえたヘッドだったが、ジュリオ・セーザルの反応がすごかった。あれが入らないと痛い。

82分、インテル。アドリアーノに代えてフリオ・クルスを投入。

85分、インテル。スタンコビッチに代えてブルディッソを投入。

89分、インテル。ムンタリに代えてビエラを投入。

アディショナルタイムは3分。

インテルはゴール前の接触で何でもないのに倒れてファールをもらうパターンが多い。マテラッツィはデルピエロのボールコントロールだけでバタン。そんな柔なフィジカルじゃないだろう。ビエラもあんな接触で倒れなかったのに倒れてファールをもらいにいっている。

ゲームはこのままタイムアップ。インテルが1-0で勝利。

ボールポゼッションはインテル46.8%、ユーベ53.2%、ショッツオンゴールはインテル9、ユーベ2、ショッツワイドはインテル7、ユーベ3、ブロックされたシュートはインテル4、ユーベ2。

2008年11月22日土曜日

Derby d'Italia前夜

Serie A Matchday 13 Internazionale Milano vs. Juventus @ Stadio Giuseppe Meazza

インテルの予想フォーメーション。システムは4-3-1-2。

Internazionale Milano (Serie A Matchday 13 Preview)
CruzIbrahimovic
 Stankovic 
MuntariVieira
 Cambiasso 
ZanettiMaicon
SamuelMaterazzi
 Julio Cesar 


ユベントスの予想フォーメーション。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 13 Preview)
Del PieroAmauri
NedvedCamoranesi
TiagoSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 


Derby d'Italia。ネッラズーロかビアンコネーロか。ユーベはアウェイでも勝利をもぎとろうと牙を磨いている。

ユーベは新スタジアム建設を発表!!

ユベントスは11月20日に2011/2012シーズンから使用予定の新しいスタジアムについて発表した。

Nasce il nuovo stadio della Juventus(Juventus Official Website)



デッレ・アルピの難点であった陸上トラックをなくし、キャパは40.200。商業複合施設として建設される。
現在のオリンピコより駅からは遠くなるが、安全の面でも商業的な部分でも、より快適なサッカー観戦ができるようなに考慮されているらしい。

Ecco il nuovo stadio Juve
Guarda il video del progetto
(La Gazzetta dello Sport)



Ci saranno oltre 4.000 posteggi, 8 aree ristorazione, 24 bar, 84 sky box, 34.000 mq di aree commerciali e 30.000 mq di verde.


La Gazzetta dello Sportはユーベのシンスタジアムについて、4000台以上の駐車場、8つのレストラン、24のバー、84の空いたベビーベッド、34000平方メートルの商況施設、30000平方メートルの緑地帯があると書いている。

ユベントスのカピターノ、デルピエロはこの新しいスタジアムでプレーしたいとコメントしているのだが、彼のモチベーションをかき立てるには十分だったようだ。

2008年11月21日金曜日

Football Manager 2009は届いたものの

Football Manager 2009 made in EUが届いた。早速インストールしてプレイと思ったのだけど。

Football Manager 2009 (PC)
Football Manager 2009 (PC)
Average Review
starsNo problems at all
starsWorst release/game ever!
starsFM2009 crashes and burns!
starsShocking
starsEnjoyable, immersive, frustrating, satisying

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by G-Tools


いきなりSteamのアップデートが出来ないというトラブル。

ERROR:delete of Steam.exe failed, Win32 Error 5 "Access Denied"

""の中は文字化けしているのだけれどもこのエラーメッセージがでてアップデートが途中で止まってしまう。

いろいろ調べて、Steamのサイトでセキュリティソフトとアンチスパイウェアソフトと相性が悪いということで、一時的にファイアウォールを外し、アンチスパイウェアをスリープにしてアップデート。

この作業はSteamを一度削除してあとから何度繰り返しても出来なかったので奇跡的にアップデートできたものかもしれない。

アップデートできたのでFootball Manager 2009をインストールしてゲームを始めようとすると

Cannot run game: failed to setup graphics system

のエラーメッセージ。

これも調べて、どうやらdirectX 9が入っていないためということでダウンロードして、実行するもやはり同じメッセージ。

ビデオカードドライバの更新もかけてみたけれども、いまだに動かず。

新しいビデオカードを買わなければならないかどうかでちょっと悩んでいる。というか新しいカードを買わないと駄目らしい。

このままだとFootball Manager 2009はただのディスクに過ぎないし。

うちのパソコンの性能では出来ないことが判明。このゲームのために新しいパソコンを買うのかという話に。
パソコンショップの店員はオンラインゲームのために20万円のパソコンを作っているということだったが。月収のほとんどが消えてしまうことなど出来るものなのか。死ぬぞ、たぶん。

2008からこんなに変更してプレイできないユーザーが世界中に溢れているゲームをどうして作るかなあ。

2008年11月20日木曜日

日本代表、カタールに快勝!!

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 4 Qatar 0-3 Japan @ Al Sadd Club
Japan:Tatsuya Tanaka 19,Tamada 47,Tulio Tanaka 68

カタール戦後、岡田監督会見
2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選
(スポーツナビ)

今日は(カタールが)当面のライバルということで、タフなゲームになると予想していました。まず、選手たちが臆(おく)することなく、戦う姿勢を前面に出して、チーム一丸で戦ってくれた。これが今日の一番良かったところではないかと思います。何度かチャンスを作る中でも、前半に1点しか決められず、後半の立ち上がりの時間帯で2点目が入ったのが大きくて、これでみんなも余裕を持って本来のボール回しがだいぶ出るようになりました。その前に、もう1点くらい決めないといけない場面もあったと思いますが、とにかく選手が最後まで90分間通して、ディフェンスではサンドイッチ(挟み込み)して、相手にいいボールを前線に入れさせない、そして(ボールを)前に出されたら(もう一度)サンドイッチするということを繰り返してくれました。攻撃では、パスして動くという基本的なことをやってくれたので、この勝ち点3は非常に大きかったと思います。ただ、われわれはまだ何も得たわけではない。まだまだチームの精度を上げていかないと、ワールドカップ予選では何が起こるか分からないので、最後まで戦い続けたいと思います。とにかく今日は、一丸となって戦ってくれた選手に感謝したいと思います。


守備に関してはプレッシングではなく、縦に入れさせないイタリア流のやり方にしてカタールのスピードを封じたということ。パスの精度はもちろん短いほど精度は高くなるが、岡田がとった守備の変更でカタールは中盤から自由に前線にパスを出せなくなった。最終ラインからロングフィードでスピード勝負をやられたらちょっとは違う守備を強いられたかもしれないが、カタールにはその選択ができなかった。日本は効果的な守備が構築できたということだろう。守備の点ではアジアのレベルに達しているかもしれない。ただ、プレッシングにこだわることがあるなら選手は動けなくなる可能性がある。

もともと守備的なサッカーではあったが、W杯フランス大会のドン引きサッカーよりはましにはなったということか。

(就任してからのベストゲームでは?)僕はホームのオマーン戦の方が自分の中では良かったかなと思います。今日も悪くはないんですけど。
(相手の中央での縦への変化について)ハルファンはどうしても下がるので。あいつが張ってくれていた方がウチはありがたかったんですけど、どうしても下がるというのはウチのスカウティング部隊が言っていたので、選手の頭に入っていました。
(相手のセンターバックの間をこじ開けるときの2列目の動きは)ワントップ気味にやっているときは、守備のときに相手のボランチを意識しすぎてスタート位置が低くなっていたので、今日はもっとストッパーにプレッシャーをかけるということもあったし、攻撃のときにどうしても一歩遅れるということで今日は2トップでやったんですが、今後はどうするか分からないです。
(3点取って、追いつかれそうになったバーレーン戦のことは考えたか)あまりよぎらなかったですね。ただすきは見せたくなかったので、闘莉王にはずっとそれを言い続けていました。
(俊輔を最後まで使ったのは)問題あったら使わなかった(笑)。


メディアの囲み取材。

よくわからない質問がある。このゲームを見て点をとられそうな場面はなかった。そういう危機感を監督に聞くということは記者がそういう感覚があったということか。そうなるとベストゲームという質問と矛盾する。それにベストゲームというのは監督としての仕事を全うしたときに話すことで、途中経過でいうことではない。まだ本戦切符を勝ち取ったわけでも、本戦のノルマを達したわけでもなく、なにも勝ち取っていないのだから。

カタール戦後 選手コメント (1/2)
2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選
(スポーツナビ)

■中村俊輔(セルティック/スコットランド)

アジリティー(敏しょう性)のある選手が増えて、オシムさんがやってきたことが今、いい方向に来ていると思う。チームとして(試合の)流れが読めるようにもなってきた。次(の予選の相手)のオーストラリアは、アジア予選というよりも、ワールドカップで対戦するつもりで戦いたい。自分たちのサッカーが、どこまでできるのか。次はもっと何かが見えてくると思う。


岡田は脱オシムを宣言したが、中村俊輔はオシム流の影響が大きいとコメントしている。今はまだ中村本人に日本が抱えているブラジル流の影響があり、岡田との齟齬はまだ出来ていないが、いずれ監督と選手の意識のずれが問題になる可能性はある。

岡田の指示に対してオシムならこうだったのにと考え出して、結果が出なければバラバラになるだろう。

そこをどう引き締めていくかということは大切なこと。それが岡田にできるかどうか。

試合後、カタール代表メツ監督会見
2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選
(スポーツナビ)

日本のように強いチームと戦う際にはミスを最小限にすべきだったが、われわれはたくさんミスをしてしまった。立ち上がりは良かったが、1点目で悪循環に陥ってしまった。モラルも下がり、体も動けなかった。後半、巻き返しを図ったが、3点目を取られてしまった。今回の試合で日本の強さを痛感した。技術もカタールより勝っていたと思う。われわれは初歩的な間違いを繰り返していたのも敗因だった。

――最初のゴールが早く決められたことによって悪循環になったというが、ほかにも敗因があったのでは?(カタール人記者)

最初のゴールが決まった時は、まだ挽回(ばんかい)できる可能性があった。だが47分に2点目を決められたのは、非常に運が悪かった。あのゴールで、身体的にも心理的にもダメージがあったからだ。また、戦略的にもすべての可能性が失われ、すべてが終わったかのように思えた。全体的には3、4回のチャンスがあったが、それを形にできなかったのは、より良い形で詰めようとしたからだと思う。結果的にチャンスをものにできなかったのは残念だ。


メツは素直に完敗を認めたが、続投なら雪辱を考えているだろう。まだ日本ホームのゲームがある。日本のやり方は変わらないが、カタールには改善の余地がたくさんある。その部分を整備してこられたときが怖い。このまま監督が更迭されれば恐怖はないが、負けたことを肥やしにして成長させる彼のような監督と戦う怖さを知っておく必要がある。

――ここまでの予選で7失点となったが、今後の目標は?(※実際には8失点)

7失点してしまったことで、2位になるのは難しくなった。現実的な目標は3位だが、これも難しい。この結果は極めて残念だが、日本が強かったことは認めなくてはならない。カタールは犯していけないミスを多く犯してしまった。この点は大いに反省しなければならない。


3位が目標というのは現時点での本音か。それともそう答えなければならない事情があるということか。

メツが指揮するといっても守備の整備は簡単ではないだろうが、これから3カ月近くある準備期間でどう修正してくるかということはきちんとスカウティングしなければならないだろう。

“ドーハ”の向こう側に (1/2)
日々是最終予選2008-09
(スポーツナビ)

あらためて、今日の快勝を導いた要因について考えてみたい。私は以下の3点に集約できると考える。

1)前線での旺盛なプレッシングと連動性

高いポジションからプレッシャーをかけて、あわよくばボールを奪い、最低でも相手の勢いを削ぐ。このチームコンセプトが、この日の試合ではこれまで以上に徹底されていたように思う。日本の前線はおしなべて小兵選手が多いため、相手に直接的な脅威を与える機会は数としては少なかったかもしれない。それでも、前線からの意欲的なプレスは、中盤以降の選手たちの負担を軽減させ、より高い位置からのビルドアップを可能にする。この押し上げに対しても、前線がスピード感あふれる動きを見せ、相手ディフェンス陣をたびたび混乱に陥れることに成功した。田中達の1点目、そして玉田の2点目は、こうした前線での旺盛なプレッシングと連動性がもたらした会心のゴールであった。

2)迷いのなかった選手交代

スコアが3-0となってからの交代が、いずれも攻撃的な選手だった理由について、岡田監督は「前線の選手のほうが運動量が多かったので、へばってきて遅れがちなタックルを受ける。動きが遅くなると、けがをする可能性があった」と説明していた。確かに、前線であれだけ走り回り、プレッシャーをかけまくっているのであれば、それだけ相手DFのタックルの餌食になりやすい。実際、玉田も田中達も、そして大久保嘉人も、この日は何度となく相手のファウルで倒されていたため、指揮官のカードの切り方に迷いはなかった。また、クローザー役として出場した岡崎慎司や佐藤寿人も、前線からのディフェンスという泥臭い仕事に徹することで、ゲームを“殺す”ことに貢献していた。それだけチームコンセプトが徹底していたということである。

3)相手FWの不調による脅威軽減

今日の試合の最大の懸念事項は、前述のとおり中澤の不在であった。代役として選ばれたのは、キャップ数4でW杯最終予選初出場となる寺田周平。だが、国際経験の少なさを差し引いても、空中戦の強さ以外にアピール要素はあまりにも少なかったと言わざるを得ない。ただ幸いなことに、最大の脅威と思われていたワントップのセバスチャンが不調(どうやらひざを故障していたらしい)。前線のテコ入れのために、後半14分には9番のアリベシルが投入されたが、すでに日本は2点のリードを奪って試合を優位に進めていたため、大勢への影響は極めて限定的であった。かくして、この試合での日本のウイークポイントは、相手のチーム事情によって辛くも覆い隠されたのである。


前線からの激しいプレッシングという意見は納得できない。プレッシングを仕掛けていたときにはカタールのペースで、フォアチェックだけに止め、中盤にボールが入った時点でサンドイッチして奪うというイタリア流の守備を徹底したことで、カタールは前線に効果的なボールを入れられなくなったのではないか。

フォアチェックにカタールが慌てたのは確かだが、あれはプレッシングの守備ではない。最終ラインで自由に持たせる分にはまだましと考えての守備だったはずだ。

その他の点については、点差があいたこともあり、間違いは起こりにくいということで賛成なのだけど。

これでグループ2位としてカタールに差をつけ、今年の予選日程を終えた。これから油断なく、問題点を習性する意識があれば、予選は突破できるのではないかという光明が見えてきた。

2008年11月19日水曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Qatar vs. Japan 19th December 2008

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 4 Qatar 0-3 Japan @ Al Sadd Club
Japan:Tatsuya Tanaka 19,Tamada 47,Tulio Tanaka 68

両国国旗、フェアプレー旗に続いて両国選手の入場。日本国歌「君が代」、カタール国歌「As Salam al Amiri」の演奏。

カタールは臙脂一色のファーストジャージ。システムは4-4-2。

Qatar (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 4)
SebastiánKhalfan
MontesinIsmaeil
TalalSiddiq
A. M. BudawoodHamad
MajidRajab
 Saqr 


日本は白、青、白のセカンドジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 4)
 Tamada 
 Tatsuya Tanaka 
OkuboShunsuke Nakamura
EndoHasebe
NagatomoUchida
Tulio TanakaTerada
 Kawaguchi 


前半。日本のキックオフ。

カタールはロングボールとプレッシングを上手く使い、サイドからアタックをかけてくる。日本はそのために内田と長友があがれず、攻撃が中央に固まって効果的な攻撃が出来ていない。

3分、カタール。右サイドからのFK。シディクからのボールをマジェドがヘッドで合わせるがGK川口の正面。

完全にフリーでヘッドを撃たれた。マークがずれているのか。セバスチャンを警戒しすぎて、フリーにしたのか。

中村俊輔がボールをキープすると内田、長友の上がりが見られるのだが、中村が奪われたときが怖い。

カタールのセットプレーが2回。2回ともマジェドに合わされている。遠藤がマークについているが自由にやられている。

寺田もJリーグのレベルでやっているようにプレーしていたら、簡単に横パスをカットされている。中村俊輔が戻ったから事なきをえたものの、安易すぎるパスだった。

18分、日本先制。クリアボールを中盤で玉田がキープ。中村俊輔に戻して右サイドの内田に振り、前線へのフィード。縦に抜けだした田中達也が右サイドの角度のないところからGKサクルの股間を右足で抜いてゴール。0-1。

カタールの攻勢から一発のクリアを玉田が収めてからのカウンター。カタールのCBのふたりのギャップをついた攻撃。この部分は修正できなかったようだ。

30分、日本。ゴール正面左からのFK。遠藤が直接右足で狙うがモンテシンがクリア。

壁直撃のコース。越えればチャンスだったがモンテシンの身体能力の高さでクリアされる。

39分、日本。右サイドに開いた長谷部からのクロスを玉田が落とし、田中達也がシュートにいくがブロックされる。こぼれ球も大久保と田中達也が重なってチャンスを逃す。

ビッグチャンスだったが、決めきれず。カタールの体を張った守りに日本は撃ちきれず。

カタールの攻勢もうまくいかず、日本はチャンスを作るがフィニッシュまでいけず。どちらもフラストレーションがたまるゲーム。

アディショナルタイムは2分。

ゲームは膠着状態のまま前半終了。日本が0-1とリードで折り返し。

後半。カタールのキックオフ。

46分、日本追加点。ゴール前でボールを回し、長谷部にくさびを入れて左に流し、玉田がダイレクトでシュート。左足の強烈なシュートはGKサクルを破りゴール。0-2。

カタールのクリアが中途半端になったところをつないで崩してのゴール。玉田が完全にフリーでラジャブはシュートから逃げる体勢にも見えた。

カタールはゴール前のFKえお得ても宇宙開発に熱心で危険度はない。セバスチャンのほうが危険ではないか。モンテシンが蹴る分には大丈夫そう。

日本は長谷部が負傷でピッチの外に。

カタールのCKの前に長谷部は復帰。

56分、日本。カタールDFがボール処理をミスしたところを奪った大久保エリア内まで入ってシュートを撃つが、GKサクルがセーブ。

大久保は決定機を決めきれず。カタールの攻勢が続くなかで決定的な3点目は入らず。

58分、カタール。イスマイルに代えてベシールを投入。

ピッチの外では松井がアップ中。

67分、カタール。モンテシンに代えてアブドゥルラブを投入。

67分、日本追加点。中村俊輔のショートコーナー。遠藤が中村に戻してのクロス。ファーで寺田と闘莉王が跳んで闘莉王がヘッドで押し込んでゴール。0-3。

カタールの選手交代直後の得点。効果的なボールを放り込めなかった日本だが、ショートコーナーで変化をつけてファーにポイントを作った。

70分、日本。田中達也に代えて松井を投入。

玉田はファールを受けて負傷。ピッチの外へ。

79分、カタール。シディクに代えてマジド・モハメドを投入。

玉田は治療を終えて復帰。

ブルーノ・メツの戦術は浸透していないようだ。テクニックに溺れてボールを持ちすぎて日本に奪われるということを繰り返していては結果はでない。リードされてプレーもラフになっているし。メツは解任かもしれない。

85分、日本。大久保に代えて岡崎を投入。

大久保はかなりラフなプレーを受けていたから怪我なく交代というのはいいことかもしれない。

88分、カタール。岡崎にファールをしたラジャブにイエローカード。

89分、カタール。内田へのファールでマジド・モハメドにイエローカード。

カタールのラフなプレーが続くがレフェリーはファールをとらない。中国の人だし、中国では当たり前だからかな。

アディショナルタイムは3分。

91分、日本。玉田に代えて佐藤寿人を投入。

92分、カタール。佐藤寿人へのファールでマジェドにイエローカード。

ゲームはこのままタイムアップ。0-3で日本の勝利。日本はカタールに6戦目で初勝利。最終予選グループ2位をキープした。

カタール戦を前に岡田の後任騒動!!

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 4 Qatar vs. Japan @ Al Sadd Club

日本代表はカタールとAl Sadd Stadiumで現地時間19:30(日本時間1:30)に激突する。毎回のように背水の陣と報道される岡田監督だが、やはり頼みは中村俊輔のようだ。

カタール戦前日 岡田監督会見
2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選
(スポーツナビ)

――中村俊輔は、全治2週間と言われるけがをしながら代表に合流しているが、そうした態度がチームに与えるいい影響についてどう考えるか?

俊輔に関しては、間違いなくこのチームのリーダーの1人だと思っています。そのリーダーとして、彼自身も自覚を持っていて、それで無理をしたとは思っていないですけど、彼の代表に対する思いというものは、以前から誰もが認めているところです。彼がそういう形で引っ張っていってくれていることについては、非常にありがたいと思っています。ただ、今ここに集まっているメンバーに関しては、俊輔だけでなく全員が、ただ呼ばれたから来て、試合に出ろと言われたから出るような選手ではありません。みんな自分のチームとして考えて、自分がW杯に出るため、そしてW杯でいい成績を残すため、というつもりでやってくれています。そういう意味で、俊輔もその1人として、リーダー格として、非常にありがたいことだと思っています。

――その中村は試合に出られそうか。また試合のポイントになりそうな点、気をつけたい点は何か?

俊輔はここに来てくれたからにはできると思っています。ただチームにどういう形でフィットできるか、また今のコンディションはどうか、どれくらいの時間できるのか。そういうことはこれから本人と話して、また練習を見て決めたいと思っています。

明日のポイントについては、カタールは非常に個人技が高い中で、プレッシャーをかけてくる。1対1の争いとか、またはプレッシャーに対していかにボールを回していけるかとか、そういうところがポイントではないかと思っています。

――日本の報道陣の話からすると、今までの成果に納得がいっていないように感じられる。また、今回のゲームを失えば監督として最後の試合になると言われているが、どう感じているか?(カタール人記者)

今、初めて聞きました(笑)。初めて聞いたので、これから考えましょう。


中村俊輔は怪我の状態があまりよくない。それでも使わなければ勝てないチームにしてしまったのは指揮官である岡田の責任。彼はどう考えても力不足であったにも関わらず、小野技術委員長の強引な手法で監督になってしまった。岡田以外には考えられないというわけのわからない理屈で。それだけの人脈しかない人間を技術委員長にしたという日本サッカー協会にも責任はあるのだが、実は後任人事も検討されている。

ドル氏に後任打診!岡ちゃん、W杯へ背水! (1/2ページ)(サンケイスポーツ)

元ドイツ代表MFで、有望な若手監督と評価の高いドル氏が、独紙ハンブルガー・アーベントブラットのインタビューに「最近、Sブカレスト(ルーマニア)と日本から(監督就任の)問い合わせがあった。しかし、外国に行きたくないから断った」と明言したというのだ。事実なら、水面下で“後任人事”が動いていることになる。

自らの価値を高め、アドバイザーなどの打診を受けるための言葉の可能性はある。ただ、インタビューした同紙のディーター・マッツ記者は「間違いなく代表監督の打診といっていた」と証言。ハンブルガーSV(ドイツ)監督時代にFW高原を重用するなど、日本にもゆかりあるドル氏だけに、負ければ岡田監督に「解任」「辞任」の声が出るのは必至の情勢の中で、きな臭い発言なのは確かだ。


Thomas Doll(Wikipedia)

Early in his tenure as coach with Hamburg, he enjoyed some success, saving the team from relegation in his first season, winning the Intertoto Cup, and then guiding the club to a much-improved third place result in 2005/06 to earn a Champions League berth. The 2006/07 season, however, was less successful for the coach. The team delivered a disappointing performance in the Champions League that saw only one win in six first-round games, and then plunged to the bottom of the Bundesliga table by mid-season. Doll was sacked by HSV on February 1st, 2007.


トーマス・ドルは高原直泰が在籍した当時のハンブルガーSVの監督。ハンブルガーSVを降格から救い、翌年にはチャンピオンズリーグ出場圏内まで押しあげるなど高い采配をしたが、翌シーズンには解任されている。

ドル氏は「断った」という話をしているが、犬飼会長は最終予選は岡田に任せると言いながら、後任候補も探しているという二重の策をとっていたことになる。トップとして最悪のことを考えることは当然のことで、後任を考えるというのは正しいとは思う。

ただ、その行動力をオシム後に発揮してほしかったというのが本音でもある。
そのときは川淵氏が会長だったのではあるが。

試合前日、カタール代表メツ監督会見
2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選
(スポーツナビ)

――岡田監督は「勝つためにドーハに来た」と言っている。また中村俊輔は「引き分けでも良いのではないか」と言ったそうだが、これらのコメントについてどう思うか?(カタール人記者)

岡田監督の発言は当然だと思う。日本代表の監督として、アジアを代表するチームの監督として、当然の発言だ。中村俊輔の発言については、大変好感を持っている。というのも、カタールの実力、アジアにおけるパフォーマンス(の高さ)を認識しての発言であると受け止めるからだ。

――カタールにとって、日本戦での勝利の鍵は何か?

勝つ可能性はある。ただし、勝利の鍵が何かと問われれば、それが1万5000個もあるとは言えない。いくつか日本に勝つためのポイントは理解している。実際に、明日戦ってみないことには何も言えない。


メツ監督の狙いは何だろう。日本代表についてのスカウティングはきっちり行われているはず。内田、長友を上がらせないようにすれば、日本の攻撃力は半減する。その意味では両サイドに広くウイングを張れば、日本を引き気味にすることはできるかもしれない。

あるいは中澤不在、闘莉王怪我という情報からそのギャップをついてくるのか。

中央突破ならそれほど怖くはないが、サイドからアタックを仕掛けられると日本は後手に回る可能性がある。

閉ざされた代表
日々是最終予選2008-09
(スポーツナビ)

練習の公開は冒頭の15分のみ。アップして、ストレッチして、パス回しや2対1をやって、それでおしまい。練習後、岡田監督は記者を煙に巻くようなコメントを発するだけで、そそくさと車に乗り込んでしまう。選手たちも、かん口令が敷かれているため、戦術に関する部分は多くを語れない。ある意味、仕方がない部分もあるのだが、練習も見られない、コメントも限られているとあっては、記者も記事の書きようがない。

そこで頼みの綱となるのが、決まって最後にミックスゾーンに現れる中村俊輔である。現在の中村俊は、ピッチ上の指揮官のみならず、ピッチ外でもスポークスマンとしての重責を担っている。彼の丁寧なメディア対応があるからこそ、取材現場は成り立っているといっても過言ではない。

もちろん、その点については感謝しているのだが、だからといって現状のままでよいわけがない。以前にも書いたことだが、昨今の代表人気の低下傾向には、こうした「記事になりにくい」現状も多分に影響しているように思えてならない。最終予選に勝利するために、クローズしなければならない情報も当然あるだろう。もちろん、そこは尊重する。その上で、今の代表チームの可能性なり、問題点なりを論じるための「場」を、試合以外にも提供していただきたいのである。決して安くないコストを投じてドーハまでやって来たのに、現地で得られる情報が15分のみの練習公開と、断片的なコメントのみ。これでは、現場に不満がうっ積するのも当然であろう。


代表人気の低下はマスコミ排除からだろうか。

その点には疑問がある。マスコミはスター主義に走りすぎて、特定の選手だけに思い入れをもつファンばかり作ったことにも責任はないだろうか。

日本のファンは選手には詳しくても戦術を語ることができないことが多い。

今は戦術本もたくさん出ているが、解説者ですらサイドアタックを両サイドのフルバックの上がりと勘違いしていることがある。解説者以上の知識を得るのは普通のファンでは難しい。世界のサッカーを見ていても、解説や実況のレベルでしか理解できないのだから。

その意味ではマスコミも向上する必要がある。戦術論を戦わせ、そして結果やハイライトだけではなく、議論をもっとするべきなのだ。

なぜ岡田では駄目といわれるのか、それをはっきり語れる解説者はいない。そのことが日本代表の大いなる危機なのかもしれないね。

2008年11月18日火曜日

歴史好きへの一品

歴史の裏側を想像するのはいつでも楽しい。そんな想像力をかき立ててくれるのが高田崇史さんの一連のシリーズ。

QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス)
QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス)高田 崇史

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star「六歌仙」と「七福神」
star昔、あんなに嫌いだった古文が・・・

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QEDシリーズは棚旗奈々をヒロインとして日本史の隠された謎を、彼女の大学の先輩である桑原崇が事件とともに解いていくという話。百人一首から始まったシリーズはシャーロック・ホームズを挟んで日本史に視点を移していく。中心は伊勢神宮へのアプローチでありながら、熊野諏訪鬼ノ城といった古代史の謎解きで伊勢に向かう一方、坂本龍馬暗殺の謎にも迫るという寄り道も行っている。

毒草師
毒草師高田 崇史

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おすすめ平均 star
star特異なキャラ・御名形史紋の推理の鮮やかさ
starサイドストーリーではないけれど

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「QED 神器封殺」の登場人物である御名形史紋を名探偵役においたシリーズ。ミステリ要素が強いが、現代の古文教育がいかに的はずれなものかがわかる一冊でもある。貴族が流されたからといってもひとりもお付きがいないというのはおかしな話で、そういうことを指摘することすらタブーになっているからね。

ただ、このシリーズは違う角度から歴史を見ることができるとはいえ、主流にはなりえないのは残念。

カンナ 飛鳥の光臨 (講談社ノベルス タS- 24)
カンナ 飛鳥の光臨 (講談社ノベルス タS- 24)高田 崇史

講談社 2008-11-07
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このシリーズも「QED 諏訪の神霊」に出てくる鴨志田翔一の弟を中心に据えた物語。まだ読み始めたばかりでどういうかたちになるのかはわからないけれど、殺人事件があり、それに絡めた歴史の謎解きであることは間違いない。今回の冒頭は聖徳太子についてではあるのだけども。

歴史好きならこのサイトがいいかもしれない。

ポリネシア語で解く日本の地名・日本の古典・日本語の語源

このサイトでは現代日本語のオリジナルを古代マウリ語と考え、地名、歴史上の人物などをマウリ語から考えている。この考えで解ける歴史上の矛盾もあるのだけど、このサイトも歴史学者じゃないから主流にはなりえないのだよね。

残念なことだけど。

2008年11月17日月曜日

第87回全国高校サッカー選手権大会ドロー決定

12月30日に開幕する第87回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が東京・汐留の日本テレビで行われ、決勝までの山型が確定した。

総体王者の市立船橋は香川西と 星稜と作陽が激突=高校サッカー(スポーツナビ)

1回戦、2回戦の対戦カードは以下の通り。

<Aゾーン>
市立船橋(千葉)vs.香川西(香川)※
前橋育英(群馬)vs.京都橘(京都)
武蔵工大二(長野)vs.高知(高知)
秋田商(秋田)vs.那覇西(沖縄)
東海学園(愛知)vs.佐賀東(佐賀)
國學院久我山(東京B)vs.松山北(愛媛)※

<Bゾーン>
市立浦和(埼玉)vs.滝川第二(兵庫)※
丸岡(福井)vs.長崎日大(長崎)
北海(北海道)vs.近大和歌山(和歌山)
青森山田(青森)vs.鹿児島城西(鹿児島)
不来方(岩手)vs.大阪桐蔭(大阪)
宇都宮白楊(栃木)vs.西京(山口)※

<Cゾーン>
四日市中央工(三重)vs.山形中央(山形)※
富岡(福島)vs.日章学園(宮崎)
富山第一(富山)vs.筑陽学園(福岡)
帝京(東京A)vs.広島皆実(広島)
韮崎(山梨)vs.徳島商(徳島)
星稜(石川)vs.作陽(岡山)※

<Dゾーン>
東北(宮城)vs.情報科学(大分)※
鹿島学園(茨城)vs.一条(奈良)=開幕戦
岐阜工(岐阜)vs.野洲(滋賀)
北越(新潟)vs.大津(熊本)
神奈川県代表(12月7日決定)vs.立正大淞南(島根)
境(鳥取)vs.藤枝東(静岡)※

※シードにより2回戦から登場


インターハイ優勝は雷雨により中止になって、決勝に残った市立船橋流通経済大柏が両校優勝。同県同士の決勝で千葉の県大会は全国優勝するより難しいそうだったのだが、流通経済大柏は決勝トーナメント2回戦でペナルティシュートアウトで敗れ、市立船橋が代表に。恐るべし千葉。



山型はこちら。日本テレビ系列で放送されるのだけど、地元が中心でスカパー!日テレG+でもリアルタイムではないのだよね。今年はどうかわからないけれども。

今年もこの話題がでるほど、月日が経つのは早いということだね。

2008年11月16日日曜日

Football Manager 2009がヨーロッパで発売されたわけだが

Football Manager 2009についての動画をいくつかアップ。



まずは大迫力のロングシュートから。投稿者が使っているのはHermes House BandのI will survive。これはシャレだろうけれども。



EURO 2008のゴールシーンで流れたBelliniのSamba de Janeiroだったら面白かったのに。ただ、本当にゴールシーンに流れたらそれはそれで飽きそうな気がする。



これを聞くとスペインの優勝を思い出す。スペインは大会12ゴールでもっともこの曲が流れたチームでもある。



これはゲームのサウンドをオンにしたときの音。この観衆の声援は今までのシリーズにもあってそんなに違和感はない。いや、3Dになった分、よりテレビで見る感覚に近くなったというべきか。スタジアムで見るようにピッチ全体が見られながら、ミニチュアのビデオを見ている感じ。



サウンドをオフにするとこんな感じで黙々とゲームが進んでいく。ナントチェルシーでこんなスコアだったら守備ユニットをどうしていいのかわからない。

The Dugoutでは、早くも情報交換が行われている。英語オンリーだけども困ったときのバイブル。

最初だからまだ戸惑っているところはあるようだけれども、無茶をさせなければ大丈夫ということかなあ。現物を動かしてみなければわからないけれども。

2008年11月15日土曜日

犬飼発言からの処罰は認められず!! 規定にないものは処分できず!!

大山鳴動して鼠一匹とはこのことか。日本サッカー協会の犬飼会長が名指しで最強メンバー規定に違反していると、天皇杯4回戦でメンバーを落として敗れた大分千葉への処分は「罰則規定がない」という法治国家として当たり前の理由で行われないこととなった。ただの会長ご乱心でひとり暴走したかたちとなった。

主力抜き大分処分なし、千葉批判は間違い(日刊スポーツ)

大分と千葉への「処分」はなかった。日本協会は14日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開催。天皇杯4回戦で主力を欠いて敗れたとされる大分と千葉に対する処分を下すはずだったが「規定がない」(田嶋専務理事)という理由で犬飼基昭会長(66)の「厳罰を下す」という発言は撤回されることになった。


これは当然の話。会長の感情論だけで規則にないペナルティが課せられるなら日本サッカー協会は独裁国家ということになる。田嶋専務理事らによって一応民主主義が働いていることは証明されたかたちとなった。

犬飼会長は、大分と千葉を問題視し、10日の常務理事会後には「県予選1回戦から出場という処分も考えられる」と厳しい表情で話していた。天皇杯に罰則規定がないために処分は断念したが、Jリーグの優勝、残留争いと時期が重なる現状には意見が噴出。結局、天皇杯実施委員会とJリーグ将来構想委員会で大会の抜本的な改革を検討していくという結論に達した。


15日の天皇杯5回戦は日本代表の試合とも重なっており、今日ドーハへ出発した日本代表に選手を招集されたクラブは主力抜きで戦わなければならない。さらにJリーグの優勝、残留争いの最中にいるクラブは主力を休ませたいという事情もあり、若手を育てたいということもある。そのことについて理解ある意見が出たことは会長がおかしくても昨日するという現実があるということなのだろう。川淵時代のワンマンよりはましなのか。

処分がなかった上に、この日は千葉への批判が間違いだったことも分かった。犬飼会長は「データがそろっていない段階で、千葉と大分という話がきた」と弁明し、Jリーグが定めるベストメンバー規定(天皇杯は対象外)を照らし合わせると磐田と仙台も違反していると指摘。はからずも、情報の集約のお粗末さを露呈することとなった。


これはありえない話。結局は目についただけの情報で大分と千葉を責めたことになる。弁明よりも大分と千葉に全面謝罪するべきだろう。間違っていないと言い訳する理由もないのだ。特に大分は溝畑宏社長が電話で謝罪までしている。無罪であれば、力で従わせたと言われても仕方がない。

J1:天皇杯主力温存問題でチェアマンが注意(毎日新聞)

会議後、大分の溝畑宏球団社長は「試合内容は申し訳なかった」と、犬飼会長に3日前に電話で謝罪していたことを明らかにした。


謝罪までさせておいて、みずからの非は認めないというのは傲慢でしかない。

日本サッカー協会は11月14日の理事会の議事録に天皇杯についての犬飼発言について触れてもいない。

平成20年度 第8回理事会 協議事項 (2008.11.14)(日本サッカー協会)

1 懲罰の件
2 レフェリーカレッジ2009(6期生)入学生選考の件
3 公認S級コーチ養成講習会 受講資格変更の件
4 「早寝早起き朝ごはん」国民運動 協力の件
5 プレジデンツ・ミッション(PHQ) 関連事項の件


平成20年度 第8回理事会 報告事項 (2008.11.14)(日本サッカー協会)

1 FIFAクラブワールドカップの件 関連資料No.1
2 AFCプロリーグプロジェクトの件
3 FIFA理事会 報告の件
4 大会役員・審判員 国際試合派遣の件
5 日本サッカーミュージアムの件
6 名義使用申請の件
7 JFAロングパイル人工芝ピッチ公認(更新)の件
8 日本サッカー協会認定選手エージェント 新規認定者の件
9 競技会開催申請・名義使用申請の件
10 海外遠征申請の件
11 平成20 年度公認指導者養成講習会受講者の件
12 JFA・J リーグ特別指定選手制度の件
13 日本代表 キリンチャレンジカップの件
14 2010FIFAワールドカップアジア最終予選の件
15 U-19(FIFA U-20 ワールドカップ2009)日本代表候補 トレーニングキャンプの件
16 U-16(FIFA U-17 ワールドカップ2009)日本代表
AFC U-16 選手権ウズベキスタン2008 直前キャンプの件
17 U-16(FIFA U-17 ワールドカップ2009)日本代表
AFC U-16 選手権ウズベキスタン2008 の件
18 U-20 日本女子代表(FIFA U-20 女子ワールドカップ2008 チリ)海外遠征の件
19 U-17 日本女子代表 事前合宿・U-17 女子ワールドカップ2008 の件
20 北京オリンピックテクニカルレポートの件
21 その他


協議事項の懲罰のところは天皇杯の犬飼発言とはまったく違った議題。

あれだけ高く拳を振りあげておいて、あれは間違いでしたということも認められないのでは大人とは言えない。謝らなければならないことをしたという自覚を持ってほしいものだ。

2008年11月14日金曜日

結局はシリアが弱かっただけというお話

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2008 Japan 3-1 Syria @ Home's Stadium Kobe
Japan:Nagatomo 3,Tamada 26,Okubo 52
Syria:Al Zeno 78(r)

日本代表はシリアに3-1で快勝したわけだが。シリアは消極さも見られるなど、真剣さは十分だったとは言えず。日本がやりたいことが全部出来たゲームでもあった。それでも3点は少ないし、クローズの仕方としても下手だったといえる。

シリア戦後 岡田監督会見 (1/2)
キリンチャレンジカップ2008
(スポーツナビ)

――交代枠をフルに使うと言っていたが、ハーフタイムで下げた3人(玉田、田中達、寺田)については、前半を見て合格点だったということなのか?

合格とかそういうことではなくて、シーズン終盤で選手の疲労がかなりたまっている中で、けが人を出したくなかったと。合格点だからとか、そういうことではないです。けが上がりの玉田、達也、それから寺田もけが上がりで、まだ(リーグ戦で)3試合くらいしかやっていない。そのへんの再発を心配していました。闘莉王もひざの痛みがあって、本当はハーフタイムで代えたかったんですけど、真ん中2人をいきなり代えるのは不安があったので、もう少しやらせました。

――阿部は足首が痛そうだったが、今日けがした選手はいるか?

(試合から)上がってきたときに確認した中では1人もいないです。ただ、明日になって痛む選手がいるかもしれないですけど、今のところは1人もそういう選手はいないです。


前半で交代したら合格点ということよりもコンディションを心配するのではないのか。岡田はこのことに関してはコンディション重視ということを強調している。ただ、怪我というのなら闘莉王は出すべきではなかったし、不安だったという意味がわからない。勝っても負けてもかまわないフレンドリーマッチで2枚を一度に代えることは経験になることはあっても損はしない。

阿部はフル出場で彼のコンディションはどう考えているのかということも突っ込んでほしかったのだが、マスコミはかなりやさしい。

勝ったから指揮官を責めるわけにはいかないということか。

シリア戦後 選手コメント
キリンチャレンジカップ2008
(スポーツナビ)

■中村憲剛(川崎フロンターレ)
「4点、5点決められるチャンスがあった」

人が代わることで周りも変わってくるから、(そういう違いは)面白かったと思う。(ワールドカップ予選のカタール戦に向けての修正は)決めるところで決め切ること。4点、5点決められるチャンスがあった。それを決めないと、(相手に)PKで点を取られたりするし、カウンターも速いから。今日の失点もカウンターからだった。人数はいるけれど、人に付き切れなかった。そこは反省点。あとは(攻撃時に)一本調子にならないこと。足もとにつなぐ時と(ディフェンスラインの)裏に出る時、そういうメリハリ、緩急がもっと出てくれば。そういうところがもっと整理されれば面白くなると思う。

(カタールとはアジアカップで対戦しているが)あの時はすごく守備を固めてきたが、監督も選手も変わっている。(対戦するときは)立ち上がりを慎重にして、相手の出方をしっかり見ていきたい。ただし受けてしまうと(相手の勢いに)のまれてしまうから、そこはしっかりみんなではじき返すくらいの気持ちでいきたい。今日くらいの立ち上がりでいければいいと思う。


中村憲剛はゲーム全体が見えていたようだ。怪我をしていたとはいえ、今日の出来は80点くらいではあるだろう。ただ、彼自身はフィニッシャーではないし、きちんと決めてくれる選手がほしいのではないか。もっと点が取れていたというのは本音だろうから。

オシム時代は動かないというイメージが強かったが、昨日の試合は動きは少ないながらもいいポジショニングをしていた。走らなくてもいなければならない場所にきちんとポジショニングをしているなら文句はない。それは効率的なサッカーであり、中村憲剛がその域を目指すならひとつのかたちということだ。

駄目なのは走りもせず、ポジショニングの理解もないこと。その意味では彼は一皮むけたという印象。化けたかどうかはこれからの試合にかかってくるわけだけれども。

シミュレーション未満 (1/2)
日本代表 3-1 シリア代表
(スポーツナビ)

日本の先制点は、開始3分であった。相手ボールをインターセプトした長友が、ドリブルでスルスルと駆け上がり、そのまま右足でシュート。弾道はゴール左隅を揺さぶり、長友にとってはうれしい代表初ゴールとなった。
「スペースが空いたので、とりあえず(前に)行こうと」(長友)

実際、シリアは試合の入り方が悪く、単独で攻め上がる長友に対してはほとんどノープレッシャーだったことは、明記すべきであろう。それでも、見ていて実に気持ちのよいゴールであったことに変わりはない。

そんな長友のゴールに刺激を受けたのか、その後も日本の小さな攻撃陣は前傾姿勢を保ったままゲームを支配。とりわけ、チャンスと見るや思い切ってシュートを放つ岡崎のアグレッシブな姿勢と、攻守の場面で積極的に顔を出す田中達のアジリティー(敏しょう性)が素晴らしい。日本の追加点は、時間の問題であった。

前半26分、右サイドから内田がマイナス方向に折り返し、中村憲がふわりと山なりのクロスを供給。これをファーサイドに駆け上がってきた玉田が左足インサイドで直接ネットを揺らした。流れるようなパスワークから見事なゴールが決まり、早くも楽勝ムードが漂い始める日本。その後、さほど大きなトピックスもなく、前半は2-0で終了する。だが、決して手放しで喜べる内容ではなかったのも事実だ。それはとりもなおさず、当たりの強さもプレーの切れ味も感じられない、シリアの歯ごたえのなさに起因していた。


前半のシリアは内田、長友が高い位置をとっても軽く抜けるようなザル守備で、サイドは崩し放題。あとは真ん中でどう合わせるかという問題だったが、チャンスを多く作った。前半だけでも決定機は5度ほどあり、2点をとったということは、この日のシリア程度のプレッシャーならシュートを枠に飛ばすだけの技術はあるということを示している。長友の折り返しが強かったとはいえ、決定機を空似向かって撃ってしまった岡崎は荷物をまとめたほうがいいくらい、玉田、田中達也は出来がよかった。大久保は消えている印象だったが、それはレッドの影響が残っているかどうかはわからない。

後半は両チームとも、すっかりテストモードとなった。

日本はハーフタイムで、まず3人を交代。玉田と田中達と寺田を下げて、佐藤寿人、香川真司、今野泰幸を投入。今野がボランチに入って、阿部がセンターバックに下がり、佐藤がトップ下、そして香川が左MFという布陣に変わった。この交代について岡田監督は「シーズン終盤で選手の疲労がかなりたまっている中で、けが人を出したくなかった」と説明している。確かに、ハーフタイムで代えた3人は、いずれもけがから復帰したばかり。ここで無理をさせる必要はまったくない。逆に、チャンスを与えられた選手たちにしてみれば、絶好のアピールの場である。とりわけ香川にとっては、内心、期するものがあったはずだ。

香川といえば、先月のUAE戦で代表初ゴールを挙げたものの、その後の再三の絶好期をミスでつぶし、見る者を大いに落胆させていた。この試合で自信を取り戻すことは、本人のみならず、今後の代表の戦いにおいても、必ずやプラスになるはずであった。しかし、当人に必要以上の気負いがあったのか、絶好期に放ったシュートは2本ともネットを揺らすには至らず。後半3分のドリブルからのループシュートはバーを越え、25分の内田のクロスに反応してのヘディングシュートは威力に乏しく、相手DFに難なくクリアされてしまった。試合後は「ワンチャンスを大切にしていかないと」と反省しきりだったが、果たして指揮官はいつまで、香川の真の覚醒(かくせい)を待ち続けるのだろうか。


香川は初キャップのときの輝きをすっかり失ってしまったように見える。動きはいいし、チャンスメイクもうまい。サイドでボールキープもでき、クロスの精度も高い。だが、それだけだ。みずからがフィニッシャーとなったときに彼は上がり症の役者のようにテクニックを忘れてしまう。これではただの上手い選手で彼に代わる選手はJリーグにはゴロゴロいる。香川よりも梅崎や柏木を使ったほうが中盤や前線は活性化するだろう。シリア戦というフレンドリーマッチを考えれば、梅崎、柏木の招集があってもよかったのではないか。

「結果的に3-1(の勝利)で、相手が3バックでサイドがフリーだったことを差し引いても、選手たちはチームが勝つためによく戦ってくれた。ただ、この勝ちが次のカタール戦に対して何も保障するものではないことを、われわれは忘れてはならないと思っています」

結局のところ、試合後の岡田監督のこの言葉が、すべてを言い表していたように思う。何ら歯ごたえが感じられないままに終わった、この日のシリア戦。試合後、にわかに浮上したのが、この試合が本当にカタール戦へのシミュレーションになり得たのか、という疑問である。残念ながら、それは二重の意味で「否」であったと言わざるを得ない。

すなわち、6日後に対戦するカタールは、この日のシリアとは比べものにならないくらいプレッシャーが強く、個の力に優れていること。そして、欧州組とガンバ組が合流すれば、今日チャンスを与えられたメンバーの大半がベンチ、もしくはベンチ外に追いやられるのは間違いないこと。それは、中盤で孤軍奮闘しながらゲームメークしていた中村憲でさえ、決して例外ではないだろう。

極論するなら、このシリア戦の唯一にして最大の目的は「中澤の穴は誰が埋めるのか」――そのための壮大なテストであったとさえ言えよう。だが、こちらについても、100パーセントの確信を得たとは言い難い。

前述のとおり、寺田はけがから復帰間もないため前半で退いたし、後半11分に出場した高木和道は闘莉王との交代であった。寺田と高木、あるいは高木と闘莉王といった組み合わせを試さなかったのは、いくら「組み合わせよりも、選手個人のパフォーマンス」(岡田監督)とはいえ、やはり疑問が残る。そもそも、センターバックのバックアッパーが寺田と高木のみというのも、いささか心もとない。今さらではあるが、北京五輪に出場していた吉田麻也(名古屋)や森重真人(大分)ら、もっと選択肢を広げてもよかったのではないか。もちろん、コロコロ変えるべきポジションではないことは承知している。が、いつまでも中澤と闘莉王に依存しすぎたツケは、想像以上に重い。


そう、この試合はフレンドリーマッチで中澤が怪我で辞退、闘莉王も怪我を抱え、阿部も万全ではないという状態でCBのバックアッパーを試す場であったことは確かだ。勝ち負けは二の次で高木、寺田というコンビを試すべきだった。使えないというのならそれはひとつの答であり、より幅の広い選択肢から中澤、闘莉王の次の世代を見つける必要がある。岡田は2010年までで終わるかもしれないが、日本代表はそのあともずっと続いていく。そのために現在の遺産を食いつぶすだけでは話にならない。

それに中澤はジーコ2006年W杯ドイツ大会で惨敗したあとに代表引退を表明している。後継のCBがいないからと言わざるを得なかったのは坪井が怪我をしたあとにバックアッパーが茂庭しかいないというドイツでのショッキングな出来事にも象徴される、レギュラーの固定化という弊害ではなかったか。

CBはアジアレベルなら通用する選手はたくさんいる。その選手を国際大会で出せるように経験を積ませるべきなのだ。中澤が、闘莉王がいませんでした。すなわち絶対絶命ということでは、ファンとしてはどうなっているのだというしかない。あるいは負けるかもしれないと見なくなるか。

今の日本代表ビジネスはワクワクするようなものではない。W杯で4位以上というのは難しい。それでもその目標に向かって進歩しているのならかまわないのだが、今のままだとまたドイツの痛みをどこかで味わうことになる。

W杯に出られなかったときにサッカーをやっていた人間が感じていた思いを、また思い出さなければ改革というのは進まないのだろうか。あるいはそのときになっても責任問題ばかりで内部紛争がおこるだけなのだろうか。

ラ・シニョーラ、攻撃陣の爆発でジェノアを圧倒!!

Serie A Matchday 12 Juventus 4-1 Genoa @ Olimpico di Torino
Juventus:Grygera 6,Amauri 26,Iaquinta 85,own goal(Papastathopoulos) 92
Genoa:Milito 89(r)



ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 12)

Del PieroAmauri
NedvedMarchionni
TiagoSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 



ジェノアはロッソブルのファーストジャージ。システムは3-4-3。

Genoa (Serie A Matchday 12)
 Milito 
GasbarroniPalladino
RossiPotenza
JuricMotta
CriscitoBiava
 Ferrari 
 Rubinho 


プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

5分、ユーベ先制。右サイドのスローインを入れたグリゲラがデルピエロからの戻しを受けてそのままリゴーレに切れ込み右足でティーロ。GKルビーニョを破ってレッテ。1-0。

スローインを入れたのがグリゲラ。デルピエロが受けてそのままグリゲラがドリブルで切れ込んでゴールに叩き込んだ。素晴らしいレッテ。

カモラネージは怪我は大丈夫だろうか。ベンチでピーナッツか何かを投げ上げて食べてニコニコと笑っている。機嫌はよさそう。マルキオンニが今はキレキレだからポジションを取り戻すのは大変そうだけど。

ユーベはシソコがインクルソーレの仕事をしている。レジスタはチアゴなのだろうけれども。プレーメイカーはネドベドもデルピエロもいるし。インコントリスタというイメージだったシソコがダイナミックに活躍している。すごい運動量だよね。ラフプレーが多いのが欠点なのだけど。

18分、ジェノア。フェッラーリからのロングフィードを左サイドで受けたミリートがドリブルで中に切れ込みながらティーロ。サイドネット。GKマニンガーも反応したけれども強烈なティーロ。

ロングフィード一発から危険な状態に。レグロッターリェとキエッリーニがついていたけれどもつききれず。

パッラディーノもユベントスではあまり出番がなかったけれどもジェノアではウイングの一角として左右にポジションチェンジをしながらいい仕掛けを見せている。もったいないけれども、ユベントスでは彼のポジションにはネドベド、カモラネージ、デルピエロと分厚いからなあ。ベンチというにももったいないし。敵としては嫌らしい。

25分、ユーベ追加点。キエッリーニ、マルキオンニ、アマウリとつないで右サイドのグリゲラに振ってのクロス。リゴーレに飛びこんだアマウリがヘッドでゴール左隅に決めてレッテ。2-0。

キエッリーニのボール奪取から流れるような流れでアマウリが高い打点から叩き込んだ。彼もようやくピントが合ってきたみたいでティーロが枠に飛ぶようになってきた。枠を外して天を仰ぐことが多かったからね。

30分、ジェノア。パッラディーノからのクロスのこぼれをユリッチが左サイドのガスバッローニに振ってのクロス。GKマニンガーが叩き落としたところにミリートが合わせるが空振り。ユーベがクリア。

左サイドのポテンツァ、パッラディーノがキープしてのクロス。こぼれ球もユリッチが支配とジェノアがユーベゴールを包囲してのアタック。ミリートの位置がフォリジョーコかどうかはわからないけれども、当たっていればわからなかった。

37分、ユーベ。チアゴ、シソコ、デルピエロとつないで左サイドから飛びこんできたモリナーロへ。GKルビーニョを左足のティーロで抜いたもののクリシートがクリア。

流れるようなパスワークでジェノアの守備網を切り裂いての決定機。モリナーロが一瞬ためらわなければ決定的な3点目だったかもしれない。

アディショナルタイムは1分。

ジェノアが攻勢をかけたもののプリマ・テンポはこのまま終了。2-0とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはユーベ52.6%、ジェノア47.4%、ショッツオンゴールはユーベ2、ジェノア0、ショッツワイドはユーベ3、ジェノア4、ブロックされたシュートはユーベ3、ジェノア0。

45分、ジェノア。ガスバッローニに代えてスクッリを投入。

セコンド・テンポ。ジェノアのキックオフ。

ジェノアが開始早々から怒濤のアタック。ユーベはゲームをクローズするつもりなのか若干引き気味に。

49分、ジェノア。右サイドのポテンツァから前線のミリートに。ミリートからのクロスにパッラディーノが合わせるがブロックが入ってゴール左へ。

本当に敵に回すと厄介なプレーヤー。前線のどこにでも現れるし、こぼれ球を拾っているような気がする。

52分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。モリナーロのボールにグリゲラがヘッドを合わせるがGKルビーニョがキャッチ。

ピンポイントでグリゲラがヘッドで叩いたがルビーニョの正面。ジャストミートでも正面では難しい。

ユーベはカモラネージがアップ中。そろそろサイドで復活かなあ。マルキオンニもいいプレーをしているからね。昨シーズンはカモラネージ不在のときにパッラディーノ、ヤクインタ、サリハミジッチで回していたからね。スペシャリストがふたりというのは心強い。

56分、ジェノア。ネドベドへのファールでモッタにカルテリーノ・ジャッロ。

60分、ジェノア。ポテンツァに代えてボッケッティを投入。

64分、ジェノア。チアゴとの争いを制してボールを持ったモッタからユリッチ、右サイドのスクッリにつないでのティーロ。サイドネットに突き刺さる。

シソコのミスパスが目立ち、チアゴが上手くコントロールできない。そこをモッタに突かれて一瞬でビッグチャンスに。スクッリも元ユーベだし、期するものはあるのだろうなあ。

68分、ユーベ。マルキオンニに代えてカモラネージを投入。

マルキオンニには場内から拍手。カモラネージもパフォーマンスが戻っていなければまたベンチに逆戻りだからね。いいパフォーマンスを期待している。

69分、ユーベ。ゴール正面左からのプニツィオーネ。デルピエロが直接狙うがわずかにゴール右に外れる。

左側は壁で固められて狙うところがなかった。右隅はあまりにもタイトすぎた。

ユーベはどうやらクローズに向かっているようだ。デルピエロが持ち上がっても両サイドは上がっていかない。リスクをとらない戦術。残り12分で2点リードなら当然の戦略か。

79分、ジェノア。ビアーバに代えてパパスタソプロスを投入。

負傷による交代。

カモラネージは十分に切れている。あとは試合勘かな。守備では貢献しているし、ワンタッチパスもあって8割は戻ってきている感じ。

81分、ユーベ。左サイドを駆け上がったモリナーロのクロス。ジェノアDFがキープしたもののバックパスはアマウリの足下に。アマウリからデルピエロに戻してのティーロはGKルビーニョが弾き出してアンゴロ。

モリナーロの長い距離のドリブルからのクロス。精度は今ひとつだったが、こぼれ球を奪ったアマウリからデルピエロへの理想的な戻し。GKルビーニョの反応を褒めるしかない。

83分、ジェノア。デルピエロをファールで止めたロッシにカルテリーノ・ジャッロ。

84分、ユーベ。アマウリに代えてヤクインタを投入。

今日はアマウリもレッテがあったからね。交代にも機嫌がよさそう。

84分、ユーベ追加点。レグロッターリェからのパスをデルピエロがワンタッチで前線へ。抜けだしたヤクインタが落ち着いてGKルビーニョの逆を突いて右足でゴール右隅に決めてレッテ。3-0。

交代後わずか50秒でのレッテ。ヤクインタは強運を持っている。ゴールへの嗅覚は素晴らしい。

87分、ユーベ。デルピエロに代えてジョビンコを投入。

今日は2アシスト。場内からも拍手。

87分、ユーベ。右サイドからのアーリークロスをエリア内でレグロッターリェがハンドをとられてリゴーレ。

ヘッドでクリアしようとしたボールが流れて手に当たったという感じ。あれは流してもらえないだろうなあ。こういうところでミスをするのがニコラというところか。

88分、ジェノア追撃。リゴーレ。ミリートが右足でゴール左隅に決めてレッテ。3-1。

GKマニンガーもコースを読んでいたがミリートのティーロの速度が優る。

ネドベドは今日は受難の日。3度も倒されて点を見あげることに。

アディショナルタイムは4分。

91分、ユーベ追加点。ジョビンコからのパスを受けて右サイドを抜けたカモラネージのクロスにニアでクリアしようとしたパパスタソプロスがそのままゴールに押し込んでしまいレッテ。オウンゴールで4-1。

ジョビンコからパスでカモラネージが右サイドを完全に抜けだしてのクロス。高速のクロスにパパスタソプロスはクリアしきれなかった。抜けていればヤクインタがファーにいたからね。

ゲームはこのままタイムアップ。4-1でユーベの勝利。

ボールポゼッションはユーベ46.8%、ジェノア53.2%、ショッツオンゴールはユーベ5、ジェノア1、ショッツワイドはユーベ6、ジェノア7、ブロックされたシュートはユーベ3、ジェノア0。

2008年11月13日木曜日

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2008 Japa vs. Syria 13th November 2008

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2008 Japan 3-1 Syria @ Home's Stadium Kobe
Japan:Nagatomo 3,Tamada 26,Okubo 52
Syria:Al Zeno 78(r)

両国国旗、フェアプレー旗に続いて両国選手の入場。シリア国歌「祖国の守護者よ」の独唱、TASAKIペルーレFC DF池田浩美選手、FW大谷未央選手、DF下小鶴綾選手&兵庫県内(神戸市・西宮市)の小学生による日本国歌「君が代」の合唱。

日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。


Japan (Kirin Challenge Cup 2008 Japa vs. Syria)
 Tamada 
 Tatsuya Tanaka 
OkuboOkazaki
AbeKengo Nakamura
NagatomoUchida
Tulio TanakaTerada
 Kawaguchi 


シリアは赤一色のファーストジャージ。システムは3-4-1-2。

Syria (Kirin Challenge Cup 2008 Japa vs. Syria)
ChaaboRafe
 Al Sayed 
AyanJenyat
AbdullahAl Rashid
DakkaDyab
 Esmaeel 
 Balhous 


前半。日本のキックオフ。

犬飼会長はバックパス禁止という話だったのにいきなりバックパスから入る。川口はフィードは大丈夫なのだっけ。彼はハイボールだけが弱点ではなかった記憶があるのだけど。

2分、日本。左サイドでボールを奪った長友がドリブルで中に切れ込みながらロングで運び、エリア外から右足でシュート。ゴール左隅に決まってゴール。1-0。

いきなり日本は長友の長いドリブリングからのミドルでシリアの守備網を切り裂いた。

6分、日本。右サイドの内田から田中達也にパス。田中達也が右サイドでキープ、内田とのワンツーからマイナスのクロスを受けた玉田がシュート。ゴール左に外れる。

展開の速さからなのか、田中達也のクロスは玉田の足下に入ってしまった。足下では玉田の左足が強烈でも狙いはつけづらい。

15分、シリア。玉田をファールで止めたシャーボにイエローカード。

19分、日本。中村憲剛のCK。ファーで寺田が叩きつけたがゴールラインでDFが弾き、闘莉王のシュートもライン上でシリアが弾き返した。

GKバルフスは完全に抜いたが、シリアはゴールライン上できっちりカバーに入っていた。

23分、日本。右サイドで細かくつなぎ、内田のクロスのこぼれ球を拾った長友からの折り返し。岡崎が合わせるがゴールのはるか上。

長友のクロスが強かったというけれども岡崎が振らなければゴールに突き刺さっていたはず。岡崎は相変わらずシュートが下手だ。

25分、日本追加点。右サイドで岡崎、田中達也、内田と振って中村憲剛に。中村憲剛からの浮き球にファーで左足を合わせた玉田がネットに突き刺してゴール。2-0。

オフサイドぎりぎりで飛び出した玉田が左足を合わせただけでゴール。やっぱり彼はボールコントロールが素晴らしい。

それにしてもテレビ朝日は雑談ばかりでシリアの選手の名前を言わないなあ。

38分にはトラブルになった長友とジェニアトがレフェリーの仲裁で握手。

アディショナルタイムは2分。

前半はこのまま終了。2-0と日本リードで折り返し。

45分、日本。玉田に代えて佐藤寿人、田中達也に代えて香川、寺田に代えて今野を投入。

45分、シリア。シャーボに代えてアルジノ、アルラシドに代えてアルエイトゥニを投入。

後半。シリアのキックオフ。

サイドから攻めろという指示が出ているはずだが、プレスがかからない分、中に入り気味になっている。もうちょっと上からのワイドな映像があればわかるのだが、2列目の3人の幅は狭い。

50分、シリア。イスマイルに代えてアルアミナを投入。

53分、日本。今野のボールキープから右サイドを香川が駆け上がり、エリア内で放して長友に渡してのシュート。GKバルフスがセーブ。

香川のドリブリングでエリア内に切れ込んで外に放してのシュート。それにしてもシリアはまったくプレスがかからない。

54分、日本。中村憲剛のCK。ファーサイドで今野がヘッドを合わせるがGKバルフスがセーブ。

今野がフリーでヘッドを叩きつけるがGKバルフスがビッグセーブ。

55分、日本。闘莉王に代えて高木を投入。

CBのコンビは阿部と高木に。

57分、日本。右サイド内田からのパスでオフサイドラインを破った香川がGKバルフスと1対1になり、ループで頭を越すが大きすぎて枠に入らず。

あそこはループしかないけれど。なぜ枠に飛ばせないかなあ。

58分、日本。アヤンにファールをした内田にイエローカード。

ちょっとタックルが深かった。ボールにいっていたけれどももうひとつの足が足を刈ってしまった。

61分、日本。左サイドをドリブルで上がった長友からのクロスを大久保が右足の爪先でシュート。シリアのDFダッカに当たってコースが変わったボールはそのままゴール。3-0。

長友からのクロスはきっちり大久保のところへ。蹴ればいいというボールに、相手DFに当たってコースが変わるという運も加わってゴール。GKバルフスはコースに入っていたのにね。

63分、シリア。川口にファールをしたラフェにイエローカード。

64分、シリア。バルフスに代えてアルアズハルを投入。

GK同士の交代。出来の問題ではないとは思うけれども。

66分、日本。右サイドでボールをキープした香川からのクロス。相手DFに当たって佐藤寿人のところへ。右足でゴールを狙うがわずかにゴール左に外れる。

佐藤寿人のところにビッグチャンスが来るような巡りなのか。ここは決めなくては。惜しいシュートではレギュラーは勝ち取れない。大久保も詰めていたが動けなかった。

67分、日本。大久保に代えてを投入。

4人のFWを全員投入。シリア相手に3-0とはいえ、そろそろゲームをクローズする準備も必要なのではないか。前がかりになる危険性を考えているのだろうか。

なぜ内田がそこにいるというくらい高い位置に内田がいる。高い位置にいてもかまわないのだけど、香川だったり佐藤寿人だったり岡崎だったりがいるべき場所ではないのか。サイドアタックは両サイドのフルバックはサポートに徹するものでメインの武器ではないぞ。

76分、日本。エリア内で香川がアルアミナが倒してPKの判定。

香川は経験という面では今ひとつ。あそこは倒しても一緒に倒れるとか。そういう狡猾さを見せてほしかった。レフェリーを見てはね。PK?と聞いているようなもの。

77分、シリア。PK。アルジノがGK川口の逆をついて右足で左隅に決めてゴール。3-1。

守護神川口も届かず。ゴール内のボールを持って帰らないというところで勝負に対しては淡泊なのかと思う。

78分、日本。内田に代えて駒野を投入。

80分、シリア。ジェニアトに代えてアルアガを投入。

81分、シリア。岡崎をファールで止めたダッカにイエローカード。

日本はホームでこんなに疲れていてどうする。カタール戦ではアウェイでほとんどの選手が90分走らなければならないというのに。

今の日本はレギュラーと控えの差が大きすぎる。このシリア戦はもっと控え組を使ってもよかったのでは。

アディショナルタイムは1分。

中村憲剛も正直にボールを放り込まなくてもサイドでキープという練習をすればよかったのに。あやうくカウンターを仕掛けられるところだった。

ゲームはこのままタイムアップ。3-1で日本の勝利。前半の出来に比べて後半はかなり落ちたゲームだった。

闘莉王、中村憲剛強行出場へ!! 寺田、高木のコンビでは駄目なのか?

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2008 Japan vs. Syria @ Home's Stadium Kobe 13th November 2008

怪我人続出の日本代表。こういうときに、天皇杯の日程と重ねてまで無理矢理作ったフレンドリーマッチだというのに岡田は新しい選手を試すこともなく、闘莉王と中村憲剛を強行出場させるようだ。

闘莉王&憲剛、シリア戦強行出場へ(日刊スポーツ)

前日11日の練習を途中で切り上げたDF闘莉王(27=浦和)とMF中村憲剛(28=川崎F)が、シリア戦に出場できる見込みとなった。闘莉王は打撲した右ひざに痛みがあり、検査を受けたところ水がたまっていたが「痛いけど大丈夫」と話した。古傷の右足首をひねった中村憲も「痛みはプレーできる程度。よかった」。岡田監督も「2人は全然問題ない」と起用をほのめかしていた。


CBは闘莉王も怪我をしている。中澤、闘莉王のコンビがふたりとも使えない場面もある。日本人CBの層はそれほど薄くはなく、足りないのは国際経験だけ。AFC Champions Leagueで優勝したG大阪の中澤聡太と山口のコンビなど試すべき人材も多いはず(彼らは今回招集はできないが)。今回も寺田と追加招集された高木がいる。彼らふたりのコンビを試すことはフレンドリーマッチでも許されないのか。

レジスタにしてもそう。フレンドリーマッチがあること、怪我人が多いことで25人の招集となったが、遠藤がAFC Champions Leagueで不在となると代役がもう中村憲剛しかいない。こんなことで大丈夫なのかという気がする。

中村憲剛にしても、アジア最終予選になり、遠藤、中村俊輔、長谷部、松井大輔が合流すると出番がなくなってしまう。捻挫くらいの怪我なら出るというだろう。

若い選手を試すという意味で谷口(川崎)、細貝(浦和)らを試すことは出来なかったのか。あるいは阿部にレジスタを任せるという意思はないのか。

この怪我人続出という事態に乗っかったのがテレビ朝日

最終予選カタール戦まであと6日!守備の要・中澤、守護神・楢崎が戦線離脱!さらにエース中村俊輔も負傷。最終予選アウェーのドーハ決戦直前、絶体絶命のピンチを迎えた日本。闘莉王、大久保らが試練の一戦に挑む!


楢崎と中澤が怪我で出られないのは事実、中村俊輔の負傷というのも事実だが、日本代表は限られたスカッドではない。日本人であれば、Jリーグや海外クラブから自由に招集することができる(もちろん本人が辞退することも自由)。彼ら3人が出られないというだけで絶体絶命となるチームはどうなのか。まるで破産寸前でぎりぎりの人数でやっている極貧クラブのようではないか。

テレビ朝日は「絶対に負けられない戦い」など選手を追い込むキャッチコピーを作るのは得意で、絶体絶命というネガティブな言葉で煽るのもその流れだろうが、実はシリア戦は勝っても負けてもかまわないフレンドリーマッチだ。もっとポジティブなコピーを使えなかったのだろうか。

2008年11月12日水曜日

Football Manager 2009の発売まであと3日

Football Manager 2009は11月14日にヨーロッパで発売される。

Football Manager 2009 (PC/Mac)
Football Manager 2009 (PC/Mac)
Sega 2008-11-14
Sales Rank : 6

Average Review star
starStill the best football management game out there
stardemo v slow --jerky -errors everywhere
starFOOTBALL MANAGER 2008

See details at Amazon
by G-Tools


日本でMade in EU版を手に入れるためには、I FEEL GEOOVYで予約して約1週間後ということになる。

予約はこちらから。

Football Manager 2009

I FEEL GEOOVYで紹介されていた動作環境は。

動作環境
OS:Windows XP/Vista
CPU:2GHz
メモリー:1GB
ビデオ:DirectX 8.1 互換
サウンド:DirectX 8.1 互換
HDD:750MB
DVD-ROM ドライブ 4倍速以上

OS:MAC OS 10.4.9
CPU:PowerPC G5/Intel Core Duo 2GHz
メモリー:1GB
HDD:750MB
DVD-ROM ドライブ 4倍速以上


とかなり厳しいものだった。メモリ1GBってうちのPCだとぎりぎりで、完動するかどうかもわからない。といって今から2GBにあげてもXPにそこまで必要なのかというレベル。

しかし、Football Manager 2009のオフィシャルが発表している動作環境は。

The supported hardware requirements for Football Manager 2009 demo and full release are:
PC
OS: Windows XP or Vista
Processor: XP: 1.4GHz or Faster / Vista: 2.0GHz or Faster
Supported Processors: Intel Pentium 4, Intel Core, AMD Athlon
Memory: XP: 512MB RAM / Vista: 1.0GB RAM
Hard Drive Space: 2GB
DVD-Drive: 4x Speed
Video Card: 128MB *Supported Chipsets (see below)
Sound Card: DirectX 9.0c compatible
Directx: Version 9.0c (included)
LAN: TCP/IP compliant
Input: Keyboard, Mouse

*Supported Chipsets - Nvidia FX 5900 Ultra or greater; ATI Radeon 9800 or greater; Intel 82915G/82910GL or greater.
Earlier cards may only display 2D Match Viewer Mode and are not supported. Laptop versions of these chipsets may work but are not supported.

MAC
Intel Processor, OS X 10.5.5, NVIDIA GeForce 7300 / ATI X1600 Radeon, 1GB System RAM


XPなら512MBで済む。それでも重いことは間違いないだろうけれども、ぎりぎりで遊ぶということはしなくてもいいわけだ。まだ、余裕がある中でプレーできる。



ちなみに画像はこんな感じで3Dの要素が入ってきている。2D画面でも画期的だったのに。あの文字情報だけでプレーしていたことを思えばね。



たぶん、これはイギリスで流れているCM。どんどん進歩するFootball Managerシリーズは2年後には実写になっているかもしれないね。パソコンのOSがそのスペックを満たすだけ進化していればという話ではあるのだけれどね。

2008年11月11日火曜日

日本サッカー協会への公開質問状

日本サッカー協会

〒113-8311
東京都文京区サッカー通り(本郷3丁目10番15号)JFAハウス
電話 03-3830-2004(代表) FAX 03-3830-2005



大きな地図で見る

うちのブログは表向きには国盗りカウンターβ版を載せているが、裏ではGoogle推奨の解析カウンターを積んでいる。裏のカウンターは当然管理人であるぼくしか見ることができない。

詳細は言えないが、どこの都市からアクセスしているかくらいは簡単にわかるようになっている。

そして、日本サッカー協会がある文京区からはアクセスがかならずある。

だからといって、日本サッカー協会からアクセスがあるとは言えないが(そこまでは解析では出てこない)、可能性はある。このブログはランキングにも参加していないし、読みに来るとしたらブックマークするか、リンクを辿ってくるか、意識的に探さなければならない。Googleのブログはランダムに飛んできましたということにはならない。

と解析カウンターの話はそこまでにして。

日本サッカー協会の犬飼基昭会長にいくつか質問したいことがある。今話題になっていることが中心なので、回答はニュースというかたちになることは十分にわかっている(この質問を読むにせよ、読まないにせよ、自動的に回答が出るという意味で)。それでも、聞かずにいられないことが3つ。

1.天皇杯でメンバーを落として戦い敗れた大分千葉に制裁を科すという報道があったが、いかなる法的根拠によるものか。

天皇杯主力温存の大分、千葉に処分検討(日刊スポーツ)

日本サッカー協会の犬飼基昭会長は10日、天皇杯全日本選手権4回戦(5日)で主力選手を温存して敗退したJ1大分、千葉に対し、処分を検討する方針を示した。14日の理事会で議論される。

大分は優勝した1日のナビスコ杯決勝から10人、千葉も直近のリーグ戦から7人を入れ替えた。公式試合にベストメンバーで臨むことを定めるJリーグの「最強メンバー規定」は天皇杯には適用されないが、犬飼会長は「規則があるかどうかの話ではない」と厳しい立場で臨む姿勢を示した。処分案として来年の大会出場権や、J1クラブに与えられるシード権のはく奪などを挙げた。


日本は法治国家で、すべてのペナルティは規則に基づいて課せられるものだ。

不敬罪、姦通罪は現在の法律では罰則規定がなく、天皇機関説を読んでいても、不倫をしても法的な刑罰を受けることはない(報道などにより社会的な地位を失うことはある)。世界のサッカーでも何の法的根拠もなくペナルティを課せられたということは近代になってからはないはずだ。電話の盗聴という違法な捜査により発覚したCalciopoliも裁判所で裁かれた。

今回、犬飼会長は天皇杯に「最強メンバー規定」は適用されないにも関わらず、「規則があるかどうかの話ではない」と法的根拠もなく、大分と千葉にペナルティを課そうとしている。このペナルティが課せられたことを不服として大分、千葉が裁判所に処分取り消しを求めて訴訟を起こせば、ほぼ確実に処分取り消しになるはずなのだが、それでも強行する理由は何か。

ルールを守らないという建前すら当てはまらない。ルールそのものがないのだから。それでもペナルティを課すということは、ジャイアンの論理と同じことになる。のび太の癖に生意気だという理由でぶん殴られるほうはたまらない。

それに犬飼会長の出身母体である浦和は昨シーズンにメンバーを落として、愛媛に完敗している。

浦和がJ2愛媛に完敗/天皇杯(日刊スポーツ)

主力メンバー数選手がピッチにいなかった。J連覇をかけた来月1日の横浜FC戦を控え、エースのワシントン、司令塔のポンテ、守護神の都築らを温存。阿部も先発から外れたが、守備陣には闘莉王、坪井、鈴木ら日本代表勢がそろっていた。後半27分からは鈴木に代わって阿部も途中出場。1年間、オシムジャパンの守備を支えた4選手がJ2の攻撃陣に崩された。永井、岡野、山岸ら元代表を含めて代表経験者8人が、J2下位チームになすすべがなかった。

今季の浦和は日本勢初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇を達成したが、その代償はリーグ終盤になって悪影響を及ぼしている。主力選手に疲労がたまり、負傷者が続出してきた。故障を抱える平川、小野、田中達はベンチにも入れなかった。1失点後に反撃に出ようとしたが、中2日で迎える横浜FC戦を考えれば延長戦も避けたかった。闘莉王は「ACLもあったし(愛媛FCとは)試合数が違う。延長で疲れるのも心配だし、中途半端になるとこうなる。でもJ2に負けは許されない。つらいっすね」と苦渋の表情を浮かべた。


大分、千葉にペナルティを課すなら浦和にもペナルティを課さなければ不公平ということになる。そのことはどう考えているのか。今シーズンから会長職だから、以前のことは関係ないと突っぱねるつもりだろうか。

2.秋春シーズン制を急ぐ理由はなにか。雪国の状況をしっかりと考えているのか。

J秋春制移行へ「札幌ドームは人工芝OK」(スポーツニッポン)

日本サッカー協会の北海道地域訪問会議が9日、札幌市内のホテルで開かれ、同協会の犬飼基昭会長(66)は自らが提唱する2010年からのJリーグの秋春シーズン制への移行問題に関し、降雪地対策として人工芝のピッチを認めることや練習場に屋根を設置する際に金銭的援助をする私案を示した。

この日の会議でも、犬飼会長は「サッカーはもともとが冬のスポーツ。興行価値を高めるためには寒い時季に試合をするのが一番」と、欧州同様の秋春制への変更を強調した。この背景には春開幕、年内閉幕の現行日程が日本代表の活動の障害になっていることがある。近年はオフの1、2月にW杯予選などアジアの国際試合が増加。リーグ戦で疲弊したまま、試合に臨む現状があった。


Jリーグ開幕のときを思い出す。ナイターの試合はちょっと風が吹くだけで、スタジアムは恐ろしいほど寒かった。関東でも冬は寒い。一部のサポーターが裸で応援しているから大丈夫というわけではない。

ヨーロッパでも降雪量が多いスカンジナビアはシーズン春秋制を取っている。シーズン秋春制の北限はスコティッシュプレミアくらいか。スコットランドも死ぬほど寒いが、日本サッカー協会は視察をきちんと行っているのだろうか。中村俊輔は寒さが辛いということをコメントしていたのだが。

その中、犬飼会長は「札幌ドームで人工芝の使用を認めればいい」と、ピッチは天然芝でなければならないと定めている現行のJリーグ規約を変更する発言。続いて「練習場に屋根をつければいい。(財源として)totoの助成金を優先的に回すことも検討している」と話した。その上で、犬飼会長は秋春制にした場合に7、8月に涼しい道内で合宿を行うJチームが増加し、経済効果が見込めるとした。さらには2010年からの導入についても「そう言わないと取り組みが具体的にならないからであって、時期にこだわりはない」と柔軟な姿勢も示した。

北海道サッカー協会の出口明副会長(66)は「合宿はメリットと考えていない。サポーターが満足するのがメリット」と慎重論を展開。その一方で「人工芝も進化しているし、前向きなとらえ方をしていきたい」と話した。


人工芝の使用を認めるというのは解決になるだろうか。サッカーをするというだけなら、融雪施設を作るだけでも出来る可能性はある。

しかし、雪が降るとサポーターがスタジアムに来られないという事態が発生する。

東京で10センチの積雪があると、とたんに公共交通網は麻痺してしまう。電車が動かなければ駐車場のキャパに限界があるスタジアムに行くのは難しい。前売りでチケットを買っていたけれども、降雪のためにスタジアムまで行けなかったサポーターに試合は無観客でも開催されたから払い戻しはしないとなると気持ちが離れていかないか。

それに日本はまだスコットランドのように感覚がなくなるような寒さの中でもサッカーを見に行くという宗教的なものには成長していない。

スタジアムまで行くのが大変、見ている間も寒くてたまらない、帰るのも大変。それなら炬燵でみかんを食べながらテレビでという人を連れ出すことも考えるべきではないか。

シーズンをヨーロッパにあわせることは基本的には賛成の立場ではある。しかし、現実的に冬には見に行けないというサポーターがいる。地元密着を謳うJリーグが積雪が少ない地域で開催するというのも理念に反することだろう。

8月開催として12月中旬にいったんウインターブレイク。降雪時期は雪国地方のクラブはアウェイになるように日程調整。2月下旬から再開して6月上旬には閉幕。実質8カ月で日程をどこまで詰め込めるか。

実際に行うとしたらという現地説明会をきちんと開いて、サポーターと意見交換をするべきだと思うがどうだろうか。

3.日本サッカー協会はオシム路線継続ということで岡田武史氏を日本代表監督に招聘したが、彼が脱オシム宣言をしたことに対する責任はどうなっているのか。

オシム監督の後任、岡田氏に要請(日刊スポーツ)

日本協会はこの日、田嶋専務理事、小野技術委員長が会見。同委員長は「(後任には)何人かの名前が挙がったが『岡田さんしかいないだろう』ということで、元監督に託すことにしました」と、岡田氏と正式交渉すると発表した。

当初、後任の候補には浦和オジェック監督らも挙げられていたが、最終的に岡田氏に絞り込まれた。小野委員長は、その理由について(1)オシム監督が築いてきた土台の上に新しい色、個性を積み上げられる(2)強烈なリーダーシップ、求心力を持っている(3)(来年)2月6日(の予選まで)与えられた時間が少ない中でコミュニケーション能力がある、の3点を挙げた。


田嶋専務理事、小野技術委員長はオシム路線を継続することを前提として岡田氏しかいないと判断して交渉を開始している。しかし、岡田氏は3次予選でバーレーンに敗れた直後に脱オシム宣言をして、公約は破られた。

だが、その責任をとった人間は誰ひとりとしていない。川淵会長は名誉会長として残り、田嶋専務理事も小野技術委員長もそのままだ。

日本サッカー協会は一度口にしたことを簡単に破ってもペナルティを課せられないのか。最強メンバー規定のルール内になくてもメンバーを落とした大分、千葉にペナルティを課そうとする強気の姿勢は、なぜファンへの公約を破った身内へと発揮されないのか。

以上、3点。きっちりと明らかにしてもらいたい。

2008年11月10日月曜日

怪我人続出の今こそ新戦力を試すべきでは

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2008 Japan vs. Syria @ Home's Stadium Kobe 13th November 2008

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 4 Qatar vs. Japan @ Al Sadd Club 19th November 2008

日本代表は怪我人続出。岡田監督のせいではないが、岡田が指揮をとった横浜Fマリノスが怪我人続出でぼろぼろになったように、日本代表はJリーグ全体で33クラブもありながら、選手が足りないという状況にある。

選手がいないわけではなく、経験を持った選手がいないということ。ジーコの時代から続く代表選手の固定化の影響で、国際経験がない選手ばかりになってしまったのだ。GKもDFも世界に通用する選手はいる。しかし、岡田は代表キャップを持っている選手しか呼ばない。これでは選手も国際経験を積みようがないではないか。

キリンチャレンジカップ2008 ALL FOR 2010! (11/13vsシリア代表@神戸)
2010FIFAワールドカップ南アフリカアジア地区最終予選(11/19vsカタール代表@カタール)
日本代表 楢﨑正剛選手(名古屋グランパス)が不参加
(日本サッカー協会)

11月13日にホームズスタジアム神戸にて行われるキリンチャレンジカップ2008 ALL FOR 2010 対シリア代表戦及び、2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選(対カタール戦)の日本代表チームに招集されていたGK楢﨑正剛選手(名古屋グランパス)が、ケガのため代表チーム不参加が決まりました。
なお、これに伴う、追加招集選手に関しては、決定次第、後日お知らせします。

【不参加選手】

GK
楢﨑 正剛 (NARAZAKI Seigo) 名古屋グランパス 理由:ケガのため


キリンチャレンジカップ2008 ALL FOR 2010! (11/13vsシリア代表@神戸)
2010FIFAワールドカップ南アフリカアジア地区最終予選(11/19vsカタール代表@カタール)
日本代表 都築 龍太選手(浦和レッズ)を追加招集
(日本サッカー協会)

11月13日にホームズスタジアム神戸にて行われるキリンチャレンジカップ2008 ALL FOR 2010 対シリア代表戦及び、2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選(対カタール戦)の日本代表チームに、GK都築 龍太選手(浦和レッズ)の追加招集が決まりました。

【追加招集選手】

GK 都築 龍太(TSUZUKI Ryota)
1978.04.18  
浦和レッズ   日本代表出場試合 3 被失点2


都築の追加招集にエンゲルス監督は不満顔(デイリースポーツ)

J1浦和のGK都築が9日、日本代表に招集され、15日の天皇杯横浜M戦は代表4人を欠くことになった。エンゲルス監督は「これで4対1になった」と代表招集選手の人数を横浜Mと比べて渋い表情。リーグ戦とともに残された天皇杯のタイトル獲得は、去就問題にも影響を及ぼすだけに「代表と公式戦を一緒にやる(日程)のは、世界にはないね」と日程を批判していた。


楢崎の怪我で都築が追加招集され、天皇杯で主力4人を欠いて戦わなければならなくなった浦和横浜Fマリノスは中澤ひとり(怪我のため辞退)のため、不利だとエンゲルスは嘆いている。

たしかに代表戦と公式戦が重なる日程というのはヨーロッパでは見られないが(2部の日程と重なることはある)、浦和はJリーグ、AFCチャンピオンズリーグナビスコカップの掛け持ちにも耐えられるように選手補強をしたのではなかったか。ナビスコカップは惨敗だったが、他のクラブからみれば、選手層の厚さはうらやましいほどなのだが。

キリンチャレンジカップ2008 ALL FOR 2010! (11/13vsシリア代表@神戸)
2010FIFAワールドカップ南アフリカアジア地区最終予選(11/19vsカタール代表@カタール)
日本代表チーム 中澤 佑二選手(横浜F・マリノス)が不参加
高木 和道選手(清水エスパルス)を追加招集
(日本サッカー協会)

11月13日に行われる『キリンチャレンジカップ2008 ALL FOR 2010!(vsシリア代表)』及び、11月19日に行われる『2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア地区最終予選(vsカタール代表)』の日本代表チームに招集されていたDF中澤佑二選手(横浜F・マリノス)が、ケガのため不参加が決まりました。また、これに伴いDF高木和道選手(清水エスパルス)の追加招集が決まりました。

◇キリンチャレンジカップ2008 ALL FOR 2010!
(11/13 日本代表vsシリア代表@神戸) 日本代表
◇2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア地区最終予選
(11/19カタール代表vs日本代表@カタール)日本代表


不参加選手
DF 中澤 佑二 (NAKAZAWA Yuji)
1978.02.25
横浜F・マリノス 理由:ケガのため

追加招集選手
DF 高木 和道 (TAKAGI Kazumichi)
1980.11.21 188㎝/75㎏
清水エスパルス
国際Aマッチ2試合出場/得点0


どうする代表DF?闘莉王も左足負傷(スポーツニッポン)

横浜の日本代表DF中沢に続き、浦和のDF闘莉王も左すねに負傷したことが判明。8日の札幌戦で痛めたもので、エンゲルス監督は「傷が残っている。ボールがぶつかるだけでも痛いと思う」と、10日に始まる代表合宿への影響を心配した。また、エンゲルス監督は右太腿筋膜炎から復帰間もない田中達についても「達也のベストパフォーマンスを出すには(シリア戦、カタール戦)2試合に90分出す必要はない。それは岡田さんも分かってるはず」と“けん制”した。


さらに闘莉王も怪我。浦和は闘莉王の辞退を真剣に考えるべきだろう。勝敗にほとんど意味がないシリア戦も最終予選のカタール戦もというのではたまらない。岡田は負けることが嫌いで勝つためには怪我人を使うことも厭わない。釘を刺しておく必要はある。

日本代表は勝ち点1は最低条件。選手が怪我で離脱というのは痛いが、岩政(鹿島)、森重(大分)、青山直晃(清水)、古賀()、栗原(横浜Fマリノス)ら経験を積ませれば十分にレギュラークラスになる可能性がある選手はたくさんいる。

彼らを試すこともなく、怪我人ばかりと嘆くのは無策としか言いようがないのではないか。

2008年11月9日日曜日

ラ・シニョーラ、アレとヤクインタのゴールでキエーボを一蹴!!

Serie A Matchday 11 Chievo Verona 0-2 Juventus @ Stadio Bentegodi
Juventus:Del Piero 40,Iaquinta 53



キエーボは黄色に青袖のファーストジャージ。システムは4-3-1-2。

Chievo Verona (Serie A Matchday 11)
 Esposito 
LangellaPellissier
MarcoliniPinzi
Bentivoglio
MantovaniMalagò
YepesMandelli
Sorrentino


ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 11)
IaquintaDel Piero
De CeglieMarchionni
TiagoSissoko
MolinaroMellberg
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 


プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

ネット放送は音すらない。音源を探しているうちにいろんなサイトに飛ばされている。
そんなことをしているうちにモリナーロとキエッリーニにカルテリーノ・ジャッロが出ているし。

途切れ途切れの重い映像を見ているうちにレグロッターリェにもカルテリーノ・ジャッロ。

39分、ユーベ。ゴール正面左からのプニツィオーネ。デルピエロが右足で壁を越えてのティーロをゴール左隅に決めてレッテ。0-1。

このところキレキレのアレ。今日もプニツィオーネを直接ねじこんだ。これで0-1とリード。

アディショナルタイムは1分。

デルピエロの中盤でのキープから前線に抜けだしたシソコにパスが渡るが、チャンスを生かせず。シソコはファール気味に止められて、リベンジしたように見えたけれどもジャッロもロッソもなし。

プリマ・テンポはこのまま終了。0-1とユーベリードで折り返し、

ボールポゼッションはキエーボ37.3%、ユーベ62.7%、ショッツオンゴールはキエーボ0、ユーベ1、ショッツワイドはキエーボ2、ユーベ3。

45分、ユーベ。シソコに代えてエクダルを投入。

シソコがプリマ・テンポの最後に揉めたことをラニエリが考慮したのかなあ。

セコンド・テンポ。キエーボのキックオフ。

48分、キエーボ。エクダルをファールで倒したベンティヴォッリョにカルテリーノ・ジャッロ。

キエーボはランジェッラにもカルテリーノ・ジャッロが出ている。

52分、キエーボ。デ・チェリエのクロスをデルピエロが落とし、ヤクインタに渡ったところでマントヴァーニがハンドの反則でカルテリーノ・ジャッロ。

ユーベにはリゴーレ。

53分、ユーベ追加点。ヤクインタのリゴーレはGKソッレンティーノが弾いたもののリフレクトをヤクインタみずから右足で押し込みレッテ。0-2。

弾いたところまではわかったのだけど。押し込んだ瞬間に跳ね返ってきたから止められたのかと思った。ネットテレビは画像が粗くて駄目だね。リプレイを見るときっちり入っていた。

62分、キエーボ。エスポージトに代えてルシアーノ、ランジェッラに代えてユンコを投入。

ルシアーノというとデル・ネーリ時代に4-2-4システムでフランチェスキーニとともに両翼をになってミラクル・キエーボと言われた頃の選手だね。インテルに行ってどうなったかと思っていたら古巣に戻っていた。

知らないうちにチアゴにカルテリーノ・ジャッロが出ているし。

78分、キエーボ。マルコリーニに代えてダンナを投入。

ダンナは昔キエーボにいたロレンツォ・ダンナとは別人。エマヌエーレ・ダンナというらしい。Wikipediaで調べたけれども血縁関係があるのかはわからなかった。

82分、キエーボ。カウンターから右サイドを駆け上がったダンナからのクロスにペリシエが飛びこむがゴール左に外れる。

これは決定的な場面。完全にペリシエが抜けただけに決められたと思ったけれど。枠へは飛ばなかった。

83分、ユーベ。チアゴに代えてグリゲラを投入。

グリゲラはライトバックに。守備を固めてかな。チアゴはジャッロを1枚もらっているし。ベンチにはセンターが出来るカモラネージがいるけれど、万全じゃないのかなって。

ユーベはエクダルにカルテリーノ・ジャッロ。

今日はジャッロが多いなあ。キエーボもユンコがもらっているし。

86分、ユーベ。デルピエロに代えてアマウリを投入。

今日もキレキレだったアレ。ちゃんと仕事をしてお役ご免。

アディショナルタイムは4分。

最後はマルキオンニのアンゴロから右サイドでキープ。グリゲラのクロスをキエーボが跳ね返すがカウンターを止められてタイムアップ。0-2でユーベの勝利。

ボールポゼッションはキエーボ42.3%、ユーベ57.7%、ショッツオンゴールはキエーボ0、ユーベ5、ショッツワイドはキエーボ4、ユーベ3。

ユベントスは勝利で勝ち点3を奪ったものの上位に変動なく、インテルと勝ち点3差の暫定5位タイ。まだ混戦だから、離されないようについていかないとね。

ラ・シニョーラ、キエーボ戦でジョビンコがスタメン入りか

Serie A Matchday 11 Chievo Verona vs. Juventus @ Stadio Bentegodi

キエーボ・ベローナの予想フォーメーションは4-3-2-1。

Chievo Verona (Serie A Matchday 11 Preview)
 Bogdani 
LangellaPellissier
MarcoliniPinzi
Bentivoglio
MantovaniMalagò
YepesMandelli
Sorrentino


ユベントスの予想フォーメーションは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 11 Preview)
Del PieroIaquinta
GiovincoMarchionni
TiagoSissoko
De CeglieGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 


スカパー!での放送はなし。SKYでもMediasetでの放送のマークがついていたから、放映権がとれなかったという問題とは違うと思うけれども。

放送がないという事実は変わらない。

どこかのネット放送で観るしかないなあ。

2008年11月8日土曜日

犬飼発言の矛盾を暴く!!

今季の天皇杯で大量にメンバーを落として敗退した大分千葉に対し、日本サッカー協会の犬飼会長が激怒。来年から天皇杯出場権剥奪の可能性をちらつかせるなど暴走を起こしている。

主力温存に犬飼会長激怒!大分、千葉から来年天皇杯出場権はく奪も(スポーツ報知)

大分は鳥栖戦に、優勝したナビスコ杯決勝(1日)から10人、千葉は直近のJリーグ大宮戦(10月26日)から先発メンバーを7人入れ替えた。Jリーグの公式戦ではベストメンバーで臨む「最強チーム規定」があるが、天皇杯は適用外。ただ「ルールに書いていないのは当たり前だから」と犬飼会長はピシャリ。6日夜に大分・溝畑社長から謝罪の電話を受けたが、怒りは収まらなかった。

「日本で一番、権威のある大会にそのような態度で臨むならば、来年から出場しなくてもいいということでしょう。今後対応を考える」と厳しい態度でクラブの姿勢を問う考え方を明かした。


Jリーグの公式戦にはベストメンバーで臨むという規定があるが、天皇杯については何の拘束もない。罰則がないものに罰を与えるというのは法治国家では許されない。犬飼発言は気に入らないから激怒したというだけの感情論だ。

大分は優勝争いをしており、千葉は残留に向けて頑張っている。天皇杯に勝ってもJリーグで優勝したり、残留できたりするわけではない。それがわからないというのなら今すぐに会長職を辞するべきだろう。

浦和がJ2愛媛に完敗/天皇杯(日刊スポーツ)

主力メンバー数選手がピッチにいなかった。J連覇をかけた来月1日の横浜FC戦を控え、エースのワシントン、司令塔のポンテ、守護神の都築らを温存。阿部も先発から外れたが、守備陣には闘莉王、坪井、鈴木ら日本代表勢がそろっていた。後半27分からは鈴木に代わって阿部も途中出場。1年間、オシムジャパンの守備を支えた4選手がJ2の攻撃陣に崩された。永井、岡野、山岸ら元代表を含めて代表経験者8人が、J2下位チームになすすべがなかった。

今季の浦和は日本勢初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇を達成したが、その代償はリーグ終盤になって悪影響を及ぼしている。主力選手に疲労がたまり、負傷者が続出してきた。故障を抱える平川、小野、田中達はベンチにも入れなかった。1失点後に反撃に出ようとしたが、中2日で迎える横浜FC戦を考えれば延長戦も避けたかった。闘莉王は「ACLもあったし(愛媛FCとは)試合数が違う。延長で疲れるのも心配だし、中途半端になるとこうなる。でもJ2に負けは許されない。つらいっすね」と苦渋の表情を浮かべた。


そして、犬飼会長は浦和出身。その浦和は昨シーズンの愛媛戦でワシントン、ポンテ、都築、阿部を外し、ベストメンバーとは遠いスタメンで戦った。

大分、千葉を天皇杯から放逐するというのなら、まず出身の浦和から手をつけるべきじゃないのか。"先ず隗より始めよ"と言うではないか。浦和もベストメンバー規定ぎりぎりで戦い、敗れたことに言及しないのは型手落ちというべきだろう。

岡田監督の大量招集、犬飼会長は理解示す(サンケイスポーツ)

日本サッカー協会の犬飼会長は7日、日本代表の岡田監督が19日のW杯予選・カタール戦に向けて大量25選手を招集したことについて、「Jリーグもシーズン終盤だし、選手のコンディションをつかみ切れていない部分もあるんじゃないか」と理解を示した。試合に出場できないのに代表遠征に帯同する選手が増えることは、シーズン終盤のJクラブ側には困る面も多いが、協会トップが岡田監督の手法を支持した形だ。


さらに犬飼会長の管轄である日本代表。この通り、コンディションを考えて大量招集を認める判断をしている。

極端な言い方だが、すべてのコンペティションに全力を注ぐべきというのなら、フレンドリーマッチと言えどもキリンチャレンジカップという冠がつくシリア戦にも中村俊輔松井大輔、長谷部誠らを呼ばなければならない。

そういうことをファンが一度でも要求しただろうか。

現実的ではないことをファンは要求しない。優勝、残留がかかっているのに他のことにまで気が回る監督はいない。Jリーグ所属のクラブのスカッドはそれほど余裕があるわけでもない。

監督は現実的な選択をしている。現実的ではないのはJリーグのベストメンバー規定と犬飼会長ではないのか。

2008年11月7日金曜日

日本のサッカーは勘違いをしていたのか

日本のサッカーは個人技では南米にはかなわず、ヨーロッパのフィジカルにもかなわない。しかし、堅固な組織力を作り、マンマークを受け渡すマンツーマンゾーンというやり方で日本代表の成長を促している。のはずだった。

その集大成が浦和であり、日本代表だった。しかし、浦和は何かにがんじがらめにされたかのように動きが悪くなり、日本代表は前線の動きが足りず、得点力不足はやはり個人という話になりつつある。

[外国人監督の方法論] ドラガン・ストイコビッチ&アレックス・ミラー 「超」組織サッカーのススメ。(Number Web)

ドラガン・ストイコビッチとアレックス・ミラー、2人の監督に共通しているのは、チームに組織を植え付けたことだ。しかも、極めて短期間で。

日本のサッカー、Jリーグの特徴は組織力だといわれている。それは確かにそうなのだが、名古屋グランパスとジェフ千葉を見ると、本当にそうなのかという疑問が湧いてくる。

名古屋と千葉は個人能力よりもチームプレーが際立つ、組織力で戦っているチームだ。組織が看板のJの中でも組織力が目立っている。ストイコビッチ監督の名古屋は開幕直後から首位争いを演じ、シーズン途中で就任したミラー監督の千葉は最下位から脱出した。

2人の外国人監督が来て、短期間で組織力が上向いた。他の多くのクラブが、組織力という点で追い抜かれてしまった。そうすると、それまであると思っていた組織力は、実はニセモノだったのかもしれない。

サッカーのピッチ上での組織力とは、簡単にいえば正しいポジショニングである。


そう、サッカーの組織力とはポジショニングであり、プレーエリアを守ることであり、プレーにおけるリスクチャレンジとリスクマネージメントをきちんと理解することでもある。

名古屋千葉はポジショニングがはっきりしているために、選手たちが瞬時のプレーに迷いがない。その分、プレーにスピードが出て相手の守備網を切り裂くことができる。

まだまだミスパスも多いが、今季の名古屋の躍進、千葉の自動降格圏からの脱出は基本のポジショニングを修正しただけで、選手のレベルが変わらなくても強くなったということになる。それはJリーグの他のチームのポジショニングが曖昧で、ちょっとしたプレーで相手のマークのギャップを作ることができたためではないか。

正解はひとつではない。それはサッカーの本質ではある。だが、こと組織(ポジショニング)に関していえば、監督は「正解」を持っていなければならない。

「そこにいてもいいし、こちらも考えられるかもしれない。まあ、結局自分で考えて動きなさい」

これではチームは絶対に組織化されない。選手たちは個々の正解を求めて、ピッチ上をさまようだけだ。

「君はここにいるべきだ」

ストイコビッチとミラーは、そう言える監督なのだ。それは彼らの率いるチームのポジショニング、動きに曖昧さが少ないことに表れている。正解を持つ監督が率いたことで、それまでぼんやりしていたディテールが明確になった。それが組織力の差を生んだ。要は、それまで組織的だと思っていたサッカーが、かなり詰めの甘いものだったことを2人の監督によって浮き彫りにされたのではないだろうか。


かつて中田英寿はプランデッリの戦術が理解できず、パルマからもフィオレンティーナからも放逐された。プランデッリから指示されたポジションは4-2-3-1の2列目右サイド。中央にこだわる中田はモルフェオとのポジションチェンジを申し入れたが運動量が少ないモルフェオとのポジションチェンジを許せば右サイドが薄くなる。そういう説明があったはず。中田はこれを受け入れられず、ローンに出された。

日本代表も同じ。プレーエリアが重なることがよくある。組織力という部分では名古屋や千葉だけではなく、大学生にも劣る部分がある。

「役割が明確なので、ピッチで迷うことがない」(中村直志)

「コンセプトを理解させる力を持っている」(フローデ・ヨンセン)

名古屋の選手たちが口を揃えるのが、ストイコビッチ監督の明確さだ。

ディテールはシンプルなひと言で説明される。シンプルな「正解」の集合体だけが全体の組織力につながっていく。

仲間のポジショニングはわかっているから判断も早い。ここはサイドチェンジ、いまはオーバーラップ……。迷いがなくなり、ミスは減り、リズムと自信が生まれる。


ストイコビッチはもちろんこのポジショニングの問題が入口に過ぎないことはわかっているはずだ。基本的な部分を触っただけでJリーグではジャンプアップしたが、さらにレベルを上げるにはもっと戦術理解をする必要がある。難しいことではなく、さらにシンプルな正解の積み上げをするだろう。

今季の名古屋の強さは徹底的にこのシンプルな正解だけを積み上げていったことにある。名古屋の選手はこの普通のサッカーに自信が持てなかったというが、結果は優勝争いという現実。来年はもっと強くなるだろう。ベンゲルのサッカーを忘れていた名古屋の選手にスタンダードが戻ってきている。

「戦術については話さない」

ミラー監督は、選手にも箝口令を敷いている。だが、ポジショニングの曖昧さが消え、ピッチ上の混乱が収束に向かっていったのは、はっきりとうかがえる。

池田昇平はマークの強いDFで、マンマーク向きだった。しかし、ミラー監督になってからゾーンへの迷いが消え、不動のレギュラーに定着している。ゾーンシステムの国であるイングランドから来た監督の指導で、やるべきことが明確になったからだろう。

個と組織は対立概念のように語られるが、サッカーでは圧倒的に補完関係になるほうが多い。名古屋も千葉も、組織を整えることで選手の迷いが消え、プレーが改善されている。


千葉もオシムのサッカーからの変化があった。オシムの時代にはあれだけ強かった千葉だが、川淵名誉会長の強奪から凋落が始まった。降格もありうるときにやってきたミラーにより、千葉は確実に安定。そして、降格圏からの脱出が見えてきた。

ヨーロッパでもレトロな指導者からモダンサッカーをよく知っている指導者への変更が目立っている。ドイツは外国人指導者が目立って多い。クリンスマンもアメリカでトレーニングメソッドを学んだという意味ではドイツ以外の文化でドイツを強くしたと言っていいだろう。

今のJリーグは昨シーズン強くても今年のシーズンは降格圏ということが目立っていた。その中にストイコビッチやミラーのような世界水準の監督が入ってきて、基本から叩き込んでいる。

彼らのような指導者が増えればまた戦国時代になるだろうが、来季も続投なら名古屋と千葉は確実にもっと強くなる。

それくらい、組織力という力は強いのだ。弱小チームを強くしてしまうほどに。

2008年11月6日木曜日

シリア戦、カタール戦に向けて日本代表メンバー25人を招集!!

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2008 Japan vs. Syria @ Home's Stadium Kobe 13th November 2008

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 4 Qatar vs. Japan @ Al Sadd Club 19th November 2008

キリンチャレンジカップ2008~ALL FOR 2010!(11/13 vsシリア代表 @神戸)
2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選 (11/19 vsカタール代表 @カタール)
日本代表 メンバー
(日本サッカー協会)

GK
 
川口 能活 KAWAGUCHI Yoshikatsu
 1975.08.15 180cm  77kg  
ジュビロ磐田  114 / -103
 
楢﨑 正剛  NARAZAKI Seigo
 1976.04.15 187cm 80kg 
名古屋グランパス 63 / -64
 
川島 永嗣 KAWASHIMA Eiji
 1983.03.20 185cm 80kg 
川崎フロンターレ  1/-1


DF
 寺田 周平  TERADA Shuhei
 1975.06.23 189cm  80kg 
川崎フロンターレ  2 / 0
 中澤 佑二  NAKAZAWA Yuji
 1978.02.25 187cm  78kg 
横浜F・マリノス  82 / 15
 田中 マルクス 闘莉王 TANAKA Marcus Tulio
 1981.04.24 185cm 82kg 
浦和レッズ 17 / 3
 駒野 友一 KOMANO Yuichi
 1981.07.25 172cm 76kg 
ジュビロ磐田 39 / 0  
 阿部 勇樹 ABE Yuki
 1981.09.06 177cm 77kg 
浦和レッズ 32 / 2
 長友 佑都 NAGATOMO Yuto
 1986.09.12 170 cm 65 kg 
FC東京  5 / 0
 
安田 理人 YASUDA Michihiro ※1
 1987.12.20 173cm 65kg 
ガンバ大阪  5 / 0
 内田 篤人 UCHIDA Atsuto
 1988.03.27 176cm 62kg 
鹿島アントラーズ  12 / 1
 

MF
 
中村 俊輔 NAKAMURA Shunsuke ※2
 1978.06.24 178cm 70kg 
セルティック(スコットランド)  81 / 22
 橋本 英郎 HASHIMOTO Hideo ※1
 1979.05.21 173cm 68kg 
ガンバ大阪  6 / 0
 遠藤 保仁 ENDO Yasuhito ※1
 1980.01.28 178cm 75kg 
ガンバ大阪 72 / 7
 
中村 憲剛 NAKAMURA Kengo
 1980.10.31 175 cm 67 kg 
川崎フロンターレ 28 / 3
 
松井 大輔 MATSUI Daisuke ※2
 1981.05.11 175cm 64kg 
サンテティエンヌ(フランス)  12 / 1
 今野 泰幸 KONNO Yasuyuki
 1983.01.25 178cm 73kg 
FC東京 25 / 0
 長谷部 誠 HASEBE Makoto ※2
 1984.01.18 179cm 72kg 
VfLヴォルフスブルク(ドイツ) 15 / 0
 香川 真司 KAGAWA Shinji
 1989.03.17 172cm 63kg 
セレッソ大阪 5 / 1


FW
 
玉田 圭司 TAMADA Keiji
 1980.04.11 173cm 67kg 
名古屋グランパス 51 / 11
 
巻 誠一郎 MAKI Seiichiro
 1980.08.07 184cm 81kg 
ジェフユナイテッド千葉 34 / 8
 
佐藤 寿人 SATO Hisato
 1982.03.12 170cm 68kg 
サンフレッチェ広島  23 / 3
 
大久保 嘉人 OKUBO Yoshito
 1982.06.09 170cm 73kg 
ヴィッセル神戸  31 / 4
 田中 達也 TANAKA Tatsuya
 1982.11.27 167cm 63kg 
浦和レッズ  10 / 1
 岡崎 慎司 OKAZAKI Shinji
 1986.04.16 173cm 70kg 
清水エスパルス  2 / 0

※1:11月12日(水)ACL決勝に出場するガンバ大阪の選手は、11月14日合流予定
※2:海外クラブ所属選手は、カタールにて合流予定


大会概要発表 犬飼会長、岡田監督ら会見
キリンチャレンジカップ2008~ALL FOR 2010!~
(スポーツナビ)

――犬飼会長、ここまで岡田ジャパンの戦いぶりを見ての感想、課題や評価すべき点はどこか? それから岡田監督には、8月に強いウルグアイと対戦して、直後のバーレーン戦でいい戦いができ、今回のシリア戦は「ピッタリの相手」ということだが、カタールと戦う上でどういったところがピッタリなのか、具体的に教えてほしい

犬飼 今の「岡田ジャパン」という代表チームは、途中で監督(オシム)が病気になるというアクシデントがあって、代わりに引き継ぐという難しい状況の中で、最終予選を迎えました。第1戦のバーレーン戦を見る限り、監督の思ったような戦い方ができるようなチームになってきたと思いますし、特に、バーレーン戦での最初3点を入れるところまでは日本代表はすごくいいチームになったなと感じさせられました。あの勢いをさらに進めて完成形にもっていってもらいたいと思います。

岡田 シリアがどういうチームで来てくれるのか、まったく分からない段階ですけど、全然マッチしてない相手なんて言えるわけないので(笑)、これは分かりません。ただ同じ中東のチームということで、ある意味、タイプとしてはしっかりしたディフェンス、速攻、そういうサッカーをやってくれるのではないかと。

われわれとしては、正直に言いますと、(相手が)中東タイプでなくても、それに越したことではないんですけど、大きな問題はなかったわけです。海外組は合流できないので、ここで集まれるメンバーの中で今までのチームのやり方の確認、それとともにやはり層を厚くしていかないと、この予選は戦い抜けないと思っていますから、チャンスでもあると思っています。

ウルグアイ戦のときに関して言うと、あの試合のおかげで新しい発見(=課題)があったわけですけど、今度のシリアとの試合で新しい発見がないことを祈っています。


もうスーパーポジティブとしか言いようがない会見ではあるね。

シリアと対戦して課題が出てこないなんてありえない。大学生とやって敗戦というチームはどう建て直したのだ。ポジショニングとプレーエリアの確認からやり直せといいたい。それができなければ本戦に行っても恥をかくだけだと。

犬飼会長も最後まで岡田続投を明言したようだし、もう間に合わないのかもしれないけれど。

UEFA Champions League Group stage Matchday 4 5th November 2008

UEFA Champions League Group stage Matchday 4

Group E

AaB 2-2 Villarreal @ Aalborg - Aalborg - Denmark
AaB:Curth 54,Due 81
Villarreal:Rossi 41,Guille Franco 75

AaB's Due reward denies Villarreal(uefa.com)

Celtic 1-1 Man. United @ Celtic Park - Glasgow - Scotland
Celtic:McDonald 13
Man. United:Giggs 84

Giggs goal saves United in Glasgow(uefa.com)

Group F

Fiorentina 1-1 Bayern @ Artemio Franchi - Florence - Italy
Fiorentina:Mutu 11
Bayern:Borowski 78

Borowski breaks Viola hearts(uefa.com)

Lyon 2-0 Steaua @ Stade de Gerland - Lyon - France
Lyon:Juninho 44, Réveillère 89

Lyon time it right to end Steaua hopes(uefa.com)

Group G

Arsenal 0-0 Fenerbahçe @ Arsenal Stadium - London - England

Determined Fenerbahçe frustrate Arsenal(uefa.com)

Dynamo Kyiv 1-2 Porto @ Valeri Lobanovskiy - Kiev - Ukraine
Dynamo Kyiv:Milevskiy 21
Porto:Rolando 69,Lucho 90+ 2

Porto stun Dynamo in added time(uefa.com)

Group H

BATE 0-2 Zenit @ Dinamo - Minsk - Belarus
Zenit:Pogrebnyak 34, Danny 90+ 4

Zenit see off determined BATE(uefa.com)

Real Madrid 0-2 Juventus @ Santiago Bernabéu Stadium - Madrid - Spain
Juventus:Del Piero 17,67

Del Piero double takes Juve through(uefa.com)

ライブ放送が終わったばかり。ユーベがサンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーを沈めてグループステージ突破を確定させた。ゼニトが勝ち点4で、ユーベ、マドリーに連勝するとマドリーが勝ち点9までしか伸ばせないため。マドリーの2連勝でもユーベの2位以上は動かない。

マンチェスター・ユナイテッドとビジャレアルはほぼ確定。次節の直接対決でドローなら勝ち抜けが決まる。
セルティックはオールボーに勝ってビジャレアルに2点差をつけて勝った上でビジャレアルが2連敗なら勝ち上がり。オールボーもセルティックに勝利して、ユナイテッドに4点差をつけて勝利した上でユナイテッドが2連敗なら勝ち上がり。

セルティックのほうが可能性はあるか。

リヨンとバイエルンは順調に勝ち点を伸ばし、フィオレンティーナはもう1敗も出来ない状態に。

アーセナルはフェネルバフチェ相手に勝ちきれず。団子状態を作っている。

というライブを終わった時点での雑感。

ラ・シニョーラ、アレのドッピエッタでマドリーを撃破!! ノックアウトラウンドへ!!

UEFA Champions League Group stage Matchday 4 Real Madrid 0-2 Juventus @ Santiago Bernabéu Stadium - Madrid - Spain
Juventus:Del Piero 17,67

レアル・マドリーはエル・ブランコのファーストジャージ。システムは4-1-4-1。


Real Madrid (UEFA Champions League Group H Matchday 4)

 Van Nistelrooy 
DrentheRaúl
GutiSneijder
 Diarra 
MarceloSergio Ramos
HeinzeCannavaro
 Casillas 




ユベントスは金色のセカンドジャージ。システムは4-4-2。


Juventus (UEFA Champions League Group H Matchday 4)

Del PieroAmauri
NedvedMarchionni
TiagoSissoko
MolinaroMellberg
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 




ファースト・ハーフ。ユベントスのキックオフ。

出足はレアル・マドリーにぎこちなさが目立つ。ミスパスで簡単にボールを失ったり、孤立したり。

ユベントスはロングボールでデルピエロ、アマウリにボールが収まり、前線でかたちを作っている。

6分、マドリー。左サイドのマルセロからのクロスのこぼれ球を拾ったグティがシュート。ネドベドに当たったリフレクトを叩くがGKマニンガーがキャッチ。

徐々にマドリーのポゼッションが上がっていく。バックパスをしてブーイングを浴びたりもしていたけれども。さすがにサンティアゴ・ベルナベウでは強い。

ユーベは防戦一方だが、組織的な守備で跳ね返し続けている。GKマニンガーの反応もいい。しかし、こぼれ球が拾えないのは苦しい。

9分、マドリー。コーナーキックのこぼれ球をスナイデルが右サイドからシュート性のクロス。ファン・ニステルロイは触れなかったが強烈に枠に。GKマニンガーが弾き出す。

スナイデルはファーストレグでも危険なシュートを放っている。マニンガーが当たっているならそれでいいのだけど。

16分、ユーベ先制。マルキオンニがグティのパスをカット。前線のデルピエロに。デルピエロはドリブルをしながらカンナバーロをかわして左足でゴール左隅に突き刺してレッテ。0-1。

鮮やかなショートカウンター。デルピエロのドリブルにカンナバーロがコースを切っていたが、そのためにGKカシージャスには左足から放たれたシュートへの反応が遅れたか。グティは追いかけるだけだったし、カンナバーロもプレスには行っていないからなのか。

23分、マドリー。コーナーキック崩れから左サイドでボールを拾ったスナイデルからのクロス。ファーまで抜けてフリーのセルヒオ・ラモスが右足で狙うが枠をとらえられず。

決定的な場面。セルヒオ・ラモスは力が入ったのか吹かしてしまった。

27分、ユーベ。ドレンテをファールで止めたシソコにイエローカード。

またシソコ。彼は冷静になれるのだろうか。こんな早い時間でもらわなくても。

30分、マドリー。メルベリにファールをしたドレンテにイエローカード。

クリアをした後のメルベリにファール。ドレンテも熱くなっている。

33分、ユーベ。ファン・ニステルロイにファールをしたレグロッターリェにイエローカード。

ニコラも体を張っている。ユーベはマドリーに対してポゼッションで負けても自由に持たせないという戦術をとっているようだ。

35分、マドリー。遅延行為でグティにイエローカード。

グティも苛立っている。ファールをしたあとにボールを手で弾きとばしてしまった。

36分、マドリー。グティのドリブリングから前線のファン・ニステルロイにエリア内でDFに挟まれながらもシュートを撃つがわずかに枠の上。

カードをもらってもグティは攻撃に移ると危険だ。一瞬にして前線でチャンスを作り出す。

40分、ユーベ。バイタルエリアでボールを奪ったアマウリがドリブルからエリア内に侵入。シュートを撃つがカンナバーロがブロック。リフレクトをさらにアマウリがシュート。枠をそれたところにチアゴが飛びこむが届かず。

前線に残っていたアマウリがボールカット。そのままショートカウンターで仕掛けるがカンナバーロが戻ってブロック。

スルーパスに抜けだしたドレンテのエリア内の切れ込みをスライディングでボールだけ弾き出したメルベリが負傷でピッチ外に。

アディショナルタイムは2分。

メルベリは戻ってきたが足を引きずっている状態。なんとか2分を耐えて前半終了。0-1で折り返し。

ボールポゼッションはマドリー61%、ユーベ39%、ショッツオンゴールはマドリー1、ユーベ1、ショッツワイドはマドリー7、ユーベ0。ブロックされたシュートがマドリー1、ユーベ1。

セカンド・ハーフ。レアル・マドリーのキックオフ。

後半開始早々からマドリーの攻勢が続く。ユーベはボールをキープできず、ミスパスを繰り返してマドリーにチャンスを与えている。

50分、マドリー。ネドベドへのファールでファン・ニステルロイにイエローカード。

エリア内でキエッリーニに体をぶつけられて倒されたプレーに笛が吹かれなかったことで、スペインの放送局が繰り返し映像を流している。直後にラウールが倒されたシーンも繰り返している。

やはりポゼッションとなるとマドリーが上。ユーベはトラップのこぼれをことごとく狙われている。パスも苦しくなって出す場面が多く、ミスが多い。

ユーベは本当にボールが拾えない。簡単にマドリーに奪われて前線サイドでチャンスを作られている。

64分、マドリー。スナイデルに代えてイグアインを投入。

司令塔のスナイデルを下げてイグアインの投入。ボールキープをしてゲームを作っていたのがスナイデルだけにどう影響するか。

66分、ユーベ追加点。ゴール正面左からのFK。デルピエロが右足でゴール左隅に決めてレッテ。0-2。

壁の左端にはキエッリーニが入っていて蹴る瞬間にコースを空けた。GKカシージャスは右に重心を移しており、逆サイドに一歩も動けず。

69分、マドリー。左サイドのドレンテのキープ。メルベリ、マルキオンニの間を抜いてのクロスにファーでイグアインが飛びこむが枠には飛ばず。

ドレンテに完全に抜かれた。ふたりもついていて間をぶち抜かれていくとは。

マドリーはファン・ニステルロイのシュートをブロックしたレグロッターリェのハンドをアピールするが、右手は体につけていたし、あれはハンドじゃないね。スペインの放送局らしく何度も流しているけれども。

ポゼッションはまだまだマドリーなのだけど、スナイデルがいなくなってためがなくなり、ユーベが持てる時間も増えてきた。

77分、ユーベ。審判への異議でメルベリにイエローカード。

ドレンテのパスがメルベリの顔面に当たっただけなのだけど。ハンドと判定されたようだ。

81分、マドリー。ファン・ニステルロイに代えてファン・デル・ファールト、エインセに代えてサビオラを投入。

マドリーはDFを1枚削って超攻撃的な布陣に。前線にドレンテ、サビオラ、イグアイン、ラウールがいて、その後ろにファン・デル・ファールトとグティか。

82分、ユーベ。アマウリに代えてヤクインタを投入。

アマウリは徐々にフィットしている。大切な戦力だけれども今日はアレのほうがキープ出来る。

86分、ユーベ。左サイドでボールを受けたヤクインタがエリア内のデルピエロの足下にパス。デルピエロが体を反転させながら左足で狙うがわずかにゴール右に外れる。

ユーベのビッグチャンス。マドリーが攻めあぐんでいる間に少ないチャンスを生かすべく頑張っている。入っていれば決定的な3点目だった。

90分、マドリー。ゴール正面左からのFK。ファン・デル・ファールトが狙うが壁にぶつけてしまう。

可能性のないキックだった。軽く蹴ってという感じで。

アディショナルタイムは3分。

91分、マドリー。ファン・デル・ファールトのCKからディアッラがヘッドを合わせるがGKマニンガーがキャッチ。

マニンガーは本当に安定している。彼がこれだけやれるとは思わなかった。

92分、ユーベ。デルピエロに代えてデ・チェリエを投入。

デルピエロはドッピエッタの活躍。少ないチャンスでレアル・マドリーの息の根を止めた。

ゲームはこのままタイムアップ。0-2でユーベの勝利。

ボールポゼッションはマドリー60%、ユーベ40%、ショッツオンゴールはマドリー3、ユーベ3、ショッツワイドはマドリー10、ユーベ2、ブロックされたシュートはマドリー4、ユーベ1。

ゼニトボリソフに0-2で勝利したが、ゼニトがユーベに並ぶためにはマドリー撃破が条件のため、マドリー、ゼニトどちらかがユーベに届かないことが確定したため、ユーベのノックアウトラウンド進出が確定した。

おめでとう、ユーベ。

2008年11月5日水曜日

UEFA Champions League Group stage Matchday 4 4th November 2008

UEFA Champions League Group stage Matchday 4

Group A

CFR Cluj 1-2 Bordeaux @ CFR - Cluj-napoca - Romania
CFR Cluj:Dani 9
Bordeaux:Gourcuff 6,Wendel 38

Wendel winner gets Bordeaux buzzing(uefa.com)

Roma 3-1 Chelsea @ Stadio Olimpico - Rome - Italy
Roma:Panucci 34,Vučinić 48,58
Chelsea:Terry 75

Vučinić reigns as Roma reel in Chelsea(uefa.com)

Group B

Anorthosis 3-3 Internazionale @ GSP - Nicosia - Cyprus
Anorthosis:Bardon 31,Panagi 45+ 1,Frousos 50
Internazionale:Balotelli 13,Materazzi 44,Cruz 80

Cruz comes to Inter's rescue in Cyprus(uefa.com)

Bremen 0-3 Panathinaikos @ Weserstadion - Bremen - Germany
Panathinaikos:Mantzios 58,Karagounis 70,Tziolis 83

Panathinaikos too strong for Bremen(uefa.com)

Group C

Sporting 1-0 Shakhtar @ José Alvalade - Lisbon - Portugal
Sporting:Derlei 73

Derlei sparks Sporting celebrations(uefa.com)

Barcelona 1-1 Basel @ Camp Nou - Barcelona - Spain
Barcelona:Messi 62
Basel:Derdiyok 82

Barça through despite Derdiyok strike(uefa.com)

Group D

Liverpool 1-1 Atlético @ Anfield - Liverpool - England
Liverpool:Gerrard 90+ 5(pen)
Atlético:Maxi Rodríguez 37

Gerrard on the spot to save Liverpool(uefa.com)

Marseille 3-0 PSV @ Vélodrome - Marseille - France
Marseille:Koné 30,Niang 63,71

Ben Arfa inspires Marseille success(uefa.com)

バルセロナとスポルティングがノックアウトラウンドへの勝ち抜けを決めた。チェルシーは不調のローマに完敗でノックアウトラウンド進出は次節以降に。リバプールとアトレティコ・マドリーはまたもやドロー。ブレーメンはまた星を落とし、アノルソシスはインテルを相手に勝ち点をあげて団子レースを形成している。

という雑感。

バルセロナ×バーゼルしか見ていなくて、バルセロナは相変わらず遅攻であれだけゲームを支配しながらゴールが割れないなあという印象だった。メッシの仕掛けとボージャンの仕掛け以外にゴールの予感がないというか、それしか戦術がないようにも見える。

弱きをくじくというかたちもできず。1位抜けのために抜け出すことはできなかった。スポルティングと1ポイント差。1強3弱と言われた中でこれでは。。。

アメリカ大統領選挙の速報にチャンネルを変えて、そんなこと。日本の選挙は開始1分でほとんどわかってしまうけれど、それはひどいなあという感想だったりするけれども。

2008年11月4日火曜日

大分はナビスコカップ優勝の歓喜の直後にスポンサー逮捕の失望!!

大分トリニータのスポンサーのひとつにトライバルキックスがある。大分のスポンサーサイトからは消えているが、小室哲哉容疑者が奥さんのKEIKO(KCO)さんが大分出身であることからトライバルキックスという芸能事務所を通じてスポンサーになっていた。

小室哲哉容疑者:5億円詐欺で逮捕…容疑認める 大阪地検(毎日新聞)

楽曲の著作権を譲渡すると偽り、兵庫県内の投資家の男性から5億円をだまし取ったとして、大阪地検特捜部は4日、音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)と取引の関係者2人の計3人を詐欺容疑で逮捕した。特捜部は、小室容疑者が「音楽配信ビジネスをしたい」という男性の意向につけこみ、事業失敗などによる借金返済のために著作権譲渡を持ちかけたとみており、取引の経緯などを調べている。

他に逮捕されたのは、小室容疑者が役員を務めるイベント企画会社「トライバルキックス」社長、平根昭彦(45)=東京都港区▽広告会社の実質経営者、木村隆(56)=同中野区=の両容疑者。3人とも容疑を認め、小室容疑者は「弁解することはない。被害者には大変申し訳ないことをして深く反省している。刑事責任を取る覚悟はあり、被害弁償をしたい」と供述しているという。


TBSは昼の情報番組ピンポン!の中ですぐにばれるような詐欺と報道したが、それに引っかかってしまった兵庫県内の投資家の男性を間接的に馬鹿にしてしまったことになる。相変わらずニュースに関する意識の民度は低いらしい。

小室哲哉容疑者:J1大分のスポンサー料滞納し分割払い(毎日新聞)

小室哲哉容疑者を巡っては、関連する会社「トライバルキックス」が、1日のサッカー・ヤマザキナビスコ杯で初優勝を果たしたJ1大分トリニータのスポンサーとなりながら、スポンサー料7000万円を滞納していたことも05年に判明している。


大分はただでさえ、資金難でメインスポンサーだったMARUHANがパチンコ産業ということでJリーグの内規に引っかかり、スポンサーから降りざるを得なくなっている。そのなかでスポンサーのひとつが7000万円も滞納。分割払いをしなければならないという状況は辛いことではあるだろう。

しかも、支払われたお金は詐欺で手に入れた5億円から払われているかもしれないのだ。

大分フットボールクラブの古沢進二広報部長によると、滞納問題発覚後、同クラブは小室容疑者側と協議し、滞納分は毎月、分割で支払われることになった。その後も毎月、滞りなく支払われているという。

古沢部長は「メーンスポンサーになってくれたときは大変ありがたかった。それがなかったら、トリニータもなかったかもしれない。今後、スポンサー料が支払われるか心配だ。トリニータも小室容疑者もお互い夢を提供する立場にあり、そういう面でも逮捕は残念だ」と話している。


小室哲哉容疑者の逮捕は夢を提供する立場としては残念の一言につきる。それは同情する。

しかし、スポンサーサイトから名前を削除し、犯罪で稼いだお金かもしれない残りのお金をさらにもらおうというのはどうかと思う。滞納金の7000万円は大きいし、これからの運営にも差し障るだろうが、諦めてトライバルキックスと縁を切ったほうがいい。

大分は凋落傾向にあった小室容疑者とは違ってこれから上昇していくクラブ。提携するとしてもすべての問題が片づいてからでいいのではないか。

2008年11月3日月曜日

ラグビー・リーグ・ワールドカップ 2008

ラグビーにはラグビー・ユニオンと呼ばれるものと、ラグビー・リーグと呼ばれるものがある。
日本でよく知られているものはラグビー・ユニオンでトップリーグや大学ラグビーがよく行われている。

一方のラグビー・リーグはちょっとルールが違う。今年の春にイングランド出身の英会話の先生に教わるまでまったく知らなかったのだが、同じラグビーと言っても感覚としてアメリカン・フットボールに近いものだ。

ゲームのルール(日本ラグビーリーグ協会)

イントロダクション

ラグビーリーグは、一般的に日本で知られている15人制ラグビー、いわゆるラグビーユニオンとは異なる。1チームは13人で構成され、スクラムの押し合いやラック、モールはない。タックルで倒された場所をポイントにして、防御側は6回の攻撃の中でトライしなければならず、トライできないときは、ボールを蹴って、攻撃権を相手チームに渡す。ラグビーユニオンと比べて、試合展開が早く、運動量がとても多いスポーツと言えるでしょう。

競技規則抜粋
1.フィールド   
■縦         100M
■横          68M
■インゴール    11M
 クロスバーの上部まで 3M
 ゴールポストの間   5.5M

2.ボール   
■楕円球で長さ27~29cm
■縦周囲73~75cm横周囲58~61cm
■重量 380~440g

3.プレーヤ- 
■1チームは13人以内で編成されグランド内では13人でプレーする。ゲーム中の交代はタッチジャジに脇のオフィシャルに告げ自由に交代できる。(ただし1チームの1試合における交代は12回までである。)
■プレーヤーは通常ジャージ、ショーツ、ストキング及びスパイクを着用する。また、固い材質でないプロテクターの使用が認められる。

4.競技方法 
■競技の目的は、トライ、ゴールを奪い相手より多くの得点をすることである。
■試合はキックオフにより開始し、オンサイドのあるプレーヤーはボ-ルを持って走り、パス、キックすることが出来る。また、ボ-ルを持った相手をタックルすることが出来る。

5.得点
■トライ(4点)相手のインゴールにボ-ルをグラウンディングすること。
■ゴール(2点)ゴールポストの間のクロスバーをトライ後のコンバージョンキック、ペナルティーキックよりボ-ルが超えたときに与えられる。
■ドロップゴール(1点)プレー進行中にドロップキックよりゴールポスト間のクロスバーを超えて時に与えられる。
■コンバート(2点)

6.試合時間
■試合時間は、40分ハーフである。
■前後半で陣地を入れ替える

7.競技の開始 キックオフ及びドロップアウト
■キックオフとエンド(敵陣)の選択はコイントスで行われる。コイントスに勝ったチームが陣地を選択し、負けたチームはキックオフを行う。
■前半は開始の権利を持ったチーム、後半はその相手のキックオフで試合を開始する。得点後は得点を取らなかった側のハーフライン中央でのキックオフで開始する。
■次の場合ゴールライン中央からのドロップアウトになる。
(1)守備側が最後にボールを触れデットボ-ルライン・タッチインゴールラインを超えた時。
(2)自陣インゴール内でタッチダウンしたとき。または、タックルされたとき。
(3)自陣インコールから直接に蹴り出したとき。
(4)キックオフのボ-ルがバウンドした後にデッドボ-ルライン・タッチインゴールラインを超えた時。
■次の場合20Mライン中央からのタップオフとなる
(1)攻撃側が最後にボ-ルを触れデッドボ-ルライン・タッチインを超えたとき。
(2)攻撃側がインゴール内で反則を犯したとき。
(3)守備側が自陣インゴール内で相手のキックを直接捕ったとき。

8.タッチ及びタッチインゴール
■ボ-ルまたはボ-ルに触れているプレーヤーがタッチ及びタッチインゴールに触たり超えたときボ-ルはそれぞれタッチ・タッチインゴールとみなす。
■タッチ及びタッチインゴールをまたいでいるプレーヤーはタッチ及びタッチインゴールのプレーヤーとみなす

9.ノックオン及びフォワードパス
■ノックオンとはプレーヤーが手または腕の一部で相手デットボ-ルラインの方向へボ-ルを推し進め落とすこと。
■フォワードパスとはボ-ルを持っているプレーヤーが相手デットボ-ルラインの方向にボ-ルを投げたり、パスすること。
■通常は上記の反則が起こった地点でスクラムが形成されるがノックオン・フォワードパスを故意に行った場合はペナルティーとなる。

10.タックル及びプレーザボ-ル
■次の場合タックルが成立する。
(1)相手に捕まえられ、ボ-ルまたはボ-ルを保持している手・腕が地面に触れたとき。
(2)相手に捕まえられそれ以上前進できないとき。
(3)ボ-ルを保持して地面に倒れているプレーヤーに対し相手が手を体の上に置いた時
■ボ-ルを保持しているチームは5回連続してタックルを受けプレーザボ-ルすることが出来る。6回目にタックルを受けたら相手にボ-ルを手渡さなければいけない。
■プレーザボ-ルはタックルされたプレーヤーが立ち上がり、相手ゴールラインの方向に向き、足の前にボ-ルを置いて後方へ足掻くこと(ヒール)で始められる。その後ろにアクティングハーフとして一人立つことが出来る。
■相手(マーカー)は直ちに、プレーザボ-ルするプレーヤーの前に立つことができる。また、その後ろにも一人立つことが出来る。
■プレーザボ-ルに参加していないプレーヤーはボ-ルの位置から(1)ボールを保持している側に5m、(2)相手側は10m以上後退しなくてはいかない。

11.スクラム
■スクラムはキックオフ、ドロップアウト、ペナルティーキック、プレーザボ-ル以外のプレー再開のときに形成される。
■スクラムは、ゴールラインの10メーター以内、タッチラインから20メーター以内では行われない。
■両チームそれぞれ6人でスクラムを形成する。
■反則を犯していない側がプットイン、ルーズヘットを得る。スクラムハーフはレフリーの立っている側からボールを両手で真直ぐに転がし入れる。
■相手スクラムハーフは、スクラムを形成している一番後ろの味方プレーヤーより後方、他の全てのプレーヤーは一番後ろの味方プレーヤーより5m後退しなくてはいかない。

12.ペナルティーキック
■ペナルティーキックは故意に反則を犯したチーム対して、反則をしなかった相手チームに与えられる。
■ペナルティーキックからゴールはプレースキック、ドロップキックのいずれでも行うことが出来る。
■ペナルティーキックからボ-ルが直接タッチに蹴り出されたら、ボ-ルがタッチを横切ったところから10mインフィールドに入って地点から再びフリーキックが与えられる。

13.オフサイド
プレーヤーは味方インゴールエリアを除いて、最後にボ-ルを触れたり、キックしたり、ボ-ルを保持している味方プレーヤーの前方に位置しているときオフサイドでありプレー参加することはできない。
■オフサイドの解消 - 次の場合プレーヤーはオンサイドとなる。
(1)ボール持った相手が10m動いたとき。
(2)ボールを持った味方がオフサイドプレーヤーの前に出たとき。

14.不行跡
■次の行為は違法であり相手側にペナルティーキックが与えられる。
(1)故意に相手をつまずかせたり、蹴ったり、殴ったりすること。
(2)タックルの時に、肩より上にコンタクトすること。
(3)競技の精神に反するアンフェアなプレー。
(4)ボ-ルを持っていない相手を妨害すること。
■レフリーは不行跡を犯したプレーヤーを退場させたり、5分間、一時退去させることが出来る。

15.レフリー及びタッチジャッジ
■1名のレフリーと2名のタッチジャッジをおく。


ラグビーと決定的に違うのはタックルが成立した時点でプレーが止まること。攻撃側は6回タックルされるまでにトライを挙げなければ、攻撃権が相手に移ること。

だから、ラックはないし、モールもない。スクラムはあるが押し込むことは禁止されている。

日本ではほとんど知られていない競技で、日本に紹介されたのは1993年。1994年には日本代表”サムライズ”が結成されたという。

イングランドはかなり盛んだという話を英会話の先生は言っていたのだけれども。

Australia 52-4 England(Guardian)

実はオーストラリアのほうが強豪だったらしい。かなり気になるので映像を探してみた。



タックルが成立するたびに隊列を整えていたらトライは難しいなと思っていたら、クイックスタートからの仕掛けが中心らしい。かなりスピーディで、初めて見た競技なのだけど。面白そうではある。

といってもルール把握にしばらくかかりそうだけど。

2008年11月2日日曜日

ラ・シニョーラ、アレの芸術的なプニツィオーネとマルキオンニのレッテでローマを一蹴!!

Serie A Matchday 10 Juventus 2-0 Roma @ Olimpico di Torino
Juventus:Del Piero 38 Marchionni 48



ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 10)
Del PieroAmauri
NedvedMarchionni
TiagoSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 


ローマはジャッロロッソのファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Roma (Serie A Matchday 10)
 Baptista 
 Perrotta 
VucinicTaddei
PizarroDe Rossi
RiisePanucci
JuanMexes
 Doni 


プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

まずはユーベのゆったりとしたボール回しから。サイドに振ってのアタックを試みるがローマの守備が比較的ひいていて前線にはスペースがない。

ネドベドのクロス、デルピエロのスルーパスにはわずかにアマウリが届かずで、得点の匂いはあるのだけどまだちょっと遠い。
ピントは徐々にあっているようだけれども。

6分、ローマ。故意のハンドでピサーロにカルテリーノ・ジャッロ。

チアゴのティーロに対してのハンド。手を頭の上に挙げて明らかに故意に止めていた。

7分、ユーベ。ゴール正面左からのプニツィオーネ。デルピエロが直接狙うが壁にぶつけてしまう。

デルピエロのティーロはそのまま壁へ。壁の間を抜くつもりだったか。

12分、ローマ。スローインからバチスタ、タッデイのコンビで右サイドを抜けだしクロス。ユーベがなんとかヴチニッチの前でカット。

危険なプレーだった。直前でカットしなければヴチニッチにフリーで決められるところ。ローマの攻勢が強くなっていく。

14分、ローマ。ネドベドへのファールでパヌッチにカルテリーノ・ジャッロ。

危険なプレー。ローマの当たりが徐々にきつくなっていく。

19分、ローマ。右サイドのパヌッチからのアーリークロスにジュリオ・バチスタが飛びこみティーロ。ユーベはポストに助けられ、何とかアンゴロにクリア。

何でもないはずのパヌッチの前線へのフィードにジュリオ・バチスタが反応。GKマニンガーも反応できないティーロが。ポストが味方でなんとかクリア。

このところずっとローマの攻勢が続く。ユーベは効果的なパスをつなげず、攻撃も単発。

ユーベは少しパスの精度が落ちてきたか。受け手となったシソコのミスも多いし。上手くつながって決定機に近いかたちを作ることもできるのだけど。

32分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。デルピエロがゴール前に上げたボールにキエッリーニがどんぴしゃりでヘッドを叩きつけたもののGKドニの正面。こぼれ球を拾い直して作り直したが最後のキエッリーニのティーロは枠の上。

ユーベは初めてゴールを割る寸前までいったプレー。GKドニを褒めるべきか。地面に叩きつけるヘッドによく反応した。

ユーベの攻勢が戻ってきた。パスはつながり、ゴール前のチャンスも増えていく。

37分、ユーベ先制。ゴール正面左からのプニツィオーネ。デルピエロが右足で美しい軌道のティーロを左隅に突き刺してレッテ。GKドニも届かず。1-0。

ようやくローマゴールに突き刺した。本当に美しい軌道で精一杯ジャンプしたドニの右手もまったく届かない位置に突き刺した。

39分、ユーベ。左サイドのモリナーロに振ってのクロスにデルピエロが左足で会わせるが、わずかにゴール左に外れる。

これも決定機。GKドニも反応していたがダイレクトプレーで枠にいっていたらわからなかった。

ユーベはかさに掛かって攻めたいところだが、ローマの守備陣もスペースがありそうできっちり固めている。

44分、ユーベ。カウンター。チアゴのボール奪取からシソコ、マルキオンニ、グリゲラと右サイドに振って、グリゲラが深くえぐってのクロス。アマウリがデ・ロッシと絡んで倒れるが笛はなし。

デ・ロッシが相当に興奮していてレフェリーに慰められていたが、怒りは収まらない感じ。

アディショナルタイムはほどんどなく、プリマ・テンポ終了。1-0とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはユーベ49.9%、ローマ50.1%、ショッツオンゴールはユーベ2、ローマ0、ショッツワイドはユーベ6、ローマ3。

45分、ローマ。タッデイに代えてメネズを投入。

セコンド・テンポ。ローマのキックオフ。

46分、ユーベ。デルピエロから右サイドのグリゲラに振ってのクロス。アマウリがバイシクルであわせるがGKドニがスーパーセーブ。

シンプルに右サイドに振ってのクロス。アマウリのアクロバティックなティーロによくドニが反応した。

47分、ユーベ追加点。ネドベドからのパスを受けたデルピエロがドリブルで仕掛けながら右サイドから飛びこんできたマルキオンニに放し、マルキオンニがワンタッチでDFをかわすと飛び出してきたGKドニを右足で軽く浮かしてレッテ。2-0。

アマウリのティーロからの作り直し。ネドベドからのボールを受けたデルピエロがアマウリをデコイに使ってマルキオンニに放してのティーロでゴールに突き刺した。

ユーベの攻勢はさらに続く。左サイドのモリナーロのボール奪取が効き、そこから効果的なクロスが入る。前線にはアマウリだけでも彼がきっちり仕事をしてくれる。右サイドへのサイドチェンジも多く、ローマは対応するのに精一杯。

さらにこぼれ球も拾う確率が高くなり、ローマは最終ラインにデ・ロッシが入っているかたちが多くなっている。

57分、ローマ。ピサーロから右サイドのブチニッチに振ってのクロス。ニアでペッロッタがあわせるがジャストミートはできず。デ・ロッシが追うがタッチを割る。

ピサーロのパスで一瞬にしてヴチニッチのサイドが空いたが、クロスに上手くあわず。ユーベはピンチを脱する。

57分、ローマ。パヌッチに代えてシシーニョを投入。

ローマは早くも2枚目の交代。カピターノのマークはパヌッチからデ・ロッシへ。

ローマは前線にロングボールを放り込んでという単調な攻撃。プリマ・テンポはジュリオ・バチスタがキープできていたが今は跳ね返される。

ユーベは効果的なサイドアタックでローマゴールを脅かすがローマも体を張って守り続ける。

ローマはヴチニッチをトップにジュリオ・バチスタを2列目にした模様。あるいは頻繁にポジションチェンジをしているか。

67分、ユーベ。ネドベドのボール奪取からデルピエロがドリブリング。前線のアマウリに渡して反転してのティーロ。GKドニが右手1本で弾き出す。

アマウリの強烈なティーロをよくセーブ。GKドニは神がかっているが、それでも雨霰とユーベが攻撃の手を弛めない。

69分、ローマ。ピサーロに代えてオカカを投入。

ローマは3枚目のカードも切る。ピサーロのパスを捨ててアタックに賭けるか。

73分、ユーベ。アマウリに代えてヤクインタを投入。

ユーベの1枚目のカードはヤクインタ。アマウリは出来がよかったがことごとくGKドニに阻まれた。相性の問題かもしれない。それか、デルピエロは積極的に守備をするけれどもアマウリはそのあたりが足りないか。

ローマはかなりバランスを崩しているので、スペースはかなりある。シシーニョが上がりっぱなしに近い状態なので右サイドは常にカバーが入っている状態。

76分、ユーベ。グリゲラに代えてメルベリを投入。

グリゲラは右サイドの守備だけじゃなく、攻撃参加もあり、最終局面でのティーロもありで大活躍。交代後に左足の太ももの裏を気にしていたのは心配だが。

ユーベは徐々にゲームをクローズさせつつある。残り10分、守りだけでは厳しいのだけれども、ローマの攻撃が前線へのロングボールという単調なものなので対応はやりやすい。

80分、ユーベ。ネドベドに代えてデ・チェリエを投入。

2点のリードがあり、ミッドウィークにあるチャンピオンズリーグアウェイのレアル・マドリー戦に選手を休ませることもできる。アウェイでも勝ち点は獲りたいからね。勝ち抜けが決まるチャンスなのだし。

ローマの今季の低迷は根が深い。昨シーズンまでの魅力的なムービングサッカーは見られなく、前線に放り込むだけ。前線ではことごとく跳ね返されるか、フォリジョーコの網にかかるか。パスをつないで前線にあててキープして2列目以降がゴール前に殺到というかたちは見られない。

やはりトッティがいない関係なのか。

アディショナルタイムは3分。

ユーベは完全にゲームをクローズさせるべくゆったりとしたパス回し。ローマは焦りがあるが、効果的なボールを前線に供給できず。

ゲームはこのままタイムアップ。2-0でユーベの勝利。これで暫定5位までジャンプアップ。

ボールポゼッションはユーベ49.1%、ローマ50.9%、ショッツオンゴールはユーベ6、ローマ0、ショッツワイドはユーベ11、ローマ6。

2008年11月1日土曜日

ラ・シニョーラ、正念場!! 一戦一戦を大事に戦うために

Serie A Matchday 10 Juventus vs. Roma @ Olimpico di Torino

ユベントスは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 10 Preview)
AmauriDel Piero
NedvedMarchionni
TiagoSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 


ローマは4-2-3-1。

Roma (Serie A Matchday 10 Preview)
 Vucinic 
 Perrotta 
MenezTaddei
PizarroDe Rossi
RiisePanucci
JuanMexes
 Doni 


ローマはトッティが怪我で欠場濃厚。

Totti, il ginocchio fa male
Con la Juventus non ci sarà
(La Gazzetta dello Sport)

ローマは今季のカンピオナートで低空飛行、チャンピオンズリーグでも不調とはいえ、ムービングサッカーの基本がある。不調もトッティが機能していないからかもしれず、トップが変われば機能するかもしれない。

そのあたりは油断しないよう、ラニエリも言い聞かせるだろう。ヴチニッチにせよ、バチスタにせよ、ボールをキープさせてしまえば2列目以降の攻撃力はすごいだけに注意が必要。

一方のユーベはきっちり中盤でボールをとって、奪って散らしたい。チアゴが2年目にして戦術理解も高まっており、マルキジオらライバルの出現に眼の色を変えている。この競争原理がうまく働けばユーベの中盤は機能するだろう。

問題があるとすればカードコレクターになりつつあるシソコのプレーか。

今日もナイターの試合で、早く寝なければというところだね。